今回は、糖質50%OFFパスタを使ったキャンプめしレシピです。

キャンプ時には糖質摂取が多くなりがちですが、キャンプだからって糖質を全く気にしない…って訳にはゆきません。糖質50%OFFパスタをアウトドアでも活かしたいものです。
今回は、自分を含めて糖質を気にするキャンパー向けに発売されている、糖質50%OFFパスタ「はごろもCarbOFF」(カーボフ)使って、キャンプ場でもメスティンで簡単に作れる糖質OFFパスタを作ってみます。
糖質大量摂取しがちなキャンプごはんでも糖質OFFが可能
日ごろから過剰な糖質の摂取を制限している、あるいは気にしている方にとってのキャンプの食事は、メニューによっては糖質大量摂取の危険性があります。
例えば、キャンプの定番「カレー&ライス」なんてライスは元より糖質の塊で、通常のお茶碗1杯の白米で70~100gもの糖質を摂取してしまいますし、カレーも市販のルーを使った「とろみ」のあるタイプは糖質たっぷりです。
炭火でジュウジュウ焼いた焼肉を、タレにつけてご飯にワンバンして…なんて、考えるだけでヨダレが出てしまいますが、これもまた、普段以上にバクバク食ってしまいがちです。
での少し気を付けて、肉や野菜をメインにして炭水化物の塊である「主食」をできるだけ抑えれば、アウトドアでも十分に糖質制限が可能です。
特に、メインとなる肉を、Lカルニチンを多く含む羊肉(ラム)にすれば、脂肪燃焼効果も相まって、下手すれば普段の食事より糖質少なく健康的な食事にすることだって可能です。
さらに、アミノ酸やビタミンなどを多く含み、増血効果も期待できる事から女性にもお勧めの肉なんです。融点(脂肪が溶けだす温度)の高い牛肉よりも、融点の低いラム肉の方が体への脂肪の残留が少ないことも大きなメリットです。
「いやいや、そうは言ってもやはり炭水化物を食べないとメシを食った気がしない」なんて方も少なくありませんし、昼食などは手間をかけずにパパっと済ませたいものです。
このブログをご覧いただいている方はご存じかと思いますが自分も炭水化物大好きです。
そんな私がキャンプ場での糖質の摂取しすぎ対策として実践しているのが、糖質OFFパスタ「CarbOFF(カーボフ)」による糖質制限食を1~2回入れる事なんです。
特にキャンプ場へ到着した日のランチと、撤収日のランチは、手早く作れるという理由もあって、パスタにする事が多いのですが、パスタを「CarbOFF」にするだけで、通常のパスタで摂取してしまう糖質を半分にできるって訳です。
はごろもポポロスパCarbOFF(カーボフ)は市販の糖質50%OFFパスタ
「CarbOFF(カーボフ)」なんて知らね~
って方のために簡単に説明しておきますと、「CarbOFF(カーボフ)」は、「はごろもフーズ」から発売されている糖質50%OFFパスタのシリーズです。
スパゲティタイプ(1.4mm、1.6mm)、ショートパスタ(マカロニタイプ)にフジッリ、ペンネ、エルボがあり、料理によって使い分けが可能です。
糖質量は、スパゲティタイプで29.8g/100g当たり、ショートパスタで27.5g/100g当たりとなっており、同社の通常のパスタの糖質量の半分50%となっています。
もちろん、ソースや調理方法によって、もう少し糖質量は増えてしまいますが、CarbOFFからはレトルトのパスタソースも出ているので、これを使えばかなり糖質を抑えた食事が可能になります。
ただ、旨いのかと問われると「ん~~」という感じです。
そういうもの…として食べれば、特にまずいということはないですが、本場と比べると、そんなに美味しいパスタだというわけではありません。
そりゃあ糖質OFFなど小細工していないパスタの方が旨いのは当然だと思いますし、実際、Amazonなどでは「旨くない」との評価も少なくありません。
でも、糖質制限をしている方はご存知かと思いますが、糖質制限した製品ってどれも不思議なくらいマズイんですよね。
「糖質OFF食品は旨くない」という前提でCarbOFFを食べると、充分にパスタかな…と思います。
これで糖質半分で済むなら有難い、私はそう思って愛用しています。
感じ方は人によって違いますので、一概に言えませんが、「味」や「食感」はあまり期待しない方が無難です。あくまでも「これで糖質制限できるなら充分だよ」のレベルと思った方がよいでしょう。
パスタがあまり美味しくない分、ソースや絡める食材などの味をしっかり出す事で全体として美味しく食べられると思います。
CarbOFFはメスティンで水から茹でる~規定時間より短め

CarbOFFをメスティンで茹でる際には、半分に折るとぴったり収まります。
湯から茹でる必要はなく、水から茹でて大丈夫です。
茹で時間は、1.4mmで10~12分ぐらい、1.6mmで15分以上となっていますが、メスティンの蓋をして茹でる事で、茹で時間を気持ち短縮できます。
1.4mmで8~10分ぐらい、1.6mmで12~14分ぐらいでしょうか。茹ではじめの水温にもよりますが、キャンプ場では外気温によって水温が影響されるので臨機応変に茹で時間を調整してください。
熱源は、火力が安定して持続するガスバーナーがおすすめです。焚き火でも茹でられますが、火力が不安定で茹で上がるまでの時間(15分以内)、ずっと同程度の火力を維持しにくいのが難点です。
湯切りは、特にザルなど持参しないので、捨てられる湯をできるだけ切る…って感じで、あまり神経質にならなくて大丈夫です。
逆に調理する際に、自宅キッチンのように手際よくできないので、多少水分が残っていた方が、作業がやりやすいかもしれません。
まずは定番中の定番、問答無用の「ナポリタン」

まずは定番中の定番、「ナポリタン」です^^
特にコツも何もないのですが、自分的には玉ねぎは多め、ケチャップも多めが好きです。
写真の事例では、味付けにケチャップだけでなく、無塩の裏ごしトマトも使っています。色合いがきれいになり、トマト風味が強く出るので好きです。
シャウエッセンを2本乗せていますが、刻んで一緒に炒めてしまうより、そのまま焼いて乗せた方が見栄えもいいですし、食べた時に味が抜けなくてシャウエッセンの旨さを味わうことができます。

調理中は取っ手が邪魔になるので外していますが、食べる時にはあった方がよいです。アルミは熱伝導が良いので熱くて持てません^^;
ナスのミートソースはルーミックが決め手~豚ひき肉100%が好み

ナポリタンの次はミートソース。
あくまで自分の好みですが、牛肉の獣臭さがあまり好きではなくて、焼き肉やステーキなど、牛肉そのものを食べるメニュー以外には豚肉が好きです。今回も豚ひき肉100%のミートソースです。
味のベースは、ルーミックのミートソース。
自分にとっては懐かしい味なんですが、裏ごしトマトを加える事で、ルーミックだけよりも酸味や甘味が加わり美味しくなります。
ガーリックを強めに効かせるとパンチが出ます。

ミートソースとナスの相性の良さはご存知の通りですが、キャンプ場でのミートソース作りはスキレット1つではなかなか大変です。
重いスキレットは振るにしても煽るにしても重労働です^^;
ミートソースを予定している場合には、使い慣れたフライパンを持参した方が良いかもしれません。
Cambelの缶詰を使ったクラムチャウダ・パスタ

キャンベルのクラムチャウダ缶詰を使ったクリーム系のパスタです。
キャンプ場で作るなら、これが一番作りやすいかもしれません。
塩胡椒で調整はしますが、基本は缶詰を掛けるだけですし、その味も保証付きなので、簡単で旨いパスタがアウトドアでも食べられます。
別途、アサリや魚介類を足しても、その分だけ旨さマシマシです。
こってり濃厚なので、冬キャンプ向きですね。

しかも、おあつらえ向きに「ガス缶+バーナー」なんて持っていませんか?
火起こし用にバーナーを持っていたら、是非、表面を炙ってみてください。旨さ倍増です^^
火力が強いのであまり近づけすぎると、あっという間に焦げますので要注意です。
木耳たっぷり自家製にんにく醤油のペペロンチーノ

キャンプ場へ向かう途中の道の駅でみつけた「木耳(きくらげ)」をたっぷり入れた、にんにく醤油のペペロンチーノ。
にんにく醤油はディナーの焼き肉用に持参していた自家製醤油で、乾燥昆布・椎茸と煮切った醤油・味醂・酒に、にんにくを漬け込んだ別名「バカ旨醤油」です。
具材は、シャウエッセン、玉ねぎ、木耳、しめじ。

木耳としめじが、くにゅくにゅ・こりこりといい食感で、ニンニクがビシッと効きつつも、出汁の旨みが出ていてかなり旨いパスタになりました。
辛みはあまり強くなく、メスティン調理だと鷹の爪の辛みをうまく引き出せない部分もありそうです。
レトルトソースだって全然旨い!

こちらは先日のキャンプ時のレトルト・ミートソースのパスタ。

メスティン1号でパスタを茹でつつ、メスティン2号でソース暖め+ゆで卵。
湯切りしたらソースをかけて半熟卵を割り入れるだけ…の簡単調理ですが、自然の中で食べれば何でも旨いんですよね^^
その上、ちゃっかり糖質もOFF出来ればラッキーじゃないかなって思います。
今回は、自分が実践しているキャンプ時の糖質OFFパスタのランチを紹介しました。
特に細かなレシピは載せていませんが、どれもそう難しいパスタではないので、どなたでも作れるはずです。
キャンプだから糖質も大目に見る…のではなく、ガッツリ食べたいキャンプだからこそ、素材に糖質が少ないCarbOFFを使った糖質制限パスタがいいんじゃないでしょうか。
それでは今日はこの辺で。
糖質OFFパスタレシピ(オーマイプラス)
➡ オーマイプラス糖質50%オフパスタ~キャンプ飯でも糖質解禁という訳にはゆかない
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