今回は我が家の日産ルークスの高速燃費についてです。
我が家では、年に春秋の2回、嫁の実家(奈良県)まで帰省しますが、片道470~480km、実家での街乗りを含めると自宅出発~帰宅まで約1,000kmを走行します。
そのうち高速走行は片道450km超、往復で900km以上になるので、高速燃費を検証するにはよい材料となります。
先に結論を言えば『思ったよりかなり高燃費』を叩き出しました。ぜひ期待してお読みください。
ノンターボのルークスを選んだ理由
筆者にとっては初めての軽自動車でした。
販売店では、メーカー問わずすべての営業マンに「ターボ車」をおすすめされました。
しかし、筆者には特殊な事情があります。それは、毎年2回の関西(奈良県)への帰省ドライブで片道約470kmを走行するということです。
軽自動車の燃料タンクはダイハツ車を除いて27リットルです。逆算すると470km÷27L=17.41km/L。
まさか燃料をすべて使い切るなんて『危ない橋』を渡ることは出来ませんので、5L残すとすれば22L使えますし、余裕を考えれば、できれば20Lまでで走り切れるのが理想です(20Lは給油警告灯が点かないギリギリ)。
この場合、求める燃費は、
- 470km÷22L=21.36km/L
- 470km÷20L=23.50km/L
となります。
この燃費をターボ車で実現するには少し厳しい数値だ…ということで、ルークスに限らず、検討したすべての候補車でノンターボで検討し、その中から日産ルークスを購入しました。
※軽自動車や日産ルークスを選んだ理由はこちらをご覧ください。
燃費計測のルール
片道約470kmずつ走るわけですが、往路も復路も条件をできるだけ同じにするために、いくつかのルールと言うか決まりを設けました。
【走行ルート】新東名を使わない
まず走行ルートですが、往路は、自宅~一般道(給油含む)~東名高速~伊勢湾岸道~東名阪~名阪国道~西名阪~法隆寺IC~一般道~実家です。復路は、往路の逆ルートを利用、復路も「新東名」は使わずに旧東名を使いました。
『新東名』を使わない理由は2つ。
- アップダウンが多い
新東名は山側ルートなので上り下りが多く、その分、アクセルを大きめに開かざるを得ないと考えました。 - 少し遠回り
同じ目的地で調べたところ、新東名経由の方が数キロメートルですが遠回りになることがわかり、その数キロで燃料足りない…なんてことになるとまずいので東名高速をチョイス。 - 制限速度が高い
過去の経験上、速度を上げ過ぎると燃費は悪化します。制限速度の高い新東名でしかも非力な軽自動車では巡航速度の高さはマイナスになると考えました。
【巡航速度は80km/h】最も燃費効率の良い速度で走行
速度は、最も燃費の良さそうな80km/時~90km/時の間にキープするようにしました。オートクルーズは80km/hに設定、アクセルを自分で操作する場合にも80km/h~90km/hを維持するように心がけました。
なお、燃費計算の基点・終点は給油GSとし、出発は自宅最寄GS、終点は目的地の最寄GSです。復路はその逆となります。なので、自宅~GS、実家~GSの部分は燃費計測には含まれないということになります。いずれも2~3kmの距離です。
往路:自宅~実家までの約470kmを走行 2025/09/18
有給休暇をとって帰省するのですが、混雑回避や道路料金の割引などを勘案して、いつも夜20~21時ごろ出発して、実家には明け方に到着します。そのため渋滞はほとんどなく、ほとんどの区間で任意の速度で走行できるため、燃費計測にはぴったりです。
CX-5の時には片道5時間少々、タウンエースバン(アルトピアーノ)では7時間かかっていましたが、軽自動車ルークスでも7時間での到着を目指して出発しました。
出発は2025年9月18日(木)午後20時半ごろでした。
夕食を摂ってから東名横浜青葉ICから東名高速に乗り、後は、たんたんと嫁実家を目指しました。
ルートは、東名高速~伊勢湾岸~東名阪~名阪国道~西名阪と乗り継ぎ、法隆寺ICが実家最寄ICです。
今回の帰省では燃費検証をすると決めており、往路は、プロパイロット(オートクルーズ)を使わずに、車速を常に80~90km/hになるように自分の足でアクセル操作しました。
また、ルークスではじめての長距離ドライブですし、実際の燃費が分からない状態での約470km走行なので、休憩は極力少なくして距離を稼ぐことを意識しました。
地元ガソリンスタンド→東名高速・浜名湖SA(約250km)

自宅を出発後、近隣のGSで満タン給油したのち横浜青葉ICから東名高速に乗りました。
あいにくの雨模様で、特に箱根御殿場周辺はかなりの土砂降りでした。降雨や道路上に溜まった雨水が燃費に多少なりとも影響した可能性はありますが、最初の給油地である浜名湖SAまでの約250kmで車載燃費計の表示は「23.9km/L」を表示しました。
厚木から御殿場まで、牧之原あたりはかなりきつい上り坂が続くことを考えれば、非力な軽自動車としてはまあまあ「良い燃費」と言えるのではないか…と思います。

ちなみに、B44A型ルークス・ハイウェイスターXプロパイロットエディション2WDのカタログ燃費は、WLTC高速道路モードで『20.7km/L』ですので、カタログデータを3.2km/Lほど上回っています。
東名高速・浜名湖SA→東名阪道・亀山PA(約140km)

浜名湖SAを出て、東名高速から伊勢湾岸道、東名阪道を経由して亀山PAまでの走行です。
浜名湖SAまでと同様、自分の足でアクセル操作し80km/時をキープするよう心掛けました。
約140kmの走行で、燃費は23.9km/Lと、自宅~浜名湖SAまでと同値となりました。
自宅(GS)~浜名湖SAまでは一般道走行を含みますが、浜名湖SA~亀山PAはすべて高速道路走行ですが、伊勢湾岸道は交通量が多く加減速が頻繁だったため思ったより燃費が稼げなかったのかもしれません。

この区間でもカタログ燃費を3.2km/Lほど上回っています。
東名阪・亀山PA~名阪国道~西名阪・法隆寺IC~嫁実家(約90km)

亀山PAで2回目の休憩を取った後は、亀山ICから下道へ降りて名阪国道で大阪方面へ向かい、天理から西名阪道の乗り法隆寺ICまで走行、その後は下道で嫁実家に至るコースです。
実際に走行しての車載燃費計は、往路で最も良好な燃費「25.2km/L」を記録、高速より下道の方が好燃費となりました。
実は名阪国道は、一般国道と言えど信号がなくバイパス的にかなり高い速度で流れているのでこうした結果になったと思われます。名阪国道の制限速度は60km/hですが、地元のクルマやトラックはもっと早い速度を出しているようです。

この区間ではカタログデータを4.5kmも上回る高燃費を記録しました。これは今回のルールとした80km/時キープより、名阪国道の制限速度60km/時の方が燃費がよい…ということの証左かと思います。
。
奈良市街地走行と総給油量~往路実燃費

実家到着時のオドメーターは468.6kmを示していました。
この時点ではまだ「給油してください」の表示は出ていません。自宅周辺の市街地での使用後の給油で約20Lの給油量でしたので、少なくとも燃料タンクには7Lを超える燃料が残っていることになります。
この時点では給油していないので実燃費はわかりませんが、仮に7Lタンクに残っているとした場合の高速+バイパス燃費は「23.43km/L」となります。空っけつまで走行した場合には、630km超を走行できることになります。

その後、嫁実家で買い物や食事に出かけるために10L給油し、総走行距離は527.1kmとなりました。

この時点で帰途のために満タン給油しました。給油量は15.28Lで、途中追加給油した10Lと合わせて、往路と実家周辺での市街地走行で25.28Lを消費したことになり、満タン法による実燃費は20.85km/Lということになります。

今回のテーマだった『無給油で実家までの470kmを走破する』は余裕で達成できました。到達できるのか…と心配でしたが、全然「余裕」でした^^
参考資料~「風来坊オヤジ」さんのデータ
「風来坊オヤジ」さんが、東京~奈良間を「ルークスGターボ」で走行して実燃費を計測している動画を上げてらっしゃいます。
往路では90km/時巡行で、途中から少しペースを上げられた(100km/時巡行)ようです。復路ではオートパイロットまかせの90km/時巡行で走行されたとのことです。
奈良県の「針IC」(名阪国道)から新東名経由で「駿河湾沼津SA」までの走行距離約350kmで給油、給油量22.66L、燃費は15.45km/L、復路は18.8km/Lを記録したとのことでした。往路・復路トータルでは17.125km/Lとなります。筆者のトータル燃費は23.45km/Lでした。
まず、「風来坊オヤジ」さんのルークスはGターボ、筆者はノンターボのXという違いが大きいと思います。やはり燃費の面ではターボ車はかなり不利と言わざるを得ないようです。
さらに、巡航速度の違いも大きそうです。「風来坊オヤジ」さんは90km/時巡行~少し速度アップ、筆者は80km/時巡行で、名阪国道でスピードダウン(最大60km/時)という違いがありました。
この二つの違いで、1リッターのガソリンで往路で8km/L、復路でも4.6km/Lもの差が生じていることになります。
ちなみに、復路の名阪国道において「風来坊オヤジ」さんのルークスGターボは燃費が悪化したとのことですが、筆者のノンターボXでは燃費は良化しています。やはりターボ車はアクセルを踏み込んでゆくような区間は苦手のようです。

こうしてターボ車の実燃費データを拝見すると、年2回の奈良帰省を前提に、ノンターボ車を選んだのは正解だったと思います。8km/Lや4.6km/Lの燃費差は大きいですし、横浜~奈良間470kmを無給油で走り切れるのは有難いです。
もう一つ要因があるとすれば、「風来坊オヤジ」さんは山側の「新東名」を、筆者は海沿いの「東名」を選んだことも無関係ではなさそうです。新東名は路面はキレイですし、巡航速度も速いですが、起伏がおおいため燃費面では芳しくないのかもしれません。
筆者はそう考えて今回は「東名高速」を選びましたが、燃費にこれだけ余裕があるなら路面が荒れていない「新東名」を選んでも無給油で到着できそうです。
復路:実家~自宅の約470kmを走行 2025/09/23
復路は、往路と同じルートを戻ってくるコースです。
ただ、これまでのCX-やタウンエース(アルトピアーノ)でも、往路より袋の方が高燃費が出やすい傾向にあるので、ルークスでも期待を持っていました。おそらく、静岡県から裾野あたりまで、下り坂が多いためと思われます。
また、往路は自分の足のアクセルワークで速度調整をしましたが、復路は「プロパイロット」に全面的に依存して、速度維持とハンドル操作を任せきり(手は添えています)にすると決めていました。
連休最終日の午後10時過ぎに出発したので、道路は空いていて、すべての高速道路で自分が設定した通りの速度をずっと維持できました。
途中の休憩は、無給油で余裕を持って走りきれることが分かったので、往路より1回多い3回(東名阪・御在所、東名・浜名湖、東名・日本平)の予定で出発しました。
西名阪・法隆寺IC~名阪国道~東名阪・御在所SA

最初の休憩は東名阪道・御在所SA。

連休最終日の午後10時過ぎのためか、サービスエリアはガラガラで止め放題でした。
ルークスのオレンジ色が街灯に照らされてきれいです^^ 購入直後に施工したボディコーティングのヌメヌメ感がいい感じです。

気になる車載燃費計の数値は22.8km/Lを表示。
区間燃費としては最も悪い数値で少しガッカリでした。往路で25km/L超を叩き出した区間なのに…。
やっぱり、プロパイロットにお任せより自分の足でアクセルをコントロールした方が燃費的にはいいのでしょうか。
東名阪・御在所SA~伊勢湾岸~東名・浜名湖SA

日付が変わった午前0時過ぎに浜名湖SAに到着しました。

こちらもクルマの数は少なくガラガラ状態。いつもこんなだと使いやすいんですけど…。

気になる車載燃費計の数値は25.0km/L。
最高値ではないものの、郊外モード的に燃費を伸ばした名阪国道を除けば、高速走行ではトップの燃費です。プロパイロットにお任せでカタログでも燃費の良い郊外モードに0.2km/Lと迫る高燃費を稼ぎました。

この時点での「航続可能距離」は298kmでした。
往路で同じ自宅⇔浜名湖SA間は約250kmと分かっていますので、復路も無給油でも余裕で到着できそうです。
東名・浜名湖SA~東名・富士川SA

往路で燃料消費に余裕があることが分かったので、復路では休憩を1回増やしました。午前2時過ぎに富士川SAに到着。
当初は、日本平で休憩するはずが、うっかり入り口を見落としてしまい「富士川」に変更しました。

黒を多用したグリルと、ヌメヌメのオレンジがマッチしています^^

車載燃費計では、この区間の燃費は24.4km/L。
御在所~浜名湖間より0.6km/L悪いですが、まあ道路の起伏やブレーキングなどを勘案すれば誤差範囲でしょう。
気になるのは、プロパイロットにお任せ運転なのに「☆3つ」って…笑。プロパイロットはエコ運転が苦手なんでしょうか。

富士川SAでの「航続可能距離」は203kmでした。
自宅までの距離は約130kmほど(後から確認)なので、浜名湖SAの時よりもさらに燃料に余裕ができています。
東名・富士川SA~東名・横浜青葉IC~一般道~GS~自宅

午前4時すぎ、地元の(出発時と同じ)ガソリンスタンドまで戻ってきました。車載燃費計は、今回の検証の最高値『27.8km/L』を表示しています。

往路では90kmほどだった「航続可能距離」が、復路では113kmに伸びており、まだまだ燃料には余裕がありそうです。

復路で走行した距離は、478.4kmでした。

実際の給油量は20.38Lでした。

復路全区間通しての、満タン法による実燃費は23.47km/Lということになります。復路では最高燃費を叩き出しましたが、結果は往路と同等の燃費となりました。
2025年9月帰省~ルークス高速実燃費
- 往路燃費:23.43km/L(高速・バイパスのみ)
- 復路燃費:23.47km/L
往路・復路ともほぼ同等の燃費となりました。
足によるアクセルワークでも、プロパイロットにお任せ運転でも燃費には大きな差はないようです。
トータルでの実燃費は23.45km/Lとなりました。
また、本文では『燃費』のことばかり書いていますが、今回の長距離運転で特筆すべきは「身体の疲労が少なったこと」でした。
タウンエースではレカロシートを装着したり、ダンパーオイルのチューニングなどで乗り心地の改善や、運転姿勢による身体的な疲労軽減を図っていましたが、ルークスでにはレカロは装着できず、オリジナルのシートのままです。
にも拘わらず、疲労度合いは非常に軽微で、肩こり・背中の痛み・腰痛などが驚くほど軽微でした。
ルークス購入前は「軽自動車での高速移動は疲れる」という記事をよく見かけましたが、おそらく、自分の場合はタウンエースバンとの比較のためか、「非力」という部分でもあまり感じることはありませんでした。
もちろん、登坂で速度が落ちてしまって「登坂車線」を走行することもありましたし、トラックに追い越されたことも何度もありますが、「タウンエースバンよりはマシ」なので特に苦になりませんでした。
それよりは、タウンエースバンよりはるかに静かな車内や、柔軟性のあるサスなどの方に感心してしまいました。
- 燃費がいい(燃料費が安い)
- 高速料金が安い
- 疲労が少ない
- 軽自動車の非力さがあまり気にならない
- 充分静かな車内と柔軟な足回り
そんなわけで、ルークスでの高速走行や遠出も苦にならない…という認識ができたロングドライブでした。
追記 2026/04/24帰省時の高速燃費~24km/Lの高燃費
ここからは2026年4月の帰省時の燃費計測で、奈良~川崎自宅の約470km×2(往復)での検証です。


まずは往路燃費ですが、自宅~実家までの往路走行のほか、奈良滞在中の市街地走行も含んでいます。
- 総走行距離:524.8km
- 給油量:22.2L(2回合計)
- 市街地走行50km超含む
総走行距離524.8km÷給油量22.2L=23.64km/Lという燃費でした。
前回の記録とほぼ同等ですが、市街地走行を50km以上含んでいることを勘案すると、前回より若干高燃費だったと言えそうです。
次は復路です。


- 総走行距離:477.9km(奈良~川崎)
- 給油量:19.79L
- 巡航速度:85km/h
クルーズコントロールで85km/hに設定。GPSによる速度表示は81km/h
前回より5km速い速度で設定しました
満タン法による燃費は、477.9km÷19.79L=24.15km/Lとなります。
なんと、2025年9月の記録「23.45km/L「をさらに上回る『24.15km/L』を記録しました。
燃費計の画像でも分かるように、燃料の残量はまだかなり余裕があり、当然「赤ランプ」(給油警告灯)も点灯していません。
【復路の走行条件】
- 走行時刻:20時~翌3時ごろ(深夜割引)
- 天候は曇り(全線で降雨なし)
- エアコン:未使用
- 渋滞(ほぼなし)
祝日前日だったためかトラックの交通量は多かったですが24時を回るとぐっと走行車両は減りました。

給油時点の燃費計によれば残りの「航続可能距離」は112kmと言うことなので、車載コンピュータはトータルで、589.9km走れると判断していることになります。
残りの燃料も計測した燃費で走行できると仮定した場合には、27L×24.15km=約652kmの走行が可能ということになります。
雨天やエアコン使用時であればもう少し燃費は悪化すると思います。今回は季節的にもエアコンが必要ない時期だったので、この高燃費を叩き出せたものと思います。
だとしても、当初の「ノンターボで奈良まで無給油走行」は実現できると思われます。たとえ、エアコン使用で燃費が4km/L悪化したとしても、トータル500km以上走れるので、充分余裕がありそうです。
- 総走行距離:1,002.7km
- 給油量:41.99L
- トータル燃費:23.88km/L

奈良での市街地走行がなければ、もしかしたらトータル燃費24km/Lを達成できたかもです。惜しいです!
自分的エコドライブを紹介
今回も含め高速道路を長距離移動する際に気を付けていることがいくつかあります。
エコドライブというほどのことではありませんが、意外に燃費に影響するのでは?と思っているのでご紹介しておきます。
まず、基本的なこととして燃費重視ならターボ車は絶対的に不利です。高速合流や追い越し、登坂などでは力強いターボですが、こと燃費に関してはノンターボ車の方がかなり有利と言えます。その上でのエコドライブ方法としてお読みください。
【速度抑えめ】80~90km/h程度で巡行する
これは軽自動車に限った事ではありませんが、独度はあまり飛ばし過ぎない方が燃費には有利です。
筆者のルークスは軽自動車ということもあって非力です。その非力なエンジンでは特に抑えめの速度が燃費に有利であることは、経験値としてわかっています。
また、騒音や「音疲れ」についても速度抑えめがおすすめです。長時間騒がしいところにいるだけで疲れてしまうので、200~300km以上のロングドライブの場合は速度抑え、騒音を抑えることで疲労がかなり違う気がします。
基本的にはオートクルーズをセットして一定速を保ちますが、必要に応じて、自分の足でアクセルを操作することで、無駄な燃料消費を防げる場合があります(次項)。
【オートクルーズに任せきりにしない】アクセルを自分で操作する
オートクルーズは車速と車間を維持してくれる機能なので、先行車が車線変更するなどで、車速が落ちた状態で車間が空くと4,000回転超まで回して『猛然とダッシュ』して設定車速に戻そうとします。
こうしたオートクルーズの特性は、時として無駄な高回転で燃料を無駄遣いするので、オートクルーズに任せきりにせず、上り勾配や、車間が開いた場合などはアクセルを早めに踏んでゆくことで、オートクルーズに車速コントロールさせず自らアクセルを操作するようにしています。
例えば、前方に上り坂が見えている場合、オートクルーズ任せだと登坂が始まって車速が落ちると設定速度に戻そうと『猛然とダッシュ』しますが、ドライバーが事前にゆるゆると加速をはじめて登坂を開始することで、オートクルーズを介入させず自分の足で回転を上げないように加速することが可能です。

だったらオートクルーズはいらないじゃないか?と思われるかもしれませんが、オートクルーズ状態ではステアリング操作も行ってくれるので、それは活かしたいところ。オートクルーズの車速設定を70kmぐらいにしておいて、自らのアクセルで車速を80~90km/hに維持し、ステアリングはオートクルーズに任せるスタイルが楽ちんなんです。
【定速走行時は大型トラックに追従】スリップストリーム効果狙う
自分が奏功したい速度で低速走行する大型トラックを見つけたら、トラックの後ろについてオートクルーズで速度と車間をセットし追従します。
前が見えずに少々うっとおしい感じがしますが、慣れれば特に気になりませんし、嫌になったら離脱すればいいので、気楽に追従させてもらっています。
大型トラックが風よけになってくれるおかげで空気抵抗(風)が減り、燃費節減効果が期待できます。
ある調査によれば、車速90km/hで直進走行する大型トラックの後ろをコンパクトカーで追従した場合、車両間隔3mで39%、6mで27%、15mで20%、30mで11%の燃費向上効果が得られたという報告があるそうです(参考資料)。

ちなみに、ルークスACCの車間設定は3段階ですが、日産のHPには参考として、100km/h走行時の3段階の車間設定の距離目安が記載されており、長:60m、中:45m、短:30mとあります。
先ほどのデータによれば、「短:30m」で追従した場合には約10%ほどの燃料節約効果がありそうです。
ただし筆者の場合、滑りやすい雨天時には大賀やトラック追従のスリップストリームは利用しないようにしています。
【休息施設を選ぶ】大規模SAを避け小規模PAで休憩する
これは「運転のしかた」や「燃費」ではないのですが、川崎~奈良間470kmとなると少しでも燃料消費を抑えないと…という気持ちが働きます。そんな中、ふと気づいたのが休憩施設なんです。
大規模なSAだと、施設の駐車場に入るまでかなりの距離を走らなければならないことがありますが、小規模PAだと本線の脇に沿うような形でほとんど本線を走っているのと同じ距離で駐車できる場合があります。

余計な走行距離が増えないという意味では、例えば、「由比PA」だと本線脇にトイレがある程度の規模で、無駄に燃料使う…といった心配がありません。

「美合」はお気に入りのPAで、小規模であまり走らずに駐車できる上、コンビニ(PAでは珍しいローソン)や、マック(マクドナルド24時間営業)、吉野家(24時まで)があり、ちょっとした買い物や食事にも困りません。
ギリギリの燃料で長距離を走行する場合には、休憩施設で、駐車場までの走行距離がやたら長いと「燃料節約したいのに…」と無駄な燃料消費にちょっとイライラするケースもあるので、意外に休憩所選びは重要?です。
新型ルークスの燃費は?
筆者は新型ルークスを所有していないので、あくまで想像でお話ししますが、おそらく、今回の実測数値程度の燃費は新型でも出せると思います。
そもそも、新型・旧型と言っても車両の基本的な部分はほとんど変わりがありません。燃費に影響する「車重」も同等、搭載しているエンジンも同型で、出力もトルクも同等です。
違うのは、旧型(筆者所有)は「S-Hybrid」というマイルドハイブリッド機構を搭載している点のみです。ですが、高速燃費にはマイルドハイブリッドの有無はほとんど影響しないので、同出力・同トルクの同型エンジンでの走行という点では違いがありません。
YOUTUBEなどで、新型ルークスを紹介する際に『重いバッテリーとモーターが無くなったので…』と言っている方がいますが、モーターやバッテリーがなくなっても、車体の重量は変わっていません。ゆえに筆者的には「重さ」の違いで新型の方が燃費がよい…ということはないだろうと思っています。
違いがあるとすれば『CVT』の設定だと思いますが、それで燃費が5km~10km/Lも違ってくるとは考えにくいです。
あくまで筆者の想像に過ぎませんが、新型ルークスのノンターボモデルであれば、今回の検証と同等の燃費が出るものと思います(責任は持てませんので悪しからず)。
B44Aルークス高速燃費 まとめ
B44A型ルークスを購入してから2回の奈良帰省、その際の高速燃費を満タン法による実測データで検証しました。
この燃費と、無給油で奈良の実家まで余裕をもって走り切れることにおいて、選んだ「ノンターボ」グレードは大正解だったと言えます。
合流や加速では多少の非力感はありますし、控えめな巡航速度のため走行時間は7時間と長くなって若干疲労感が増した感はあります。CX-5の時は5時間で走破できていたので、実質2時間の違いは疲労感となって跳ね返ってきます^^;
それでも、何かにつけてコストの安い軽自動車を気に入っていますし、ルークスも若干剛性の低さが気になりますがまあまあ気に入って使っています。それもこれも、『燃費の良さ』が下支えした好感なのかな…と思います。
それでは今日はこの辺で。




