車中泊向けポータブル電源~5社24機種バッテリー比較~容量別のベストバイはどれだ?

ecoflow RIVER MAXポータブル電源・充電池
この記事は約38分で読めます。
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今回のテーマはポータブル電源選びです。

アウトドアやキャンプ、車中泊になくてはならないポータブル電源ですが、数多く発売されている各社製品で自分の使途にマッチした正解は果たしてどれなんでしょうか。

スマホやランタンの充電が主ならこれ、家電を使うならこれ…といった具合に、自分の実際の使用体験も踏まえて、使用する家電や使途別にポータブル電源の自分的ベストチョイスを考えてみました。

この記事を読むと、自分にとってのベストチョイスがわかるかもしれません。

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ポータブル電源で種類があり過ぎてどれがいいのか分からないので代表機種をピックアップ!

Amazon を覗くと数えきれないほどのメーカーから多種多様なポータブル電源が発売されていて、どれがいいんだか悪いんだか全然わかりません。

そこで、今回は一度は耳にした事のあるメジャーなメーカー5社の製品で、現時点で購入可能なポータブル電源をピックアップして比較してみました。


機種
メーカー
size/重量
充電
サイクル
容量
1Wh価
保証期間
定格
瞬間
am登録
ACDCUSB
RIVER mini
(EcoFlow)
24.9×14.0x13.3cm
2.8kg
500回210Wh
183.3円
24か月
300W
600W
21/10月
x2x1A:12Wx3
A:28Wx1
C:100Wx1
RIVER
(EcoFlow)
28.8×18.5×19.4cm
5.0kg
800回288Wh
137.5円
24か月
600W
1200W
20/12月
x3x1
DCx2
A:12Wx2
A:28Wx1
C:100Wx1
RIVER MAX
(EcoFlow)
28.8×18.5×25.3cm
7.7kg
800回576Wh
110.76円
24か月
600W
1200W
20/12月
x3x1
DCx2
A:12Wx2
A:28Wx1
C:100Wx1
RIVER PRO
(EcoFlow)
28.9×18.0x23.5cm
7.6kg
800回720Wh
110.83円
24か月
600W
1200W
21/1月
x3x1
DCx2
A:12Wx2
A:28Wx1
C:100Wx1
DELTA mini
(EcoFlow)
37.8×18.4×24.0cm
11kg
800回882Wh
131.0円
24か月
1400W
2100W
21/8月
x5x1
DCx2
A:12Wx2
A:28Wx1
C:100Wx1
DELTA 1000
(EcoFlow)
40.0×21.0x27.0cm
14.0kg
500回1008Wh
128.8円
24か月
1600W
3100W
21/10月
x6x1A:12Wx2
A:18Wx2
C:100Wx1
EFDELTA
(EcoFlow)
40.0×21.0x27.0cm
14.0kg
800回1260Wh
110.7円
24か月
1600W
3100W
20/4月
x6x1A:12Wx2
A:18Wx2
C:100Wx1
DELTA Max 1600
(EcoFlow)
49.7×24.2×30.5cm
22kg
800回1612Wh
116.0円
24か月
2000W
4200W
21/09月
x6x1
DCx2
A:12Wx2
A:18Wx2
C:100Wx2
DELTA Max 2000
(EcoFlow)
49.7×24.2×30.5cm
22kg
800回2016Wh
120.0円
24か月
2000W
4200W
21/09月
x6x1
DCx2
A:12Wx2
A:18Wx2
C:100Wx2
DELTA Pro
(EcoFlow)
63.5×28.5×41.6 cm
45kg
3500回3600Wh
110.9円
24か月
3000W
6000W
未発売
20Ax4
30Ax1
x1
DCx2
他x1
A:12Wx2
A:18Wx2
C:100Wx2
Jackery 240
23.0×13.5×16.0cm
3.2kg
241.9Wh
82.5円
24か月
200W
400W
19/3月
x1x1A:24Wx2
Jackery 400
23.0×13.5×16.0cm
4.1kg
400Wh
112.0円
24か月
200W
400W
19/3月
x1 x1A:12Wx2
Jackery 708
29.97×19.29×19.15
6.8kg
708Wh
112.7円
24か月
500W
1000W
x2x1
DCx1
A:12Wx1
C:15Wx1
QC3.0x1
Jackery 1000
33.2×23.3×24.3cm
10.6kg
1002Wh
139.5円
24か月
1000W
2000W
19/12月
x3x1A:12Wx1
C:15Wx2
QC3.0x1
Jackery 1500
33.5×26.5×25.3cm
16kg
800回1,534Wh
117.2円
24か月
1800W
3600W
21/07月
x3x1A:12Wx2
C:15Wx1
QC3.0x1
機種
メーカー
size/重量
充電
サイクル
容量
1Wh価
保証期間
定格
瞬間
am登録
ACDCUSB
PowerArQ mini
(Smart Tap)
23.0×19.3×19.5cm
3.5kg
346Wh
98.6円
24か月
200W
400W
18/9月
x1x1A:12wx2
PowerAr Q2
(Smart Tap)
29.5×19.5×19.1cm
6.2kg
500Wh
119.6円
24か月
300W
450W
19/8月
x2x1
DCx1
A:12wx4
C:15Wx1
PowerArQ
(Smart Tap)
30.0×24.2×19.3cm
6.0kg
626Wh
105.4円
24か月
300W
500W
19/8月
x1 x1
DCx2
A:12wx3
PowerArQ Pro
(Smart Tap)
33.3×27.3×23.5cm
10.4kg
1002Wh
131.7円
24か月
1000W
2000W
20/11月
x3x1A:12Wx2
C:15Wx2
QC3.0x1
PowerHouse
Ⅱ400
(Anker)
25.5×14.8×13.9cm
4.62kg
388.8Wh
102.4円
18か月
516W
?
20/7月
x1x1
DCx2
A:12Wx3
C:60Wx1
PowerHouse
(Anker)
20.0×16.5×14.5cm
4.2kg
434Wh
114.7円
18か月
200W
?
15/12月
x1x1A:30Wx3
PowerHouse
Ⅱ800
(Anker)
30.0×18.5×20.4cm
8.3kg
778Wh
96.1円
18か月
500W
1000W
20/9月
x2x1
DCx2
A:30Wx4
C:60Wx2
BLUETTI EB70
(MAXOAK)
32.0×21.7×22.2cm
9.7kg
2500回716Wh
110.1円
24か月
700W
1400W
21/11月
x4x1
DCx2
A:15Wx2
C:x2
BLUETTI AC200
(MAXOAK)
42.0×28.0x38.6cm
27.5kg
2500回2000Wh
119.9円
12か月
2000W
4800W
20/11月
x6x1
DCx3
A:15Wx4
C:45Wx1

いきなり面倒くさい「表」ですみません^^;

現在、ある程度「名」が知られていて購入可能なポータブルバッテリーを一覧表にしてみました。

メーカー/シリーズ名で言うと以下の5社6シリーズです。

  • EcoFlow/RIVER(mini・RIVER・RIVER MAX・RIVER PRO)
  • EcoFlow/DELTA(mini・1000・EFDELTA・MAX 1600・MAX 2000・PRO)
  • Jackery(240・400・708・1000・1500)
  • Smart Tap/Power ArQ(PowerArQ mini・ArQ 2・ArQ・ArQ Pro)
  • Anker/Power House(Power House・Ⅱ400・Ⅱ800)
  • MAXOAK/BLUETTI(EB70・AC200)

一時、最も人気を博していた「SUAOKI」製品は、直営オンラインショップでもAmazonでも楽天市場でも購入できない状態になっているので今回は外しました。Suaoki、何があったんでしょうか。

一覧にした項目は

  • 製品名/メーカー/サイズ/重量
  • 価格/充電サイクル
  • 容量/1Whあたりの単価/保証期間
  • 定格出力/瞬間最大出力(サージ)
  • AC出力コンセント数
  • DC出力端子数
  • USB出力端子数

色々なデータを限られたスペースに詰め込んでいるので分かりにくいかもしれませんが、ポータブル電源を購入する際に気になる項目をできるだけ盛り込みました。

製品名・メーカー・サイズ・従量

製品名とメーカーはともかくとして、キャンプや車中泊での使用を前提と考えると、同等容量・性能であればコンパクトなサイズの方が使いやすいはずです。

重量もできるだけ軽い方がいいですが、ある程度のバッテリー容量を持たせようとすれば必然的に大きく重くなるので、飛びぬけて「小型軽量」は期待できません。

充電サイクル

メーカー公表の「充電サイクル」です。バッテリーは充放電(充電と使用)を繰りかえすことで劣化してゆきますが、「充電サイクル」はバッテリーの充放電可能な回数(つまり寿命)を表しています

「充電サイクル」や「バッテリー寿命を延ばす充電方法」などについては、以下の記事に詳しいので参照してください。

【EFDELTA】リチウムイオンバッテリーの寿命~優しい充電方法とは

容量・ 1Whあたり単価・保証期間

容量は、家電などで利用可能なバッテリーの充電容量です。

また≪価格÷容量≫にて「1Whあたりのコスト」を求めており、この数値が小さいほど、充電容量を割安に得られていることになります。

安いもので100円/1Whを切る製品もありますし、高いものでは130円/1Wh程度ですが、例えば500Wh容量のバッテリーを購入する場合、500Wh×差額30円=15,000円もの差額になるので、Wh単価は要チェックです。

保証期間は、其のメーカーがどれほどの期間に渡って製品保証を行うのかで、12か月~24カ月とメーカーによって違いがあります。

定格出力・瞬間最大出力(サージ)・発売日またはAmazon登録日

家電製品の「消費電力」が、ポータブル電源の「定格出力」を超える場合にはその家電を駆動できません。

また、「瞬間最大出力(サージ出力)」は、「起動電力」や「突入電流」などの瞬間的に大電流が流れた際に何Wまでなら耐え得る(そのまま駆動できる)のかを表しています。

家電は、使い初めの一瞬に大きな電力を要する「起動電力」や、突発的に大電流が流れる「突入電流」などへの対応が必要です。瞬間最大出力が小さいと、大電流が流れた際に駆動がストップしまいますので、余力と言う意味で瞬間最大出力も大きい方が安心です。

「発売日またはAmazon登録日」については、バッテリーを購入する際には、どうしても容量と価格に目が行きやすいのですが、その製品が発売からどの程度経過しているのかは、最新のテクノロジーの搭載の面ではやはり新しい製品の方が有利になると考えられます。

AC出力・DC出力・USB出力の端子数

出力端子の数も使い勝手を考えると重要です。

500Wh以下の小~中容量のバッテリーや、定格出力の小さなバッテリーでは、AC100Vコンセントを1つしか装備していないケースが多いですが、確かに、あまり多くない容量・あまり大きくない定格出力で、いくつもコンセントがあっても使えないなら無意味…とも考えられますが、コンセントを繋いでおいて使い分けるような使い方なら、小容量・小出力でも複数のコンセントが必要です。

DCで「×1」(1つだけ搭載)とあるのは、シガーソケットを表します。

USB出力は、「A:」はUSB-Aタイプ、「C:」はUSB-Cタイプを表します。

一覧表掲載のポータブル電源を簡単に解説

ベストチョイスを選ぶ前に、一覧表に掲載したポータブル電源各機種のプロフィールや特徴を簡単に説明しておきます。

RIVERシリーズ/EcoFlow(RIVER mini・RIVER・RIVER MAX・RIVER PRO)

画像出展:EcoFlow

EcoFlow社の「RIVER」シリーズは、2020年後半にクラウドファンディング「Makuake」にて、新開発のポータブル電源「RIVER 600」シリーズとして登場したモデルで、同年12月に、「RIVER」「RIVER MAX」及び「RIVER専用エクストラバッテリー」が正式発売、2021年1月に「RIVER PRO」及び「RIVER Pro専用エクストラバッテリー」が発売となりました。

定格600W/瞬間最大1200Wの出力はシリーズ全モデル共通です。

定格出力を超える消費電力の家電でも、最大1200Wまで動かすことができる「X-Boost」テクノロジーを搭載し、本来動かないはずの家電を600W出力で使用することができます。

また専用アプリを使用することで、スマホ画面から遠隔操作できたり、 「エクストラバッテリー」を装着することで「RIVER」「RIVER PRO」を容量2倍にアップグレードできるなど、従来にない新技術・新機能が盛り込まれています。

例えば、最初は小容量288Whの「RIVER」を購入し、あとから「エクストラバッテリー」を追加購入して、容量2倍の576Whに拡張する事も可能です(最初からエクストラバッテリー付きがRIVER MAX)。

EcoFlow公式サイト

※RIVER シリーズの個別レビューもご覧ください
EcoFlow RIVERはX-Boostやスマホ操作など新機能満載
EcoFlow【RIVER MAX】X-Boost機能が有能!実機最終レビュー
最新 ➡ EcoFlow RIVER mini実機レビュー~スマホ充電やガジェットへの給電に特化

DELTAシリーズ/EcoFlow(DELTA mini・DELTA 1000・EFDELTA・MAX・PRO)

画像出展:EcoFlow

EFDELTAに加えて、2021年8月~9月にかけて3機種の新製品が追加され、DELTAシリーズは5機種6バリエーションになりました。

  • DELTA mini … 容量882Wh、出力1400W/2100W、X-Boost搭載(最大1800W)
  • DELTA 1000 … 容量1,008Wh、出力1600W/3100W
  • EFDELATA … 容量1,260Wh、出力1600W/3100W
  • DELTA MAX 1600 … 容量1,612Wh、出力2000W/4200W、X-Boost搭載(最大2400W)
  • DELTA MAX 2000 … 容量2,016Wh、出力2000W/4200W、X-Boost搭載(最大2400W)
  • DELTA PRO … 容量3,600Wh、出力3,000W/6,000W

先に発売されていた「EFDELTA」の上下に新モデルを投入した形ですが、「mini」「MAX」には「X-Boost」機能が追加され、定格出力以上の消費電力を持つ家電でも駆動可能になっています。

新たに加わったDELTA 1000は、EFDELTAの基本性能の高さはそのままに、容量と価格を抑えた高コスパモデルです。

EFDELTAは筆者も購入して実際に利用していますが、車内やキャンプなどでも、電子レンジや電気ケトルといった大消費電力家電を余裕で駆動させることができます。

重量が14kgと重いのですが、クルマ移動のオートキャンプなら苦にならないはずです。

車中泊を前提に考えるなら、「mini」がスペックが高いわりに価格も抑えめでお勧めですが、アウトドアで家電をよく使用する方には大容量・大出力の「DELTA MAX」も選択肢の1つとなりそうです。

「PRO」については、車中泊やキャンプの場合には数泊以上の長期滞在に向いていますし、防災の観点から、自宅の予備電源としての役割が向いているように思います。

細かなことですが、EcoFlowのポタ電は「ACアダプター」不要でAC100Vコンセントから充電でき、短時間で容量の80%まで高速充電可能な「X-Stream」技術も使い勝手を向上させているポイントです。

EcoFlow公式サイト

※ 個別レビューもご覧ください(DELTAシリーズ)
DELTA 1000登場!EFDELTA・DELTA mini他のDELTAシリーズとスペック比較
DELTA mini(EcoFlow)の最新ポータブル電源を実機レビュー
【EFDELTA】車内で電子レンジが楽々使える!大容量×大出力の最強ポータブル電源

Jackery(240/400/708/1000/1500)

画像出展:Jackery

ポータブル電源といえば「これ」と言うような特徴的な「オレンジ色」の電源がJackery(ジャクリー)です。

それぞれ、品番が充電容量を表しているので分かりやすいのが特徴です。

EcoFlowの製品に比べると、内容もデザインもオーソドックスで突出した部分はないけれど、安定した製品といった印象です。

特に値下げされた「240」は、1Whあたりのコストが82.5円と抜群の割安感があり、容量と出力の数値が納得できるならコスパのよい買い物ができます。

ただ、発売が全て2019年で決して最新鋭と言う訳ではない点は意識しておいた方がよいかもしれません。「240」「400」で丸2年、「700」で1年9カ月、最新の「1000」でも1年2カ月が経過しています。

シリーズ最大の「1500」は2021年に発売となった最新鋭機で、昨今の大容量・大出力化に対応したモデルです。

Jackeryのポタ電は、出力端子が少な目なのが気になる点ですが、すべてのスイッチ・出力入力端子が集中しており、前面パネルだけで全ての操作が可能な点は高評価だと思います。

入力は、AC・DC・ソーラーの3系統です。AC100V充電・DC走行充電・ソーラー充電が可能です。

最新の1500はより一層の高速充電など、最新の機能を搭載して登場しています。

Jackery公式サイト

Jackery 1500~容量1500Wh超×定格1800Wの大容量大出力ポータブル電源

PowerArQシリーズ/SmartTap(PowerArQ mini・ArQ 2・ArQ・ArQ Pro)

画像出展:PowerArQ

角が丸められたデザインで小さく見えますが、実は、Jackeryより気持ち大きめのサイズです。

同程度容量のモデルを比べると、横幅は大差ありませんが奥行きが大きめになっており、重量も重めです。

PowerArQ miniは、1Whあたりで100円を切っており、Jackeryに次いでコスパの良い製品です。

出力端子はモデルによってバラつきがありますが、USB-Cの装着比率が高く、シガーソケット以外のDC出力も備えています。

最新の「PowerArQ Pro」を除くと、2018~2019年と発売日は比較的古めです。

入力は、AC・DC・ソーラーの3系統です。AC100V充電・DC走行充電・ソーラー充電が可能です。

PowerArQ公式サイト

Anker(Power House・Ⅱ400・Ⅱ800)

画像出展:Anker

Anker(アンカー)と言うと、モバイルバッテリーを思い出す人が多いと思いますが、ポータブル電源も製造・販売しています。

434WhのベーシックなPowerHouseは発売が古いので、選ぶなら、2020年発売の「Ⅱ」シリーズでしょう。出力端子、特にUSB端子が充実している、充電方法が限られているなどは、やはりモバイルバッテリー方面から来ているな という感じがします。

「PowerHouseⅡ800」は、1Whコストが100円を切るコスパの良さももっていますし、モバイルバッテリーで培ったノウハウにも期待が持てそうです。

「PowerHouseⅡ400」「PowerHouseⅡ800」の充電は、DCと、PowerDelivery(PD)対応のUSB-Cによる充電のみとなります。この辺りはやはりモバイル系のメーカーだなと言う感じです。

Anker公式サイト

BLUETTI(EB70・AC200)

画像出展:BLUETTI

BLUETTIのポータブル電源は、小容量・小出力の製品はなく、大容量モデルのみの展開で、ポータブルと言うより「据置型」になりそうですが使いではありそうで、もちろんお値段もド級です。

BLUETTIのポータブル電源の最大の特徴は、リンサン鉄リチウムイオン電池を採用しており、長寿命で繰り返し充放電を繰り返しても劣化しにくいことです。

BLUETTIのバッテリーは少々高価なイメージですが、充電サイクル2500回等の長寿命を勘案すると決して割高ではないはずです。

BLUETTI JAPAN公式

容量300Whクラスのポータブルバッテリーのベストチョイスは

まず最初は、容量300W未満の電源だけをみてみたいと思います。

用途としては、スマホやLEDランタン、ノートパソコンなどの「充電」が主な使途になるのではないかと思います。

消費電力50Wの電気毛布を一晩7時間利用した場合の合計消費電力は350Wで、電気毛布専用電源として使うのであれば容量的に充分ですが、他には何にも使えなくなりますので、現実的に考えれば、スマホの充電やノートパソコンなどのガジェットへの充電・給電がメインとなります。

スマホの充電については、一般的に大容量と言われる「5000mAh(=18.5Wh)」バッテリーをフル容量を充電しても、300Wh容量のポタ電で約16回充電できる計算です。

1~2泊のキャンプ、車中泊であれば充分ですし、自宅でもソーラーパネルからの得られた電力をスマホに充電することで電気料金の削減にも効果を期待するような使い方もありでしょう。

300Whクラスの候補は以下です。

  • EcoFlow/RIVER mini … 210Wh、300W/最大600W 38,500円(183.3円)
  • EcoFlow/RIVER … 288Wh、600W/最大1200W 39,600円(137.5円)
  • Jackery 240 … 241.9Wh、200W/最大400W 19,800円(82.5円)
  • PowerArQ mini … 346Wh、200W/最大400W 34,100円(98.6円)
  • Power House Ⅱ400 … 388.8Wh、516W/最大不明、39,800円(102.4円)

この5機種が候補に挙がりますが、特徴的なのは、EcoFlowとAnkerの出力/最大出力が大きい事です。JackeryとPowerArQが200W/400Wのところ、RIVERが600W、Ankerが516Wとなっています。

特にRIVERは、EcoFlow社独自の「X-Boostテクノロジー」技術によって、定格出力を超える場合でも家電の消費電力を下げて600Wで稼働させる事ができるため、消費電力1200W以下の家電であれば稼働させることができるのは大きなメリットです。

※「X-Boost」の詳しい解説はこちらをご参照ください
EcoFlow【RIVER MAX】X-Boost機能が有能!実機最終レビュー


もう1つの特徴は、出力端子の数です。

概して小容量電源の出力端子は少ないことが多いですが、ACコンセントの数は、Jackery:1個、PowerArQ:1個、PowerHouse:1個ですが、RIVERだけ3個搭載しています。

これには、定格出力の大きさ(一度にいくつもの機器をつなぐと出力不足になる)や、使途の絞り込み(スマホ充電等をメインの場合AC100コンセントは不要)が影響しているのかもしれません。

またUSB端子では、JackeryとPowerArQがUSB-Aしかないのに対して、RIVERとPowerHouseは、USB-Cを備えます。この辺りは製品の新しさが関係しているかもしれません。


コストパフォーマンスの観点でみると、先日値下げされたJackery200の「82.5円」と、PowerArQ miniの「98.6円」が突出した安さです。

PowerHouseは「102.4円」でJackery・Power ArQと大差ありませんが、RIVERは「137.5円」と最も割高な価格設定となっています。これは最新鋭技術を盛り込み独自機能を充実させているため致し方ないと言えます。



これらの条件を踏まえた上での300Whクラスのベストチョイスは、

1位:PowerHouse Ⅱ400(Anker)
2位:RIVER(EcoFlow)

を選びたいと思います。

PowerHouse Ⅱ400は、コスパこそJackeryとPowerArQに及びませんでしたが、僅差で充分コスパも良い上、定格出力が大きめで使える家電の幅が広いこと、さらにACコンセントが1つなのは使い勝手が良くなさそうですが、USB出力はUSB-Aを3口、USB-Cを1口備え、モバイルバッテリーが得意なAnkerらしい製品だと思います。

第2位のecoflow RIVERは、最新テクノロジー「X-Boost」を搭載している事が大きいと思います。

また、288Wh=77,837mAhの容量は、家電駆動は考えずスマホやランタンなどの充電地として考えれば十分以上です(大容量と言われる5,000mAhのスマホを15回以上フル充電できる容量です)が、さらに、エクストラバッテリーを購入する事で容量を2倍(576Wh)にできる拡張性もメリットです。

ACコンセント3口、USBA+USB-C、さらにシガーソケット以外にDC端子を2個装備する等、充実した内容を評価しました。

なんといってもこのクラス(出力や価格)で、電子レンジを駆動できるというのは凄い技術だと思います。車中泊前提で考えた場合には「X-Boost」は非常に価値ある機能と言えそうです。

ただ、テクノロジーや出力端子の数は最小で良いのでコスパ追及…という事であれば、Jackeryがダントツの割安感です(そこを狙って値下げしたと思われるので当然と言えば当然ですが…)。

ただJackeryとPowerArQは発売時期が他の2機種よりも古い点もベストチョイスに選ばなかった要因です。その事が気にならないのであれば、Jackeryは価格の点では群を抜いていますので有力な候補となります。

Anker PowerHouse Ⅱ400 ポータブル電源 434Wh 120,600mAh PSE技術基準適合
created by Rinker

容量400~500Whクラスのポータブル電源のベストチョイスは

500Wクラスの候補は以下です。

  • RIVER MAX … 576Wh、600W/1200W、63,800円(110.76円)
  • Jackery400 … 400Wh、200W/400W、44,800円(112.0円)
  • PowerArQ 2 … 500Wh、300W/450W、59,800円(119.6円)
  • PowerHouse … 434Wh、200W/??、49,800円(114.7円)

このクラスになると400~500Whの容量で、電気毛布50~70Whを7~8時間連続駆動できるようになりますし、スマホやパソコンの充電と併用しても充分な容量と言え、使途がガジェットの充電・給電だけでなく家電利用もあるならば、このクラスを持ちたいところです。

個々に製品を見ると、やはり、RIVER MAXの設計の新しさ、最新技術の面での魅力度が高いと感じます。RIVERはグレードに関わらず、「X-Boost」や定格出力600W/瞬間最大出力1200Wの数値が共通で、上位モデルと同等の技術や出力を持っている点に魅力を感じます。

300Wクラスでは割高だった1Whあたりのコストも、「110.76円/1Wh」と500Wクラスでは最も高コスパとなっています。

このクラスでも電子レンジを駆動できる製品は他に見当たりませんので、車内で電子レンジを使いたいという希望であれば、選択肢は自ずと限られると言えます。


Jackery400は、400~500Wクラスと入っても最も少ない400Whですし、出力200W/最大400Wと控えめで、家電の使用を前提に考える場合には使途は限られそうです。出力端子でも、AC:1口、DC:1口、USBもAタイプのみ2口と物足りません。

Jackery240では最高コスパでしたが、 Jackery400ではRIVERよりも割高になっています。発売が古めなのでコスパで選べないとなると少々厳しいかもしれません。


PowerArQ 2は500Whの容量ですが、出力が300Wと小さめなのが残念なところです。家電利用を前提に考えると出力不足は否めないかと。

出力端子は充実しています。ACは2口、DCはシガーソケットの他にDC出力を2口備え、USBは、Aタイプ4口、Cタイプ1口となっています。


PowerHouseは、434Whの容量ですが、出力200W(瞬間最大は不明)で、家電の利用はあまり得意ではないのかな…と言う印象です。元々モバイルバッテリーが有名なメーカーですので、スマホやパソコンの充電目的に使途を絞り込んでいる製品なのかもしれません。

出力端子も、ACとDCが各1口ずつ、USBもAタイプのみとちょっと寂しいです。

そして何より発売が古すぎます。2015年のモデルなので、PowerHouseを選ぶのであれば、46Whほど容量が少ないですが新しい「Ⅱ400」を選ぶべきでしょう(1つ下のクラスになります)。


1位:RIVER MAX(EcoFlow)
2位:PowerArQ 2(Smart Tap)

この中でベストチョイスを選ぶとすれば、製品として最新の「RIVER MAX」になろうかと思います。

定格600Wでありながら、1200Wまでの家電を使えるのはかなり便利(筆者はデモ機をお借りして実際に試しています)で、車内で電子レンジ調理が可能だったのはちょっと感動モノでしたし、電子レンジが駆動できて6万円台の価格はちょっと破格です。

出力端子も充実していますし、1Whあたりのコスパもクラス最高ですので、RIVER MAXのクラス1位は文句なしでしょう。

このクラスは、RIVER MAXが頭抜けていて、あえて2番手を選ぶ意味は希薄…という気もしますが、あえて2位を選ぶとすれば「PowerArQ 2」になるでしょうか。

定格出力と瞬間最大出力がもう少し大きいと安心感が増すのですが、それでも、500Whの容量と、出力端子の充実は、使い勝手が良さそうです。

ボディカラーもカラフルで選べるのもグッドポイントでしょう。

ただコスパ面では120円/1Whに迫る金額は、他の機種よりちょっと割高感があるかもしれません。

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容量600~1000Whクラスのポータブル電源のベストチョイスは

このクラスの候補となるのは以下の5機種です。

  • RIVER PRO … 720Wh、600W/1200W、79,800円(110.76円)
  • DELTA mini … 882Wh、1400W/2100W、115,500円(131.0円)new!!
  • Jackery 708 … 708Wh、500W/1000W、79,800円(114.0円)
  • PowerArQ … 626Wh、300W/500W、66,000円(105.4円)
  • PowerHouse Ⅱ 800 … 778Wh、500W/1000W、74,800円(96.1円)
  • BLUETTI EB70 … 716Wh、700W/1400W 78,800円(110.1円)

RIVER PROは、RIVER MAXの上位機種で、シリーズ共通の定格/最大600W/1200W+「X-Boost」が最大の特徴で、定格では720Wですが最大1200Wまでの消費電力の家電を駆動できます。

さらに、エクストラバッテリーを接続すれば、容量2倍の1,440Whの大容量電源に変身します。

DELTA miniは、2021年8月発売の最新鋭モデルで、1400W/2100Wの出力に882Wh容量、X-Boost機能(最大1800W)を備えて、10万円+αの高コスパモデルです。

DELTA miniの定格出力/サージ出力値は、他のモデルと比べて倍以上の値となっている上、X-Boostで1800Wまでの家電を使用でき、さらに、スマホ遠隔操作やX-Stream高速充電など、他のモデルとは一線を画す充実ぶりです。アウトドアで家電をよく使う方であればDELTA mini一択かもしれません。

ただし、DELTA miniにはエクストラバッテリーの仕組みはありませんので、最大容量を考えると「RIVER PRO」が上になります。


Jackery708は「700」の後継モデルで、708Wh容量で定格500W/サージ1000Wで、RIVER PROに近い数値を持っていますが、「X-Boost」は備えていないため定格以上の家電は使用できません。

ACコンセントは2口に増えますが、USBはAタイプのみでCタイプは装備されていません。発売から1年9カ月経過していますので、その辺りも気になるところです。


PowerArQは、容量が626Whと他3機種に比べて少し少ない分、価格も6万円台と購入しやすい価格設定となっています。

同時に定格/瞬間出力も300W/500Wと小さいため、どんな家電を使いたいと想定しているかによっては、出力不足となってしまう可能性があります。


PowerHopuse Ⅱ800は、2020年9月発売の新しい製品ですが、1Wh当たりのコストが100円を切るハイコスパモデルです。

定格/瞬間もこのクラスの平均的な出力を持っていますし、DELTA miniが登場してくるまでは、778Whの定格はクラス最大でした。

また、USB出力でAタイプを4系統、Cタイプを2系統装備しているのはモバイルに強いAnkerらしいところです。


BLUETTI EB70は、リンサン鉄リチウムイオン電池であることが最大の特徴です。

このクラスで、容量ではDELTA mini、Power Houseに次ぐ3番手、出力では次点ですが、価格は78,800円と比較的リーズナブルです。しかも長寿命のリンサン鉄リチウムであることを勘案すれば、かなりコスパは良好と言えます。

単色が多いポタ電の中で、カラフルなカラーを選べる点も他にはない特徴ですし、「ゆるキャン△」特別バージョンがあるのも、ファンにとっては見逃せません


第1位:DELTA mini(EcoFlow)
第2位:BLUETTI EB70(MAXOAK)

このクラスは元々「Anker Ⅱ800」を1位に選んでいたのですが、 2021年8月 に充実した機能とハイコスパを誇る「DELTA mini」が登場、さらに2021年11月にEB70が発売されたことで順位が入れ替わりました。

1Whあたりで100円を切るAnkerのコスパは魅力ですが、EcoFlowの最新作「DELTA mini」は、DELTAシリーズの大出力・大容量を受け継ぎ、RIVER以降の同社電源の特徴にもなっている「X-Boost」機能を搭載した言わば「いいとこ取り」のポータブル電源です。

1400W/サージ2100Wの出力は家電利用を想定しても十分な出力で、同クラスの他製品の倍以上の出力を誇り、容量も、EFDELTAより抑えられていますが882Whと充分です。

さすが最新作といった印象ですが、通常価格が115,500円とかなり10万円に近く、購入しやすい価格設定になっている上、クーポンの配布なども頻繁に行われており、実質10万円未満で購入することもできるなど、高コスパの点でも優秀です。

それでも価格をもう少し抑えたいということであれば、「RIVER PRO」がおすすめでしょう。6~7万円で1200Wの家電が利用可能は大きなメリットです。

※DELTA miniの実機レビューもご参照ください
DELTA mini(EcoFlow)の最新ポータブル電源を実機レビュー


BLUETTI EB70は、2021年11月に発売されたばかりのデビューほやほやの製品です。

リンサン鉄リチウムイオン電池は筆者もぜひ一度使ってみたいと思っているので、入手しやすい価格帯で容量や出力もしっかり確保されたEB70は、ヒットを予感させます。

ただし、Amazonなどでは低評価も出ていますので、購入は少し勇気が必要かもしれません。

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容量1000Whクラスのポータブル電源のベストチョイスは

このクラスの候補となるのは以下の6機種です。(2021/09/27 ecoflow DELTA miniを追加)

  • EFDELTA … 1260Wh、1600W/3100W、159,500円(126.6円)
  • DELTA 1000 … 1008Wh、1600W/3100W、129,800円(128.8円)new!!
  • Jackery1000 … 1002Wh、1000W/2000W、139,800円(139.5円)
  • PowerArQ Pro … 1002Wh、1000W/2000W、132,000円(131.7円)

1000Whクラスの大容量電源は全て10万円台の価格帯で、かなり思い切った買い物になります。

1Wh当たりのコストは120~140円ほどに集中していますが、ここまで来るともう1Wh単価などあまり関係ないような感じもします。

いずれの大容量なのですが、注目したいのは定格出力と瞬間最大出力です。

例えば消費電力1000Wの電子レンジは、動作開始に流れやすい「起動電力」や、突発的に大電流が流れる「突入電流」(通常よりも大きな電流が流れる事)等で保護回路が作動して停止してしまうケースがあり、定格1000Wの電源では動作しない場合があります。

そのことを勘案すると、大容量1000Whクラスの電源でも、消費電力700~900W程度の家電しか動作させられない製品と、1000W超の消費電力でも動作させられる製品に分かれそうです。

そこで今回は、定格1000Wのもの、瞬間最大出力が定格の1.5倍より小さい製品は除く事にすると、残る候補は上記4機種になります。


EFDELTAは、2020年4月にリリースされたEcoFlow社の大容量電源ですが、RIVERに搭載されている最新技術「X-Boost」やスマホ操作機能は搭載されていません。

定格1600W/最大3100Wの出力で動作し、電子レンジや電気ケトル、コーヒーメーカーなど1000W~1400W程度の消費電力の家電を問題なく駆動できています(筆者愛用)。

新モデルDELTA 1000は、EFDELTAの外見・外寸・重量や定格1600W/最大3100Wの出力はそのままに、容量と価格を抑えた高コスパモデルですが、設計的には新しくないので、 EFDELTA同様、最新技術「X-Boost」や「スマホ遠隔操作」などの機能は搭載されていません。


「Jackery1000(Jackery)、PowerArQ Pro(Smart Tap)については、出力が1000Wということで、車内での家電利用を想定した場合、ちょっと余裕がない…という点でベストチョイスとは言い難いかもしれません。


以上から、このクラスのベストチョイスは、「DELTA 1000」とすることにしました。

第1位:DELTA 1000(Ecoflow)
第2位:Jackery 1000(Jackery)

容量的には1000Whぎりぎりでもう少し欲しいところではありますが、定格1600W/サージ3100W の出力を割安な価格で入手できる点は高評価です。

ただし、「X-Boost」や「スマホ操作」などの最新機能は搭載されていませんし、容量も1000Whを微妙に上回る程度なので、価格を考えると1クラス下の「DELTA mini」がおすすめかもしれません。

次点にはEFDELTAと悩みましたがJackery1000を選びました。

容量や出力の点では、EFDELTAの方がJackery1000より大きいのですが、すべての操作を前面に集中配置した使い勝手の良さは長年のベストセラーの安定感があります。

ダーク系のボディに鮮やかなオレンジ色を配したデザインも、もはや伝統感さえある「これぞっポタ電」の雰囲気があります。

電子レンジや電気ケトルを車内で使用するには、出力が1000Wで、家電のよっては駆動できないケースもあるかもしれませんが、10kgそこそこの重量は持ち運びにも手軽な範囲に収まっており、コスパのよいポタ電です。

EcoFlow DELTA 1000 容量1008Wh 定格1600W/サージ3100W
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容量2000Whクラスのポータブル電源のベストチョイスは

このクラスの候補となるのは以下の6機種です。

  • DELTA MAX 1600(ecoflow) … 1,612Wh(エクストラバッテリーx2で最大5,644Wh)
  • DELTA MAX 2000(ecoflow)… 2,016Wh(エクストラバッテリーx2で最大6,048Wh)
  • Jackery 1500(Jackery)… 1,548Wh
  • AC200(BLUETTI)… 2,000Wh(拡張バッテリーx2で最大8,192Wh)

いずれも2000Wh前後の大容量バッテリーですが、DELTA MAX 1600/DELTA MAX 2000/BLUETTI AC200については電池容量の拡張が可能で、各々5,644/6,048/8,192Whと超ド級の容量を誇ります。

キャンプや車中泊であれば数泊するようなロングステイでも電力供給は余裕でしょうし、防災観点から家庭用の予備電源としての役割も担える機種となっています。

もうここまで来ると順位を付けることにあまり意味はないように思いますが、当ブログはキャンプ&車中泊のブログであって防災ブログではありませんので「持ち出し」要素も勘案して、DELTA MAX 1600をクラス1位、 Jackery 1500を次点といたします。

第1位: DELTA MAX 1600 (Ecoflow)
第2位:Jackery 1500(Jackery)

※Jackery 1500のレビュー記事もご覧ください
Jackery 1500~容量1500Wh超×定格1800Wの大容量大出力ポータブル電源

EcoFlow DELTA MAX 1600 容量1612Wh/出力2000W X-Boost機能
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Jackery 1500 PTB152 大容量1534.68Wh 出力1800W 瞬間最大3600W
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EcoFlow製ポータブル電源を推す理由

当ブログでは、EcoFlowのポータブル電源を推し気味です。

その理由は、EcoFlowのイメージって、「革新的」とか「独自性」など、他社にはない独自技術をどんどん打ち出しているポタ電メーカーって感じじゃないかと思うのですが、自分が実際に使ってみて「これはいい」と思う機能や技術がいくつかあって、お勧めしたいと思う次第です。

1時間で80%容量まで充電可能な「X-Stream」技術

実際にこの機能はかなり役に立ちます。

実際にあった話しなんですが、まだEFDELTAを買いたての頃、「事前にポタ電に充電しておく」ことがキャンプの準備として自分に馴染んでいなくて、前日までに充電をしておくのをすっかり忘れたことがありました。

朝起きて、車に荷物を積む段になって「あ、忘れた」と思い出しました。

その時点でまだ出発予定時間に1時間弱あったので「X-Stream」頼みで充電し、さらにキャンプ場へ向かう道中もシガーソケットから走行充電をして、キャンプ場に着いた頃には90%近くの容量が確保されていました。

実は、リチウムイオン電池はフル充電をしない方が劣化が少なく、80%までは急速充電し、その後はトリクル充電といって、少しずつゆっくり満タンにしてゆく仕組みになっているので、80%まで1時間というのはとても理に適った充電なんです。

「やばい!」という時に対応しつつ、急速充電ではバッテリーが傷みやすい領域はトリクル充電に切り替えて守ってくれる「X-Stream」は安心の技術と言えます。

しかも重くてデカい「ACアダプターなしで」というのも地味だけど有難い特徴です。

この機能は、ほとんどのEcoFlow製ポタ電の現行製品に搭載されています。

動かないはずの大消費電力家電が使える「X-Boost」技術

「ポタ電の出力が、家電の消費電力を上回っていないと家電は動かない」は常識です。

例えば、500~600W程度の定格出力のポタ電では、消費電力1000Wクラスの電子レンジや、1200Wクラスの電気ケトルなどを使うことはできません。

ところが、EcoFlowの「X-Boost」を搭載したポタ電は、この不可能を可能にしてしまう技術なんです。

例えば、RIVERはシリーズ3モデル全てが共通で「定格出力600W」です。

シリーズ最小モデル「RIVER」でも小さいくせに600Wまでの家電を動かすことができるだけでも「ちょっとすごい」と思わせてくれますが、実はRIVERシリーズには「X-Boost」機能が備わっていて、1200Wまでの消費電力の家電を600Wで動かす…という不思議なことが可能です。

もちろん、本来1000Wで動作する電子レンジを600Wで動かすので、温め時間は余計にかかりますが、普通ならウンともスンともいわないはずの電子レンジを、曲がりなりにも動かすことができるのは驚きです。

「まったく使えない」と「曲がりなりにも使える」の差は大きいです。

電子レンジをはじめ車内で家電を使用した車中泊をする方で、電源コストを抑えたい方にぜひおすすめしたい機能です。

この機能は「RIVER」シリーズ全モデルと、今年になって発売された「DELTA」シリーズ(1000除く)に搭載されています。

特にこの「X-Boost」機能で注目の機種は「DELTA mini」で、882Whと容量は抑え気味ですが、定格出力は1400Wを確保し、その上に「X-Boost」で1800Wまでの家電を動かすことができます。

1400Wまで動かせると、一般家庭にある家電のほぼ9割は動作可能とのことですが、さらに1800Wまでなら動かせる(1400Wで駆動)ってほとんどの家電OKってことですかね。

DELTA mini 侮れないんじゃないでしょうか。

【DELTA mini】EcoFlow社の最新ポータブル電源を実機レビュー

寒い夜中に寝袋から這い出す必要がないスマホアプリによる「遠隔操作」

画像は実際のRIVER MAXのスマホアプリの画面です。

入出力の状態、温度残量、現在の使用状況での残り時間などが確認でき、ライトをON/OFF、AC出力/DC出力のON/OFFなどを遠隔で操作できます。

これも実際にデモ機をお借りした際にキャンプ場で体験しました。

ポタ電て負荷が大きくなるとファンが回るので、枕元には置きたくないのですが、そうすると、何かポタ電を操作したい時に寝袋から出なければならず、せっかく暖かくなった寝袋がまた冷えてしまいますが、専用のスマホアプリと連携しておけば、手元にあるスマホから遠隔操作が可能です。

昨秋の車中泊キャンプでは、RIVERのACコンセントに電気毛布のコードを差し込んで置き、就寝中に寒くなったらスマホからAC出力をONにすれば寝袋からでなくても電気毛布に通電し暖かくすることができました。

他にも様々な操作が可能なスマホによる遠隔操作ですが、これも実際にあるとありがたい機能の1つです。

【RIVER MAX】スマホからリモート操作など新機能満載!

JackeryとEcoFlowどちらがおすすめ?

「Jackeryにするか、EcoFlowにするか」

これ、いろいろ調べて候補を絞ってゆくと、かなり高い確率でこの二択に辿り着くんじゃないでしょうか。

しかも結論を出すのはかなり難しかったりします。

あくまでも自分の印象ですが、「オーソドックスなJackery」「革新のEcoFlow」じゃないかなあ…と感じています。

他の記事でも書いているんですが、例えば高速充電の実現に対するアプローチを比べてみると、Jackeryは従来からの「ACアダプター」を使う方法を進化させ、ACアダプターをダブルで使うことで満充電までの時間を短縮しています。

一方EcoFlowは、そもそもACアダプターを使うことをやめてしまって、1時間で総量の80%を充電できる「X-Stream」という技術を搭載することで解決しようとしています。

素人なので、どちらの方法が良い悪いは論じられませんが、少なくとも企業の姿勢のようなものは垣間見れるんじゃないかと思います。

EcoFlowは、「X-Stream」以外にも、「X-Boost」や「スマホからの遠隔操作」など、他社には見られないような機能・仕組みをどんどん採用していて、他社製品との差別化を図っています。

Jackeryは、JVCケンウッドが採用するような信頼性や安定性がある…という見方もあるので、最終的には個々の好みの問題~保守的で堅実な方を好むか、革新的で目新しい方を選ぶか…でいいのではないかと思います。

ポータブル電源ベストチョイス まとめ

全部のクラスを横断してのベストチョイスはどれ?

  • 第1位 … DELTA mini(EcoFlow)
  • 第2位 … RIVER MAX(EcoFlow)
  • 第3位 … EB70(MAXORK)同率2位

最終結論としては、ベストチョイス電源は、EcoFlow社の「DELTA miniにしたいと思います。

やはり、1400W/2100Wの定格出力に加え、「X-Boost」機能で最大1800Wまでの家電が使えるとなれば、車中泊でもキャンプでもほぼ全ての家電が駆動可能ですし、容量も882Wh確保しており必要十分と言えます。

本来使用できない大消費電力の家電を、「X-Boost」という新技術により家電の出力を落として駆動できるのはやはり凄いと思うのです。

同じX-Boost搭載ということで、RIVERシリーズ中核の「RIVER MAX」を次点に推したいと思います。

RIVERは、600W定格出力なのに電源消費電力1000W超(MAX1200W)の家電を使え、予算的にも6~7万円と購入しやすい価格帯がお勧め理由です。

基本性能に優れながらも 「X-Boost」 「スマホ操作が可能」といった新しいテクノロジーも加えて進化した新しいDELTA・RIVERを総合第1位・2位と致します。

さらに、リンサン鉄リチウムがどうしても気になるので、BLUETTI EB70を同率2位に推したいと思います。

ちなみに、当然ですがあくまでこれは筆者の選択基準です。


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他では、AnkerやJackeryがやはり製品作りに手慣れていて、コスパの高い製品を出しているなと感じました。目新しい機能等はありませんが、基本をしっかり押さえた製品作りも評価されるべきでしょう。

Jackery 708 ポータブル電源 191400mAh/708Wh
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今回は、ポータブル電源のベストチョイスを選んでみました
(2021/10/30、さらに2021/11/27に改訂・加筆しました)。

ポータブル電源は、実際に使ってみないことにはカタログデータだけではわからない…確かにそうだけど、そんなこと言ってしまったら身も蓋もないです。

購入する時には、候補を全て使ってみてから…なんて無理なんですから、どうしたってカタログデータで選ぶしかない訳ですので、何かの参考になれば…と思います。

過去最高文字数だった上に改訂でさらに長くなってしまいましたが、お付き合い頂きありがとうございました。

それでは今日はこのへんで。

ポータブル電源の選び方~容量と出力だけじゃないチェックポイントとは

EcoFlow会員向けポイント制度「エコポイント」開始~W-Pointセールで20%OFF