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レカロシート装着後の車検には「保安基準適合性試験成績書」が必要!入手方法や注意点をチェック!

レカロ装着後のタウンエース・アルトピアーノ車検 税金・維持費・燃費
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今年も我が家のアルトピアーノの車検の時期になりましたが、今年は前3回の車検とは大きく異なる点があります。レカローシート装着と、ネオチューン施工です。一抹の不安を感じながらいつもの「車検・速太郎」へ出向きました。

今回は、レカロシート装着後の車検についてレポートします。

KAZ
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レカロの車検については、購入店の『ASM YOKOHAMA』で事前準備が必要なことをしっかり教わっていましたのでしっかり対応できました。また、ネオチューンについては「純正ダンパーのままなので問題なし」との説明書きを読んでいたので特に何もせずに持ち込みました。

ネット記事を読むと「レカロが不合格」などの記載もあって少々不安だったのですが、そもそも『ASM YOKOHAMA』で「車検通らないなら買わない」「大丈夫です」との会話ありきで購入していましたし、「ああして、こうして」ときちんと説明も受けていたので「大丈夫なんだろう」と思っていました。

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レカロ車検~事前に「保安基準適合性試験成績書」を手配

結論から言って、レカロシート装着のタウンエースの車検は問題なく合格でした。

ただし、スムーズに車検をクリアするには、車検日までに「保安基準適合性試験成績書」を入手しておく必要があります。これをしておかないと車検合格はあり得ません。

入手すると言っても特に難しいことはなく、レカロのサポートセンター「レカロコール」へ電話するだけです。

レカロコールに電話する際には以下のものが必要(手元に揃えておく)です。

  • レカロシート保証書
  • シート製造番号
  • ベースフレーム保証書
  • ベースフレーム製造番号
  • 車検証(記載の車両型式・車両通称名)

レカロコールに電話すると、保証書番号や製造番号、車両型式・車両名(通称)を聞かれるので答えられるようにしておかないと、「繋がりにくい電話」に掛け直しになります(自分は書け直しになって何度もコールした)。特に製造番号は取説や保証書には記載がないので、事前に確認しておく必要があります

シート製造番号の確認方法

シートの製造番号の確認方法は通りです。

シート製造番号確認方法①

正規品照会ウェブサイト “Authorized Products Search” にアクセスして確認する

シート製造番号確認方法②

シート座面の裏側に貼付されているステッカーで確認

取説には『確認しやすい位置までシートをスライドし、ライトでシート座面裏側のステッカーを照らしながら、鏡をシート下に差し入れていただくと確認しやすくなります。』と記載がありますが、これは乗用車の話し。

タウンエースなど商用車で②の方法を選択するとかなり面倒です。座面の裏側(背もたれの裏ではない!)を見るには、シート後ろの仕切り(パーテーションバー)を取り外してシートを後ろへ傾ける必要があります。

自分は夏場の炎天下だったので運転席・助手席の2座確認するには滝汗かきました^^;

ベースフレーム製造番号の確認方法

ベースフレーム製造番号の確認方法

ベースフレーム奥側(コンソール側)の内側に貼付されているステッカーに製造番号が記載されているので、「No.」および「Art No.」を確認します。

取説には『スライドレバー越しにライトで奥側のレールを照らしていただくと確認しやすくなります。』と書かれていますが、これも乗用車の話しで商用車の場合はどうしてもパーテーションバーを外してシートを後ろ倒しにしないと確認できません

あれ?ベースフレームの製造番号確認方法は実際に目視で確認する方法だけなんですね^^;

と言うことは、いくらシートの製造番号をWEBで確認しても、結局パーテーションバーを外してシートを倒す作業はしなければならないってことですね。シートだけWEBで確認できても無駄では?と思いました^^;

というわけで、自力で装着する方は装着時にメモしておくことをおすすめします。

業者に装着を依頼する方は、もし可能ならメモっておいて貰えるといいですが、ダメならパーテーションバーを取り付ける前にメモってしまうことをおすすめします(装着時にはバーは外してあるので)。

保安基準適合性試験成績書は業者へ直接FAXしてくれる

レカロコールで「車検を通したい」というと、「では必要な書類をFAXでお送りしますのでFAX番号を教えてください。ご自宅になければ車検業者さんへ直接送ることも可能です」とのことで、「車検・速太郎横浜店」へ直接FAXして貰うようにお願いしました。

本日中に送信します…とのことでレカローコールを切ったあと、車検業者に電話を入れて「〇月〇日に車検を予約している××ですが、レカロシートを取り付けたので、車検に必要な書類がレカロからFAXで届くので保管しておいてください」と依頼して当日を迎えました。

レカロから速太郎に合計16枚のFAXが届いていました

実際の車検~受付から車検完了まで

料金安いけれど3~4人がかりで進めてゆきます

ここからは実際の車検の進行に沿って、車検完了までをレポートします。

受付け~依頼する作業内容を決める

予約時刻の10分前に「車検・速太郎」に到着。

店外駐車場までスタッフが出てきて案内、店内に入ると特に予約時刻まで待たせられることもなくすぐに受付け、乗っていて感じるクルマの状態などを聞かれ、車検以外の依頼内容を決めます。

今回の依頼内容です。

基本的な車検作業は、速太郎のメリットの1つ「1年間オイル交換無料(オイル代+作業料)」付です。今回はリアの左スモールが切れていたので一緒に交換して貰いました。オイルエレメントも交換しました。

提案として、ワイパーブレードの交換、バッテリー(メインの方)の交換をしても良いころとのこと。ワイパーは拭きが悪いけれどまだ大丈夫と思って却下、バッテリーは7年目だし一度上げてしまってJAFを呼んでいる上、以前より気持ちセルの周りに勢いがなくなってきた感じもするので考えましたが、「まだ大丈夫そう」とこちらも踏んぎりがつかずパスしました。

整備内容的には、自分は毎年「速太郎」なので勝手は知っているので、基本的な車検以外にいつもの「アクティブコース」というセットオプションを注文しました。

「アクティブコース」は注文されることが多い作業をセットにして割安なワンパックで提供するもので、ブレーキ周り、光軸チェック、サイドスリップチェック、CP診断、Wウオッチャー液(補充)、バッテリーチェック(測定)などが含まれます。

「光軸調整」と「サイドスリップ」に調整作業が必要な場合は作業料金が別途発生しますが、今回は両方ともOKで別途費用発生はありませんでした。

この他に法定費用が必要です。「自賠責保険料」「重量税」「印紙代」です。

作業完了が近づいて発生する料金が確定(光軸調整が不要など)すると、スタッフが請求書を持って清算にきます。提示された請求額がこちら。

今回の車検費用+注文整備+法定費用の合計です。

  • 車検の基本料金…13,000円
  • 注文部品代…3,700円
  • セットオプション…16,000円
  • 値引(ダイレクトメール)…-3,000円
  • 消費税…2,970円
  • 法定費用…24,350円

合計…57,020円でした。

いざ支払う段になってふと「神奈川ペイ」のポップが目に入りスタッフに聞くと、なんと速太郎は『神奈川ペイ』が利用可能で、しかも20%還元!とのこと。これはもう使うしかありません。

法定費用は現金なので、作業料金32,670円を神奈川ペイで支払いました。6,534Pのポイントが還元されるそうなので、今回の実質の車検代は50,486円だったことになります。望外のラッキーでした^^

KAZ
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さらに今回の車検も「楽天Car車検」を通じて予約したので、楽天ポイント2500Pが付与されるはずです。たかが2500Pですが、吉牛5杯分と考えるとなかなか無視できないポイントです。また「ニコニコ車検」も使ってみました。今回はこちらから予約はしませんでしたが、好条件がすごいです。


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レカロ装着・ネオチューン施工は車検に影響したのか

点検後、立ち合いで確認しつつ追加作業を決めてゆきます

結論から言うと「お構いなし」でした。

肝心のレカロと、ネオチューンですが、受付から完了までの間に一度も話題に出ませんでした。話題に出ないというか、車検にとってネガティブ要素はまったくなかったということです。

レカロについては事前に「保安基準適合性試験成績書」をFAXして貰ってあったのですが、それでも何かしら聞かれるんでは?と思っていたのですが、まったくスルーでした。

「保安基準適合性試験成績書」については、「こちらでお預かりしておいて次回車検時にも使えます」とのことでしたが、とある事情で来年も速太郎にするかどうか不明なので、「保安基準適合性試験成績書」がすべてこちらに返してもらいました。

ネオチューンは純正ダンパーだとは言え、穴開けてオイル替えているのですから「この穴はなに?」程度は絶対聞かれるんだろうけど、資料もないし答えられるのかな?と不安に思っていたのですが、こちらも全くのスルーでした。

スルーだったということは何も問題なし、車検上でのネガ要素はない…と言うことになるのでしょうが、単に純正ダンパーだからと言うことなんでしょうか。正直ちょっと謎です。

バッテリー交換を追加依頼

一旦支払いを完了して、あとはクルマの方の作業完了を待っている間に思ったのは、近々バッテリーを交換するなら、神奈川ペイで20%還元が利用できる時にやった方が得じゃない?でした。

「作業完了しました。お車へどうぞ」

と担当スタッフが案内に来てくれた時に、「神奈川ペイが使えるならバッテリー交換して欲しいんですけど」と言ってみると、「車検の一環としては支払いが完了しているのでできません。車検ではない一般の注文としてならできます」とのこと。

違いを聞くと、作業料金が通常1,500円のところ、車検と込みで行う場合には1,000円(500円引き)になるとのことで「500円差なら還元の方が大きい」と思い、一般整備として追加作業を依頼しました。

ごくごく一般的なバッテリーですが、通常価格18,500円に工賃1,500円、税込で22,000円でした。

こちらも全額「神奈川ペイ」で支払って20%還元を受けました。実質17,600円でバッテリー交換できたことになります。想定外の出費でしたが、いずれ近いうちに交換するのであれば20%還元を利用した方が絶対にお得…ということで交換しました。

KAZ
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神奈川ペイは「終了間近」の表示が出ている状態だったので、会計を待つ間にも終了してしまわないかハラハラしました。車検を終えて帰宅してしばらくしたら「終了しました」に表示が変わりました。ギリギリで神奈川ペイを使えたこともラッキーでした^^

レカロ&ネオチューン後の初車検 まとめ

正直、不安でちょっとドキドキしていた部分もあったのですが、あっけなく普段通りに車検完了でした。

レカロの事も、ネオチューンのこともまったく触れられることなく、すんなり車検通過となりました。

次回車検時も今回の「保安基準適合性試験成績書」を添えればよいそうなので、大事に保管しておきます。

神奈川ペイで支払うことができて、10,934Pのポイントを得られたのは想定外のラッキーでした。

これにて2023年車検、完了です。

それでは今日はこの辺で。

記事へのご意見・ご質問等はメールではなくコメント欄にお書きください。
※コメント欄は最下段にあります。
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■ 著者紹介 この記事を書いたのは…
KAZ

「喜田宗彦」としてWEBライターをしています。ライター歴は10年超です。本ブログの記事は、自分自身の実際の体験や経験、ライターとして取材や調査で得た知見、懇意にしてくださるメーカーさんなどから得た知識・情報等を反映した記事を執筆・掲載しています。アウトドアについては1982年ごろからオートキャンプを開始しキャンプ歴は40年超になります。2020年にはバンコンタイプの小型キャンパーを購入し車中泊の楽しさに目覚めました。
また食べることが好きで食べ物関連の記事多めです。特に安くて美味しいものに目がありません。地元グルメやチェンめしも好物です。
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