今回のレシピは電子レンジで作る「お好み焼き」です。
電子レンジのレンチンでお好み焼きが焼けます。冷凍お好み焼きを解凍する…ではなく、レンジクックを使ってレンチンでこんがりフワフワのお好み焼きが焼けるんです。ドライブ先の地元の食材を使って手軽に車内でお好み焼きが食べられますよ♪
電子レンジは加熱するには便利な家電ですが、基本的に「焼く」ことはできません。
必然的に、肉や魚を焼くことは苦手ですし、今回のテーマである「お好み焼き」も電子レンジのマイクロ波では焼くことができません。
そこで、当ブログではもうお馴染み、自分的に一番お気に入りの電子レンジ調理器「レンジクック」を使って、お好み焼きをこんがり焼いてみようと思います。
使うものは、例によって
- 電子レンジ
- レンジクック
- クッキングシート
この3つのみです。
今回のレシピはかなり気に召すと思いますよ、自分的にもかなりお気に入りメニューなので。
お好み焼き「たね」を作る~生地に刻みキャベツと具材を混ぜる
本当に「たね」というのかどうか知りませんが、生地に具材を混ぜた状態のことを指していますので、そのつもりで読んでくださいね。
刻みキャベツにその他の具材も入れて、好きな「たね」を作ってください。
レシピと言っても「作り方」の方に比重がいってるので、具材に何を入れるとか、生地を寝かせるとか寝かせないとか、その辺りはおまかせします。
こちらは「お試し用」なので、非常にベーシックです^^;
刻みキャベツに「切りイカ」「干しエビ」のみで、お好み焼き粉を固めに溶いています。
この工程は、車内ではポリ袋の中で混ぜるとよいです。手も汚れないし、散らからないし、洗い物も出ません。袋の中で球状に丸めておいて、レンジクックに出したらポリ袋の上から押しつぶすように厚みを調整してください。
試作第1弾、とりあえずクッキングシートに乗せて焼いてみる
クッキングペーパーを敷いてレンジクック内で電子レンジ調理をする…というスタイルは、前回の「包み焼き風ホットサンド」で発見したというか、気づいた手法を踏襲しています。
クッキングシートをレンジクックの上に広げ、お好み焼きの「たね」をふんわり乗せます。
レンジクックの蓋を閉じて、600Wでレンチンしますが、最初で様子がわからないので何回か追加+追加で加熱しましたが、最初の面はトータルで6分~6分30秒ぐらいだと思います。
片面を焼いたお好み焼きを一旦外して全卵1個を割り入れます。
黄身をつぶしてから半面焼けのお好み焼きを戻します(卵が周囲に広がっているのがわかりますか?)
また蓋をして加熱しますが、すでに発熱体も熱くなっていますし、レンジクック内も温まっているので、加熱時間は最初の面ほど長くなくて大丈夫です。
4分ぐらいでしょうか(後から何回でも焼き足すことはできるのであまり緻密に考えなくてOK)。
両面を焼いたらクッキングシートを外します。
どうでしょう。思ったよりちゃんと焼けていませんか?
ただ、これ、失敗しています。
というのは、クッキングペーパーに油を塗ってないので枚目の3枚目の写真のような感じでペーパーにひっつっくし、パリパリな感じになってしまったので、焼いている途中で油を塗りました。
これは実際に焼いてみてわかったことですが、油を塗らないとだめです。
それと油が垂れるので、ペーパーを上下から挟むようにしてひっくり返しやすくしました。
この辺りは試作第2弾で活かしたいところですが、それ以外は思ったよりちゃんと焼けていました。
皿に移して、ソースとマヨネーズをかけて完成です。
食感はいろいろ好みがあると思いますが、器具とペーパーの中で焼くので、さすがに鉄板で焼いたように外側がカリカリにはなりませんが、フワフワでトロトロな感じは鉄板焼きにはない食感です。
油が必要なことと食感の好き嫌い以外の部分では概ね成功と言えるんじゃないでしょうか。
試作第2弾、1回目の教訓を生かして実用レシピに仕上げる
試作第1弾では、最初「油」を塗っていなかったので、ペーパーにくっつきやすかったのと、焼いた表面がぱりぱりで、お好み焼きぽくなかったので、第2弾ではその辺りを改善する必要があります。
まず最初にクッキングペーパーに油を塗りそこに全卵を割ります。
黄身を潰してから卵が流れ広がらないよう、周囲から「たね」を置いて囲み、最後に卵の上にも乗せました。
クッキングペーパーは2倍の大きさにして、上下から包み込むようにして、開いている3方を折りたたんで閉じました。
裏面を焼いて焼き上がりです。レンチンした時間は、表面が6分30秒、裏面が4分で、第1弾と同じでした。
油を塗った分、焼いた感じが違いますね。よりこんがりな感じです。
油を塗った効果で、ペーパーにくっつかずに、傾けるだけで皿にスルリと移すことができました。
向こう側に見えるレンジクックもまったく調理後の感じがしません。持ち手が粉で汚れている以外はまったく油や食材の汚れがついていませんので、車内調理でも後片付けが非常に楽です。
見た目を気にしないのであれば、皿にもペーパーのまま出せば皿も汚れず、食べ終えたらペーパーを捨てるだけで後片付け完了です。
ソースとマヨネーズをかけて完成です。
どうやら電子レンジでお好み焼きを焼くと、ふんわりトロトロに仕上がるようです。
正直、かなり旨いです。ぜひぜひお試しあれ。
お好み焼きの厚みは比較的自由に調整できます。厚みを出した場合には、最後の数十秒をレンジクックの蓋なしで電子レンジ加熱すれば中まで火が入ります。ただしその場合は、若干トロトロ感が失われる傾向がありますのでうまく調整してみてください。
今回は、電子レンジとレンジクックを使った「電子レンジ焼きのお好み焼き」レシピでした。
さらなる改善点としては玉子を割り入れるタイミングで、最初ではなく、片面を焼いてから上面中心にくぼみを作ってそこに割り入れたらいいんじゃないか、と思っています。次回試してみようと思います。
本記事では、「レシピ」といっても配合とか、具材の種類や分量とかではなく、レンジクックとキッチンペーパーの使い方になっちゃいましたが、これ、ホントに旨くてかなりお気に入りです。
粉の量を減らして玉子多めにすれば炭水化物量を減らせるので低糖質志向の方にもおすすめです。
いまのところ、前回のホットサンドと、今回のお好み焼きは、自分的にはキャンプで作りたいメニューの2トップです。
それでは今日はこの辺で。
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