おすすめポータブル電源18機種~車中泊・防災・節電におすすめの出力別ポータブル電源ベストバイ

車中泊で使えるポータブル電源24機種~ベストバイはこれだ! ポータブル電源・バッテリー
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今回のテーマはポータブル電源選びです。

ポータブル電源て何を基準に選んだらいいかわからないな

自分にはどのポータブル電源が向いているのかしら?

アウトドアやキャンプ、車中泊になくてはならないポータブル電源ですが、近年では規模が拡大傾向にある災害への備え・防災の観点や、2022年には電力需給のひっ迫による節電の観点からも注目されています。

しかし、Amazonなどのショッピングサイトを覗くと数えきれないほどのメーカーから多種多様なポータブル電源が発売されていて、正直どれを選んだらいいのかわかりません。

容量・出力だけでなく、様々な機能の内容や必要性、リン酸鉄リチウムがいいのか、三元素リチウムがいいのか、安い製品は何か問題があるのか…等々、考え出したらキリがありません。

筆者も最初はどれも同じに見えていましたが、当ブログの記事やライターとして執筆依頼に応じて調べたり取材したりで次第に知識が増え、自分なりの選択項目や重要度が定まってきたように思います。

あくまで筆者目線ではありますが、できるだけ客観的にベストチョイスを選んでみたつもりですので、宜しければ参考になさってみてください。

まずは、ポータブル電源メーカー、大手4社の特徴や違いからはじめてみようと思います。

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EcoFlow

EcoFlowは正式には「EcoFlow Technology」といい、中国・深圳で2016年に創業されました。国内では日本法人「EcoFlow Technology Japan株式会社」を設置しています。

筆者的には、新開発技術の注入に積極的なメーカーで、最新技術を注ぎ込んだ先進的な製品を続々リリースするスタートアップ企業…という印象を持っています。元気で活発で積極的、前向きなイメージです。

容量や出力の違いで「DELTA」と「RIVER」という2つのブランドでポータブル電源のシリーズを展開しています。

EcoFlowは、セールやキャンペーンにも積極的な企業で、常にどこかで何かしらのイベントを行っているイメージです。

ちょっとやり過ぎの感もありますが、ユーザーがいつでもセール価格で購入できるという点でユーザーフレンドリーであるとも言えます。またセールに積極的でなかったメーカーも引き込んでくれたという点で有難い存在でもあります。

RIVERシリーズ

RIVER 2 Pro 画像出典:jp.ecoflow.com

RIVERは、小~中クラスをカバーするポータブル電源のシリーズで、ベーシックな「RIVER」、500Whクラスを担う「RIVER Max」、800Whクラスを担う「RIVER Pro」の3モデルでシリーズを構成しています。

RIVERシリーズは、2020年後半にクラウドファンディング「Makuake」にて、新開発のポータブル電源「RIVER 600」シリーズとして登場したモデルで、小型ながらEcoFlowの独自技術により最大1200Wまでの消費電力の家電を使うことができる機能(X-Boost)を持つ高コスパモデルでした。

RIVERシリーズの発売から約2年後の2022年10月、人気のRIVERシリーズの後継モデルとして『RIVER 2』シリーズが登場し現在に至ります(ちなみに現状「RIVER2」の「Pro」は未発売です)。

充電容量によってシリーズ3モデル体制は旧型を踏襲していますが、シリーズ全モデルで定格600W/瞬間最大1200W共通だった旧モデルと異なり、各モデルに各々の充電容量と出力値が与えられています。

新モデルでは安定性・安全性に優れ長寿命のリン酸鉄リチウム電池を採用したほか、EcoFlow独自の急速充電技術である「X-Stream」が進化、「X-Boost」や「スマホ遠隔操作」などの機能が継続採用されました。

残念ながら、新RIVER2では「エクストラバッテリー」による容量アップの仕組みの採用は見送られ、電源本体が持つ容量以上には使えなくなりました。

↓こちらは2022年に発売になった「RIVER 2」に関する記事です。

※以下は旧RIVER Maxのレビュー記事ですが、EcoFlowのポータブル電源の特徴的な機能である「X-Boost」や「スマホ遠隔操作」について詳しく解説しています。

DELTAシリーズ

DELTA 2 画像出典:jp.ecoflow.com

DELTAシリーズは大容量高出力クラスを担うEcoFlowの中核モデルです。

EcoFlowの名を世に知らしめた名機「EFDELTA」は数々の派生的なDELTAを生みだしましたが、2022年8月にEFDELTAの後継機『DELTA 2』が発売され、リン酸鉄リチウム電池を採用するなど新世代へと進化しました。

DELTA 2の特徴は、安定性・安全性に優れ充電サイクル3000回超を誇る長寿命のリン酸鉄リチウム電池を採用しつつ、旧RIVER以前に発売されたEFDELTAでは採用されていなかった「X-Boost」や「スマホ遠隔操作」「エクストラバッテリー」等、EcoFlow得意の最新技術が盛り込まれ、EcoFlow製品の新たなリーディングモデルとなっています。

2022年11月現在で公式サイトにラインナップされているDELTAシリーズは以下の6モデルです。

機種名発売充電容量定格出力瞬間最大出力X-Boost時遠隔EB
DELTA mini2021年882Wh1400W2100W1800W
DELTA2 new!2022年1,024Wh1500W2250W1900W
EFDELATA2020年1,260Wh1600W3100W×
DELTA Max 16002021年1,612Wh2000W4200W2400W
DELTA Max 20002021年2,016Wh2000W4200W2400W
DELTA Pro2022年3,600Wh3000W6000W
「遠隔」はスマホ遠隔操作、「EB」はエクストラバッテリーを意味します

Jackery

Jacker 1000 Pro 画像出展:jackery.jp

ポータブル電源といえば誰もが思い浮かべるオレンジ/黒の特徴的な外装で有名な電源がJackery(ジャクリー)です。

Jackeryは、日本の電機メーカーに勤務経験のある孫中偉(Sun Zhongwei)氏が、元Apple社のバッテリーエンジニアなどを迎えてアメリカで2012年に起業したポータブル電源メーカーで、国内では日本法人「株式会社Jackery Japan」(2019)を設立しています。

起業はアメリカですが、現在の製造拠点は中国深圳(つまり中身は中国製)です。

Jackeryは、2015年に世界初のリチウムポータブル電源の開発に成功しており、そのためか、現在のトレンドであるリン酸鉄リチウム電池採用には消極的で、2022年末時点でリン酸鉄リチウムイオン電池を採用したポータブル電源は製品化されていません。

一方で、最新モデルでは管理システムの向上などによって、三元素リチウムのまま充電サイクルを1000回まで引き上げており、三元素リチウムの可能性を模索し続けている印象です(「リン酸鉄リチウム化」のトレンドではありませんが方向性が誤っていると断定はできません)。

EcoFlowと正反対の保守的で堅実な印象を持つ企業で、EcoFlowを「動」とすればJackeryは「静」と言えそうです。EcoFlowのような派手な動きはしませんが、基本性能を押さえた高品質の製品をラインナップしています。

革新的なEcoFlowの製品に比べると、内容もデザインもトラディッショナル、オーソドックスという印象で突出した部分はないけれど安定した性能機能を有する製品といった印象でしたが、少しずつ新技術を投入しながら着実に進化を続けている印象です。

ただ、中~下位モデルは発売から年数が経っており、進化速度の速いポータブル電源において、現時点で発売から数年経過したJackery製の優位性はあまり大きくないように思います。

Anker

Anker757 画像出展:ankerjapan.com

Ankerの正式な社名は「Anker Innovations Technology Limited」といい、国内のマーケティング及び製品販売やカスタマーサポ―トは日本法人「アンカー・ジャパン株式会社」が担っています。

Anker(アンカー)と言うと、モバイルバッテリーを思い出す人が多いと思いますが、ポータブル電源でも優れた製品を製造・販売しています。

2022年5月に発売となった新機種『Anker 757 Portable Power Station』をはじめ、2022年以降のAnkerは小容量~大容量モデルまで『リン酸鉄リチウム電池』を採用した数字3桁のモデル名を持つシリーズを展開しています。

モバイルバッテリーで培ったノウハウや経験値が活かされた手堅い製品づくりをしている印象です。派手さはありませんが、数々のモバイル製品や充電器などの実績が他社にはない安心感を生んでいると感じます。

セールにはあまり積極的ではなく、2022年のブラックフライデーも公式サイトでの開催はありませんでした(Amazonブラックフライデーに参加)が、参加したセールでは新モデルの「757」「555」などもしっかり値引きする…という姿勢で臨んでくれるので助かります。

また、別記事でも書きましたが、多くのポータブル電源が「パススルー充電は電池を傷めるので推奨しない」という立場なのに対して、Ankerは「電池を経由せずに給電するので劣化しない」と公式サイトで明記するなど、他社とは一線を画すものを持っています。

BLUETTI

EB3A 画像出展:bluetti.jp

BLUETTIは、2019年設立のまだ若い企業で中国・深圳に本社を構えています。元々中国で電池製造をしていた「パワーオーク社」が2019年に独自ブランド「BLUETTI」を創始したということのようです。

国内では「ブルーティジャパン株式会社」が日本法人ということになっていますが、「ブルーティジャパン株式会社」のホームページには「パワーオーク株式会社」と記載があり、さらに、「今永電機産業株式会社」のホームページには『今永電機産業は、パワーオーク社のパートナ企業としてパワーオーク社のブランドであるBluettiの製品を拡販しております。』と記載されています。正直、他の3社ほどしっかりした日本法人という感じではないのが残念なところです。

大容量ポータブル電源を得意とするメーカーですが、近年は1000W以下の小型ポータブル電源もラインナップしており、特に最小モデル「EB3A」では、家電の消費電力を抑えて定格出力600Wでも最大1200W消費の家電も使える『電力シフト』や、80%容量まで1時間で充電できる高速充電、スマホ操作機能など、最新の技術を盛り込んだ意欲的な製品となっています。

EcoFlowの新RIVER2が失ってしまった「600W/1200W出力」や「消費電力1200の家電稼働可」などの特徴を、多分にRIVERを意識して登場して登場した「EB3A」が未だ持っているため、再注目の1台となっています。

4大メーカーの比較

EcoFlow/Jackery/Anker/Bluettiの各メーカーに、ポータブル電源の寿命や廃バッテリーの引き取りなどについて共通質問をおこないました。当ブログからの問い合わせ内容や、各メーカーからの回答を公開していますので、各社の考えの違いなどを知る手掛かりになるかもしれません。ご参考までに。

定格出力別の6クラスごとのベストチョイス

多くの候補の中から用途や予算などによって「この1台」を選ぶのはなかなか骨の折れる作業ですし、用途や目的によって必要な容量や出力、機能などが異なるため、すべてを網羅した中から「おすすめの1台」を選ぶことは事実上不可能と言えます。

そこで、当ブログではポータブル電源の定格出力によって6クラスに分け、それぞれのクラスのベストチョイスを選ぶことといたします。分けるクラスは以下の通りです。

  • 300Wクラス…スマホやガジェット充電などのデスクワーク向け
  • 500Wクラス…高出力家電を使わない1泊キャンプ向きのクラス
  • 700Wクラス…一部の電子レンジなどの家電が使えるクラス
  • 1000Wクラス…連泊キャンプや災害時の備えとなり得るクラス
  • 1500Wクラス…家電のほとんどが使用できるクラス 節電対策にも有効
  • 2000Wクラス…長期キャンプや災害時でも余裕の電力供給が可能

定格出力300Wクラスのポータブル電源を比較

メーカーEcoFlowAnkerJackeryBluetti
機種RIVER 2521240EB3A
発売日2022/102022/082019/032022/06
通常価格29,900円29,900円21,800円59,980円
採用電池リン酸鉄リン酸鉄三元素リン酸鉄
充電サイクル3,0003,0005002,500
容量256Wh256Wh241.9Wh268.8Wh
定格出力300W200W200W600W
最大出力600W600W400W1200W
AC端子2212
USB-A2222
USB-C111
DC出力5521×2
シガーソケット1111
AC入力360W430W
ソーラー入力110W65W65W200W
UCB入力110W60W
急速充電X-Stream対応ターボ高速充電
消費電力抑制X-Boost
450W
電力リフト
1200W
追加バッテリー
スマホ操作
ワイヤレス充電
サイズmm245x215x145216x211x144230x133x167255x180x183
重量kg3.53.73.14.6
保証期間5年5年2年2年

定格出力300WクラスにはRIVER2・Anker521・Jackery240・EB3Aを候補に選びましたが、やはりJackery240のモデルイヤーの古さが気になります。当然、性能・機能に置いて最新機種との格差は如何ともしがたい部分があります。

セールなどでとんでもなく安くなっていれば検討の余地はありますが、現時点でJackery240を選ぶ理由はないものと思います。

残り3機種のスペックを比べると、Bluetti「EB3A」がいかに強力なスペックを持つ電源であるかが如実に分かります。

初代のRIVERに対抗すべく誕生したモデルなので、逆に言えば旧RIVERがいかに強力なモデルだったか…ということにもなり、逆を言えばRIVER2に筆者が感じる残念感もそこにありますが、モデルチェンジしていないEB3Aは、旧RIVER対抗のスペックをそのまま維持しているわけです。

現行RIVER2は、出力/最大出力の縮小、X-Boost適用範囲の縮小(1200W→450W)、エクストラバッテリー廃止、5512DC出力廃止、ソーラー入力縮小(200W→110W)など、正直、リン酸鉄リチウム電池採用で充電サイクルが伸びた以外ではほとんどのスペックで旧モデルを下回ります。

価格が旧モデルより1万円弱値下がりしているのが救いでしょうか。

少なくともこのクラスでは、出力や付加機能の点で「RIVER2」よりも「EB3A」をチョイスした方がメリットが大きいと考えます。

「新しさ」という点では「RIVER2」と「Anker521」が共に2022年の発売です。

この2モデルは基本スペックはほぼ同等ですが、定格出力が100W大きいこと、ACやソーラーでの入力が大きいこと、付加機能「消費電力抑制」「スマホ操作」などに差があることで、RIVER2が若干おすすめ度は高いと思います。

このクラスの筆者のお勧めモデル以下とします。

(1)Bluetti EB3A
(2)EcoFlow ROVER 2

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定格出力500Wクラスのポータブル電源を比較

メーカーEcoFlowAnkerJackeryBluetti
機種RIVER 2
MAX
535400EB55
発売日2022/092022/072019/032021/06
通常価格64,900円64,900円49,300円59,980円
採用電池リン酸鉄リン酸鉄三元素リン酸鉄
充電サイクル3,0003,0008002,500
容量512Wh512Wh403Wh537Wh
定格出力500W500W200W700W
最大出力1000W1000W400W1400W
AC端子4414
USB-A3324
USB-C111
DC出力5521×25521×2
シガーソケット1111
AC入力220W200W
ソーラー入力220W120W65W200W
UCB入力100W60W
急速充電X-Stream対応デュアル急速
充電 400W
消費電力抑制X-Boost
750W
追加バッテリー
スマホ操作
ワイヤレス充電
サイズmm269x259x196292x251x188230x153x167278x200x198
重量kg6.17.64.17.5
保証期間5年5年2年2年

定格出力500WクラスにはRIVER2 Max・Anker535・Jackery400・EB55を候補に選びましたが、やはりJackery400のモデルイヤーの古さが気になります。新しければ良いというものでもありませんが、ポータブル電源の3年の差は非常に大きいです。

発売年による差の分かりやすい事例としては、EcoFlowの「EFDELTA」(2020年)と「DELTA2」(2022年)があります。

EB55も2021年の製品で、2022年登場のRIVERや535と比べれば若干古いモデルながらスペックは平均点以上と言えそうです。ただ「EB3A」ほどの付加機能は装備されておらず、突き抜けたスペックも持っていないことから、選択肢としてはインパクトが足りない感があります。

「EB3A」で採用した『電力リフト』や『スマホ遠隔操作』などの機能を乗せた後継モデル「EB5A(仮称)」が出れば人気モデルになりそうですが。

2022年登場の最新鋭の2台は、300Wクラス同様、基本スペックはほぼ同等で、入力値や付加機能の違いでいずれかを選択することになりそうです。

このクラスの筆者のお勧めモデルはこちらです。

(1)EcoFlow RIVER 2 Max
(2)Anker 535

定格出力700Wクラスのポータブル電源を比較

メーカーEcoFlowJackeryBluetti
機種RIVER Pro708EB70S
発売日2022/092021/052021/06
通常価格79,800円84,500円79,800円
採用電池三元素三元素リン酸鉄
充電サイクル8005002500
容量720Wh708Wh716Wh
定格出力600W500W800W
最大出力1200W1400W
AC端子324
USB-A322
USB-C112
DC出力5521x25521x2
シガーソケット111
AC入力660W200W
ソーラー入力200W180W200W
急速充電X-Stream
消費電力抑制X-Boost
最大660W
追加バッテリー
最大720Wh
スマホ操作
ワイヤレス充電
サイズmm288x185x253299x191x190320x217x222
重量kg7.26.89.7
保証期間2年2年2年

定格出力700Wクラスは、今後のベンチマークになるであろう『EcoFlow RIVER 2 Pro』が未発売なので、暫定的なベストバイになりますが、実はこのクラスの競合はあまり多くありません。

現状は、『RIVER2 Pro待ち』といった状況ですが、「X-Stream(急速充電)」や「X-Boost(電力ブースト)」など機能的に新しいのはEcoFlow「RIVER Pro」、定格出力が大きく(※)使い勝手がよく、リン酸鉄リチウム採用で安全性が高く長寿命なのはBluetti「EB70S」で、いずれかのチョイスになると思います。

Jakcery708は現時点では見るべき点に乏しく、お勧め候補に挙げにくいのが正直なところです。

Bluetti EB70Sについては実機レビューがあるのでそちらを参照してください。(※)当ブログでおすすめしている電子レンジ「山善YRL-F180」がEB70Sで動作するのを確認しています。実勢価格6~7万円のポータブル電源で電子レンジを駆動できるのは貴重です。

EcoFlow RIVER Pro 720Wh 600W/1200W X-Boost 遠隔操作
Bluetti EB70S リンサン鉄リチウムイオンバッテリー 716Wh 定格800W

定格出力1000Wクラスのポータブル電源を比較

メーカーEcoFlowAnkerJackery
機種DELTA 25551000 Pro
発売日2022/082022/082022/09
通常価格143,000円149,900円149,800円
採用電池リン酸鉄リン酸鉄三元素
充電サイクル3,0003,0001000
容量1,024Wh1,024Wh1,002Wh
定格出力1400W1000W1000W
最大出力2250W1500W2000W
AC端子643
USB-A432
USB-C212
DC出力5521x2
シガーソケット111
AC入力1200W
ソーラー入力500W200W800W
UCB入力100W
急速充電X-Stream対応対応
消費電力抑制X-Boost
最大1900W
追加バッテリー
最大3,040Wh
スマホ操作
ワイヤレス充電
サイズmm400x211x281350x295x188340x262x255
重量kg12.013.111.5
保証期間5年5年5年

定格出力1000WクラスにはEcoFlow DELTA2・Anker555・Jackery1000Proを候補に選びました。大容量高出力モデルが得意な「BLUETTI」にはこのクラスの製品がありません。

DELTA2は、1つ上の「定格1500~2000W」クラスに入れようか…とも思ったのですが、価格や容量的に他2機種に近いので、こちらに入れました(言い換えると、DELTA2の出力当たりの価格が非常に割安ということであり高コスパだと言えます)。

DELTA2・Anker 555とJackery1000Proの基本スペックはほぼ同等ですが、出力はDELTA2だけが1400W/最大2250Wを確保しています。電池は、EcoFlowとAnkerはリン酸鉄リチウム、Jackeryは三元素リチウム電池を採用しており、いずれも2022年発売のニューモデルです。

Anker555は、瞬間最大出力やソーラー入力の値が少し小さい点が気になりますが、基本を押さえた堅実なAnkerらしい製品になっていると思います。

Jackeryは最新モデル「1000Pro」でもリン酸鉄リチウムを採用しませんでした。世界ではじめて三元素リチウムイオン電池採用のポータブル電源を開発したメーカーとして、三元素リチウムの可能性を模索しているのかもしれません(MAZDAが内燃機関にこだわるのと同じかな)。

三元素リチウムを採用しながらも、管理システムの見直しなどで充電サイクル1000回を実現しています。

ただ、DELTA2のスペックは他の2機種よりも少しずつ上回っており、Anker/Jackeryのスペックは微妙に足りない…と感じます。こうしてスペックで比べると、AnkerとJackeryが控えめで、EcoFlowが派手で目立つ…という構図が見えると思います。

電熱系の家電は消費電力1200W~1400Wの製品が多いので、1000W出力では「あとちょっとなのに使えない」といったシーンが多発しそうです。という訳で、DELTA2の1400W出力は高く評価すべきと考え、このクラスを買うのであればDELTA2がファーストチョイスになりそうです。

このクラスの筆者のお勧めモデル

(1)EcoFlow DELTA 2
(2)Jackery 1000 Pro

1000Proはリン酸鉄リチウムではありませんが、進化した管理システムで充電サイクルが1000回に伸びていますので、2位に選びました。

ただ欲を言えば、DELTA2にはちょっと文句もあります。

KAZ
KAZ

DELTA2の「EFDELTA後継機」という位置づけには納得できません。X-BoostやEB、スマホ操作などの付加機能が乗った点では進化ですが、EFDELTAと比べると容量・出力とも縮小されている点で、実際にEFDELTAを使っている者として「EFDELTA後継機」というのは納得がゆかないんです。スペックの近い「DELTA1000」の後継と考えれば妥当性がありますし、単体でみればこのクラスでは断トツのスペック、性能・機能を併せ持っていると思います。今後のこのクラスのベンチマークになり得るモデルだと思います。

定格出力1500Wクラスのポータブル電源を比較

メーカーEcoFlowAnkerJackery
機種EFDELTA7571500 Pro
発売日2020/042022/052023/01
通常価格139,500円
(168,000)
169,900円199,800円
採用電池三元素リン酸鉄三元素
充電サイクル8003,0002,000
容量1,260Wh1,229Wh1,512Wh
定格出力1600W1500W1800W
最大出力3100W2400W3600W
AC端子663
USB-A442
USB-C222
DC出力
シガーソケット111
AC入力1200W1200W1300W
ソーラー入力400W200W1400W
UCB入力100W
急速充電X-Stream対応対応
消費電力抑制
追加バッテリー
スマホ操作
ワイヤレス充電
サイズmm400x210x270463x288x237384x269x307
重量kg14.019.917.0
保証期間2年5年5年

定格出力1500WクラスにはEcoFlow DELTA Max1600/2000・Anker757・Jackery1500を候補に選びました(2023/1月、Jackery15001500 Pro」に差し替えました)。

候補3モデルのうち、Anker757は2022年、Jackery1500Proは2023年の新製品で、EcoFlow EFDELTAのみ2020年の発売です。

電池は「757」のみリン酸鉄リチウムを採用していますが、最新型「1500Pro」はバッテリー管理や冷却能力向上などにより、三元素リチウム電池ながら2000回の充電サイクルとなっています。

EcoFlowは「DELTA2」をEFDELTAの後継として発売しましたが、スペック的に見ると「DELTA 1000」の後継と見る方が腑に落ちますし、実際、「DELTA2」発売後は「DELTA1000」はラインナップから外れましたが、EFDELTAは現時点でも現行モデルとして掲載されています。

このクラスは、容量や出力的にEFELTAの後継と納得できるモデルが登場するまでは、現状757のライバルは存在しない…そんな状況です。

このクラスの筆者のお勧めモデルはこちらです。

(1)Anker 757
(2)Jackery 1500 Pro

現時点では安全性の面で離散鉄リチウム電池採用のAnkerの最新モデルがファーストチョイスでしょう。次点にはJackery 1500Proを選びました。1500Proは三元素リチウムながら2000回の長寿命を得ています。

また、Ankerのポータブル電源は、パススルー充電をしてもバッテリーが劣化しない(他社製品は劣化するので推奨しないと記載あり)のも選択の大きな理由になりそうです。

Jackery ポータブル電源 1500 Pro 1512Wh/1800W
created by Rinker

定格出力2000Wクラスのポータブル電源を比較

メーカーEcoFlowAnkerJackeryBluetti
機種DELTA Max
2000
7672000 ProAC200P
発売日2021/082022/102022/032020/11
通常価格242,000円299,900円258,000円219,980円
採用電池三元素リン酸鉄三元素リン酸鉄
充電サイクル8003,0008003500
容量2,016Wh2,048Wh2,160Wh2000Wh
定格出力2000W2000W2200W2000W
最大出力4200W4400W4800W
AC端子6636
USB-A4224
USB-C2321
DC出力5521×22
シガーソケット1211
AC入力1500W1200W1500W500W
ソーラー入力800W960W1400W700W
UCB入力100W
急速充電X-Stream対応対応対応
消費電力抑制X-Boost
2400W
追加バッテリー
最大6048Wh

最大4096Wh

14,288Wh
スマホ操作
ワイヤレス充電
サイズmm497x242x305525x395x250384x269x307.5420x280x386
重量kg22.030.519.527.5
保証期間2年5年3年2年

定格出力2000WクラスにはEcoFlow DELTA Max2000・Anker767・Jackery2000Pro・Bluetti AC200Pを候補に選びました。

電源としてどれだけの電力を蓄積しておけるのか…という根本的な部分ではBluettiAC200Pが圧倒的です。しかしモデルイヤーが古めなので最新機能は搭載されていません。

EcoFlow Max2000は、まだリン酸鉄リチウム化されていませんので、このクラスでの選択順は最下位でしょう。Jackeryの新しい「Pro」シリーズはリン酸鉄リチウムをあえて採用せず、三元素リチウムの管理システムのアップグレードで充電サイクルを1000回に引き上げています。

選択するとすれば、モデルとして新しいAnkerかJackeryということになりますが、基本的に高スペックで、付加機能も充実しているAnker 767をファーストチョイスにしたいと思います。

このクラスの筆者のお勧めモデルはこちらです。

(1)Anker 767
(2)Jackery 2000 Pro

このクラスもEcoFlowの「Max」待ちといった様相です。

Anker 767 Portable Power Station GaNPrime 2048Wh
BLUETTI AC200P リン酸鉄リチウム電池 2000Wh 2000W/4800W

ソーラーパネルは必需品か?

筆者としての結論を先に言えば「必須」だと思います。

ポータブル電源は蓄電池であって「発電機」ではありません。つまり電気を貯めておくことはできても、新たに電気を生み出すことはできないので、貯めた電気を使えば、いくら容量が大きくてもいずれ枯渇します。

平常時に1~2泊の車中泊やキャンプに使うのであれば、貯めた電気を使い切っても自宅に戻ればAC100Vから充電することができ、容量を回復することが可能です。

しかし、災害時など「100V電源から電力を回復できない状態」=つまり『停電時』には、何らかの方法で電力を回復させなければ、ポータブル電源で賄える電力はあまり長くは持ちません。

自動車の走行充電などでも電力の回復は可能ですが、そのためには「ガソリン」という有償のエネルギーが必要で、災害時には給油も停止することが予想されるので、充電方法として期待することはできません。

そうなると、どうしても自然エネルギーからの充電方法を確保しておく必要がある…と考えれば、自ずとソーラーパネルの準備は必須と考えざるを得ません。

ソーラーパネルは好天時で最大出力の6~7割を発電できると考えると、400Wのパネルで280W、200Wのパネルで140W程度の発電充電を見込めますので、節約しながら使った1日分の電力を辛うじて回復できる可能性がありそうです。

キャンプや車中泊時であれば100Wクラスのパネルでも十分活用できますが、災害時などに1日分の消費量を回復させるのは厳しそうです。

幸い、ポータブル電源とのセットで値引き販売されることが増えているので、セールなどを利用してできるだけ低コストで発電量の多いパネルを併せて用意されることをおすすめします。

JackeryとEcoFlowどちらがおすすめ?

「Jackeryにするか、EcoFlowにするか」

EcoFlow VS Jackeryで悩んでいる方も少なくないと思いますが、現在の状況で言えば、1000W/2000Wの製品にはようやく新モデルが登場したものの、1000Wまでの売れ筋の価格帯に新モデルのないJackeryは正直いってEcoFlowの比較対象にならないと考えます。

現時点で、最新技や革新技術を積極的に取り入れるスタートアップ「EcoFlow」と比べるべきなのは、「Jackery」ではなく、同様にスタートアップ的スタンスの「BLUETTI」であり、モバイルバッテリーの老舗で新モデルの投入相次ぐ「Anker」ではないか…と思っています。

決してJackeryのポータブル電源が悪いというのではありません。Jackeryのポータブル電源はトラディショナルでオーソドックスな良さを持っていると思います。

ただ、自分としては革新的な便利機能を積極的に採用するメーカーを支持したいと思う気持ちが強いので、EcoFlowを推してきましたし、同様の視点で「Anker」や「Bluetti」を推したいと考えています。

それ以外のメーカーはどうか…と考えますが、やはり事故や不良品だった際の対応を考えると、せめて日本法人を持っている企業でないと怖い気がします。

※日本法人を持つメーカーの製品をおすすめする理由についてはこちら

※ポータブル電源のセール情報はこちらをご覧ください。


今回はポータブル電源選びについて考えてみました。

最終的には自分の好みで決めても問題ないと思いますが、記事が少しでも皆さんのポータブル電源選ラビの参考になれば幸いです。

それでは今日はこの辺で。

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この記事を書いたのは…
Enjoy Camper

当ブログの運営者兼管理人KAZです。2020年にアルトピアーノを購入してバンコンの楽しさに目覚め、緩~くバンライフを楽しんでいます。ポータブル電源や車載家電など車内電化に興味があります。職業はモバイル通信系のライターです。過去20社50プラン以上の格安SIMを使ってきた経験からSIM関連の記事も時々載せています。

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