ポータブル電源・バッテリー

EcoFlow DELTA 1000~EFDELTA・DELTA mini他のDELTAシリーズとスペック比較

EcoFlow DELTAシリーズ ポータブル電源・バッテリー
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今回は、EcoFlow社の新モデル「DELTA 1000」を取り上げます。

KAZ
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2022年8月10日、新モデル『DELTA2』の予約販売が開始となりました。これにより、DELTA1000はフェードアウトするかもしれません(追記しました)。

最新機能を盛り込んだポータブル電源を続々と発表しているEcoFlow社からDELTAシリーズに新たに加わった「DELTA 1000」は、シリーズ最初の大容量・大出力モデル「EFDELTA」とそっくりな外見を持っています。

それもそのはず、「DELTA 1000」はEFDELTAの縮小版とも言えるモデルだからなんです。

容量は1008Whとのことで、8月に登場した882Wh容量の「DELTA mini」との立ち位置の違いや、あえて大差ない容量に新モデルと投入した意味など、気になるところです。

※本稿は広告リンクを掲載しています
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DELTAシリーズ4モデル~MAX・EFDELTA・mini・1000のスペック比較

EFDELTA 1300DELTA 1000DELTA mini
価格139,500円129,800円115,500円
容量1Wh当り110.7円128.8円131.0円
出力1W当り87.2円87.2円82.5円
セル三元素
リチウムイオン
三元素
リチウムイオン
三元素
リチウムイオン
サイクル800サイクル500サイクル800サイクル
スマホ操作
本体サイズ40.0×21.0x27.0cm40.0×21.0x27.0cm37.8×18.4×24.0cm
重量14kg14kg11kg
容量1260Wh1008Wh882Wh
出力(100V)1600W
サージ3100W
1600W
サージ3100W
1400W
サージ2100W
X-Boost〇(1800W)
USB出力USB-A×2
USB-A急速×2
USB-C×2
USB-A×2
USB-A急速×2
USB-C×2
USB-A×2
USB-A急速×1
USB-C×1
シガー出力×1×1×1
DC出力5521端子×2
AC入力X-Stream
充電最大1200W
X-Stream
充電最大1200W
X-Stream
充電最大900W
ソーラー充電
DC入力
保証24か月24か月24か月

EFDELTA、DELTA 1000、DELTA miniの3機種の諸元を比較一覧表にまとめました。

当然、容量や出力が大きくなれば価格も上昇するのは当然ですが、開発時期によって、例えば「スマホ操作」や「DC5521入力端子」「充電サイクル」などの装備や仕様に違いがあります。

「X-Boost」「スマホ操作」や「5521端子」は開発が新しいモデルには搭載され、開発時期によっては装備されていないケースがあります(EcoFlowに問い合わせたところ、例えば5521端子はEFDELTAが発売された2020年6月当時にはあまり注目されていなかったが、その後注目されるようになったので後のモデルでは採用されるようになった…とのことでした)。

こちらは、DELTA miniのスマホ操作画面ですが、ポータブル電源の状態を把握できるだけでなく、50Hz/60Hz切換えなどの操作もスマホから行うことが可能でかなり便利な機能です。

DELTA miniは新世代機能である「スマホ遠隔操作」が可能

また、充電サイクルの回数の違いを見ると、800サイクルのものと、500サイクルのものがありますが、例えば、上位モデルのDELTA MAXには「2000」と「1600」の2タイプがありますが、より上位モデルの「2000」でスマホ操作が可能となっている…といった同機種内でも上位下位で違いをつけているようです。

ちなみに、そうした事から判断すると、「DELTA 1000」は「EFDELTA」(最近ではDELTA 1300と呼称するケースあり)の下位モデルの位置づけと見てよいと思います。

※ X-Boost機能については長くなるのでこちらの別記事をご参照ください。

DELTA 1000の外観・サイズはEFDELTAと同じ~移動が多い人は重量にも要注目

EFDELTAとDELTA miniを比較

EFDELTAとDELTA 1000の外形寸法は「40.0×21.0x27.0cm」で共通、DELTA miniは「37.8×18.4×24.0cm」で、横幅で2.2cm、奥行きで2.6cm、高さで3.0cmの違いがあり、miniというだけあってEFDELTA、DELTA 1000より一回り小ぶりとなっています。

写真で見ても、miniはスリムですし背も低いです。

ちなみにminiと並べているのは「EFDELTA」ですが外形寸法はDELTA 1000も同じです。

注目は重さです。

EFDELTAとDELTA 1000は14kg、miniは11kgです。

「3kgしか違わないんだ」と思うかもしれませんが、例えば、米の2kg袋って持ったことありますか?

まあまあずっしり来る重さですよね、それより1kg分重いと考えると「僅か3kg」ともいえないものがあります。

実際、miniのデモ機を借りて実際に持ってみたのですが、例えば、アルトピアーノと自宅間を移動するさいに、EFDELTAは結構重くてあまり移動させたくないと思うんですが、miniは重くないとは言いませんが、移動が億劫になるほどでもない…といった違いは感じました。

※ DELTA miniの実機レビューはこちら

より大容量・大出力であれば守備範囲は広がるがその分コストがかかる、コスパにも注目!

当然ながら、より大容量であれば使える家電の使用時間や充電する機器端末の数が多くなりますし、より大出力であればより消費電力の大きな家電を使用することができる…という意味で、いわゆる「守備範囲」は大きくなります。

同じ300Wのセラミックヒーターを使っても、882Whの容量のDELTA miniでは2時間弱しか駆動することができませんが、1008WhのDELTA 1000なら3時間20分、1260WhのEFDELTAなら4時間以上使えます。

大容量6,000mAhのスマホを充電する場合には、miniでは40回、1000では46回、EFDELTAでは58回も充電可能になります。

ただ、容量と出力が大きくなればなるほどコストは上がるわけで、1000はminiより14,300円高く、EFDELTAは1000より9,700円割高になります。

しかし、その価格差をどうとらえるかはユーザーによって異なります。9,700円しか違わないなら「1000よりEFDELTAにする」と考えるか、9,700円違うなら「容量は1008Whで十分」と考えるか…です。

また、コストパフォーマンスの面から見た場合、容量1Wh当たりの単価が最も割安なのは110.7円のEFDELTAですが、定格出力1W当たりで見た場合には82.5円のDELTA miniが最も高コスパとなり、さらに、DELTA miniには「X-Boost」機能があるため、最大1800Wまでの消費電力の家電を駆動することができる(その際の出力は1400Wで駆動)ため、さらにコスパは高くなります。

容量のコスパ重視ならEFDELTAを、出力のコスパ重視ならDELTA miniがベストチョイスになりますが、容量・出力いずれも…と考えると、どちらも2番目のコスパとなっているDELTA 1000が平均点では最も高コスパとなるのかもしれません。

言い換えると、DELTA 1000は容量1008Whを確保し1600Wの大出力(※)によって「使える家電の守備範囲」を確保しつつ価格を抑えたハイコストパフォーマンスなポータブル電源ということなんじゃないでしょうか。

選び方としては、 自分個人的に車中泊前提で考えるなら、 「X-Boost」や「スマホ遠隔操作」などの最新機能が不要であれば「DELTA 1000」で不足はないはずです。最新機能が欲しければ「DELTA mini」が選択肢になりそうです。

容量が少し足りない部分はモバイルバッテリーを併用して、スマホ充電やガジェットへの給電をDELTAから外してやれば…と思いますが如何でしょうか。

miniでは容量が足りないということであれば、もう1つ上のクラスの「DELTA MAX 2000」が要求を満たしてくれるのではないでしょうか。1000(129,800円)と2000(242,000円)の差額は112,200円もあり、ちょっと現実味を失う感じですが(笑)。

※ 車内での利用を考えた場合に定格出力が1600Wまであると、電子レンジはもちろん、電気ケトルやコーヒーメーカー、ホットサンドメーカー、IHヒーターなど、電気を食う電熱系も含めてほとんどの家電を使うことが可能です。

サージ(瞬間最大出力)も3100Wまで取ってあり、家電機器の使い初めの大電流(起動電力)にも十分に対応可能です。

もちろん、車内利用ばかりでなく、テント泊のキャンプであっても電気製品を使うことは多くなっていると思いますので、比較的割安なのにハイパフォーマンスという点では、EcoFlow社の他製品はもちろん、他社製品を含めてもかなりアピール力は強いのかな…という印象です。

文中で利用可能時間や充電可能回数は電源の表示容量で計算していますが、「変換ロス」によって、実際に使用できる容量は80%程度となります。

EcoFlow DELTA 1000 容量1008Wh 定格1600W/サージ3100W
created by Rinker
DELTA mini EcoFlow 882Wh 1400W/2100W X-Boost機能 遠隔操作
created by Rinker

DELTA2の登場によりフェードアウトか(追記)

2022年8月10日、EFDELTAの後継機として『DELTA 2』が発売されました。

『DELTA 2』では、リン酸鉄リチウムイオン電池採用で安全性と長寿命(充電サイクル3000回)を手に入れ、エクストラバッテリー採用で最大3,040Whまで容量アップ可能となりました。

EcoFlowの特徴である「X-Stream(急速充電)」「X-Boost(消費電力抑制機能)」「スマホ遠隔操作」など、最新技術は継続採用となっており、EcoFlowの技術の粋を集めたようなモデルとして発売されました。

しかし、本体容量1,024Wh、定格出力1,500W/サージ2,250Wについては後継機という割に、EFDELTAの1,260Wh、1600W/3100Wを下回っており、容量・出力のスペックで見ると、どちらかというと1,008Whの「DELTA 1000」の後継機という印象です。

「DELTA 1000」はすでに公式サイトのラインナップから抜けている一方、「EFDELTA」は後継機であるはずの「DELTA 2」と並んでラインナップ上に掲載されている現状を見ると、やはり「DELTA 1000」の後継と見るのが順当のように感じます。

自ら在庫を持たないスタイルの「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」でもラインナップがありませんが、自社在庫を抱えるAmazonはまだ若干の在庫があるようで、30%OFF等の大きめの値引きをつけてセール対象となっているケースがあります。

また、DELTA miniについても、容量882wh/定格1400W/最大2100Wは『DELTA 2』に近く、セールでの大幅値引きを見るとこのままでフェードアウトするのではないかと感じます。

『DELTA2』の詳細はこちらをご覧ください。

EcoFlow DELTA 1000 容量1008Wh 定格1600W/サージ3100W
created by Rinker
DELTA mini EcoFlow 882Wh 1400W/2100W X-Boost機能 遠隔操作
created by Rinker

現時点でのDELTA1000の値引きは「在庫処分」的要素が強そうです(自社在庫を持つAmazonだけで実施されているため)。容量1,008Whは新型DELTA2(1,024Wh)とほぼ同等ですが、DELTA1000はEFDELTAの小容量版として登場したためX-Boostやスマホ遠隔操作などの最新機能は搭載されていません。出力に関しては「1600W/3100W」で、DELTA2の「1400W/2250W」を上回っているので、最新機能は不要で高出力モデルを安価に購入したい方には狙い目かもしれません。充電サイクルは500回です。
以下の製品ページも公式サイトからアクセスできなくなっています。

それでは今日はこの辺で。


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■ 著者紹介 この記事を書いたのは…
KAZ

当ブログの管理人KAZです。

「喜田宗彦」の筆名でWEBライターをしています。ライター歴は10年超で専業ライターになって7年になります。執筆ジャンルはモバイル通信・格安SIM、iPhone等のガジェット関連、アウトドア・車中泊・車載家電・ポータブル電源や節電関連、アウトドア料理・キャンプめし等です。

本ブログの記事は、実際の体験を中心にライターとしての経験や取材で得た知見、懇意にしてくださるメーカーさんなどから得た知識・情報等を反映した記事を執筆・掲載しています。

また食べることが好きで食べ物関連の記事多めです。特に安くて美味しいものに目がありません。地元グルメやチェンめしも好物です。

2020年3月に購入した小型バンコン「アルトピアーノ」でバンライフに目覚めました。現在は乗り心地改善や車内電化、ポータブル電源による節電に興味があります。

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