今日は久々にフード系の話題ということで、「カレーメシ」を取り上げてみようと思います。カレーメシは言わずと知れた日清食品のカップヌードル型の容器に入った即席カレーライスです。
今回は、野菜とオートミールを使ってこのカレーメシ的なものを作ってみようというものです。

はじめに言っておきますが、これ、かなり旨いです(笑)。旨いのに、使う材料はカレーと調味料以外は「玉ねぎ」「にんじん」「オートミール」「水」だけで、レンチンだけでできてしまう『簡・速・旨』と三拍子そろったカレーフードです。自信をもってお送りします^^
ペヤングソース焼きそば以外で食べるインスタンド食品は、シーフードヌードルとカレーメシ、まれにUFOやきそばといった感じですが、「カレーメシ」ってかなり旨くて必ず何個かストックしています。

特にこれ。シーフードのカレーメシはかなり好きです。
とは言え、今回紹介するレシピ、当初は特にカレーメシは意識していませんでした。
最初はオートミールなんてまるで興味なかったんですが、「オートミールごはん」って言葉をよく聞くようになって「ご飯なの?」と興味を持ち、ヘルシーな感じだし、朝食にしっくりくる食品がなくて困っていたこともあって、お試しに小さなパッケージを買ってみたんです。
牛乳を入れて…なんて普通にしていたんですけど全っ然美味しくなくて「捨てちゃうか」なんて思ったりもしたんですが、ものは試しとコンソメ味やトマト味、和風味など色々試す中で「なんだカレー味が一番食べやすいじゃん」ってことに気づいた次第です。
「ん?カレー味のどろどろな感じって、まさにカレーメシじゃん」
ってことで、ここでようやくオートミールとカレーメシが繋がり、その後も「こうしたら」「どうしたら」と試行錯誤をして完成したのが本日紹介する『オートミールのカレーメシ的なもの』です。

食感でいうと「キーマカレー」なんですけど、今回のレシピにはひき肉を使っていないのでm、厳密に言えばキーマじゃないんですよね。野菜のキーマなんて逃げもあるんですが、ここはまだ「カレーメシ的なもの」ということにしておきます。
オートミールのカレーメシ的キーマカレーの作り方
まず用意するものを一覧に書き出します。
- オートミール
- 野菜(今回は玉ねぎとにんじん)適量
- カレーパウダー(またはルー)
- 調味料(コクを出すと旨い)
- 水(牛乳やトマトジュースでも旨い)
基本はこれだけ。
作り方も簡単
- 野菜をみじん切りに刻む
- 容器に刻んだ野菜と水と塩を少々いれて柔らかくなるまでレンチン
- オートミールを加える(自分のは1人前で30g)
- レンチン(沸騰すればOK)
- 調味料とカレーを加えてスプーンでぐるぐる混ぜる
もうこれだけで完成です。なんて簡単、レンチンは野菜で3分ぐらい、オートミールを加えて30秒~1分ぐらいです。あとはカレーと調味料をよく混ぜたらできあがりです。
ってこれだけじゃしょうがないんで、作る手順をもう少し詳しく説明します。
野菜をみじん切りに刻んでレンチンする

カレーメシ的なものを作る器を用意する。
できればカレーメシのカップに姿かたちが似ている方が雰囲気が出ます。
別にそこにこだわる必要はまったくないですが…。

野菜をみじん切りに刻む。
今回は簡単に玉ねぎとにんじんだけですが、好みで好きな野菜をみじん切りにして加えてもOK。
ジャガイモなんかは少し小さめのサイの目にすると食感が残ってよいかも。

刻んだ野菜と水、少量の塩をいれてレンチン。
容器の大きさや野菜や水の量にもよりますが、だいたい500~600Wで3分ぐらいで大丈夫かと。
硬め軟らかめは好みでレンチン時間を調整してください。
具材は好きなものを何でも入れて大丈夫です。
オートミールを加えてさらにレンチン

野菜が柔らかくなったら、オートミールを加えてさらにレンチンします。
この時、オートミールが被る程度に水を追加してください。水に浸らない状態でレンチンするとガリガリになります。

こちらがオートミールを加えてレンチンした状態です。
見た目、オートミールがひき肉のように見えませんか?これ、作っている最中の「視覚マジック」なんです。詳しくはのちほど。
これでもベースはできあがりです。あとは味つけだけです。
調味料とカレーを加えて混ぜる

軟らかくなったベース(野菜とオートミール)に調味料を加えて混ぜます。
ここで入れているのは、
・ガーリックパウダー
・コンソメ顆粒
・ブラックペッパー
・トマトジュース(無塩)
です。
好みで何入れてもOKですが、トマトジュースのような液体を入れた場合はレンチンを追加した方がよいかもしれません。

カレーを加えます。
カレールーでも、パウダーでも、顆粒タイプでもなんでもOKです。

カレーが全体に行き渡るようにぐるぐる混ぜます。固形のルーを入れた場合は特にぐるぐる多めでよく混ぜてください。
どうですか?まんまカレーメシでしょ?
逆に具材が多くてカレーメシより、キーマに見えるかもしれません(でもひき肉使っていないので厳密にはキーマではないです)。
これで、「野菜とオートミールのカレーメシ的なやつ」完成です。アツアツのうちに召し上がれ♪
オートミールのカレーメシ的なやつ 注意点
特段気を付けることもないのですが、一応、注意点やおすすめトッピングなどまとめてみます。
オートミール

今自分が使っているオートミールはこちら。
最初は容量が少なく価格が安いもので試そう…と購入したのですが、今は「今後もオートミールは食べる」と思っているんですが、大容量のものを買えずにいます。
というのも、この製品が初めて購入したオートミールなので、他のオートミールがどんな感じなのか知らず他の製品も今と同じような味・匂い・食感・柔らかさなのか分からないからです^^;
他の製品は知らない人の話しとして聞いてくださいね。このオートミールは水や牛乳に浸してレンチン1分程度で軟らかくなるのと、味や匂いや食感が主張してこないところが気に入って使っています。

パッケージに『インスタントタイプ:薄くてかんたん調理』『くせがない、食べやすい、アレンジ自在』と書いてあったのでそれを信じて買いました。他の製品も同じならレシピのまま作ってください。オートミールに種類があって、薄くてかんたん調理でない場合にはそれなりの加工をしてください。
カレー

カレーは、固形や粉末のルーでもいいですし、カレーパウダーでもOKです。
カレーパウダーの場合は、調味料の方で旨味やコクを出すようにすると美味しくできます。

固形のルーは包丁でそぎ切りにすると溶けやすいです。
分量は1人前か、少し少な目が適量かな。具材やオートミール、水量を増やせば当然カレーの量も多く必要です。
野菜・ひき肉

今回は野菜は玉ねぎとにんじんのみでしたが、何を入れてもいいと思います。ジャガイモを賽の目で入れればしっかり食感が残るでしょうし、茄子やレンコンなんかも旨いと思います。
ひき肉を入れても美味しいのは当然なんですが、前述の「視覚マジック」というのは、カレーを入れる前の見た目ではオートミールがひき肉のように見えていて、実際食べても何かがしっかり食感を残していて、まるでひき肉が入っているかのような感じがするんです。
そうすると脳が勝手に、さっき見たオートミールがその食感を出しているんだな…と思いこみやすいんですが、実は食感を残しているのは野菜の方、たぶん人参なんです。おそらく人参をいれずに「…的なやつ」を作ると、ここまで食感はなくて、オートミールのドロドロなカレー味になってしまうんじゃないか…と思います。
まだひき肉を入れて作ったことがないので実際の味や食感、旨さはわかりません。どちらかというとヘルシーであることに軸足を置いておきたいメニューなので。
その他では、魚介(アサリ・イカ等の冷凍シーフード)や、コーンなんかも具材として優秀です(アサリは旨味がでてかなり美味しくなります)。
味変・トッピング

食べ始めて少しして、トッピングを加えて「味変」も楽しめます。
たっぷりめのとろけるチーズなんて、旨味とコクとトロトロ感が加わって最高です。
タマゴもかなり優秀なトッピングです。生・茹で・温玉・目玉焼きなど何でも旨いです。

こちらのハラペーニョのペーストもおすすめです。本物ほど辛くなく抑えめの絡みが旨さを引き立てます。味変で一気に中南米な感じになります。
器

それらしく撮るために、カレーメシのカップに姿かたちが近い容器で作っていますが、レンチンの際の吹きこぼれや、食べる際の食べやすさなどを考えると、広口の丼のような器がおすすめです。
野菜とオートミールのカレーメシ的なもの まとめ

けっこう旨そうでしょ?
簡単に短時間で作れて、使う食器も最小限、それでいてそこそこ旨くてヘルシーだなんて、車中泊だけじゃ勿体ないぐらいで、実は自宅事務所で仕事の日はかなりの確率で作っていたりします。
野菜を刻むのに少し時間がかかりますが、それでも100均などの「チョッパー」を使えばさほど時間もかからないので、忙しい時のランチにも最適なんで、ぜひお試しください。
それでは今日はこの辺で。
当ブログの管理人KAZです。
モバイル通信やガジェット関連、アウトドア関連のフリーライターをしています。2020年3月、コロナによる緊急事態宣言直前に購入した小型バンコン「アルトピアーノ」でバンライフに目覚め当ブログを立ち上げました。