2024年のお得な自動車税支払い方法のまとめです。ただし現時点の暫定情報としてお読みください。今後、納税時期に合わせて各社からキャンペーンが発表される可能性もあるので、わかりしだい情報を随時更新してゆきます。

この時期の最大のイベント(?)である自動車税納付の時期が近づいてきました。昨年は大型キャンペーンで楽天ペイの独壇場でしたが、果たして今年は?ぜひキャンペーンを打っていただきたいと切に願っています。
現時点の本稿は、2024年4月4日時点で書いています(5/14更新)ので、各支払い方法の基本の還元率等を踏まえていますのでその点はご了承ください。また新しい情報があり次第、情報を追加して更新してまいります。
自動車税をチェック
排気量 (cc) | 乗用車 ~2019/9/30 | 乗用車 2019/10/1~ | 自家用貨客 積載1t以下 | 8ナンバー キャンパー | 自家用 軽貨物 |
~999 | 29,500円 | 25,000円 | 13,200円 | 23,600円 | 5,000円 |
~1,500 | 34,500円 | 30,500円 | 14,300円 | 27,600円 | – |
~2,000 | 39,500円 | 36,000円 | 16,000円 | 31,600円 | – |
~2,500 | 45,000円 | 43,500円 | ↑ | 36,000円 | – |
~3,000 | 51,000円 | 50,000円 | ↑ | 40,800円 | – |
~3,500 | 58,000円 | 57,000円 | ↑ | 46,400円 | – |
~4,000 | 66,500円 | 65,500円 | ↑ | 53,200円 | – |
~4,500 | 76,500円 | 75,500円 | ↑ | 61,200円 | – |
~6,000 | 88,000円 | 87,000円 | ↑ | 70,400円 | – |
6,000~ | 111,000円 | 110,000円 | ↑ | 88,800円 | – |
こちらが普通乗用車とキャンピングカーのベース車両の自動車税の一覧表です。ご自身のクルマがどの区分に入るか分からない方は、ご自身が乗っている車両のナンバーを確認してください。
- 乗用車…3・5・7ナンバー
- 自家用貨客車…1・4ナンバー
- キャンピング車…8ナンバー
タウンエースバンをベース車にしているキャンパー・アルトピアーノは「4」ナンバーですので、車検証上の車両重量によって自動車税額は14,300円となります。
※キャンパー・アルトピアーノの税額については以下の記事を参照してください。
自動車税支払方法~現金
1つ目の方法は、昔ながらの「現金」による支払いで、最も一般的な支払方法です、
金融機関窓口やコンビニレジで、払込票を提示して現金で支払います。一部を切り取って「受領印」が押された帳票は、車検の際に必要となるので車検証入れなどに保管しておきましょう。
金融機関窓口でも、コンビニレジでも、現金での自動車税支払では手数料は徴収されないので、税額のままの金額の支出となります。
ごく普通の支払方法で金額的な損得はありませんが、金融機関やコンビニに出向く時間と手間、現金を引き出す手間などがデメリットと言えます。
自動車税支払方法~口座振替
指定した口座から毎月公共料金が引き落とされる口座振替は多くの方が利用している決済方法ですが、税金等は口座振替できないものが多く、自動車税支払という観点では支払方法の対象になりにくい方法です。
ちなみに公共料金で言えば、口座振替で安定的に支払うことで若干の割引を得られるケースもあるので、下記のクレジットカード払い等でのポイント付与と見比べてお得な方を選ぶことをおすすめします。
自動車税支払方法~クレジットカード
ここからはキャッシュレスによる自動車税納付の方法になります。
昨今、納税でのキャッシュレス納付が徐々に拡大しており、自動車税もクレジットカードでの支払いを可能としている自治体が増えています。
オンライン上でクレジットカード払いができれば、金融機関やコンビニに出かける時間や手間を省くことができ、24時間いつでも好きな時間帯に支払えることは少なからずメリットと言えますが、自動車税のクレジットカード払いの最大のデメリットは『手数料』がかかることです。
手数料額は、東京都の場合は区分額の0.7%+消費税、神奈川県の場合には区分額の1%+消費税の手数料がかかります。
例えば、タウンエースベースのアルトピアーノの場合、14,300円の税額に対する手数料額は意外に大きく、
・ 東京都では10,001円~20,000円の区分で、2万円の0.73%=146円+税(税込160円)
・ 神奈川県では10,001円~20,000円の区分で、2万円の1.0%=200円+税(税込220円)
の手数料が発生します。
クレジットカードで決済した場合、クレジットカードのポイント付与の対象となります。ちなみに1%還元のクレジットカードで決済した場合、
・ 東京都14,300円+手数料160円=14,460円×1%=144ポイント
・ 神奈川県14,300円+手数料220円=14,520円×1%=145ポイント
が付与されます。
手数料額をポイントが上回ることはないので、差し引きすると元の税額よりも少し多めの支出となってしまうことは避けられません。ゴールドカードやプラチナカードの一部では自動車税のクレジットカード支払い手数料を上回るポイントが付与される場合もありますが、そうしたカードの多くは「年会費」がかかる場合が多いので、損得をよく確認する必要があります。
リクルートカードなら1.2%、楽天カード・dカードなら1%といった還元を受けられますが、手数料分がマイナスとなるので「お得」の観点からクレジットカード払いはおすすめできません。

※昨今のクレジットカードの「改悪」をまとめました。
自動車税支払方法~スマホ決済
PayPay、auPay、d払い、楽天ペイ、LINEペイなどのスマホ決済で支払うことも可能です。
スマホ決済による自動車税支払にはこんなメリットがあります。
- 金融機関やコンビニに出向く必要がない
~自宅で支払うことができます - 現金を引き出す必要がない
~ATM取引は時間帯によっては手数料がかかります - 手数料がかからない
~クレジットカードのような決済手数料が不要です - ポイント付与が得られる
~支払方法を選べばポイント還元を得られます
まさに「いいことづくめ」で、自動車税納付の理想の支払方法と言えます。
ただし、スマホ決済の「お得」は年々縮小(いわゆる改悪)しているので、中には「納税はポイント対象外」とする支払方法もあるので、お得感を重視する方は使用する「ペイ」をよく吟味して選ぶ必要があります。
以下は、各スマホ決済の2024/4/4時点の基本的な納税に対するポイント付与の状況です。
支払い | 還元率 | おすすめ度 | |
PayPay | 可能 | 0% | – |
d払い | 可能 | 0% | – |
LINEペイ | 可能 | 0.5% | C |
ファミペイ | 可能 | 2.0% | A |
au Pay | 可能 | 1.0% | B |
楽天ペイ | 可能 | 0.5% | C |
実は同じスマホ決済でもポイント付与率には違いがあります。
PayPay(0%)

「PayPay」は自動車税自体は支払い可能ですが、ポイントの付与はまったくありません。
PayPayは請求書払いは「残高(出金可能なPayPayマネー)」からのみ支払えるため、残高をチャージできる唯一のクレジットカード「PayPayカード」がPayPayチャージでポイント付与されないため0%還元となります。
さらに、従来は「Softbankまとめて払い」で残高チャージすることで、Softbank/Y!mobile/LINEMOユーザーが受けられたポイント還元ですが、「Softbankまとめて払い」でチャージした残高で請求書払いが不可能となったため、こちらもポイント還元を一切受けられなくなりました。
紹介コード:08-TT39WNF
【PayPayアプリDL】
d払い(0% キャンペーンあり)

「d払い」も自動車税自体は支払い可能ですが、ポイントの付与はまったくありません。
d払いの請求書支払いはd払い残高からのみ可能ですが、d払い残高へのチャージは「銀行口座(から入金)」および「セブン銀行ATM」のみであるため、チャージに対するポイント還元がありません。
以上から、自動車税をd払いで支払ってもポイントの付与・還元はいっさいありません。
d払いはポイント還元はありませんが、キャンペーンとして「ポイント山分け」による付与があります。何ポイント貰えるのかまったく不明ですが、上限は200ポイントと決まっているようです。
【d払いプリDL】
LINEペイ(0.5%)

「LINEペイ」は、『チャージ&ペイ』機能を使用してクレジットカード決済で自動車税を支払うと0.5%のLINEポイントが付与されます。
最大5%還元の「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」は請求書払いはポイント対象外なので、「+P」ではない三井住友カードでチャージ&ペイで支払います。
※還元率0.5%は「ないよりマシ」ですが、あまり高還元とは言えないのでおすすめ度は「C」です。
【LINEペイアプリDL】
ファミペイ(0.5%+10円)

ファミペイは、「ファミマTカード」からのチャージして自動車税を支払った場合、ファミマTカードに0.5%ぶんのTポイントが付与、ファミペイで「ファミペイボーナス」が10円分付与されます。日ごろファミリーマートをよく利用する方にメリットがある支払方法と言えます。
【ファミペイお得なキャンペーン情報】

現在ファミペイでは、毎月1と5と0のつく日にファミペイで「POSAカード」を購入すると、ファミペイボーナスが1.5%還元されるキャンペーンを実施中です。通常の還元率0.5%と合わせて2%の還元を得られます。
期間限定ファミペイボーナス還元上限は、月間3,000円相当までなので、POSAカード購入の額面は最大で20万円までとなりますので、自動車税額であれば十分支払えます。
購入するPOSAカードは、Amazonギフトがよいのではないかと思います。ちなみに「楽天ギフトカード」「楽天EDYカード」はキャンペーン対象外です。
※キャンペーン利用を前提ですが、2%還元は2024年最高還元となりそうですのでおすすめ度「A」です。
【ファミペイアプリDL】
auPay(1%)

2023年、地方税の納付書に印字された地方税統一QRコード「eL-QR (エル キューアール) 」の利用が可能になった一方で、「au Pay」の請求書支払いのルールが変更(改悪)となり、auPayでの請求書払いの0.5%還元が廃止となりました。
auPayへのクレジットカードチャージでは、チャージするクレカによってはポイント還元が得られます。
同じauブランドのクレジットカード「auPay カード」(一般カード)は、auPayチャージのポイント付与が廃止されましたので、auPayチャージがポイント対象のカードを選ぶ必要があります。最も広く普及している「楽天カード」もauPayチャージでポイント付与がありません。
現時点でauPayチャージがポイント付与対象であることが確認できているのは以下のカードです。
- dカード(Masterブランド)1%還元
- PayPayカード(Masterブランド)1%還元
ただし、auPayカード以外のカードからのチャージは月間5万円という上限があるため、自動車税が5万円を超える場合には、前月から分散してチャージしておく必要があります。
auPayゴールドカードであれば、月間5万円の上限はありませんし、1.0%のポイント還元も得られますが、年会費11,000円がかかるので、損得をよく吟味して使用してください。
※1%還元は悪くない方ですので、おすすめ度は「B」です。ただし、auPayチャージでポイント還元対象になるカードをお持ちの場合に限ります。
【auPayアプリDL】
楽天ペイ(0.5%)

昨年は大型キャンペーンを打って「最もお得」と紹介した楽天ペイですが、現時点では、楽天ペイ+楽天カードの組み合わせで「0.5%」還元となっています。
楽天グループの金融系は続々と改悪されているイメージですが、唯一、楽天モバイルユーザーは厚遇傾向にあるので、もしかしたら、楽天モバイルユーザー有利の納税キャンペーンが実施されるかもしれません。
※2023年の勢いがまったくありません。0.5%と寂しい還元率なのでおすすめ度は「C」です。
【楽天ペイアプリDL】

2024年6月4日以降、楽天キャッシュのポイント付与ルールが変更になります。従来は楽天カードからのチャージでカードに0.5%が付与されていましたが、6/4以降は楽天キャッシュでの決済利用に対して0.5%のポイント還元が行われます➡ただし、自動車税納付は5/31期限なので、自動車税納付には適用できません。
もっと面倒くさい方法ならスマホ決済で2.5%還元まで狙えるが…
もっと面倒くさい方法であれば「3%」還元が狙える方法もあります。例えばこちら…
- 所定の高還元クレカでauPayにチャージする(最大1.5%)
- au PAYプリペイドカードでApple PayのWAONにチャージする(-)
- ミニストップでWAON支払いで楽天ギフトカードを購入する(1.0%)
- 楽天ギフトカードを楽天キャッシュにチャージ(-)
- 楽天Payで納付(-)
以上の手順を踏むことで、最大2.5%の還元を受けられます。
(1)の所定の高還元クレカとは、
- エポスゴールドカード
- JQ CARDエポスゴールド
- 三井住友カード ゴールド
などを指します(「三井住友カードゴールド」はMasterブランドのみ)。
ここまで手間暇かけても2.5%還元であることを考えるとやる価値があるのかどうかちょっと微妙です。
今年のおすすめ!『みずほウォレット+J-Coin Pay』最大30%還元

今年(2024年)の自動車税納付におすすめなのは『J-Coin Pay』(ジェイコインペイ)です。
リニューアルした「みずほWallet」と「J-Coin Pay」のコラボ企画で、利用額の最大30%が還元されます。対象店店頭での利用はもちろん、自動車税納付を含む「請求書払い」も還元対象です。

キャンペーン期間は5/9(木)~7/9(火)と比較的長期間にわたって開催されています。
最大30%還元付きで自動車税納付ができるのですから、これは見逃す手はありません。

「J-Coin Pay」に初めてアカウントを作る場合は、みずほWalletに20%(4,000円分)とJ-Coin Payに10%(2,000円分)の合計30%(上限6,000円分)が還元されます(決済額で20,000円までです)。
すでに「J-Coin Pay」のアカウントを持っている場合でも、みずほWalletの20%(4,000円分)が還元されます。

キャンペーンが自動車税支払いも対象かどうか心配かもしれませんが、FAQに対象である旨が明記されているのでその点は大丈夫です。

さらに、J-Coin Payの利用額が5,000円以上だった場合には『ボーナス還元祭』にも参加することができます。抽選で100名にJ-Coinボーナス10,000円分が進呈されます。

ちなみに我が家のアルトピアーノの自動車税は14,300円なので、30%還元分を差し引くと実納付額は10,100円と言うことになり、さらに万が一、抽選キャンペーンに当選するようなことになれば、実質納税額は「10円」ということになります!
みずほWalletアプリのDLはこちらから(J-Coin PayはWalletアプリ内から登録が可能です)。
J-CoinPayの本人認証はJ-Coin Payアプリで行うべし
みずほウォレットからも「J-Coin Pay」の本人認証は可能ですが、写真撮影が難しいのと、認証がその場で完了しません(数日かかる)。
実は「J-Coin Pay」アプリを別途ダウンロードして、「J-Coin Pay」アプリから本人認証を行う場合は、「マイナンバーカード」の署名用パスワードでその場で本人認証が完了します。
マイナンバーカードで本人認証する場合で、署名用パスワード(4桁じゃない方の6桁以上のパスワードの方)が分かる場合には、簡単だし時間もかからないのでおすすめです。
実際にみずほWallet+J-Coin Payで自動車税を支払ってみた new!

実際に「みずほウォレット+J-Coin Pay」で自動車税を支払ってみました。

まず「J-Coin Pay」に必要額をチャージします。自分の場合はみずほ銀行に口座を持っているので事前に連携しておきました。
自動車税の支払いは「(バーコードの)スキャン」ではなく、「請求書払い」から支払います。
「請求書払い」をタップするとすぐにカメラが起動されQRコードを読み取ります。読み取るコードは『eL-QR』のQRコードですので間違えないように要注意です。

支払い内容の確認画面が表示されるので、間違いなければ「支払う」をタップします。

「支払う」をタップすると、間髪入れずに支払いが完了しました。「支払い受付中」と「支払いました」がありますが、支払い受付中のインタバルはなく、即「支払いました」になりました。

みずほウォレットのメイン画面に戻ると、支払った分の残高が減少しているはずです。

「りれき」で確認できます(なぜか「りれき」はひらがな)。
20,000円利用で最大6,000円還元なので、アルトピアーノ(4ナンバーバン)の場合は、自動車税以外に5,700円分、最大30%還元を受けられます。

ちなみに「松屋」グループはJ-Coin Payが使えるので、松屋グループ各店での飲食が最大30%還元になります(利用可能店はアプリから確認できます)。 「松のや」でとんかつ食べました^^

操作や手続きは非常に簡単でサクサク進行し、あっという間に支払い完了となりました。注意点としては「J-Coin Pay」アプリから支払わないことです。必ず「J-Coin Pay」と連携した「みずほウォレット」から支払わないと、最大30%還元の対象となりません(J-Coinのみは10%)。
2024年はみずほウォレット+J-Coin Payがおすすめ
手間をかければ「○○ペイ」でも2.5%還元まで頑張ることが可能ですが、それであれば『30%還元』を受けられる「みずほWallet+J-Coin Pay」がおすすめです。ただし予算上限に達した場合は、早期終了もあり得るとのことですので早めの納付がおすすめです。
還元上限は20,000円利用時6,000円(30%)なので、車種によって税額が2万円超の場合には30%還元を下回ってしまいます。例えば普通乗用車2000ccの税額36,000円の場合は6,000円還元で約15%還元、2500ccの43,500円の場合は約13.8%還元となりますが、それでも他の支払方法に比べればダントツの還元率と言えます。
今年(2024年)は「みずほWallet+J-Coin Pay」一択でしょう。
自動車税のオンライン支払い注意点
2024年の場合、自動車税支払いで何らかの「お得」を得ようとすれば、みずほ銀行に口座を持っているなら「みずほWallet」、それ以外では「auPay」、あるいは「LINEペイ」「ファミペイ」「楽天ペイ」のスマホ決済を利用するしかないことがわかりました。
また、ポイントが貰えないまでも、金融機関やコンビニまで出向く手間や時間や、現金を引き出す手間がかからないだけでも十分にプラスであるともいえるので、今年の自動車税支払いはぜひスマホ決済を活用してみてください。
ただ、オンライン支払いにはいくつか注意点があるので以下をチェックしてみてください。
自動車税の納税証明書が発行されない
オンラインで支払った場合、納税証明書は発行されません。
車検時に「納税証明書を出してください」等と言われた場合には、「オンライン支払いなので証明書はありません」と言えば問題ありません。車検業者の方で確認して貰うことができます。

筆者はここ何年かオンラインで自動車税を支払っているので「納税証明書」がありませんが、車検時に「オンラインで払っているので…」というと、「分かりました。こちらで調べます」と特に何も問題ありません。
軽自動車税の場合
軽自動車税も自動車税ですが支払先が異なります。自動車税は都道府県に支払いますが、軽自動車税は市区町村に支払うことになります。
2023年1月4日以降、自動車税同様に、軽自動車税の納税証明も電子的に確認が可能となり、納税者による納税証明書の提示が不要となりました。
ただし、納税の処理の関係で、納税時期と車検時期が近い場合には電子的な確認ができない(追いつかない)場合もあるので、その可能性が高い場合には、納税証明書が得られる従来の支払方法を選んだ方が無難です。
フィッシング詐欺に要注意!
「自動車税が未納なので財産を差し押さえる」等々、ドキッとするような文言でSMS(ショートメッセージ)やメールが届いたら「警戒レベル」をMAXにしてください。そして安易に信じて文面の指示に従わないようにしてください。
まず、税金等の未納・滞納をSMSやメールで知らせて、しかも支払いを督促することは絶対にあり得ません。本当にそういうことがあれば必ず文書で通知がきます。未納・滞納などを知らせるSMSやメールが届いても100%自信を持って無視して大丈夫です。
支払方法も納付書以外で支払う必要はありません。前年以前に支払っていない…という自覚がない限り、振込み等でお金を振り込んではいけません。もし自覚があったとしても安易に振り込まないようにしましょう。ましてや金券や「○○カード」を購入してなんていう方法で税金を支払うことは絶対にありません。
上記でおすすめした「楽天ペイ」をはじめとするスマホ決済(QRコード決済)で自動車税を支払う場合には、必ず「納付書のバーコードを読み取る」作業を行わなければならないので、その納付の案内や督促メールが本物かどうかの簡易的なチェックにもなりますのでおすすめです。
重々お気を付けください。
その他の自動車関連の情報
今回の記事は自動車税の納付の際に少しでもお得に…と言う主旨ですが、自動車税に限らずマイカーを所有していると必ず必要なコストや経費は他にもありますし、検討しておいた方がよいこともありますよね。
車検を割安に当日内で終わらせる方法
皆さんは車検はどうしていますか?
購入したメーカー系のディーラーで…と言う方が多いと思いますし、バンコンやキャンパーはビルダー経由でというケースもあるかと思いますが、実は世の中には「安い車検」はごろごろあるんです。
自分は「速太郎」という地元の民間車検を使っていますが、ガソリンスタンドの経営会社だったり、自動車用品店だったり、様々な民間車検が安さと質を競っています。
「速太郎」は、法定費用以外の車検料金9,000円で、当日車検でその日のうちに車検が完了して乗って帰れるので最近はずっと利用しています。次回車検までの間に最大4回も無料でオイル交換できるのも助かっています。ガソリンスタンド系列の車検では「ガソリン割引券」が貰えるケースもあるようです。
「安かろう悪かろうじゃないの?」と思われる方が多いと思いますが、「安いけど質が悪い」なんて車検をやっていたら、SNSなどでたちまち噂は拡散してしまいますし、過当競争の中で生き残っていけるわけない…自分はそう思っています。
それに長年車に乗っていると、自分のクルマの調子ってだいたいわかるじゃないですか。その自分の感覚で「今回はディーラーに持っていこう」というケースもあるので、アルトピアーノに乗って3年(3回の車検)、安い民間車検でも何ら問題発生はありません。
「安い車検」も検討してみてはいかがでしょう。自分も速太郎をここで見つけました。
JAF加入は大きな安心感
自分の知り合いに言わせると「無駄無駄」ということなんですが、自分はそうは思いません。自分も以前はJAFなんていらない…と思っていたんですが、アルトピアーノに乗るようになってからは毎年継続して会費を払っています。
以前はずっとSUVを乗り継いでいました。直近ではMAZDA CX-5を3台乗り継いでいたんですが、当時はJAFはいくら勧められても加入しませんでした。
今のアルトピアーノ(といってもまんまタウンエースバン)になってから、自ら加入しました。
そして加入した途端、バッテリー上がりで救援を呼ぶハメに…。つくずく加入しておいてよかったと思いましたが、やはりバンコンやキャンパーはバッテリー負荷のリスクは高いと思うんです。
車内で生活したり活動できるのがバンコンやキャンパーのメリットですし、そのためのサブバッテリーですが、普通のクルマとしての使い勝手と、キャンパーとしての使い勝手が微妙にズレることがあります。
例えば、ルームライト。普段はドアが空いたら灯りが点いた方が使い勝手がよいですが、キャンパーとして使う場合には、無暗にルームランプが点灯するのはかなりヤバいですよね。アルトピアーノを購入した当時は、ラゲッジでランチしていてフと気づいたら運転席のルームランプが点いていた…なんてことが多々ありました。
たまたま気づいて消したので大事には至りませんでしたが、やはりキャンパーって普通のクルマより電源への負荷が大きいように思うので、今のところJAFを退会する気はありません。
あまり「お得な情報」という感じはしませんが、何かあったら「損」どころではない…という意味では検討してもよい事案なのかなと思います。
無駄な感じがしますが、何かあった時に「良かった」と思います(実感)
2024年自動車税をお得に支払う方法まとめ
昨年2023年は、地方税統一QRコード「eL-QR (エル キューアール) 」への初対応の年だったこともあって、各社とも大なり小なりキャンペーンを打っていましたが、今年は各社ともあまり積極的な対応をみせていません。
そんな中でキャンペーンを実施している「みずほWallet」なら、最大30%還元という大きなゲインが得られます。今年2024年の自動車税納付は「みずほWallet」一択と言えそうです。
それでは今日はこの辺で。
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