三島ダイハツが軽キャンパーをリリース!クオッカは富士ひのきが気持ちいいパネルバン改造キャンパーだ

クオッカ(三島ダイハツ)実車見学・試乗
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気になる軽キャンピングカー「クオッカ」の実車を見学に行ってきました。

キャンピングカーのウッディな内装は誰しも憧れると思うのですが、最近、パネルバンを使って室内に木材をふんだんに使用した2台の軽キャンが気になっています。

1つは、青森のカーファクトリー ターボーの「バグトラック パネルバン」、もう1つは、三島ダイハツの「クオッカ」です。

レイアウトは全く違うのですが、いずれもパネルバンをベースに室内に木材をふんだんに使用している点が気になっていました。

4/23、その内の1台「クオッカ」を見学させていただくべく三島ダイハツへ行ってきました。

今回は「前編」として、「クオッカ」の内装関係を中心にご紹介したいと思います(後編ではオプションの種類・金額、購入前提の本気の見積額等の予定です)。

クオッカはダイハツ・ハイゼット・パネルバンベースの軽キャンピングカー

まずはこの室内をご覧ください。

冒頭のパネルバンの外見からは想像できないウッディな内装は壁から天井から床、棚、ベンチ、テーブルに至るまで内装は全て木材です。

しかも、ただの木材ではなくすべて「富士ヒノキ」(※)です。

※写真、つまり展示車は床、壁、天井以外は杉材なんですが、注文を受けてユーザーの手に渡る車両は、ベンチもストッカーもすべて富士ヒノキが使われるのだそうです。

なんとも心惹かれますよね。

私、温泉宿に宿泊予約をする際に、「檜風呂+天然温泉かけ流し」はかなり高ポイントな人なので、内装にヒノキを使っているというだけでグイグイ気持ちを持っていかれます^^


クオッカは、ハイゼットのパネルバンの荷室に木材で内装を施した軽キャンです。

室内は長さも幅も高さもストレッチなしのパネルバンの原寸通りのサイズですが、言葉から受ける印象より広々と感じるのは、壁面に収納棚などが一切なく、テーブルの脚を短くしてフルフラットにした状態がパネルバン原寸そのままだからではないかと思います。

棚は運転席部分の後方、荷室の最前部分に横幅いっぱいに棚が設けられているだけで、他にはまったくでっぱりというものがありません。

電子レンジを置く棚や、収納のための戸棚などがあればその分「空間」が削られますが、クオッカはスクエアなパネルバンの荷室のサイズのまんま…というのが、何か潔い感じがします。

軽自動車のサイズで縦向きの対面対座は窮屈かも…と考えていましたが、ソファーではなく固い木のベンチだからかもしれませんが、実際に家内と向かい合って腰かけてみたところ、思ったより窮屈感はなく対座でおしゃべりが可能でした。

テーブル幅も意外に大きくて、食事でもお茶でも狭くて困ることはなさそうです。

また、このテーブルは車外に持ち出すことが可能で、キャンプ時、コーヒーメーカーなどの置き場所に困っている筆者的には「ナイスアイデア」と感じました。

電装関係、電源関係はすべてベッド下に配置して生まれる「板の間」が気持ちいい

自分は、この状態を写真だったかYOUTUBEだったかで見て「クオッカ」に興味を持ちました。

テーブルの脚を短くする(※)と現れるフルフラットな「板の間」は大の字になって寝転んでみたい欲求を抑えるのに苦労するほどの魅力がありますが、実はクオッカは、こんなに小さいくせに、電子レンジも冷蔵庫もちゃんと専用の場所を与えられて装備されています。

※テーブルの脚は下1/3ぐらいで切り離すことができる仕組みになっていて、上の部分の高さがベンチ高にピッタリ合うようになっているのでフルフラットが実現します。切り離した脚は、助手席背面ポケットに収納しているのが見えています。

電装系+バッテリーもベンチ下に収納されるなど、すべて「板の間」の下に収納されるので、フルフラットな床と、でっぱりの全くない壁面や天井はそのままです。

軽キャンなのに、壁面に何もでっぱりがないおかげで、幅は130cm近く(正しくは129cm 後日確認)を確保しており、なんとアルトピアーノより幅広です(※)

※アルトピアーノは、両側に電源パネルと冷蔵庫(またはシンク)が配置されいるため110㎝程度しかありません。クオッカの方が20cm近くも大きいので2名就寝も余裕がありそうです。

少し残念だったのは、室内高はあまり余裕がないことで、170cmの自分が背筋を伸ばしてベンチに座ると頭が天井に届いてしまいます(普段はピンとしていない自然体の状態だと手のひら1つ分の余裕があります)。(正しくは、室内高120cm、ベンチ上90cm、後日確認)

気になる室内長は183cmで、170cmの自分でも普通に横になれるサイズです。

身長175cmを超える方は少し窮屈かもしれませんが、運転席と助手席の背もたれを前に倒すことでスペースが生まれるので、ここに何かしらの工夫をすることで十分就寝可能ではないかと思います(木なので自分で加工はしやすそうです)。

壁面は丸太を思わせるアールが付けられており、いい雰囲気を醸し出しています。

これが本記事タイトルの「丸太小屋だった」のイメージの元です。

ちなみに、下に見えるベンチなどは杉材、壁面はヒノキ材です。

見た目から違いますが、手触りも全然違いました。

天井も(展示車も)ヒノキ材です。

パネルバン自体、屋根の微妙なアールをそのまま生かしています。

木材のいい雰囲気を損なわない控えめな照明2灯が設置されています。

バグトラックにはランタンを吊るせるようなバーハンガー(サイズの大きなタオル掛けのようなやつ)が天井に取り付けられていますが、クオッカも天井材は10mm超(聞いたのに正確な数字を忘れた!)の厚みがあるので、木ねじで自分で取り付けることも可能とのことです。

なにしろ、「木」なので自分で手を加えやすいこともクオッカの魅力の1つかなと思います。

壁面に棚は一切ないのに意外に収納スペースは確保されている

うっかり写真を撮り忘れましたが、ミシマダイハツのWEBから拝借するとこんな感じで、進行方向右側のベンチの後ろ半分が収納庫になっています(前半分は冷蔵庫が配置)。

自分的にはここには、寝具やマット、着替えなんかを入れたらいいかなと思いました。なにせ「ヒノキ」なので、防虫効果があるはずですので、虫が湧いたりダニの発生も起こりにくそうです。

また、運転席後ろの電子レンジの設置場所に連続する形で、助手席後ろにも収納庫が設けられています。

ここには、水やコメなどの防災備蓄や、食器、コーヒーメーカーなどを入れてい置くのに良さそう…と思いました。

あとは、前述の唯一の「棚」にも細々したものを収納しておけそうです。

大きなキャンピングカーからみれば大した収納力ではないかも…ですが、あの広々としたフルフラットな「板の間」ありきで考えると、かなり頑張ったなあという印象です。

ただ、ベンチと前方の収納庫+電子レンジの間を埋めている「箱」(トランスフォーメーションボックスという)が、ただ置いてあるだけなのはもったいないと思いました。

床下収納のように、中に何か入れらるともっと収納を増やせるんじゃないかなと思います。

「箱」はクオッカに乗り込む際のステップ代わりになったり、テーブルを外に持ち出した際の椅子代わりになる想定なので、あえて収納性を持たせなかったのかもしれません。

可能なら、今の使い方の仕様と、収納性を持たせた「箱」を選べると良いかもしれません。

あるいは、箱ではなくて一般的な発想で「板」をはめ込む方式で、床下にキャンプ道具のコンテナなどを収納できるのもいいなと思いました(設計段階ではきっと試されているでしょうけど。ベッドにした際の強度が足りないとか、いろいろあって「箱」になったのかもしれません)。

あれだけ気持ちのよい「板の間」なので、常にフルフラットで使いたい人もいるかもしれませんからね。

同じようなことで、木材のフルフラットが気持ちよくて短パンなどでいると「肉を挟む」可能性もありそうなので、1枚何かを敷いた方が安全な気がしますが、それでは木肌を楽しめないしちょっとジレンマかもしれません。

こんなに小さいのにレンジ・冷蔵庫・ヒーター等快適オプション満載!

こちらは引き出し式の冷蔵庫。

上部が開くのではなく、引き出しを引き出す感じで開きます。右側のベンチの前方・スライドドアの後ろに配置されています。

DC12Vで駆動します。

冷蔵庫に相対する配置の電子レンジ(単機能・フラットテーブル)はAC100V用(背後にコンセント配線済み)。

レンジも冷蔵庫も高さが揃えてあって(レンジは床面を少しえぐって合わせている)、フルフラットになるように設計されています。

隣の収納ボックスの天板が面一で合っているのがわかると思います。

木目が粗いのは杉材だからだそうで、ヒノキ材だともっと目が細かくなるようです。

こちらは「FFヒーター」の温風吹き出し口で、運転・助手席の中央後方と、進行方向左側のベンチの足元の2カ所に取り付けられています。こちらは運転・助手席の中央後方の吹き出し口です。方向が変えられます。

こちらは、左側のベンチ足元に設けられた吹き出し口です。冬場の足元を温めてくれそうです。すぐ上には100Vコンセントもあって、テーブル上での家電やPCなどの利用に便利そうです。

アルトピアーノにはFFヒーターの設定がないので羨ましいです。冬場のキャンプや、山間部のキャンプでは重宝します。1番燃やしても1リットル消費するかしないか…程度の燃費だそうです。

また、パイプを燃料タンクの底まで伸ばしていないので、エンジンがガス欠するところまでFFヒーターでガソリンを消費してしまうことはないとのことでした。

こちらは左右のスライドドア用のオプションの「アクリル2重窓」です。

比較的大きく開きますが、細く開けて固定することも可能です。また、上から網戸、下からシェードが出てきます(2枚目の画像は網戸とシェードを半々にしています)。

この「アクリル2重窓」もOP注文品ですが、注文しないと…

スライドドアはパネルのままになります。やはり「アクリル2重窓」は欲しいです。

これは大きな勘違いをしていました。「アクリル2重窓」がなくても、羽目殺しの窓はあるものとおもっていましたが、「アクリル2重窓」を注文しないとパネルのままなんですね。

ちなみに、これは制作中の車両の写真ですが、ベンチや収納部分もヒノキ材で作られて(製作途中)いました。やはり杉材とはかなり趣きが違います。実際に見るとかなり上品・上質な感じです。

こちらは運転席・助手席をぐるっと囲むようにひけるカーテンです。これも車中泊の際にはもちろん、炎天下の駐車でも効果がありそうです。

フロント&サイドの視線を完全に遮ります(惜しむらくはハンドルやダッシュボードまで覆うことができれば、サンシェードの役割もできると思うので少々残念な感じです。

こちらはリアハッチのカーテンで、ハッチを占めると外界からの視線はシャットアウトすることができます。

ちなみに、リアハッチには「アクリル2重窓」は装着できません(ここは欲しかったなあ)^^;

あと、ハッチのガラス部分に見える赤いフックを引けば、室内からハッチをあけることができます。

同じ仕組みが、左右のスライドドアにも装備されています。なかなか利便性も考えられています。

リアハッチはわかりましたが、スライドドアにも同じ仕組み?と一瞬思いました。パネルバンなので中から開く必要なんてないので、商用バンとは違ってスライドドアにも内側から開く機構が備わっていないんですね。これはなるほど…でした。

こちらは左スライドドア上に取り付けられている「足元灯」で、外向き~内向きに角度が変えられるLED灯です。

取り付け位置が分かりにくいかも…ですが、天井のヒノキ材を紹介している写真だとわかりやすいです。左のスライドドア上に取り付けられています。

ちなみに、棚の上に鎮座するのは「クオッカ」のぬいぐるみです。オプション品ではありません^^

こちらは運転席後ろに設置された電気関係のアウトプットで、AC100Vコンセントが2つ、DC12Vシガーソケットが1つ、USBが2種類×各1カ所です。

こちらは助手席後ろに設置されている集中スイッチと、FFヒーターのコントローラーです。

同じく助手席後ろ(FFヒータコントローラーの上)に設置されている、ソーラーのチャージコントローラーとバッテリーの残量計です(屋根にソーラーパネル設置のOPもあり)。




如何だったでしょう、クオッカ。

何を置いてもまずは「木」ですよね。

しかも「檜」です。さらに「富士ヒノキ」と言われると知識は全然ありませんが、富士山の「日本一感」が上乗せで、なんだかとっても好感度の高い木の内装です^^

クオッカの一番の「売り」はそこです、きっと。

なにしろ、自然の中で、あのヒノキの「板の間」でゴロっと横になりたいです。

そして、小さいくせに意外に装備が色々選べること、シンクや給排水は選択肢がありませんが、かなり充実したキャンパーに仕立てることができそうで、ちょっと本気で見積もって貰っちゃいました(それは後編で)。


あと全然余談で自分の勝手な希望なんですが、フロントマスク、換えられるオプションがあるといいと思いました。

納戸もバグトラックを引き合いに出して申し訳ないのですが、ブロー(相模原)が製作する「ロックライダー」とか、その他の「顔」もどれもレトロでファニーでかわいいので、ぜひコラボしてほしいと思いました。

ブロー(Blow 相模原)の公式WEBはこちら

世界一しあわせなクオッカの「オリジナル顔」に換えることができたら、もっとクオッカ愛が強くなる気がします^^

丸太小屋生活を想像すると欲しくて堪らないクオッカ

我が家は、筆者がソロキャンプに出掛けるより、夫婦でドライブしてテイクアウトランチやティータイムを楽しむ…という使い方の方がはるかに多いので、対面対座で座れることが大前提です。

その条件を満たしたうえで、この木の雰囲気や、充実した装備・機能などを考え合わせると、アルトピアーノを購入してまだ1年3か月ですが、条件次第では本気の購入を…という意識で見学に出掛けました。

実車を見た後では、その気持ちはより大きくなっていました。正直欲しいです。

アルトピアーノとはまた異なる方向性で、どちらが良いとか悪いとか、そういう話しではなく、アルトピアーノも今でもお気に入りであることは変わりませんが、内装全部「木」のクオッカも欲しいなあと思った次第です。

とはいえ、2台所有の余裕も場所も、利用機会もありませんので、クオッカを買うとなれば残念ながらアルトピアーノは手放すことにはなりそうです。

その辺の「決断」は、クオッカの価格とアルトピアーノの残債しだい…と思っていましたが、それはまた次回…。

クオッカ購入シミュレーション~買う気満々本気見積もり


川崎の自宅から、東名~小田原厚木~箱根新道~一号線で三島ダイハツまで休憩を挟んで約2時間半は決して近くはありませんが、実はこの地域にはおでかけスポットが多いので意外と面倒くささは感じませんでした。

まずは、以前南伊豆にあった「メロンランド」(知る人ぞ知る)が、三島ダイハツと同じ下土狩に移転して営業していて、ここの「アカシア蜂蜜」がお気に入りです。

少し南に下がって函南町塚本に「めんたいパーク伊豆」があります。生めんたいを買いに立ち寄ります。冷凍品もありますが、絶対に「たれ」付きの生明太子がお勧めです。

さらに南下して、長岡には昔から温泉饅頭を買い続けている「柳月」があります。

めんたいパークから1号線へ戻ると合流の角に「フルーツパーク」があって、シーズンであればいちご狩りなどが楽しめます。

昨日はダイハツにかなりの時間いましたので、「柳月」までは時間切れで行けませんでしたが、めんたいパークで生明太子をお土産に買って帰りました。

炊きたてご飯と明太子の夕食後、貰ってきたカタログ、オプション一覧、見積書を眺めつつクオッカのことばかり考えていました^^

それでは今日はこの辺で。

三島ダイハツ 公式WEB クオッカ