サブウエイのサンドイッチの頼み方がよく分からない、野菜やソースを増量する時なんて言えばいい?など意外にサブウエイのサンドイッチを自分好みに注文しにくい部分があります。
そもそも、パンや具材について一つ一つ指定するオーダー方法が日本人気質に合わないなんて話しも聞こえてきますが、実は変に意識しなければサブウエイの注文は意外に簡単なんです。
今回はサンドイッチが旨いサブウェイでの簡単な注文方法と野菜とソースを上限最大まで増量するの方法についてまとめました。言ってみれば、サブウエイのオールヘビーというわけです。
ファストフード店では野菜やソースを無料増量して貰うのがおすすめですが、バーガーキングやサブウエイは、公式に認められた「増量」なので遠慮なく注文してOKです。
サブウェイ・サンドイッチの注文方法とカスタマイズ
サブウエイはパンの種類や焼く・焼かないから始まって、野菜や具材、トッピングまで1つ1つ指定しなきゃならないので正直面倒だし、ランチタイムなど特に列の後ろの人の視線が気になって落ち着いて注文できないんだよね。
なんて声も聞こえます。
確かにサブウエイでの注文は、「パンはどれにしますか」「焼きますか?」というパンの注文に始まって、トッピングは何にするか、何か増やしたい野菜はあるか…と次々に聞かれて、瞬時に決めて指定できずに困ってしまうことがありますよね。
でも実は誰でも簡単に美味しいサンドイッチを注文できる方法があるのでご紹介します。
カスタマイズって、自分の好みに変えて貰うんでしょ?なんだか申し訳なくて言いにくいし、きっとお店はそんなことしたくないのに無理しているんでしょう?
なんて思うかもしれませんが、ご心配には及びません。
確かにカスタマイズのメニューが特に決まっていなくて店舗個々のサービスとして行われている「カスタマイズ」や「増量」は言いにくい部分もありますが、サブウェイの場合にはお店というか企業としてカスタマイズを提案しているのでまったく問題ありません。
『サブウェイのオーダー方式は日本人に合わない』といった記事を読んだことがあります。お店側が「これどうぞ」といわれるのが一番美味しいと思いがちなんだそうです。でも、せっかく野菜たっぷりのサンドイッチを無料で作ってくれる…と言ってくれているんですから、好きな具材を「多めで」とお願いしてもバチは当たりません。
提案何ですが、まずは「全部増やしてください」とお願いして食べてみて、「これはいらない」とか「この具材は多くしない方がいいな」と思うものを次回から外してお願いしてみましょう。「○○と××以外を多めで」とお願いすれば、好みに近いサンドイッチができるはずです。
以下は公式サイトに公に掲載されているカスタマイズの方法です。
注文するサンドイッチを選ぶ
お店に入ったらまず自分が食べたいサンドイッチの種類を選びます。
定番サンドイッチから季節のおすすめまで様々なサンドイッチがあるので好きな具材を選びます。
はじめはちょっと迷ってなかなか選べないかもしれません。定番サンドイッチで20種類ほど、そのほかに季節などで登場するサンドイッチがたくさんあるので、選ぶのが楽しいと言えば楽しいですが、後ろに行列ができている時などは焦ってしまうかもしれません。
パンを選ぶ
まずサンドイッチの具材を挟む「パン」の種類を選べます。
- ホワイト
どんな具材にも合う、プレーンなタイプのパンです。北海道産小麦の「ゆめちから」を配合しています。 - ウィート
生地に小麦胚芽を混ぜ合わせたパンです。北海道産小麦の「ゆめちから」を配合しています。小麦胚芽とは、小麦粒の胚芽部分のことでビタミンやミネラルなどの栄養を含んでいます。 - セサミ
ホワイトに香ばしいゴマをトッピングしたパンです。 - ハニーオーツ
ウィートに燕麦やはちみつ等をトッピングしたパンです。
※上記説明は公式サイトの記載をそのまま引用しています。
- 1つ目は「パンを焼く」
サンドイッチ用に選んだパンを焼くことができます。スタッフが「パンは焼きますか?」と聞いてくれるので、「焼いてください」「お願いします」等と言えばOK。不要なら「いりません」「結構です」と明確に否定してください。 - 2つ目は「ロングフット」に変更
ロングフットは「長いパン」のこと。実はサブウェイのサンドイッチのレギュラーサイズは1本のパンをハーフカットしたもの。ロングフットは1本まるまる使った2倍の大きさのサンドイッチです。お値段はレギュラーサイズの2倍で特にお得にはなりませんが、圧巻さでめちゃ映えます^^(フット=1フィート≒30cm)
有料トッピングを選ぶ
例えばローストビーフにクリームチーズは濃厚でコクが加わって美味しいですし、マスカルポーネチーズはトマトソース系に合うと思います。また海老のサンドイッチに海老増量もおすすめです。ハム系のサンドイッチにベーコンもパンチが加わり旨いですし、ハム玉子サンドにしても旨いです。
こちらも何度か試してみて、自分の好きなトッピングを見つけるとよいでしょう。
ただしこのトッピングは有料の追加注文なので要注意です。
※「すべておすすめで」と言った後でも有料トッピングの追加は可能です。
野菜を選ぶ
次に野菜をチョイスします。
具材に合わせて野菜の中から好きなものをトッピングできます。「アクセント野菜」と言われるオリーブ・ピクルス・ホットペッパーも好きなものを加えることができます。
ソースやドレッシングを選ぶ
ソースやドレッシングも好きなものを選べます。
自分の好みのソースやドレッシングが決まっていればそれをオーダーすることも可能ですが、これはなかなか難易度が高いので「おすすめで」が妥当なところではないかと思います。
野菜増量に合わせて「ソース増量」も可能です。「野菜に合わせてソースも増量してください」といえば、そのあたりはうまく調整してくれるようです。
※「すべておすすめで」と言った後でもソースやドレッシングの増量は可能です。
完成
これでサブウェイ・サンドイッチのできあがりです。
ちょっと敷居が高そうに感じるサブウェイのカスタマイズですが、パターンと自分の好みがわかっていれば難しいことはありませんし、さほど時間を取らずにオーダーできます。ちょっとした慣れが必要なだけです。
一つ一つオーダーするのが面倒なら最初に「すべておすすめで作ってください」と言えば、サブウェイが推奨する組み合わのサンドイッチを購入可能です。
最後にポテト(※)やドリンクを注文してオーダー完了です(ポテトとドリンクは有料です)。
サブウエイのポテトは「フライドポテト」ではありません。オーブンで焼きあがるスタイルで、いわば「ベークドポテト」な感じです。外はカリカリ、中はホクホクで、しっとり感のあるポテトです。形状もシューストタイプでなく、ジャガイモらしいカットが特徴です。
塩味の「オリジナル」のほか、以下のフレーバーが選べます。
- ハーブソルト
ローズマリー、パセリ、オレガノ、セロリ、タイム、バジル、クミン、クローブ、セージの9種類のハーブを使用した本格的なハーブのフレーバー。ガーリック、オニオン、ブラックペッパーを合わせ味に深みをもたせました。 - トリプルチーズ
チェダーチーズ、ゴーダチーズ、ゴルゴンゾーラチーズの3種のチーズを配合し、チーズ好きのためのフレーバーに仕上げました。 - レッドBBQ
チリペッパーを配合し、舌がピリッと辛くなるスパイシー好きのためのフレーバー。スモーキーな味わい
※フレーバーの説明は公式サイトより抜粋
「野菜とソースを最大限増量で」をオーダーしてみた
レギュラーサイズのセサミパンを焼いて、有料トッピングなし、野菜とソースはおまかせ、「野菜すべてを最大限増量してソースもあわせて増量」をカスタマイズオーダーした『ケバブ風チキン&マヨ』。
甘めのソースとマヨネーズの相性が良かったけれど、パンは焼かないウィートがよかったかもしれないなあ…なんて思いました。でも美味しかったしボリュームも充分でした。こうやって徐々に自分の好みのサンドイッチを見つけてゆくのもサブウエイの楽しみ方の一つです。
レギュラーサイズのハニーオーツパンを焼いて、有料トッピングなし、野菜とソースはおまかせ、「野菜すべてを最大限増量、アクセントのピクルス増量、ソース増量」をカスタマイズオーダーした『メキシカンミートタコス』の昼得ポテトセット。
レギュラーサイズのセサミパンを焼いて、有料トッピングなし、野菜とソースはおまかせ、「野菜すべてを増量、マヨネーズ増量」をカスタマイズオーダーした「B.L.T」。
BLTは自分の定番中の定番で、時々無性に食べたくなるサンドイッチです。マヨ多めが好きです。
こちらは「和風クラブハウス」と「生ハム&マスカルポーネ」。
なかなかのボリュームで、サンドイッチ1つで充分にお腹いっぱいになります^^
サブウエイの和風クラブハウスは、チキン、セミドライソーセージ、たまごサラダに、レタス、トマト、オニオン、ピーマンの4種類の野菜で構成され、「和風クラブハウス」にはテリヤキソースが採用されています。
もちろん、野菜やソースなどは「可能なものは最大限に増量でお願いします」です^^ 写真でも増量によってかなりボリュームアップしているのがわかると思います。
野菜のシャキシャキ感は言うまでもありませんし、野菜の量に合わせて増量されたソースもジューシーで旨旨でした^^
「生ハム&マスカルポーネ」の方は、4種類の野菜は共通で、山桜のチップでスモークした生ハムとマスカルポーネの相性が抜群でした^^
こちらももちろん「可能なものは最大限に増量で」でお願いしました^^
いずれのサンドイッチも、外カリカリ中トロリのベークドポテトとドリンクSのセットでいただきました。
野菜増量は迷惑じゃないの?
結論から言って、全然迷惑なんかじゃありません!
中にはサブウエイでの野菜増量のお願いを「迷惑じゃないの?」と心配する方もいるかもしれませんが、それはありません。サブウエイ自身が認めているレッキとした正規サービスです。
同じファストフードの増量サービスでも、ファストフード自身が推奨したり、認めているケースと、店舗での個別対応だったり、言われれば応じても良い…程度のルールだったりする場合があるようです。もちろん「NG」のチェーンもあります。
例えばバーガーキングの「All Heavy」はバーガーキングが自身のポリシーに則って公式に認めているサービスなのでまったく問題ありませんし、バーガーキングのスタッフで「All Heavy」と言われて嫌な顔をする人は皆無です。そういう教育はちゃんと受けています。ただし、対象外のバーガー(限定商品など)があるのでその辺りは無理強いはやめましょう。
一方、ケンタは店ごとの厚意によるサービスだと言われています。本部も「応じても良い」程度の対応だと思います(あくまで想像)。店舗やスタッフによっては「できない」というケースもありますし、可能な店舗でも増量可能であることを知らないスタッフもいるケースもあります。こちらも無理強いは慎むべきですが、「増量お願いします」と言ってはいけないルールはありません。
ロッテリアは完全に「NG」です。店頭メニューにトッピングの料金を掲げているので、「無料で」は無理な相談です。試しに「無料増量はできますか?」と聞いたことがありますが、できませんと即答でした^^; 有料トッピングメニューを掲げているんですから当然ですが。
ではサブウエイはどうか…と言えば、「増量」はサブウエイ自身が認めたサービスです。そもそも「何か増量するもの(無料)、トッピングするもの(有料)はありますか?」と聞かれるぐらいですから、有料トッピングはもちろん、無料の増量のお願いも「迷惑」などと言うことはありません。
噂では、時々増量をお願いすると嫌な顔をするスタッフがいるとのことですが、それはスタッフの間違いです。忙しいし面倒なのでそういう対応をしているものと思います。ファストフード勤務の経験があるので、面倒だしよりハードワークになるので気持ちはわかりますが、表情や態度に出すのは間違っているのではないかと思います。
どうせなら気持ちよくお気に入りのサブウエイを注文したいものですね。
野菜増量のルール変更 2022.03.23~
サブウエイでは、原材料価格の高騰に伴って2022年3月23日以降、野菜増量のルールの変更がありました。
『「サンドイッチ」、「サラダ」のご注文に際した野菜増量ルール』として以下が変更となりました。
■基本野菜
「多め」のご要望に対してはこれまで通りに対応させていただきます。
それ以上のご要望に対しては「レタス」のみ増量いたします。
If you want to add extra vegetables to your standard recipe, we will continue to add them just like how we used to. If you want to add more, we will increase the amount of lettuce only.
■アクセント野菜(オリーブ、ピクルス、ホットペッパー)
アクセント野菜のご要望には各種 3 個を基本としてお入れします。多めご要望の場合は 6 個までとさせていただきます。
We offer 3 pieces of Olives, Pickles and Hot Peppers as accent vegetables. If you would like to add more for any of accent vegetables, please note that we will offer up to 6 pieces of each.
サブウエイによると、基本野菜の増量は従来通り対応するが、ルール以上の要望にはレタスのみ対応になるとのことです。通常の増量は1.5倍程度です。
状況によって増量を停止する場合もある
サブウエイでは、2023年10月25日付のインフォメーションで、『トマト増量サービスの一時休止について』と題して以下を告知しました。
『日頃はサブウェイをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
現在、日本全国でトマトの原料確保が困難な状況になっており、お客様に安定的に商品を供給させていただくためにトマトのみ、増量サービスを一時休止させていただきます。
原料供給が安定しましたらサービスを再開させていただきます。』
状況に応じて増量できない場合もあるので、この辺りは利用者も協力姿勢でいきたいものですね。
困ったら「おすすめで」と言おう!
サブウェイはかなり自由にカスタマイズできますが、実は、サブウェイ側で「これがいいんじゃない?」というモデルパターンのような組み合わせがあるので、カスタマイズがあまり得意でない方は「どうしますか?」や「何か増やしますか?」と聞かれて困ったら『おすすめで』と言いましょう。
すると、そのサンドイッチに合うトッピングをプラスしてくれるので、まずはそこから試すと良いかもしれません。
慣れてきたら、少しずつ好きな具材を増やしてみると良いかもしれません^^
「おすすめで」で出てくるサンドイッチは、実はサブウェイ推奨の組み合わせと分量で出てくるので、いわば『基本スタイル』なんです。サブウェイ初心者の方はまず「基本スタイル」を味わってみないことにはカスタマイズのしようがない…というのもまた事実です。
ワタミ買収でどうなるサブウェイ?
サブウェイはグローバルで見るとサンドイッチチェーン世界最大手なんですが、なぜか日本ではハジケません。独特の注文方法が日本人気質に合わないのが原因などと言われることもありますが、そのサブウェイが居酒屋チェーンのワタミに買収されました。
ワタミは、サブウェイの日本法人を買収し、マスターフランチャイズとして日本国内においてフランチャイズ経営を独占的に展開できる契約を結んだことは広く報道されていて、ご存知の方も少なくないことと思いますが、利用者として気がかりなのは居酒屋やシニア向けの宅配弁当などを展開してきたワタミの経営になることによる影響です。
効率化という名のもとに、日本人に合わないとされる独自のオーダー方式ももしかすると変更や廃止があり得るかもしれませんし、メニューを絞り込むなんてこともあるかもしれませんが、いまはまだ今後の事は何も見えていません。
ただ、ワタミは居酒屋展開のための独自の農場を持っているので、野菜のの供給についてはメリットがあるかもしれませんし、食材の確保についてもメリットがありそうです。
今後、3000店舗まで出店するそうですが、サブウェイの良さを生かしつつ必要なことは改善し、よりよいサンドイッチチェーンを構築・展開してくれることを一人のサブウェイファンとして祈るばかりです。
サブウェイ・サンドイッチの注文方法と増量方法 まとめ
サブウェイは提供する側がカスタマイズを前提としてサンドイッチを作っていますので、他チェーンのような「お店の厚意」という訳ではないため、比較的カスタマイズ注文しやすいチェーンと言えます。
以上で自分の好きにカスタマイズしたオリジナルサンドイッチが完成です。
手順を覚えてしまえば簡単でオーダーに時間がかかって後列に迷惑をかけることもありません。ちょっとした慣れが必要なだけです。
お店側が「ぜひカスタマイズを…」と言っているのですから、遠慮せずにオーダーして慣れてしまえばこっちのものです。
ぜひ試してみてください。野菜が多めに摂れるヘルシーなランチになりますよ。
それでは今日はこの辺で。
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