記事内に広告が含まれています。

うなぎの成瀬はまずい?実食で分かった高コスパ!特上・上を食べ比べ|味・ふんわり感・脂乗り・価格

うなぎの成瀬のうな重は旨いのか?不味いのか?実食で分かった高コスパ 食べ歩き・地元グルメ・旨い店

Sponsored Link

Sponsored Link

今回は「うなぎの成瀬」を取り上げます。

ここ数年、一気に店舗数を増やしている『うなぎの成瀬』。

「うな重が1,600円台から食べられる」という価格的なインパクトもあり、SNSや口コミでもかなり話題になっていますが、評価については

  • 「コスパ最強」
  • 「普通に美味しい」
  • 「高級店と比べると微妙」
  • 「並は厳しい」

など、かなり割れているのも事実。

そこで、実際にうなぎの成瀬を訪問、「特上」と「上」を食べ比べしつつ、それぞれの、味・ふんわり感・脂乗り・風味・価格・コスパなどを確認してきました。

その結論から言えば、“高級うなぎ店の代替”として行くと期待外れになる可能性はあるものの、「価格を考えれば十分満足(高コスパ)」というのが率直な感想になりました。

注文したうな重の画像も交えて、実食で感じたことを率直にレビューします。

Sponsored Link

Sponsored Link

 

うなぎの成瀬とは?

画像出典:unagi-naruse.com

そもそも「うなぎの成瀬」ってどんなお店なんでしょうか。

「うなぎの成瀬」は、“高級なうなぎをもっと身近に”をコンセプトに急拡大しているうなぎチェーン。

一般的なうなぎ専門店では3,000〜5,000円以上することも珍しくありませんし、ちょっと小洒落た店なら8,000~9,000円、都心の店だと1万円超なんて当たり前ですが、成瀬ではなんと並:1,600円前後からうな重を提供しています。

高級店というより、

  • 気軽に入れる
  • 一人でも利用しやすい
  • 普段使いできる

という、“うなぎ版ファストフード”的な立ち位置のお店です。

うなぎの成瀬のメニューは9種類~最初はちょっと分かりづらい

うなぎの成瀬「上松」

成瀬の特徴のひとつが、独特なメニュー構成。

まず、うなぎの品質で並・上・特上の3通りに分けられています。成瀬の説明によれば以下のような違いがあります。


  • 海外養殖うなぎで、脂控えめであっさり、身はやや薄めで価格最重視のうなぎ
    不確実ですが、筆者調べでは「並」はアメリカウナギだという情報もありました。

  • こちらも海外の養鰻場飼育ですが管理された海外養殖うなぎだとのことで、肉厚で脂のクセ少なめ 食べやすいうなぎとのこと。
    「上」以上はニホンウナギだとの情報がありました。公式サイトでは養鰻場は明記していません。
  • 特上
    国産うなぎ使用(店舗掲示では“国産鰻使用”)で、やや小ぶり。やわらかく脂感より繊細系
    こちらは国内養鰻場で飼育したニホンウナギを使用。

次にうなぎの量で、松・竹・梅の3通りに分けられています。

  • 松(一尾)
  • 竹(3/4尾)
  • 梅(半尾)

うなぎの種類と量による9種類のうな重の価格は以下の通りです。

  • 並梅:1,600円
  • 並竹:2,200円
  • 並松:2,600円
  • 上梅:1,900円
  • 上竹:2,500円
  • 上松:2,900円
  • 特上梅:3,400円
  • 特上竹:4,000円
  • 特上松:4,400円

安い(高コスパ)であることは間違いない価格です。例えば、「上松」は2,900円。回転寿司の一人分のコストに近い金額で、普段使いのランチなどにも十分使えるのではないかと思います。

国内産の安心を買うなら迷わず「特上」一択ですが、価格的には「上」の高コスパには及びません。難しいところですね。

うなぎの成瀬で「特上」と「上」を食べ比べ

うなぎの成瀬で実際にうな重を注文して食べてみました。日本国内養鰻の「特上」と、海外育ちのニホンウナギの「上」を食べ比べてみました。

「上」を実食|脂乗り抜群で充分旨くて高コスパ

こちらは「上松」。

つまり『海外養鰻場育ちのニホンウナギの蒲焼が1尾乗っているうな重』という意味になります。

うなぎ自体が大振りで肉厚、かなりのボリューム感です。

最初に「上松」が届いて、先に口にしたのですが、「上」を食べた段階では充分おいしいと感じました。しっかり脂が乗っていて、こってりした感じです。スーパーや牛丼チェーン、弁当店などのうなぎよりもかなり上質感を感じました。変な臭みは感じませんでした。

「普通にうまいじゃん」
「これで2,900円でしょう…」

どういう感覚かというと、確かに旨いと感じたものの、舌が知っている専門店で鰻と比べると、やはりちょっと物足りなさも感じるんです。

うなぎのふんわり感や鼻に抜ける香り、食感があと少しで突き抜けない感じという感じです。

ただ2,900円という価格を考えると「充分高コスパだよな」と感じるんです。

「特上」を実食|さすが国内養鰻のふんわり感と風味

こちらは「特上松」。

「上松」と比べると、少し小ぶり(お重からはみ出している部分に注目)です。また、なかなかの肉厚ですが、「上松」よりは控えめな感じです。

先に口にしていた「上松」と比べると、その違いは明らかです。

脂の強さは控えめですが、うなぎ本来の味がしっかり伝わってきて、味が複雑です。「味わい深い」という表現になるでしょうか。ふんわり柔らかく、香りの良さも感じました。

ただ、「特上松」の価格は4,400円。

専門店よりは割安と言えますが、うなぎは専門店の品質や味に追いついているとまでは言えないので、4,400円に割安感を感じるところまでいっていないという感じです。

それでも「国内養鰻場育ち」という安心感は決して小さくありませんが。

実際に食べた感想~筆者の独断で成瀬のうな重を評価

今回は、成瀬の関東風の蒲焼が関西でどう評価されているのか、あるいは批判されているのか…と実地で見てみたくて、実家に帰省した際にあえて奈良で成瀬を利用してみました。

そうした背景の上で、筆者が『初!成瀬』で感じたことを率直にお話しします。

高コスパで普段使いにアリ

「特上松」

今回は食べ比べのため、「上松」と「特上松」を注文して実際に食べてみました。

うなぎの違いは明らかで、脂は弱めながらスッキリしとした後味でうなぎの旨みを十分に感じられた「特上松」の方が、『旨い』と断言できました。専門店と同列とは言いません。あくまで「上」と「特上」を比べたら…の話しです。

でも、価格差は1,500円もあります。

この価格差を含めて勘案すると、通常使いのランチで4,400円はどうかな?と感じてしまいます。

中国産かどうかが判然としないので、なかなか結論を出しづらいのですが、『ウナギ養殖は水質管理がシビア』という一般的な知識を入れて勘案すると、正直、2,900円の「上松」がベストチョイスな気がしないでもありません。

2,900円なら、成瀬が言うようにもっと気軽に身近にうなぎを楽しめるようになるのは確かでしょう。

そういった「高コスパ」の意味あいにおいて、成瀬は十分に「アリ」と感じますが、「上」うなぎが中国産ではない…という確証が得られないため、「アリだよ」「絶対おすすめ」と断言しづらいのは否めません。

うなぎ専門店の代替ではない

成瀬を実際に利用してみて強く思ったのは、『成瀬はうなぎ専門店の安い代替ではない』と言うこと。

例えば、グルメバーガーとマック(マクドナルド)を比べないように、寿司店と回転寿司を比べないように、うなぎ専門店と成瀬は「うなぎを取り扱っている」だけで、違うジャンルの店舗だと感じました。

そもそも、専門店と同等の品質のうなぎを仕入れて、店舗でさばき、注文を受けてから職人技で焼く…なんてことを成瀬に求めること自体が無意味だと思います。

成瀬は成瀬。一定の品質のうなぎを、安く提供して手軽に気軽に何回も食べに行ける店として存在しているのですから、専門店と同じ基準で測っても「勝てる」訳がありません。勝てなくていいんだと思います。もともと成瀬は専門店と戦っていないのだから。

言ってみれば、成瀬は『うなぎのファストフード』だと思えばいいのでは?と思います。「並」と「上」がマック、「特上」がモス…と言う感じでしょうか。

その上で、成瀬のコンセプトや品質・味が信頼・納得できないなら利用しなければいいし、納得いけば利用すればいいだけの話しだと思いました。

うなぎの成瀬はまずいという評価は妥当?

今回利用した店舗は、お昼直前の時間帯にも関わらず、自分たち以外のお客さんは1人だけ。

正直、ガラガラ状態でした。

成瀬についての評価は賛否両論です。

  • コスパ最強
  • 気軽にうなぎが食べられる
  • ご褒美感を安く味わえる

といった「高コスパ」関連の評価や

  • サクッと入れる
  • 女性一人でも行きやすい
  • ファストフード感覚

といったカジュアル感を評価する意見も少なくありません。

これに対して

  • うなぎが薄い
  • 炭火感が足りない
  • 職人店の香ばしさがない
  • タレの深みが不足

といった否定的な意見もあります。

実際に食べてみると、そうした批判ももっともなんですが、でも、これらの否定意見って、専門店との比較目線で見ての批判だと思うんです。

だとすれば、この価格で「それは無理だよ」と言えないでしょうか。

品質や美味しさそのままで価格だけ安いなんてあり得ませんから。

逆に言えば、2,900円という価格でこれだけ美味しければ充分だよという気もします。

やはり高級専門店とは違うジャンルの食べ物として、使い分けるのが正解ではないかと思います。

KAZ
KAZ

奈良の成瀬は昼時だったのにも関わらずガラガラで他の客は1組だけでした。やはり、蒸して焼く関東風が合わないのかもしれません。関西風は皮パリパリで香ばしいので、ふんわり柔らかいうなぎは馴染まないのかもしれませんね。

うなぎの成瀬の特徴とは?

うなぎの成瀬では、従来の「うなぎ専門店」とはまったく異なるアプローチで、うなぎ蒲焼やうな重を手頃に日常使いで食べられるところまでハードルを下げており、それが成瀬の特徴となっています。

「上松」2,900円の圧倒的な高コスパ

成瀬の特徴の1つめは「高コスパ」です。

最も安価な「並梅」であれば、曲がりなりにもうな重が1,600円で食べられます。例えば食品スーパーの冷蔵庫や冷凍庫に並んでいる中国産うなぎの蒲焼でもこの程度の価格はします。

「並はちょっと…」と言うのであれば、「上」を選んでも「上梅」であれば1,900円、「上松」でも2,900円です。これって回転寿司の一人分とほぼ同等のコスパ感です。回転寿司は高コスパ…というなら成瀬の「上松うな重」も充分に高コスパと言ってよいと思います。

口コミでも最も多いのが「安いのに満足感がある」という声です。

  • 1,000円台でうな重が食べられるのはすごい
  • 高級店ほどではないが、この価格なら十分

注文から提供までが早い

成瀬の2つ目の特徴は、提供スピードの早さです。

通常の老舗うなぎ店は「焼き」に時間がかかりますが、成瀬はセントラルキッチン方式を採用しており、店舗でうなぎを捌くことはなく、下処理や焼き工程を効率化しています。そのため、店舗では専用ロースターによる最終加熱・仕上げ中心となっており、比較的短い待ち時間で提供されるのが特徴です。

ゆえに

  • 回転が速い
  • 待ち時間が短い
  • 一人でも入りやすい

というメリットが生まれるのです。

職人不要の成瀬独自のシステム

うなぎ業界では「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」と言われますが、成瀬はそこを徹底的に効率化してシステム化しています。

加工済みうなぎ+専用機器で品質を均一化しているため、うなぎの職人修行を経ずとも一定の品質のうなぎを提供できる仕組みになっています。

炭火を使わないので、「香ばしさがない」などの批判もありますが、『一定品質以上のうなぎ蒲焼を手頃な価格で食べられる』を実現しているシステムは十分価値があるのでは?と思います。

なぜ成瀬のうなぎは安いの?ニホンウナギ?海外養鰻場育ち?

成瀬のうなぎは「ニホンウナギ」なの?アメリカウナギ?ヨーロッパウナギ?それと、海外の養殖場(養鰻場)とは中国なの?別の国なの?

ここを気にする方は多いと思いますし、筆者自身も同じです。

うなぎの種類に関しては、成瀬が公式WEBで「ニホンウナギだ」と明言しています。
確認する(「養鰻場へのこだわり」参照)

公式WEBには養鰻場の場所(国)については明確な記載はありませんが、

●水質の良さ
●計算された暖かな環境

を特徴としており、

●臭みがなくなる
●油乗りが良くなる

と記載されています。

これでは中国なのか、それ以外なのか判断できかねます。

とは言え、逆にもし中国産でないならそう名言するのでは?と思うので、筆者自身は「おそらく中国産なんだろう…」と考えています。

どうしても中国の養鰻場育ちのうなぎを避けたい…と言うことであれば、『特上』うなぎを注文することで、国内養鰻場育ちのニホンウナギが食べられるということになります。

うなぎの成瀬は旨いか、不味いか まとめ

単純に提供までが短時間でランチなどでは充分「美味しい」と感じられる…という点は間違いありませんし、「上松」で2,900円という価格は、正直「破格」だと感じます。

その意味では充分「アリ」です。

一方で、国内養鰻場育ちが明確になっている「特上松」は4,400円。人によるかもしれませんが、筆者の金銭感覚で言えば「4,400円」という金額は、気軽にぽんぽんとランチで連発できる額ではありません。

その意味で、特上のうなぎは、成瀬の言うところの「手軽にうなぎを食べられるように」というコンセプトと合致しているとは言い難い気がします。

上ウナギに関しては、2,90円でも充分に旨いし、手軽だし…と考えると、リピートありと言えそうです。

※以下の記事も興味があればご覧ください。