今回は、キャンピングカーとJAFロードサービスについて考えます。

皆さんはJAFに加盟していますか?自分はCX-5の頃には加入していなかったんですが、アルトピアーノ購入後に加入しました。過去に救援依頼は1回だけですが、年間4,000円の会費は安いのか、高いのか…。
たった1回の救援と言うのは、自宅駐車場でアクセサリーでnaviの地図データを更新していて、バッテリーをあげたという何とも情けない状況でした^^;
CX-5では加入しなかったJAFをアルトピアーノでは必要だと思ったわけ

JAFへの加入は、アルトピアーノ購入のタイミングってわけではなく、だいぶ時間が経ってからです。
JAFへの加入は、アルトピアーノ購入(2020年2月契約~同3月納車)の約半年後の9月でした。
CX-5は走行中に壊れたり不具合が出て救援を呼ぶような車と思っていなくて、もし救援が必要だとしてもクレジットカード付帯の無料サービスで十分と思っていたんです。
タウンエースベースのキャンパーであるアルトピアーノは怖かったんです。
性能が悪いとかそういう事ではなくて、バッテリーに負担がかかる可能性が高いことから来る「怖さ」みたいなものを感じました。
例えば、SUVでドアを全開放してエンジンを止めるケースってほぼないと思うんです。
エンジンを止める事があってもドアは閉めますが、アルトピアーノは、スライドドアである事も手伝って、スライドドアもリアハッチも開放したままエンジンを止める機会がすごく多いです。
多いというか、それが醍醐味みたいな処、ありますよね。
まだアルトピアーノに慣れていない初期の頃、景色のいい駐車場でドアとハッチを全開放状態で車内で寛いでいた際に、ふとルームランプが点灯しているのを見つけて「ドキッ」とした事が何回かありました。
ルームライト点灯は夜間なら分かりやすいですが、キャンピングカーの場合には、日中にそういうシチュエーションになることがやたら多いですよね。
その時は幸いバッテリー上がりになる前に気づく事ができて大事にはいたりませんでしたが「いつかやるな」と思ったんです。
キャンパーはSUVに比べて、バッテリー上がりのリスクが高いと認識するようになりました。

タイヤのパンクも怖いと感じる場面が何度かありました。
BBQをしに河川敷に降りた際に、あまり人がいない奥の方へとアルトピアーノを走らせていると、次第に他車に踏み固められておらず、結構とがった大きめの石が多くて、不安になりました。
また、どこのキャンプ場だったか忘れてしまいましたが、サイトまでの道が瓦礫状で、この時もパンクが怖いと感じました。
BBQやキャンプの際には荷物満載で、乗り心地が大きく変わってしまうほど自重が重くなっているので、タイヤへの負荷も相当だろうなあと思うようになりました。
クレジットカード付帯の無料ロードサービスで、本当に「いますぐ来て」が通用するのか?
と考えたら、やっぱりJAF入っとこうかなあ…と思うようになりました。
JAFはどんな状況で呼ばれているのか(出動理由)
JAFの出動理由の上位10傑は以下の通りです(2016年のデータ)。
- 過放電バッテリー 737,110件(33.05%)
- タイヤのパンク、バースト、エア圧不足 348,752件(15.64%)
- キー閉じ込み 205,053件(9.19%)
- 落輪・落込 179,063 8.03%)
- 破損/劣化バッテリー 125,282件(5.62%)
- 事故 105,134件(4.71%)
- 燃料切れ 53,411件(2.39%)
- 発電機/充電回路 39,386件(1.77%)
- スタータモータ 33,314件(1.49%)
- ハンドルロック・キー作動機構 26,923件(1.21%)
TOP10合計 1,853,428件(83.10%)
やはり、バッテリー上がり、タイヤ関係、キー閉じこみなんかが上位なんですね。
キャンピングカーはJAFの出動対象なのか
ところで、自分のクルマがJAFの出動対象車なのか気になるところです。
JAFの出動対象車は以下の通りです。
意外にシンプルな規定です。
アルトピアーノは車検証によれば、車両重量1,460kg、最大積載量400kgなので問題なく出動対象なので安心しました。
ただし、対象車両であっても救援依頼を断られるケースもあります。
まあ当然と言えば当然な気もします。
自宅駐車場でJAFに救援を求めるハメに…

※ アルトピアーノはパネルにメインとサブ両方のバッテリーの電圧が表示される
アルトピアーノで1度JAFに救援を求めたことがありました。
しかも自宅駐車場に…。
原因はナビで、地図データのアップデートをする際に、近隣への配慮からアクセサリーで作業してたんです。
我が家のアルトピアーノは中古車で、下取りされてからしばらく在庫していた期間があったためにナビの地図データが古いままで何年分かを一気に更新する状況でした。
基本的に4~5県分ずつDL~インストールを繰りかえす作業でやたら時間がかかるので、一括DL~インストールに切り替え、車を離れて昼食を摂ることにしたのですが、これがまずかった…。
途中で仕事の電話が入ったり、たまたま並行して牛すじ肉を煮込んでいてそちらに気を取られ、ついクルマので作業を忘れ、気づいたらメインバッテリーはセルを回すだけの電気を残していませんでした。
ちょうどいJAFに加入したあとだったので「ここで使わずしていつ使う」と言うことでキュ円以来の電話をした次第です。
迅速で手慣れた作業
場所とバッテリー上がりである事を伝えると、「到着まで1時間以内です」と予想よりも早い所要時間を告げられ安心しましたが、実際に作業車が到着したのは12~13分後であまりの早さに驚きました。
着くなり、アルトピアーノのバッテリーにセルスターターを接続してキーを回して一発始動。
救援要請の電話から、エンジンがスタートするまで20分程度という早業。
スタッフも快活な人で気持ちよかったですし、僅か10分ほどで駆けつけてくれてエンジン始動してくれて現場での支払いは「なし」。
しかもバッテリーの充電量が少ない時間が短かったので、その後、バッテリー交換する事なくそのまま使えている事を考え併せると、JAF加入は正解だったと思います。
年会費4,000円は確かに高いと感じるが…
アルトピアーノは4ナンバーの商用車なので毎年車検です。
自動車税は優遇されていますが、車検はディーラーに出したら自動車税の優遇分などすぐに吹っ飛んでしまいます。
その上、JAFの年会費4,000円は痛いですが、実際に救援をして迅速な作業を体験すると「入っててよかった」以外の感想は出てきません。
ちなみに同じ作業をJAFに加入していない状態で依頼すると…

自分が依頼した「バッテリー上がり」だと、非加入で依頼すると13,130円かかるそうです。
自分は会員なので、基本料金も作業量もかからず無料でした。
1回何らかの救援を依頼すれば元を取れてしまうので、4,000円は保険と考えると許容できる金額と思います。
月割りで考えると、333.33円/月です。月330円なら許容できる金額に思えます。
自走できる状態であれば、最寄りの修理工場なりガソリンスタンドまで自力で移動すれば、費用はもっと安く済ませられるかもしれませんが、自走できないクルマって始末に負えない部分があります。
自走できないことを考えると、やはりJAFは必要なんじゃないかと思います。
自分が利用したからJAFは必要だ…なんて断定するつもりもありませんし、そもそも救援依頼した内容がキャンピングカーなんてまるで無関係の状況ですが、実際「入っててよかった」と思ったのは事実です。
もう1つ入ってるとよいかも…と思うのは、自分のクルマ以外でも使えることです。
JAFは車両を登録しておくわけではないので、対象車両であれば、だれのクルマかは問われないんです。
家族や友人のクルマでもいいですし、見ず知らずでも困っている人がいれば呼んであげてもいいわけですよね(もちろん、当事者が読んで欲しいといえば…ですが)。
JAFは利用回数によって会費額が変わったり、他人のクルマで呼ぶと料金割増しなどと言うことはないので、入っておくといいかな…と思います。
今回は、JAFのお話しでした。
便利な都会にばかりいる訳ではないキャンピングカーだけにJAFが必要って側面もあるでしょうし、あえてひとけのない場所に分け入ろうとするキャンピングカーはJAFには入っておいた方がよいように思いました。
それでは、今回はこの辺で。
コメントが反映されずご迷惑・ご不快をおかけして申し訳ございません。
JAFスタッフは若い子は礼儀正しく、年配の人は気さく…ってイメージです。
「HANA2は8ナンバーですが、2回お世話になりましたが問題ありませんでした」
これって安心情報ですね。ありがとうございます。
コメントが反映されずご迷惑・ご不快をおかけして申し訳ございません。
JAFって無駄ってイメージが強いですが、使ってみるとやはり安心ですし、意外な使い道もありますよね。
まあ、使わずに済めばそれに越したことはないんですが、その場合は、また料金が気になってしまいますけれど…。
私も夫婦でJAF加入です
台風の暴風雨の中でパンクしてタイヤ交換
HANA2(ライトエースバンキャンピングカー)の河原スタックして救援
大型バイクの故障ピックアップなど良くお世話になっています
車両保険の救援サービスは海岸、河原のスタックは契約外が多く、JAF救援になるようです
HANA2は8ナンバーですが、2回お世話になりましたが問題ありませんでした
礼儀正しく車両扱いが丁寧なのも素晴らしいと思います
こんばんは
自分もJAF派で妻も自分の車用に家族会員で入っています
偉くないですが、2年に一度くらいの割で救援要請していると思います
台風暴風雨のパンクや河川敷スタック、事故運搬、バイク故障など
特に河川敷、砂浜スタックはキャンピングカーではありそうなシーンですが
保険会社付帯の救援項目ではたいてい対象外で、電話口でJAFを呼ぶようにいわれるそうです
それから運転席、荷室のルームランプは常消にしています
観光地でJAF割が使えるのも嬉しいですね