アルトピアーノのルーフに取り付けた200Wソーラーパネルのその後~走っても大丈夫?発電能力は?

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先日、DIYで取り付けたアルトピアーノ・ルーフのソーラーパネルのその後についてです。

KAZ
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やはり何と言っても一番の懸念は、DIYで行った「施工」の出来具合と、CIGS系ソーラーパネルの発電の状況だと思います。「施工」については何から何まで初めてで、正直「ロクなもんじゃない」のは自覚しているんですが、それでもコーキングが剥がれたり、パネルが浮いてしまわずにしっかり固定されていれば「よし」としたいところです。

あまり車をDIYでいじる人ではないので、『遮熱塗料の塗布』や『コーキング剤の塗布』など生まれて初めての作業をぶっつけ本番でやったので、その後の状態は非常に気になります。

また、一般的な結晶シリコン(単結晶や多結晶)製ではなく、CIGS系パネルがどの程度の発電量があるのかや、パネルに影が差した際の発電量、雨滴や汚れによる発電量の低下など、取り付けてみないと分からないこともあるので、その辺りをぐるっとチェックしたいと思います。

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DIY施工の状況を確認する

下手すぎる…

施工してから約2週間経過した現段階のパネルの接着状態を確認しました。

まず何より目につくのは「(アルトピアーノのルーフが)きたない」ということです。コーキングがあちこちに付いてしまっていますし、遮熱塗料の塗布後すぐにマスキングテープをはがさなかったためテープが残ってしまっています。

ルーフの汚れの原因はこれ。

ノズルから垂れたコーキング剤が色んなところに付着したり、本来マスキングテープを剥がすことで撤去できるはずの汚れがそのまま残ってしまったというわけです。

なんて汚いんだろう^^;

拡大するとこんな感じです。

白い部分は遮熱塗料で、本来はマスキングテープを剥がせば綺麗に一直線になるはずが、テープが剥がせた部分と残った部分があって一直線でないし、黄色いマスキングテープが見えてしまって汚らしいことこの上ありません^^;

これはやばい!

さらに、わずか2週間にしてコーキングが浮いてしまっている部分があります。

これはフロントから見た画像なので、このコーキングの浮きはマズいです。走行中の風圧で雨水がどんどん侵入してしまいます。早急に何らかの対応をする必要がありますね。

この浮きの原因もマスキングテープで、この部分はコーキングの下の奥の方まで剥がれたのは良かったのですが、車体とコーキングの間のテープを剥がしたことで浮いたものと考えられます。

KAZ
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施工直後の記事にも書きましたが、「施工」については完全に落第点です。きちんとコーキングできていない上に車体をきたなく汚してしまいましたし、耐久性にも不安が残ります。

接着自体は問題なくしっかり貼り付いている

施工に関してはまったくいい処なしですが、接着自体は今のところ問題なさそうです。

パネルのどの部分を押しても浮いている様子はなく、両面テープがきちんと機能している様子です。

断熱剤の裏面に付いていた両面テープ、ソーラーパネルに付いていた両面テープも今のところは問題ないようで、特に浮いたり波打ったりしている部分はありません。

「今のところ」というのは、前項のコーキングの浮きがあるので、処置を早めに行って雨水が入らないようにしておかないと、いずれ接着にも問題が生じてしまいそうだからです。

とにかくコーキングの浮きは喫緊の課題といえます。

配線をチェックする

パネルのケーブルをリアハッチ上で取り回して、ハッチ下に這わせ、テールランプ用の穴から車内へ通していますが、こちらも問題ありません。

施工後、何度か弱い降雨がありました(降雨時走行はしていない)が、特にケーブル周りからの不具合は発生していませんし、好天時には室内に引き込んだ延長ケーブルからEFDELTAに想定+αの電力を供給してくれています。

MC-4コネクタは、商品説明によれば『密封防水及び防塵設計で紫外線にも強い素材で劣化防止』とのことなので、特にコーキング等での加工はせずにむき出しのままにしていますが、今のところ問題はなさそうです。

ケーブルを止めているフックも剥がれなどなく、しっかりホールドできています。

CIGS200Wパネルの発電能力をチェック

ケーブル先端はMC-4のまま

テールランプ裏から車内に引き込んだケーブルは、リアクオーターのパネルの脇から出したままにしています(サブバッテリーに接続していない)。

サブバッテリーに接続せずにMC-4のままにしている理由は2つです。

(1)コントローラーの接続が分からない

チャージコントローラーを介してサブバッテリーに繋げばよいことは分かっていますが、走行充電器SBC-004との接続はどうすればよいのか分からないので放置しています。

(2)ポータブル電源の方がより依存度が高い

分からない~さあどうしよう…となった際に、自分はポータブル電源の依存度の方がはるかに大きいので、走行充電以外にソーラー充電で容量を補わなければならないほどの大容量をサブバッテリーから使わない…ということがあります。

つまり、MC-4のままにしておいた方が、ポータブル電源に充電しやすいのでチャージコントローラー~サブバッテリーに接続しなくてもあまり困らないわけです。

いざとなればサブバッテリーの外部電源をポータブル電源に接続すれば充電できるので「まあいいや」にしています。

屋外から2系統の延長ケーブルを引き込んでいる

写真の奥にアルトピアーノが写っていて延長ケーブルが伸びています。その見たまんまでループのソーラーパネルで発電した電気を室内に引き込んで、EFDELTAやEB70Sに充電して自宅内での節電に充てています。

ごく普通に晴れた日でコンスタントに150~160W程度の発電量で、余程「快晴」の日の昼12時台には170Wを超えるケースもあります。

スペック上の200Wの平均75%~80%、良いときには90%近くまで出ていることになります。

それがCIGS系パネルだから…なのか、BougeRV製のパネルだからなのか、置き方や角度の問題なのかは不明ですが、過去に何枚か使用してきたソーラーパネルの中では発電効率は良い印象です。

またCIGS系パネルは『パネルに影がさした際でも発電できる』と言われますが、たしかに影がさしていても発電することは確かですが、例えばパネルの半分に日照があっても100W(50%)発電するというわけではありません。かなり発電量は少なくなります。

それよりも特徴的なのは日差しの弱さに強いと感じます。

明るいのだけれど、はっきり日差しが目視できないような場合でも発電するのは驚きました。20W~60W程度の大した発電量ではありませんが、こんな発電量でも数時間充電し続ければある程度は容量が回復するので、これは日常使うパネルとしてはメリットかな…と思います。

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ちなみに室内に引き込んでいるもう1系統は、庭に展開する折りたたみ式ソーラーパネル用です。

ルーフ取付けのソーラーパネル まとめ

庭のパネルはどんなに長くても4時間に満たずに日が陰ってしまいますが、ルーフのパネルには5時間以上日差しが当たり続け、影がさすこともないので発電量(充電量)をかなり稼ぐことができます。

平均130W(昼12時以降は徐々に発電量は落ちるので)で5時間発電したとすると、バッテリーには650Wを充電することができます。650WはEFDELTA容量の52%、EB70Sの91%に相当するので、1日に消費した電力を翌日中に回復できることになります。

庭で使用している折りたたみ式のソーラーパネルも直接接続で150~170W程度を発電するので、日照3時間で450~500W程度、併せて1000W超の発電能力を持っていることになります。

ポータブル電源だけでは容量を使い切ったら終わりですが、ソーラパネルとセットで使用して使った分を1日で回復できれば、それは持続可能な電力供給体制といえます。

車中泊時などの電力保持ももちろんですが、自分的には、車を動かさない毎日の太陽光発電による「節電」に期待している部分が大きかったので満足しています。

【結論】施工はボロボロ落第点ですが、車両ルーフに取り付ける薄型のソーラーパネルとしては優秀だと思います。かなりの角度の曲面でも柔軟性がありますし、薄く軽量であることは車載の最も重要な条件だと思います。車高を上げずにソーラーパネルを取り付けられることもメリットです。またCIGS素材も薄日でも発電するなど発電する力は高いと感じます。200Wパネルで150~160W(75~80%)の発電量は立派です。十分「おすすめ」といえるソーラーパネルと言えそうです。

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KAZ
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発電・充電に関しては十分満足ですが、少し車を綺麗にしてやらないといけませんね。洗車してコンパウンドで汚れ落とししつつワックスを塗り込んでやろうと思います。あまりに汚くしてしまってちょっと可哀そうになってきました^^;

それでは今日はこの辺で。

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この記事を書いたのは…
Enjoy Camper

当ブログの運営者兼管理人KAZです。2020年にアルトピアーノを購入してバンコンの楽しさに目覚め、緩~くバンライフを楽しんでいます。ポータブル電源や車載家電など車内電化に興味があります。職業はモバイル通信系のライターです。過去20社50プラン以上の格安SIMを使ってきた経験からSIM関連の記事も時々載せています。

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