今回は、イオントップバリュの「タスマニアビーフカレー」です。
「トップバリュの食品って安さは魅力だけど、正直味の当たり外れが激しいよね…」と思っていませんか?
でも、イオンのお肉売り場(※レトルトコーナーではない!)には、そんな偏見を完全に覆す「最高傑作」が眠っています。それが「タスマニアビーフカレー」。
この記事でわかること:
25年以上レシピを変えていない伝統の「通常版(バラ肉)」と、最近追加された贅沢な「ショートリブ版」を徹底比較。さらに、レトルト欧風カレーの絶対王者「銀座カリー」とも食べ比べ、その圧倒的なスペックと旨さの秘密をレビューします。
25年不変!「タスマニアビーフカレー」のヤバすぎるスペック
トップバリュ「タスマニアビーフカレー」の正体を知ると驚きます。
自分は「トップバリュに対する見方が180度変わった」と言っても大げさではないほどのカルチャーショックを受けました。
激しい競争が繰り広げられるレトルトカレー市場において、このタスマニアビーフカレーはなんと1996年の発売以来、「25年以上もの間、一切レシピのリニューアルをしていない」という生ける伝説のような商品だったんです。
時代のトレンドに合わせて器用に味や仕様を変えるナショナルブランドとは一線を画し、頑なにその「完成された黄金比」を守り続ける理由は、一般的なレトルトカレーの常識を覆す、ヤバすぎるスペックと開発者の執念が隠されていました。
元ホテルシェフ直伝「黄金比レシピ」と隠し味
このカレーのベースとなっているのは、元ホテルシェフから受け継がれたと言われる本格レシピ。1996年の発売以来、四半世紀以上にわたって一切味を変えていないという事実が、その完成度の高さを証明しています。
公式ブログ「トバるツボ」によると、この味は計量や加熱用の大きな窯に材料を入れる順番まで厳格に守らないと味が変わってしまうほど繊細な「黄金比」で成り立っているのだとか。
特徴的なのは、隠し味に使われている「白ワイン」と「醤油」。
このシェフならではの発想が、ルーに独特の爽やかな酸味と奥深い甘みをもたらしています。さらに、炒めた玉ねぎなどの野菜類は、煮込む段階でちょうど形が「溶けきる」絶妙な火加減で調理されています。すべては、主役であるお肉の旨味とスパイスの風味を引き立てるための、計算し尽くされた引き算の美学なのだそうです。
全体の3割(60g)が肉!原価高騰でも減らさない牛バラ肉の満足感

レトルトカレーって、封を開けたときに「肉少なすぎ!」と思ったことありませんか?「パッケージの写真とぜんぜん違う!」って、端切れのような肉が寂しく浮いているだけ…ってレトルトカレーあるあるです。
タスマニアビーフカレーはまったく違います。
一般的なレトルト(約180g)よりも一回り大容量な220gのパッケージでありながら、驚くべきはその肉の量です!なんと全体の約3割にあたる「60g」がタスマニアビーフの牛バラ肉で占められています。
昨今は原材料や物流費の高騰で食品の値上げが相次いでいますが、開発担当の西野氏は「コストを下げるために肉を減らしたり、味を変えたりすることは考えていない」と断言していて頼もしい限りです。
品質を守り、他の工程の効率化を極限まで突き詰めることで、この「肉を食べた満足感」を手の届く価格で維持している。この圧倒的な数値の裏には、トップバリュのプライドが詰まっているように思います。
タイパに逆行? 電子レンジNG・湯せん専用
イマドキのレトルトカレーといえば、箱ごと電子レンジに入れてチンできる「タイパ(タイムパフォーマンス)」重視の商品が主流です。
しかし、このタスマニアビーフカレーは頑なに「電子レンジ不可・湯せん専用」を貫いています。
実は開発段階で、より手軽なレンジ対応へのリニューアルを試作したこともあったそうですが、電子レンジで加熱するとスパイスの大切な「香り成分」がパチンと吹き飛んでしまうため、あえて時代に逆行する「湯せん専用」を守る決断をしたといいます。
「本当に美味しい香りと状態で食べてほしい」という、効率性よりも味を最優先する姿勢に共感を感じます。
※容器に移して電子レンジ加熱は可能です。
【実食】王道オリジナル(通常版)のごろごろ牛バラ肉を堪能

タスマニアビーフカレーのスペックの凄さに感心したところでいよいよ実食です。
まずは25年間不変のレシピを誇る、原点にして王道の「通常版」からいただきます。
辛さは「中辛」をチョイス。
湯せんで温めて封を切った瞬間、スパイスの芳醇な香りが鼻をくすぐります。「なるほどこれが電子レンジの手軽さを捨ててまで守り抜かれた本物の香りなのね」と事前に入れた情報を回収します。
カレーをお皿に移すと、滑らかなルーとともにゴロゴロっと、大ぶりな肉が転がり出ます。パッケージの写真に偽りなしのボリューム感です。野菜はルーに溶け込んでいて形を残していません。野菜の姿がないだけに、ルーの中には肉塊だけ…というなかなかのビジュアルがそそります。

さっそく肉を口に運びます。
まず驚くのがルーの圧倒的なコク。
ベースとなる牛バラ肉は赤身と脂身が綺麗な層になっていたはずですが、じっくり煮込まれたことで脂身の多くがすでにルーの中に溶け込んでおり、それが溶けきった玉ねぎの甘みや白ワインの酸味と混ざり合って、まるでデミグラスソースのような深みを生み出しています。
そして肉は、ホロホロになった赤身の繊維感が舌の上で心地よくとろける食感。「あぁ、いま自分は肉を頬張っている……!」という満足感とともに、「カレーは飲み物だなあ」と感じます。葉で噛む必要はなく、自然に喉の奥へ滑っていって飲み込んでしまう感覚です。
実は筆者は「ココイチ」が苦手です。喉がピリピリするようなカレーよりも、深いコクや旨味を前面に出した、いわゆる欧風カレーが好みです。
その好みから言えば、素直に「旨い!」と感じる『まさに王道欧風カレー』と思える味の深みやコクを感じました。なるほど、25年間レシピを変える必要がなかったということが、腑に落ちた気がしました。
西野氏はこうも語っています。
『(前略)きっかけは、“カレーを作ろう”ではなく、“タスマニアビーフをおいしく食べる方法”のひとつとして、でした。肉を食べているという満足感を重視した、レトルトの概念ではありえない商品だと思います」』
これで価格は398円(税別)。内容量は220g。
昨今は400~500円クラスのレトルトカレーも少なくありませんが、ここまで満足感を得られるカレーも珍しいのではないかと思います。また通常のレトルトカレーの内容量は180g前後ですが、40gほど多くなっています。
「肉とルーだけ」という潔さが「肉を食べた」という満足感になっているのだと思います。
ただ1点惜しいのは、カレーにしてはかなり甘みが強いことで、辛いカレー、スパイシーなカレーが好きな方には受け入れられないかも…という点です。筆者的には「甘い」と感じるものの、嫌な甘さではないので「旨みの一つ」と解釈していますが、その辺りは反論をお持ちの方もいるかもしれません。
【同門の刺客登場】伝統を破る新たな「ショートリブ版」を実食

こちらは新たに登場した「ショートリブ版」です。
25年守られてきた伝統の味に対し、同じタスマニアビーフという「同門の刺客」として現れたこの新製品は、パッケージからして「焙煎仕立て」という文字が躍り、ただ者ではないオーラを放っています。お値段も200円お高くて598円(税別)です。内容量は同じく220gです。

お皿に盛り付けてみると、まず最初に気づくのはルーに浮いた牛の旨味たっぷりの脂の量が多いこと。
また、肉の佇まいというか存在感の違いです。
通常版がルーに溶けて馴染むような感じだったのに対して、肉が存在感を放っています。

肉だけを取り出してみると、このボリューム。
口に運ぶと、通常版のバラ肉のような「肉の繊維がほどけた」感じではなく、肉の形をしっかり保ちつつも柔らかくジューシーなのがわかります。噛むと、肉が抱え込んでいた牛肉の旨味と甘みが口中に広がります。
200円お高い…という先入観なのか、実際にそうなのか…。どことなく上質な感じがします。肉質の違いもあるのかもしれません。
さらに、ルーの設計も異なります。こちらは「焙煎仕立て」のスパイスがキリッと効いている印象です。ただ、辛さやスパイシーさは控えめで、パンチの効いたカレーというより、濃厚でコクのあるルーで「旨さ」を味わうカレーといった印象でした。

実は、オリジナル版もショートリブ版も製造しているのは「宮島醤油」という会社で、「ステーキスパイス」で有名です。スパイス使いの上手な会社なのかもしれません。
ショートリブってどこの部位?牛バラ肉とは違う?
オリジナル版と、ショートリブ版。
同じイオンの自社牧場のタスマニアビーフを使いながら、なぜここまで肉質や食感、そしてルーとの馴染み方に決定的な違いが生まれるのでしょうか?
その秘密を解き明かす鍵は、トップバリュの公式ブログにも掲載されている「牛肉の部位」にあります。
「牛バラ」と「ショートリブ(Short Ribs)」。
それぞれの違いをチェックしてみましょう。
通常版に使われる「牛バラ肉」とは

通常版の「牛バラ肉」は、いわゆる「トモバラ」や「ナカバラ」と呼ばれる部分で、画像で見るとお腹側のちょうど真ん中あたりになります。
赤身と脂身が綺麗な層になって交互に重なっているのが特徴で、牛肉らしい力強い旨味とジューシーな脂の甘みを同時に味うことができる部位です。
コトコトと時間をかけて煮込むことで、脂がルーに極上のコクを与え、残った赤身がホロホロに解けるという、煮込みカレーにとってはまさに「最強」の部位と言えます。
ショートリブはどこ?日本では「特上カルビ」?

新登場の「ショートリブ(Short Ribs)」は、バラ肉の中でも前脚に近い「肩バラ(三角バラ)」周辺の、特に肉厚な一部分を指します。
実はこの部位は、焼肉屋で言うところの「上カルビ」や「特上カルビ」として出される最高級部位で、カレーの具材に使うにはちょっと贅沢な部位と言えます。
全体に美しい「サシ(霜降り)」が細かく入っているため、煮込んでも脂と赤身が分離せず、お肉の塊全体が信じられないほど柔らかく仕上がるのが特徴で、牛肉本来の旨味を内側にぎゅっと抱え込んでいるので、噛んだ時に一気にその旨味が口中に広がります。
どっちが美味しい?筆者の個人的おすすめ
2つのタスマニアビーフカレーの個性がハッキリしたところで、スペックと味わいの特徴をパッと見でわかるマトリクス表にまとめました。
| 項目 | オリジナル(通常版) | ショートリブ版 |
| お肉の部位 | 牛バラ肉 トモバラ・ナカバラ | ショートリブ 特上カルビ級 |
| お肉の構造 | 赤身と脂身が綺麗な「層」 | 全体に細かく入った 「サシ(霜降り)」 |
| 食感・満足感 | 赤身のホロホロ感。 「肉を頬張る」満足感 | ジューシーで、 噛むと肉の旨味が溢れる |
| ルーの味わい | 玉ねぎと脂のコク、 白ワインの奥深い酸味 | 焙煎スパイスが引き立つ、 キリッとした風味 |
| 完成度の方向性 | ルーとお肉の一体感 まとまり感・王道感 | 肉のポテンシャルを 味わう贅沢 |
| 内容量 | 220g | 220g |
| 栄養成分 | エネルギー448kcal たんぱく質18.0g 脂質31.9g 炭水化物24.0g 糖質20.5g 食物繊維3.5g 食塩相当量2.8g | エネルギー460kcal たんぱく質20.0g 脂質32.6g 炭水化物23.1g 糖質20.0g 食物繊維3.1g 食塩相当量2.3g |
筆者の推しはオリジナル(通常)版のタスマニアビーフカレー
筆者のイチオシは、迷わず「オリジナル(通常版)」です。
理由は、
- 圧倒的な「肉を頬張っている感」
- 牛バラの脂の旨味
- 赤身のほろほろ崩れ具合
- 200円安くてこのクオリティ
脂身がルーにじっくりと溶け出した後に残った、あの赤身肉のホロホロとした繊維感。あれをスプーンでガバッと口に運んだときの「あぁ、いま自分は肉を頬張っている」という満足感は、通常版でしか味わえない抜群の快感でした。
それに「カレーは飲み物論」でいえば明らかに飲めるのは通常版です。
1996年の発売から25年以上、あえてレシピを一切変えなかった元ホテルシェフの黄金比。それは、新作のショートリブ版と並べてもなお、ルーとお肉のマッチングという点において完璧なバランスで完成されていました。
あとは、これも重要なことですが価格の違いです。
同じ「肉を楽しむカレー」の立ち位置ですが、レトルトカレーで200円の価格差は大きいです。肉の部位で言えばショートリブはバラ肉より高級なのかもしれませんが、200円高いのであれば、ルーにもっと力を入れてほしかったというのが本音です。
オリジナル版と大差ないルーではなく、薫り高いスパイスを使っているとか、パンチを利かすとか、違う方向性のルーでもよかったのでは?と思います。
と、小難しいことを書きましたが、要は、筆者の好みとドンピシャだったってことだけなんですけどね。
安全安心のイオン直営農場のタスマニアビーフはAUG74

タスマニアビーフカレーは、安全・安心といった面でもメリットがあります。
使用されているタスマニアビーフは
- 成長ホルモン剤
- 抗生物質
- 遺伝子組み換え飼料
が不使用であることが明記されています。
「TASMANIA BEEF AUG74」とは、イオンのプライベートブランド「トップバリュ グリーンアイ ナチュラル」シリーズで展開されている高品質な赤身牛肉のことで、「AUG74」はブランド名や商品コードのような識別子です。
産地は世界で最も空気と水がきれいな場所とも言われるオーストラリア・タスマニア島で、品種はブラック・アンガス種の血統牛です。
オーストラリアでは、家畜の移動や衛生管理を徹底するために「PIC(Property Identification Code:農場識別コード)」というシステムが導入されています。
このコードにおいて、「AU」はオーストラリア、「G74」はイオンが所有するタスマニア州の広大な自社牧場(正式名:ロバーツアイランド牧場)を指します。つまり、「AUG74」と刻印されているお肉は、100%イオンの管理下で育てられた本物のタスマニアビーフであるという絶対的な証明なのです。
また、タスマニア島は「世界で最も空気と水が綺麗」と言われる場所です。
「AUG74」のコードを持つ牛たちは、抗生物質や成長ホルモン剤を一切使用せず、大自然の青々とした草(牧草)だけを食べてのびのびと育ちます。この安全管理の厳しさは日本の国産牛以上とも言われており、そのクオリティを担保しているのがこの「AUG74」という管理番号なのです。
※同じく「AUG74」のタスマニアビーフ100%使用のハンバーグも旨かったです。
どこに売ってる?普通のレトルトコーナーには無い
レトルトカレーだから…と加工食品の棚(ボンカレーがあるところ)を探しても、タスマニアビーフカレーは見つかりません。常温保存なのに、チルドケースに入っていたり、精肉コーナーに1コーナー置かれていたりします。
筆者の近所のイオンスタイルでは、1か所は、タスマニアビーフ(精肉)の専用チルドケースのすぐ近くにごっそり置かれていますし、要冷蔵のハンバーグなどが陳列されている棚にも置いてあります。
レトルトカレーとして探すのではなく、タスマニアビーフの関連商品として探すと見つけやすいかもしれません。
あの欧風カレーの王者とも食べ比べてみよう!

ところで、筆者が推している「タスマニアビーフカレー」は王道の欧風カレーとして評価しているわけですが、欧風カレーと言えば忘れてならないのが、明治「銀座カレー」です。
レトルトカレーのランキングを実施すれば必ずと言ってよいほど上位にランクされる、言ってみればレトルトカレー界の王者です。

そのおいしさの秘密は「二段仕込みブイヨン」。
牛骨、鶏ガラ、香味野菜をじっくり煮出して一旦漉し、さらに牛正肉と香味野菜を加え、さらに煮出して超すことで手間暇かけて作る「二段仕込みブイヨン」が旨さの秘密…だそうです。

実はこの「銀座カレー」。タスマニアビーフカレーに出会うまでは筆者のNo.1レトルトカレーで、これまでにどれだけ食べたかわからないほど好きでした。
タスマニアビーフカレーと同じ方向性の、旨味とコクの欧風カレーですが、野菜の旨みやコク、甘さなどが心地よく溶け込んでいて、肉の甘み一辺倒のタスマニアよりスッキリしている印象です。ただその分「軽さ」にも感じてしまうことがあります。
タスマニアは「肉の食感の旨味」を味わうカレーなので、あまり具材のトッピングは似合いませんが、銀座カレーは色々な具材をトッピングする楽しさもあります。粘度が高く、ご飯にもよく絡むので少量でご飯をたくさん食べられる…というところもメリットかもしれません。
「肉」という点ではタスマニアの圧勝ですが、安定感、展開力という面では「銀座カレー」に軍配が上がるかもしれません。
ただ、「AUG74」による牛肉の安全性まで考慮すると、トップバリュ・タスマニアビーフカレーがファーストチョイスになるのかな…というのが結論です。
タスマニアビーフカレーと銀座カレーを成分で比較
| タスマニアビーフカレー | 牛肉(オーストラリア産)、トマトピューレ、小麦粉、ソテーオニオン、ラード、砂糖、しょうゆ(大豆・小麦を含む)、ワイン、ポーク調味エキス(鶏肉を含む)、マーガリン(乳成分を含む)、カレー粉、ウスターソース(りんご・大豆を含む)、ビーフエキス、にんじんエキス、にんにくペースト、香辛料、しょうがペースト、たん白加水分解物(小麦を含む)、調味料(アミノ酸等)、着色料(カラメル、カロテノイド)、香料(乳由来) |
| 銀座カレー | 牛肉(オーストラリア)、ソテーオニオン(たまねぎ、りんご、香味油、にんにく)、小麦粉、牛脂、炒めたまねぎ、たまねぎ、砂糖、トマトペースト、カレー粉、濃縮ブイヨン、トマトケチャップ、食塩、りんごペースト、ベース調味料、植物油脂、バター、香辛料、カカオマス、クリーミングパウダー、ビーフエキス調味料、ブイヨンオイル、オニオンエキス/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、乳化剤、香料、香辛料抽出物、(一部に小麦・乳成分・牛肉・大豆・鶏肉・りんご・ゼラチンを含む) |
それぞれのパッケージ裏面の「原材料」を比較してみました。
どちらも「入っていたらまずい」的な粗悪な原材料や添加物は見られませんが、それぞれに明らかな特徴がみられます。
銀座カリー(明治):
こちらは「バター」や「カカオマス」、「クリーミングパウダー」などを贅沢に使い、たまねぎの甘みと乳製品の濃厚なコクで味わわせる、気品あふれる「高級ホテル・ディナー系」の王道設計です。
タスマニアビーフカレー(トップバリュ):
タスマニアビーフカレーは「トマトピューレ」が牛肉に次ぐ2番目に多く、さらに油脂には植物性ではなくガツンとくる旨味の「ラード」を採用。そして「しょうゆ」と「ウスターソース」の存在が最大の特徴となっています。


タスマニアビーフカレーの製造を手掛けているのは、あの万能スパイスや醤油の老舗としてお肉好き・キャンパーからも絶大な信頼を得ている「宮島醤油」。調味料の扱いに長けた宮島醤油だから、日本の白米に最も合うように「しょうゆ」と「ウスターソース」の隠し味が効いていると言えそうです。
トップバリュ・タスマニアビーフカレー実食レビューまとめ
今回の検証をまとめると、トップバリュの「タスマニアビーフカレー」は、安さだけがウリのプライベートブランド商品とは一線を画す、開発者の執念と老舗・宮島醤油の職人技が詰まった真の傑作レトルトでした 。
最後に、どちらを選ぶべきかの指針を整理します。
- まず迷ったらこれ!「オリジナル(通常版)」がおすすめな人
- カレーにおける「ルーとお肉の一体感」を最重視したい
- スプーンでガバッと肉の繊維がほどけるホロホロ感を堪能したい
- 398円(税別)という抜群のコスパで、圧倒的な肉の満足感を得たい
- 贅沢なご褒美に!「ショートリブ版」がおすすめな人
- 焼肉の「特上カルビ」のような、ジューシーで上質な脂の旨味を楽しみたい
- スパイスがキリッと効いた、肉のポテンシャルを引き出すルーを味わいたい
- +200円のプレミアム感を自分へのご褒美として楽しみたい
筆者のイチオシは「オリジナル(通常版)」ですが、どちらを選んでも一般的なレトルトカレーではまず味わえない「お肉全体の3割が肉(60g)」という異次元の贅沢を体験できることは間違いありません 。
最後に繰り返しますが、このカレーが置いてあるのは、ボンカレーなどが並ぶ「普通のレトルトコーナー」ではなく、「イオンのお肉売り場(またはその周辺のチルドコーナー)」です 。
「今日の夕飯は手軽に、でも絶対に美味しいお肉で贅沢したい!」
そう思ったら、今すぐイオンのお肉売り場へ走って、黄色の「AUG74」の信頼に裏打ちされたこの至高の一皿を、ぜひ自分の舌で確かめてみてください !







