毎月29日は「肉の日」です。今回の肉の日は、トロトロに煮込んだスペアリブを乗せた『スペアリブの肉丼』を作ってみました。脂抜きと煮込みがコツの我が家のスペアリブ丼のレシピを紹介します。
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肉の日、楽しんでますか?(笑)今回はガッツリ豚肉を食べたくてスペアリブをチョイス!柔々とろとろに煮込んだスペアリブの「のっけ丼」を作りました。ちょっどめちゃ旨だったのでレシピを紹介します!
我が家は豚肉好きです。もちろん肉全体好きで、「No Beef No Life」ですし、「Love Chicken」でもありますが、豚肉もかなり好きです(結局全部好き)。今回の肉の日はスペアリブを頬張りました!
我が家のスペアリブの肉丼レシピ
我が家のスペアリブはトロトロに煮込むのが特徴で、骨もスルッと取れるほど柔々です。骨を外し、濃い味のタレを絡め、どんぶり飯にドカンと乗せれば完成!トロトロのスペアリブをほぐして、白ご飯と一緒に頬張れば、まさに「至福」のひとくちです^^
【我が家のスペアリブ丼の特徴】
- レンジクックで脂抜きをする
- 土鍋で煮込む
- 濃い味のタレをからめる
- 骨を外しておく
- レンチンキャベツと目玉焼きをトッピング
- 肉塊を崩してご飯と混ぜて頬張る
です。では手順の順にレシピをどうぞ。
レンジクックを使ってレンチンで脂抜きする
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ずっと以前、何かで「脂は油にしか溶けない」と読んだことがあって、それ以来、肉の脂抜きはフライパンで焼くようになりました。お湯でいくら長時間煮込んでも所詮100℃ですが、鉄板で焼けば170~180℃ほどになり肉の脂がよく溶け出るそうです。
でもこれをやると、キッチンの床は油まみれになり、部屋中に臭いが充満してなかなか取れなくなります。
この手がかかってデメリットの多い脂抜きも、レンジクックを使ってレンチンで行うことで、油の飛散がなくなり臭いもほとんど出ずに行うことができます。レンジクックを使うようになって以来、脂抜きはすべてレンジクックを使うようになりました。
画像のようにレンジクックに肉(今回はスペアリブ)を並べ、600Wでレンチンするだけです。表面に焼き色が付いたら面をかえてレンチンして、すべての面を焼いて脂を抜きます。すると…
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こんなに脂を抜くことができます。
我が家の「肉料理のコツその①」です。脂を抜いた脂身はコラーゲン化し、食べても脂こくなくプルプルして旨いです。角煮も同じ手法で脂抜きが有効です。
レンジクックを使ったレシピはこちらもご覧ください。
土鍋で煮込む
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レンジクックで脂抜きして焼き色を付けたスペアリブを土鍋で煮込みます。今回は2時間半ほど煮込みましたが、骨は菜箸でするっと取れるほど柔々トロトロになりました。
圧力鍋でもいいのですが、土鍋は遠赤外線を出すので肉が芯まで軟らかくなるので、我が家ではもっぱら土鍋で煮込みます。
水に酒・塩・ガーリック・乾燥昆布・昆布だしの素・コンソメ顆粒・生姜汁で煮込みました。色が黒っぽいですが、これは肉の焼き目の色がでたもので、醤油は使っていません。味つけは後からするので、ここでは肉を軟らかくすることと、下味をつけるだけです。
煮込みを終えたら骨を外しておきます。軟骨は旨いのでそのまま残します。並行してご飯を炊いています。
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ちなみに土鍋の煮込みでも脂を落とせます。画像は土鍋の翌日の様子ですが、水面にスペアリブから出た脂が白く固まっています。レンジクックと合わせてこれだけの脂が、そのまま体内に入ると考えると怖いですね^^;
濃いめのタレをからめる
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フライパンにタレを作ります。
タレは、にんべんつゆ(※)・醤油・酒・蜂蜜・ラカント(砂糖の代わりの甘味)・生姜汁を合わせたもので、肉によくからむように少し水分を飛ばすために煮詰めます。
※通常タレにはダシが不可欠ですが、我が家では「にんべんつゆ」のボトルに乾燥昆布を大量に入れておいてツユ自体にダシを出してあるので、別途ダシを加える必要はないんです。これ便利ですよ。
タレが煮詰まったら、骨を外したスペアリブの肉塊を崩さないように淹れて、トングなどで返しながらタレをからめます。
どんぶりの用意
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肉にタレをからめ始めたら、並行してどんぶり飯の用意をします。
どんぶりに白飯を盛り、予め刻んでおいたザク切りキャベツをレンチンして白飯の上に盛り付けます。この時、キャベツには特別味つけは不要ですが、ガーリックパウダーを振っておくとパンチが強烈になります。ご飯にかかっているのはスリゴマです。
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一般的に煮込んだ豚肉にはチンゲン菜を合わせることが多いですが、我が家ではいつからか加熱してしんなりさせたキャベツになりました。加熱はレンチンがおすすめです。茹でるとお湯の中に栄養価が逃げてしまうので。それに耐熱ポリ袋でレンチンすれば、同時進行の手間も簡略化できます。
肉塊を乗せる
ご飯&キャベツの上にスペアリブを崩さないように乗せます。まさに肉塊丼です。
ほどよく煮詰まったタレがからまって、見た目から旨そう!ビジュアルからインパクト大です^^
ご飯とキャベツにもタレ味が届くように、肉の上からフライパンに残ったタレを多めに回しかけます。
目玉焼きを乗せる
最後に目玉焼きを乗せて「とろとろスペアリブの肉塊丼」完成です^^
こういう場合「煮卵」が王道かと思いますが、我が家では、同じような味のタレに付け込んだ卵より、黄身の甘さや白身の旨さをストレートに味わえる目玉焼きが定番です。
白身を少し焦がすように焼くと、焦げた部分の「焦げ味」がまた全体の味を複雑にしてくれます。もちろん黄身は半熟です。
肉塊を崩してご飯とキャベツと一緒に頬張る
もうあとは食べるだけ。
柔々のとろとろになったスペアリブはそのまま口に放り込んでももちろん旨いですが、肉塊をほぐしてご飯やキャベツ、タマゴと混然一体で頬張ると、えも言えない旨さです^^
食べている途中には、軟骨が出てきてコリコリの食感や、コラーゲン化した脂身のプルプル食感も味わえます。さらに、黄身をくずして肉に合わさるととてつもない旨さです。
まさに肉の日の「肉塊丼」です^^ めっちゃ旨かったです。
肉の日のとろとろスペアリブの肉塊丼まとめ
今回は29日の肉の日にあわせて、スペアリブを柔々トロトロに煮込んで「肉塊丼」を作ってみました。
レンジクックでの脂抜きや、土鍋での煮込みなど、ちょっとしたコツはありますが、レシピとしては簡単なのでよろしければ作ってみてください。
それは今日はこの辺で。
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