自動車税支払いの時期ですね。どうやら今年は楽天ペイがお得のようです。

毎年この時期になると届くのが「自動車税」の納付書です。皆さんはどのように支払っていますか?金融機関やコンビニで現金支払い?最近は多くの自治体でキャッシュレスにも対応してきているので税金を少しでもお得に支払う方法がありそうです。
支払方法によって損得があるのは如何か…と思いますが、もし損得があるなら「損」ではなくて「得」の方の支払方法を選択したいですよね。
そんなわけで今回は、2023年度の自動車税をお得に支払う方法について考えてみました。
自動車税をチェック
排気量 (cc) | 乗用車 ~2019/9/30 | 乗用車 2019/10/1~ | 自家用貨客 積載1t以下 | 8ナンバー キャンパー | 自家用 軽貨物 |
~999 | 29,500円 | 25,000円 | 13,200円 | 23,600円 | 5,000円 |
~1,500 | 34,500円 | 30,500円 | 14,300円 | 27,600円 | – |
~2,000 | 39,500円 | 36,000円 | 16,000円 | 31,600円 | – |
~2,500 | 45,000円 | 43,500円 | ↑ | 36,000円 | – |
~3,000 | 51,000円 | 50,000円 | ↑ | 40,800円 | – |
~3,500 | 58,000円 | 57,000円 | ↑ | 46,400円 | – |
~4,000 | 66,500円 | 65,500円 | ↑ | 53,200円 | – |
~4,500 | 76,500円 | 75,500円 | ↑ | 61,200円 | – |
~6,000 | 88,000円 | 87,000円 | ↑ | 70,400円 | – |
6,000~ | 111,000円 | 110,000円 | ↑ | 88,800円 | – |
こちらがキャンピングカーのベース車両の自動車税の一覧表です。ご自身のクルマがどの区分に入るか分からない方は、ご自身が乗っている車両のナンバーを確認してください。
乗用車は「3」「5」「7」ナンバーです。
自家用貨客車は、「1」「4」ナンバーです。ちなみにタウンエースベースのアルトピアーノは「4」ナンバーで、車検証上の車両重量によって赤下線の金額になります。
特殊車両の中のキャンピング車は「8」ナンバーです。
こうしてみると、4ナンバー1トン以下の小型貨物ベースの1万数千円から、上は数万円まで税額にはかなりの開きがありますね。
自動車税の支払いにはいくつかの方法があります。各々の支払方法の特徴やメリット・デメリットをチェックしておきましょう。
自動車税支払方法~口座振替
指定した口座から毎月公共料金が引き落とされる口座振替は多くの方が利用している決済方法ですが、税金等は口座振替できないものが多く、自動車税支払という観点では支払方法の対象になりにくい、方法です。
ちなみに公共料金で言えば、口座振替で安定的に支払うことで若干の割引を得られるケースもあるので、下記のクレジットカード払い等でのポイント付与と見比べてお得な方を選ぶことをおすすめします。
自動車税支払方法~現金
1つ目の方法は、昔ながらの「現金」による支払いで、口座振替を除けば現在でも最も多い支払方法でしょう。
金融機関窓口やコンビニレジで、払込票を提示して現金で支払います。一部を切り取って「受領印」が押された帳票は、車検の際に必要となるので車検証入れなどに保管しておきましょう。
金融機関窓口でも、コンビニレジでも手数料は徴収されないので、税額のままの金額の支出となります。
ごく普通の支払方法で金額的な損得はありませんが、金融機関やコンビニに出向く時間と手間、現金を引き出す手間などがデメリットと言えます。
自動車税支払方法~クレジットカード
少し前までは、クレジットカードでさえ使えなかった時代がありましたが、最近ではクレジットカードでの支払いを可能としている自治体が増えています。
オンライン上でクレジットカード払いができれば、金融機関やコンビニに出かける時間や手間を省くことができ、24時間いつでも好きな時間帯に支払えることは少なからずメリットと言えますが、自動車税のクレジットカード払いの最大のデメリットは『手数料』がかかることです。
手数料額は、東京都の場合は区分額の0.7%+消費税、神奈川県の場合には区分額の1%+消費税の手数料がかかります。
例えば、タウンエースベースのアルトピアーノの場合、14,300円の税額に対して、
・ 東京都では10,001円~20,000円の区分で、2万円の0.73%=146円+税(税込160円)
・ 神奈川県では10,001円~20,000円の区分で、2万円の1.0%=200円+税(税込220円)
の手数料が発生します。
クレジットカードで決済した場合、クレジットカードのポイント付与の対象となります。ちなみに1%還元のクレジットカードで決済した場合、
・ 東京都14,300円+手数料160円=14,460円×1%=144ポイント
・ 神奈川県14,300円+手数料220円=14,520円×1%=145ポイント
が付与されます。
しかし、手数料額をポイントが上回ることはないので、差し引きすると元の税額よりも少し多めの支出となってしまうことは避けられません。
あまり大きな金額ではありませんが、僅かでも元の税額より多く支払うのはあまり気持ちよくありません。
自動車税支払方法~スマホ決済
PayPay、auPay、d払い、楽天ペイなどのスマホ決済で支払うことも可能です。
スマホ決済による自動車税支払は、金融機関やコンビニに出向く必要もなく、現金を引き出す必要もなく、さらに『手数料』もかからないという、まさに理想の支払方法と言えます。
しかも、利用するスマホ決済を選べば、ポイントが付与されて本来の全額よりも「お得」になるケースもあるので、2023年の自動車税支払は是非スマホ決済を利用する方向で検討されては如何でしょうか。
ただし、スマホ決済なら何でもいいのか…というと、実は○○ペイによってはまったく「お得」がないケースもあるので要注意です。
以下は、各スマホ決済の自動車税支払いに対するポイント付与の状況です。
支払い | 還元率 | |
PayPay | 可能 | 0% |
d払い | 可能 | 0% |
LINEペイ | 可能 | 0.5% |
ファミペイ | 可能 | 0.5% +10円 |
au Pay | 可能 | 1.0% |
楽天ペイ | 可能 | 1.5% +α |
実は同じスマホ決済でもポイント付与率には違いがあります。
PayPay(0%)

「PayPay」は自動車税自体は支払い可能ですが、ポイントの付与はまったくありません。
PayPayは請求書払いは「残高(出金可能なPayPayマネー)」からのみ支払えるため、残高をチャージできる唯一のクレジットカード「PayPayカード」がPayPayチャージでポイント付与されないため0%還元となります。
さらに、従来は「Softbankまとめて払い」で残高チャージすることで、Softbank/Y!mobile/LINEMOユーザーが受けられたポイント還元ですが、「Softbankまとめて払い」でチャージした残高で請求書払いが不可能となったため、こちらもポイント還元を一切受けられなくなりました。
d払い(0% キャンペーンあり)

「d払い」も自動車税自体は支払い可能ですが、ポイントの付与はまったくありません。
d払いの請求書支払いはd払い残高からのみ可能ですが、d払い残高へのチャージは「銀行口座(から入金)」および「セブン銀行ATM」のみであるため、チャージに対するポイント還元がありません。
以上から、自動車税をd払いで支払ってもポイントの付与・還元はいっさいありません。

d払いはポイント還元はありませんが、キャンペーンとして「ポイント山分け」による付与があります。何ポイント貰えるのかまったく不明ですが、上限は200ポイントと決まっているようです。
LINEペイ(0.5%)

「LINEペイ」は、『チャージ&ペイ』機能を使用してクレジットカード決済で自動車税を支払うと0.5%ぶんのLINEポイントが付与されます。
ただし、LINEペイにもルール変更があり、「Visa LINE Payクレジットカード(LINEクレカ)」のチャージ&ペイへのポイント還元0.5%が4/30で廃止となりますので、「Visa LINE Payクレジットカード」のチャージ&ペイで自動車税を支払う場合、4月中のみ0.5%還元の対象となります。
5月以降にチャージ&ペイで納税・公共料金支払いをする場合には『三井住友VISAカード』を登録する必要があります。
また、「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」は請求書払いはポイント対象外です。
ファミペイ(0.5%+10円)

ファミペイは、「ファミマTカード」からのチャージして自動車税を支払った場合、ファミマTカードに0.5%ぶんのTポイントが付与、ファミペイで「ファミペイボーナス」が10円分付与されます。日ごろファミリーマートをよく利用する方にメリットがある支払方法と言えます。
ファミペイバーチャルカードがApplePay対応(5/11)
お得な自動車税納付方法を追記します。
5/11よりファミペイバーチャルカードがApplePayに対応したため、JCBカード→ファミペイ→WAONを併用することで最大2.5%還元を得られるようになりました。
- JCBカードでファミペイ残高にチャージする(1%)
ファミペイの残高チャージでポイント還元が得られるNCBクレジットカード(PayPayカードなど)でファミペイ残高をチャージします。 - ApplePayのファミペイバーチャルカードでWAONをチャージ(0.5%)
ファミペイバーチャルカードがApplePayに対応したことで、ファミペイからWAON残高にチャージできるようになりました。 - WAONを使ってミニストップで楽天ギフトカードを購入(1%)
WAON会員はイオングループ店舗でいつでもポイント2倍となります。
少々手間がかかりますが、ファミペイを利用して最大2.5%還元を得られるようになりました。
なお、JCBカードを「ファミマTカード」にした場合には、0.5%還元となるので、トータルでは最大2%となります。

なお、これは自動車税とは無関係ですが、ファミペイ(バーチャルカード)のApplePay支払いで、還元額500円(利用額まで20%還元キャンペーンを実施中です(翌月払い登録者は1000円まで)。
自動車税もお得に、さらにコンビニや対応店舗でクイックペイで支払うことで20%還元を得られます。ぜひ利用したいですね。

ファミペイのApplePay登録は、まずバーチャルカードの発行を行う必要があります(数十秒で完了します)。
auPay(1%)

地方税の納付書に印字された地方税統一QRコード「eL-QR (エル キューアール) 」の利用が可能になった一方で、「au Pay」の請求書支払いのルールが変更(改悪)となり、auPayでの請求書払いの0.5%還元が廃止となりました。
残るはauPayへのクレジットカードチャージのみです。auPayチャージでポイントが付与されるクレジットカードが必要(PayPayカードやdカード)ですが、チャージでクレジットカード側に1%還元されるのでトータルで1.0%ぶんのポイントが付与されることとなります。
ちなみに、同じauブランドのクレジットカード「auPay カード」は、auPayへのチャージではポイント付与がなくなりましたので注意が必要です。楽天カードもauPayチャージでポイント付与がありません。
一方で不思議なことに、請求書払いでポイント付与しない「PayPay」と「d払い」の各々のブランドのクレジットカード、すなわち「PayPayカード」と「dカード」はauPayへのチャージで1%のポイントが付与されます。
これらのクレジットカードからauPayにチャージして自動車税を支払うことで1.0%の還元率となります。
※Povo「ギガ活」でauPayは最大33%超の超高還元決済アプリとして利用可能です。詳細はこちら。
楽天ペイ(1~1.5%)裏技あり

楽天ペイはこの2023年4月17日より、地方税の納付書に印字された地方税統一QRコード「eL-QR (エル キューアール) 」の利用が可能になりました。
「eL-QR」によって、電気・ガス・水道等の公共料金、自動車税種別割、固定資産税、住民税など約1700種類もの公共料金や自治体の地方税の支払いが可能となります。

「eL-QR」対応記念として『税金・公共料金のお支払いは楽天ペイで!抽選で全額還元、はずれても全員もれなく最大1%還元キャンペーンの開催』が予定されています。「楽天キャッシュ」チャージの0.5%と請求書払い0.5%を合わせて1.0%還元となります(うまくすれば50,000円までなら全額戻ってくる可能性もあります)。
(ご注意)支払元は必ず「楽天キャッシュ」にしてください。楽天ポイントでの支払いはキャンペーン対象外です。期間限定ポイントも支払いに使えるのがメリットですが、キャンペーンに関しては対象外です。

楽天市場で月間2万円以上の買い物をする方は、上記に参加することができるため楽天ポイント2倍(楽天ペイの場合は0.5%→1%)にすることが可能です。トータルの還元率は1.5%になります。

ちなみに楽天ペイは全国1700超の自治体の住民税や固定資産税などの税金、電気ガス水道などの公共料金なども支払うことができ、最大1%のポイント還元を受けることができますので、自動車税に限らず税金納付や料金支払いに便利なスマホ決済になりました(2023/04/17以降)。
もっと貪欲に「お得を追求したい」という方のために裏技を紹介しておきます。この裏技は「楽天キャッシュに残高をチャージできる『楽天ギフトカード』をお得に購入することで実現します。
ファミペイ残高で楽天ギフトカードを購入する

「ファミペイ」を使って楽天ギフトカードを購入することで「お得」をアップできます。
- ファミペイ残高で楽天ギフトカードを購入する(0.5%)
- ファミペイ後払いを利用して楽天ギフトカードを購入する(1.0%)
- ファミペイ残高をファミマTカードでチャージする(0.5%)
- ファミペイ残高をJCBカードでチャージする(1.0%)
(1)と(2)はいずれかの選択となります。ファミペイ後払いの利用には審査があります。後払いで1%をゲットしたい場合には早めに申し込むことをおすすめします。
(3)(4)もいずれかの選択になりますが、JCBカードでのファミペイチャージがポイント付与対象となっていることが必要です(PayPayカードやマネックスカードは確認済)。
またJCBカードでのチャージには上限があります。1回あたり最大5000円、1日あたり最大1万5千円(3回まで)、月あたり最大2万円なので、軽自動車や4ナンバーは回数を繰り返すことで必要額をチャージできますが、普通車等の2万円以上の車種の全額をチャージすることはできません。
ファミマTカードのチャージ上限は、1回最大3万円、1日最大10万円、月最大100万円です。
iPhone限定~nanaco・WAONで楽天ギフトカードを購入

iPhoneのApplePayに登録したnanaco・WAONを使って楽天ギフトカードを購入する方法です。
- auPayにクレジットカードで残高チャージする(1%)
- auPayプリペイドカードから、nanaco・WAONに残高チャージする(0%)
- nanacoを使って楽天ギフトカードを購入する(セブンイレブン 0%)
- WAONを使って楽天ギフトカードを購入する(ミニストップ 1%)
(1)でMasterカードブランドのクレジットカードでauPayにチャージします。ただし、auPayの残高チャージがポイント付与対象のカードである必要があります(dカード・PayPayカードは確認済)。
(2)でチャージしたauPay残高を、Apple Payに登録したauPayプリペイドカードから、同じくApple Payに登録してあるnanaco、またはWAONの残高をチャージします。
(3)と(4)はいずれか選択になります。
(3)セブンイレブンでnanaco残高で楽天ギフトカードを購入(還元なし)し、楽天キャッシュにチャージします(還元なし)。
(4)WAONの場合には

イオングループのミニストップでWAONを使って楽天ギフトカードを購入(1%)し、楽天ギフトカードを購入、楽天キャッシュにチャージします(還元なし)。
ネオバンク第一生命支店デビットカードの20%還元キャンペーン

現在、SBIネット銀行第一生命支店に口座を開設し、デビットカードを発行・利用すると20%の還元(最大25,000円利用分まで)を受けられるキャンペーンを実施中(6/30まで)です。
新規口座開設でも、既存口座保有の場合でもデビットカードの利用で20%還元が受けられます。対象は「海外での利用」と「会費手数料等の支払い」を除くすべての決済となっており、非常に幅広く恩恵を受けられます。
なお、デビットカード自体にも0.8%のポイント還元が設定されているので、20%のキャッシュバックと0.8%のポイント還元が受けられます。
このデビットカードを使ったお得な自動車税納付の方法は以下のとおりです。
- ネオバンク第一生命支店デビットカードでWAONにチャージする(20.8%)
- チャージしたWAONを使ってミニストップで楽天キャッシュPOSAカードを購入する(1%)
- 購入したPOSAカードで楽天キャッシュをチャージする(0%)
- 楽天キャッシュで自動車税を支払う(0.5%)
(1)このデビットカードからWAONにチャージすると、20%のキャッシュバックと0.8%ポイント還元が得られます。
(2)チャージしたWAONを使ってミニストップで楽天キャッシュのPOSAカードを購入すると1%の還元が得られます。
(3)購入したPOSAカードで楽天キャッシュをチャージします(0%)
(4)楽天ペイで自動車税を支払う(0.5%)
以上トータルで22.3%のキャッシュバック+ポイント還元が得られることになります。
軽自動車や4ナンバーバンは全額を利用額内で支払えますし、普通車等25,000円を超える車種でも5000円のキャッシュバックが得られるのでかなりお得になります。

当初『このデビットカードはMasterカードブランドなのでauPayへのチャージが可能です。』とご案内していましたが、タイミングは不明ですがauPayのチャージカードとしての登録ができなくなりました。auPay側が閉ざしたものと思います。代替案で上記「第一生命支店デビット→楽天ペイ」のルートをご紹介します。
↑口座開設など少し手間ですが、銀行口座としてはメリットが多いので作って損はないと思います。その上でデビットカードのキャンペーンを利用すれば最大5000円のキャッシュバックが貰えます。利用上限の25,000円を超える普通車(39,500円)でも12.7%の還元率となります。
ちなみに、SBIネット銀行はATM(入出金)・他行振込がいずれも5回まで手数料無料なので、通常の銀行口座としても魅力があります。保険加入が義務等の条件はありませんので、作っておいて困ることはないでしょう。
以上のように手間がかかかりますが還元率をアップさせ「お得」を増やすことが可能です。
ファミペイ利用では1.0~1.5%の還元率で楽天ギフトカードを購入可能です
nanaco利用では1.0%の還元率で楽天ギフトカードを購入可能です
WAON利用では2.0%の還元率で楽天ギフトカードを購入可能です
ネオバンク第一生命支店デビットカード→WAON→楽天キャッシュ→楽天ペイでの自動車税納付で22.3%の還元が得られます
ちなみに、還元ポイントの違いによる付与ポイントを見てみましょう。
自動車税が39,500円の普通車の場合、
- 0.5%…197ポイント還元
- 1%…395ポイント還元
- 1.5%…592ポイント還元
- 2.0%…790ポイント還元
- 3.0%…1,185ポイント還元
- 22.3%…7,900円キャッシュバック+908P還元(合計8,808円相当)
わずか数%ずつの違いですが、ポイント数に置き換えるとその差は大きく感じます。0.5%還元と3%還元では1000ポイント近い差があります。22.3%に至っては8000円相当以上となりますので、ちょっと頑張ってみる価値はありそうです。
追記:2023年自動車税+軽自動車税納付完了(5/21)
5月21日、我が家の自動車税(14,300円)、及び奥さんの原付の軽自動車税(2,000円)、合計16,300円の納付が完了しました。
今回の納付は以下のルートを利用しました。
- ネオバンク第一生命支店デビットカード→WAONチャージ(20.8%還元)
- ミニストップでPOSAカード(楽天ギフトカード)購入(1%)
ミニストップのレジで必要額を告げてチャージしてもらいます。 - 楽天キャッシュにチャージ(0%)
楽天キャッシュの残高が501円残っていたので、その分を減額してWAONにチャージしました。楽天キャッシュにチャージすると、残高と合算され必要額になりました。 - 楽天ペイで自動車税納付(0.5%)
楽天ポイント(期間限定ポイント含む)も使えるので助かります(ポイントを利用する・利用しないを選択できます)。
トータルで、デビットカードで20%(3,260円)のキャッシュバック、0.8%(130P)の還元、WAONに1%(163P)、楽天ポイントに0.5%(81P)の合計22.3%(3,634円分)のキャッシュバック及びポイント還元が得られたことになります。

これにて2023年の自動車税納付は完了しました。自分はたまたまキャンペーンが実施されていたデビットカード20%還元とWAON併用でミニストップへ1回出向いて最後は自宅で納付が完了しましたが、自分名義の不動産の固定資産税納付を『JCBカード→ファミペイ→WAON→POSAカード→楽天キャッシュ→楽天ペイ(2.5%還元)』で支払った奥さんはなかなか手間がかかっていました。これにて我が家の5月の納税ウィークは無事に完了しました。
楽天ペイの始めかた
今年の自動車税支払においては一択状態の楽天ペイをこれから始めたい…という方もいるかもしれませんので、簡単に始めかた(手順)をご紹介しておきます。簡単な手続きですぐに始められるので、この機会に楽天ペイをはじめてみてはいかがでしょう。
以下の手順は「楽天会員」であることが前提です。楽天会員でない方はまず楽天会員の手続きを行ってください。また残高チャージには楽天カードを想定していますので、楽天カードをお持ちでない方は併せて楽天カードへのお申込み~発行をお手続きください。
➡ 楽天カードの申し込みはこちら
楽天ペイアプリをインストール

通常200P→500P
お使いのスマホがiPhoneでもAndroidでも、まず『楽天ペイ』アプリのダウンロード~インストールが必要です。以下のリンクからアプリをダウンロードしてください(紹介200P対象です)。
※当ページのリンクからアプリをインストール~ログインしないと紹介ポイント(500P)は貰えません。
※iPhoneは「App Store」、iPhone以外のAndroidスマホはすべて「Google Play」からアプリをダウンロードできます。スマホのホーム画面にアプリのアイコンが表示されればダウンロード成功です。
楽天市場アカウントとパスワードでログイン
アプリをダウンロードできたら、アプリをタップして開きます。

「ログイン」をタップしてログイン画面に進みます。

楽天市場のユーザーID(または登録メールアドレス)とパスワードを入力してログインします。
※この時点でまだ楽天市場会員ではない場合には「楽天会員登録(無料)」から、先に楽天会員の手続きを行ってください。
ログイン以降は、支払い元(クレジットカードや楽天キャッシュなど)を登録、楽天ペイを使用する際に使いたい支払元を『お支払元』に任意で設定・変更することができます。また、「ポイントを使う」に設定すると、期間限定ポイントも含めて優先的に楽天ポイントから使用されます。
楽天キャッシュは、登録したクレジットカードからチャージすることができます(楽天カードなら0.5%のポイント還元があります)。
【楽天ペイ利用開始のポイント】
- 楽天会員登録が済んでいること(ユーザーIDとパスワードがわかる)
- 楽天ペイをインストールし、楽天会員IDでログインする
- 支払い元にクレジットカードを登録する(楽天カードなP還元あり)
楽天ペイのチャージ方法
楽天ペイには様々なチャージ方法が用意されています。
楽天カード(クレジットカード)
楽天ペイに登録できるクレジットカードは『3Dセキュア』に対応している必要があります。楽天カードの場合は「楽天e-Navi」にログイン後、「本人認証サービス」にてパスワード等を設定します。そのパスワードを楽天ペイのクレジットカード登録時に入力することで支払元として登録可能になります。
クレジットカードからの支払い方法は2通りです。
- 楽天カードからの引き落とし
楽天カードでの決済となり、次回の清算時に楽天ペイ利用分も一緒に請求となります。 - 楽天カードから楽天キャッシュ残高にチャージする
直接楽天カードで決済するのではなく、一旦、楽天カードから楽天キャッシュの残高にチャージし、楽天キャッシュを支払元として楽天ペイの支払いに充てる方法です。
楽天カード決済ではカード利用金額に対して1%のポイント還元となります。楽天キャッシュへのチャージの場合には、楽天キャッシュへのチャージで0.5%、楽天ペイ使用時に1%のポイント還元があり合計1.5%還元となります。
※楽天カード以外のクレジットカードを支払元に登録した場合は、登録したカード会社によって楽天ペイ決済がポイント対象かどうか異なりますので、事前に確認が必要です。
楽天銀行
楽天銀行に口座をお持ちであれば、楽天銀行の預金残高から楽天ペイにチャージすることが可能です。支払元に楽天銀行を登録することでチャージ可能となります。
楽天銀行からの引き落としの場合には、楽天ペイの決済額に対して1%のポイントが還元されます。ただし楽天銀行から楽天キャッシュにチャージした場合にはポイント付与はなく、楽天キャッシュでの支払い時に1%還元となります。
セブン銀行ATM
クレジットカードの登録がうまくゆかない等の場合でも、セブンイレブンに設置されているATMを使って手持ちの現金を楽天キャッシュにチャージして利用することができます。
セブン銀行ATMからの楽天キャッシュチャージでの支払いの場合は、ATMからのチャージにはポイント還元はつきません。チャージした楽天キャッシュでの支払い時に1%還元となります。
楽天ギフトカード
コンビニなどで販売されている「楽天ギフトカード」から楽天ペイにチャージすることもできます。プレゼントなどで貰った楽天ギフトカードからもチャージ可能です(他社ギフトカードからはチャージできません)。
楽天ギフトカードからの楽天キャッシュチャージにはポイント還元はありません(楽天キャッシュ使用時に1%還元)。ただし、楽天ギフトカードを購入する際にクレジットカードやスマホ決済が利用できる場合には所定のポイント還元を得られる場合があります(要個別確認)。
その他
そのほかにも「ラクマ」や「楽天ウォレット」などの楽天グループのサービスからもチャージが可能です。
楽天ペイの始めかた まとめ
楽天ペイをはじめるための手続きは比較的簡単な方です。特に楽天会員であればID/パスでログインするだけで楽天会員情報を引き継ぐことができるので、細かい設定項目の入力などは必要ありません。
また、楽天カードをお持ちの場合には簡単な操作でチャージできるのですぐに楽天ペイを始められます。
「お得」という観点で言えば、自動車税支払には楽天ペイ(楽天カードでチャージした楽天キャッシュを支払元に設定しての支払い)が最もお得で、決済額の1.5%を得られます。
これを機会にはじめてみてはいかがですか?以下のリンクから楽天ペイをはじめると200ポイント貰えます。
自動車税のオンライン支払い注意点
こうしてみてくると、自動車税支払いで何らかの「お得」を得ようとすれば、「LINEペイ」「ファミペイ」「auPay」「楽天ペイ」のスマホ決済を利用するしかないことがわかりました。
また、ポイントが貰えないまでも、金融機関やコンビニまで出向く手間や時間や、現金を引き出す手間がかからないだけでも十分にプラスであるともいえるので、今年の自動車税支払いはぜひスマホ決済を活用してみてください。
ただ、オンライン支払いにはいくつか注意点があるので以下をチェックしてみてください。
自動車税の納税証明書が発行されない
オンラインで支払った場合、納税証明書は発行されません。
車検時に「納税証明書を出してください」等と言われた場合には、「オンライン支払いなので証明書はありません」と言えば問題ありません。車検業者の方で確認して貰うことができます。

筆者はここ何年かオンラインで自動車税を支払っているので「納税証明書」がありませんが、車検時に「オンラインで払っているので…」というと、「分かりました。こちらで調べます」と特に何も問題ありません。
軽自動車税の場合
軽自動車税も自動車税ですが支払先が異なります。自動車税は都道府県に支払いますが、軽自動車税は市区町村に支払うことになります。
2023年1月4日以降、自動車税同様に、軽自動車税の納税証明も電子的に確認が可能となり、納税者による納税証明書の提示が不要となりました。
ただし、納税の処理の関係で、納税時期と車検時期が近い場合には電子的な確認ができない(追いつかない)場合もあるので、その可能性が高い場合には、納税証明書が得られる従来の支払方法を選んだ方が無難です。
フィッシング詐欺に要注意!
「自動車税が未納なので財産を差し押さえる」等々、ドキッとするような文言でSMS(ショートメッセージ)やメールが届いたら「警戒レベル」をMAXにしてください。そして安易に信じて文面の指示に従わないようにしてください。
まず、税金等の未納・滞納をSMSやメールで知らせて、しかも支払いを督促することは絶対にあり得ません。本当にそういうことがあれば必ず文書で通知がきます。未納・滞納などを知らせるSMSやメールが届いても100%自信を持って無視して大丈夫です。
支払方法も納付書以外で支払う必要はありません。前年以前に支払っていない…という自覚がない限り、振込み等でお金を振り込んではいけません。もし自覚があったとしても安易に振り込まないようにしましょう。ましてや金券や「○○カード」を購入してなんていう方法で税金を支払うことは絶対にありません。
上記でおすすめした「楽天ペイ」をはじめとするスマホ決済(QRコード決済)で自動車税を支払う場合には、必ず「納付書のバーコードを読み取る」作業を行わなければならないので、その納付の案内や督促メールが本物かどうかの簡易的なチェックにもなりますのでおすすめです。
重々お気を付けください。
その他の自動車関連の情報
今回の記事は自動車税の納付の際に少しでもお得に…と言う主旨ですが、自動車税に限らずマイカーを所有していると必ず必要なコストや経費は他にもありますし、検討しておいた方がよいこともありますよね。
車検
皆さんは車検はどうしていますか?
購入したメーカー系のディーラーで…と言う方が多いと思いますし、バンコンやキャンパーはビルダー経由でというケースもあるかと思いますが、実は世の中には「安い車検」はごろごろあるんです。
自分は「速太郎」という地元の民間車検を使っていますが、ガソリンスタンドの経営会社だったり、自動車用品店だったり、様々な民間車検が安さと質を競っています。
「速太郎」は、法定費用以外の車検料金9,000円で、当日車検でその日のうちに車検が完了して乗って帰れるので最近はずっと利用しています。次回車検までの間に最大4回も無料でオイル交換できるのも助かっています。ガソリンスタンド系列の車検では「ガソリン割引券」が貰えるケースもあるようです。
「安かろう悪かろうじゃないの?」と思われる方が多いと思いますが、「安いけど質が悪い」なんて車検をやっていたら、SNSなどでたちまち噂は拡散してしまいますし、過当競争の中で生き残っていけるわけない…自分はそう思っています。
それに長年車に乗っていると、自分のクルマの調子ってだいたいわかるじゃないですか。その自分の感覚で「今回はディーラーに持っていこう」というケースもあるので、アルトピアーノに乗って3年(3回の車検)、安い民間車検でも何ら問題発生はありません。
「安い車検」も検討してみてはいかがでしょう。自分も速太郎をここで見つけました。
JAF
自分の知り合いに言わせると「無駄無駄」ということなんですが、自分はそうは思いません。自分も以前はJAFなんていらない…と思っていたんですが、アルトピアーノに乗るようになってからは毎年継続して会費を払っています。
以前はずっとSUVを乗り継いでいました。直近ではMAZDA CX-5を3台乗り継いでいたんですが、当時はJAFはいくら勧められても加入しませんでした。
今のアルトピアーノ(といってもまんまタウンエースバン)になってから、自ら加入しました。
そして加入した途端、バッテリー上がりで救援を呼ぶハメに…。つくずく加入しておいてよかったと思いましたが、やはりバンコンやキャンパーはバッテリー負荷のリスクは高いと思うんです。
車内で生活したり活動できるのがバンコンやキャンパーのメリットですし、そのためのサブバッテリーですが、普通のクルマとしての使い勝手と、キャンパーとしての使い勝手が微妙にズレることがあります。
例えば、ルームライト。普段はドアが空いたら灯りが点いた方が使い勝手がよいですが、キャンパーとして使う場合には、無暗にルームランプが点灯するのはかなりヤバいですよね。アルトピアーノを購入した当時は、ラゲッジでランチしていてフと気づいたら運転席のルームランプが点いていた…なんてことが多々ありました。
たまたま気づいて消したので大事には至りませんでしたが、やはりキャンパーって普通のクルマより電源への負荷が大きいように思うので、今のところJAFを退会する気はありません。
あまり「お得な情報」という感じはしませんが、何かあったら「損」どころではない…という意味では検討してもよい事案なのかなと思います。
無駄な感じがしますが、何かあった時に「良かった」と思います(実感)
2023年自動車税をお得に支払う方法まとめ
毎年毎年少しずつ改善が進んで、2023年は自動車税に限らず1700もの自治体の地方税や公共料金をスマホ決済で支払うことができるようになりました。
今年に関して言えば楽天ペイでの支払いが最もお得な支払方法と言えます。ただ、昨今はスマホ決済の「お得感」が薄れる改悪が連発されており今後はまったく見通しが立ちません。楽天ペイにもいつ何時改悪がないとは言えず、2024年にはどうなっているか皆目わかりません。今年に限った話し…としてお読みください。
本記事はあくまで2023年の4月現在の「請求書払い」についてお得に支払う方法をまとめています。自動車税に限らず、公共料金や固定資産税、各種納付・払込票なども含めて、今年は最もお得な「楽天ペイ」を使ってみてはいかがでしょう。
それでは今日はこの辺で。
※4/17正式発表により、一部還元率に誤りがあったため修正いたしました。
※5/18ネオバンク第一生命支店デビットカードからauPayチャージの道は閉ざされたため、他のルートと内容を差換えました(差し替え後の方が還元率が高いです)。
当ブログの管理人KAZです。
モバイル通信やガジェット関連、アウトドア関連のフリーライターをしています。2020年3月、コロナによる緊急事態宣言直前に購入した小型バンコン「アルトピアーノ」でバンライフに目覚め当ブログを立ち上げました。