今回は我が家のルークス(B44A型)の高速燃費についてです。
我が家では、年に春秋の2回、嫁の実家(奈良県)まで帰省しますが、片道470~480km、実家での街乗りを含めると自宅出発~帰宅まで約1,000kmを走行します。
そのうち高速走行は片道450km超、往復で900km以上になるので、高速燃費を検証するにはよい材料となります。
先に結論を言えば『思ったよりかなり高燃費』を叩き出しました。ぜひ期待してお読みください。
燃費計測のルール
片道470~480kmずつ走るわけですが、往路も復路も条件をできるだけ同じにするために、いくつかのルールと言うか決まりを設けました。
まず走行ルートですが、往路は、自宅~一般道(給油含む)~東名高速~伊勢湾岸道~東名阪~名阪国道~西名阪~法隆寺IC~一般道~実家です。復路は、往路の逆ルートを利用、復路も「新東名」は使わずに旧東名を使いました。
燃費計算は、GSでの給油時から開始~目的地到着(実家・自宅)で終了としました。
速度は、最も燃費の良さそうな80km/時~90km/時の間にキープするようにしました。
往路:自宅~実家までの約470kmを走行
有給休暇をとって帰省するのですが、混雑回避や道路料金の割引などを勘案して、いつも夜20~21時ごろ出発して、実家には明け方に到着します。そのため渋滞はほとんどなく、ほとんどの区間で任意の速度で走行できるため、燃費計測にはぴったりです。
CX-5の時には片道5時間少々、タウンエースバン(アルトピアーノ)では7時間かかっていましたが、軽自動車ルークスでも7時間での到着を目指して出発しました。
出発は9月18日(木)午後20時半ごろでした。
夕食を摂ってから東名横浜青葉ICから東名高速に乗り、後は、たんたんと嫁実家を目指しました。
ルートは、東名高速~伊勢湾岸~東名阪~名阪国道~西名阪と乗り継ぎ、法隆寺ICが実家最寄ICです。
今回の帰省では燃費検証をすると決めており、往路は、プロパイロット(オートクルーズ)を使わずに、車速を常に80~90km/hになるように自分の足でアクセル操作しました。
また、ルークスではじめての長距離ドライブですし、実際の燃費が分からない状態での約470km走行なので、休憩は極力少なくして距離を稼ぐことを意識しました。
地元ガソリンスタンド→東名高速・浜名湖SA(約250km)

自宅を出発後、近隣のGSで満タン給油したのち横浜青葉ICから東名高速に乗りました。
あいにくの雨模様で、特に箱根御殿場周辺はかなりの土砂降りでした。降雨や道路上に溜まった雨水が燃費に多少なりとも影響した可能性はありますが、最初の給油地である浜名湖SAまでの約250kmで車載燃費計の表示は「23.9km/L」を表示しました。
厚木から御殿場まで、牧之原あたりはかなりきつい上り坂が続くことを考えれば、非力な軽自動車としてはまあまあ「良い燃費」と言えるのではないか…と思います。

ちなみに、B44A型ルークス・ハイウェイスターXプロパイロットエディション2WDのカタログ燃費は、WLTC高速道路モードで『20.7km/L』ですので、カタログデータを3.2km/Lほど上回っています。
東名高速・浜名湖SA→東名阪道・亀山PA(約140km)

浜名湖SAを出て、東名高速から伊勢湾岸道、東名阪道を経由して亀山PAまでの走行です。
浜名湖SAまでと同様、自分の足でアクセル操作し80km/時をキープするよう心掛けました。
約140kmの走行で、燃費は23.9km/Lと、自宅~浜名湖SAまでと同値となりました。
自宅(GS)~浜名湖SAまでは一般道走行を含みますが、浜名湖SA~亀山PAはすべて高速道路走行ですが、伊勢湾岸道は交通量が多く加減速が頻繁だったため思ったより燃費が稼げなかったのかもしれません。

この区間でもカタログ燃費を3.2km/Lほど上回っています。
東名阪・亀山PA~名阪国道~西名阪・法隆寺IC~嫁実家(約90km)

亀山PAで2回目の休憩を取った後は、亀山ICから下道へ降りて名阪国道で大阪方面へ向かい、天理から西名阪道の乗り法隆寺ICまで走行、その後は下道で嫁実家に至るコースです。
実際に走行しての車載燃費計は、往路で最も良好な燃費「25.2km/L」を記録、高速より下道の方が好燃費となりました。
実は名阪国道は、一般国道と言えど信号がなくバイパス的にかなり高い速度で流れているのでこうした結果になったと思われます。名阪国道の制限速度は60km/hですが、地元のクルマやトラックはもっと早い速度を出しているようです。

この区間ではカタログデータを4.5kmも上回る高燃費を記録しました。これは今回のルールとした80km/時キープより、名阪国道の制限速度60km/時の方が燃費がよい…ということの証左かと思います。
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奈良市街地走行と総給油量~往路実燃費

実家到着時のオドメーターは468.6kmを示していました。
この時点ではまだ「給油してください」の表示は出ていません。自宅周辺の市街地での使用後の給油で約20Lの給油量でしたので、少なくとも燃料タンクには7Lを超える燃料が残っていることになります。
この時点では給油していないので実燃費はわかりませんが、仮に7Lタンクに残っているとした場合の高速+バイパス燃費は「23.43km/L」となります。空っけつまで走行した場合には、630km超を走行できることになります。

その後、嫁実家で買い物や食事に出かけるために10L給油し、総走行距離は527.1kmとなりました。

この時点で帰途のために満タン給油しました。給油量は15.28Lで、途中追加給油した10Lと合わせて、往路と実家周辺での市街地走行で25.28Lを消費したことになり、満タン法による実燃費は20.85km/Lということになります。

今回のテーマだった『無給油で実家までの470kmを走破する』は余裕で達成できました。到達できるのか…と心配でしたが、全然「余裕」でした^^
参考資料~「風来坊オヤジ」さんのデータ
「風来坊オヤジ」さんが、東京~奈良間を「ルークスGターボ」で走行して実燃費を計測している動画を上げてらっしゃいます。
往路では90km/時巡行で、途中から少しペースを上げられた(100km/時巡行)ようです。復路ではオートパイロットまかせの90km/時巡行で走行されたとのことです。
奈良県の「針IC」(名阪国道)から新東名経由で「駿河湾沼津SA」までの走行距離約350kmで給油、給油量22.66L、燃費は15.45km/L、復路は18.8km/Lを記録したとのことでした。往路・復路トータルでは17.125km/Lとなります。筆者のトータル燃費は23.45km/Lでした。
まず、「風来坊オヤジ」さんのルークスはGターボ、筆者はノンターボのXという違いが大きいと思います。やはり燃費の面ではターボ車はかなり不利と言わざるを得ないようです。
さらに、巡航速度の違いも大きそうです。「風来坊オヤジ」さんは90km/時巡行~少し速度アップ、筆者は80km/時巡行で、名阪国道でスピードダウン(最大60km/時)という違いがありました。
この二つの違いで、1リッターのガソリンで往路で8km/L、復路でも4.6km/Lもの差が生じていることになります。
ちなみに、復路の名阪国道において「風来坊オヤジ」さんのルークスGターボは燃費が悪化したとのことですが、筆者のノンターボXでは燃費は良化しています。やはりターボ車はアクセルを踏み込んでゆくような区間は苦手のようです。

こうしてターボ車の実燃費データを拝見すると、年2回の奈良帰省を前提に、ノンターボ車を選んだのは正解だったと思います。8km/Lや4.6km/Lの燃費差は大きいですし、横浜~奈良間470kmを無給油で走り切れるのは有難いです。
もう一つ要因があるとすれば、「風来坊オヤジ」さんは山側の「新東名」を、筆者は海沿いの「東名」を選んだことも無関係ではなさそうです。新東名は路面はキレイですし、巡航速度も速いですが、起伏がおおいため燃費面では芳しくないのかもしれません。
筆者はそう考えて今回は「東名高速」を選びましたが、燃費にこれだけ余裕があるなら路面が荒れていない「新東名」を選んでも無給油で到着できそうです。
復路:実家~自宅の約470kmを走行
復路は、往路と同じルートを戻ってくるコースです。
ただ、これまでのCX-やタウンエース(アルトピアーノ)でも、往路より袋の方が高燃費が出やすい傾向にあるので、ルークスでも期待を持っていました。おそらく、静岡県から裾野あたりまで、下り坂が多いためと思われます。
また、往路は自分の足のアクセルワークで速度調整をしましたが、復路は「プロパイロット」に全面的に依存して、速度維持とハンドル操作を任せきり(手は添えています)にすると決めていました。
連休最終日の午後10時過ぎに出発したので、道路は空いていて、すべての高速道路で自分が設定した通りの速度をずっと維持できました。
途中の休憩は、無給油で余裕を持って走りきれることが分かったので、往路より1回多い3回(東名阪・御在所、東名・浜名湖、東名・日本平)の予定で出発しました。
西名阪・法隆寺IC~名阪国道~東名阪・御在所SA

最初の休憩は東名阪道・御在所SA。

連休最終日の午後10時過ぎのためか、サービスエリアはガラガラで止め放題でした。
ルークスのオレンジ色が街灯に照らされてきれいです^^ 購入直後に施工したボディコーティングのヌメヌメ感がいい感じです。

気になる車載燃費計の数値は22.8km/Lを表示。
区間燃費としては最も悪い数値で少しガッカリでした。往路で25km/L超を叩き出した区間なのに…。
やっぱり、プロパイロットにお任せより自分の足でアクセルをコントロールした方が燃費的にはいいのでしょうか。
東名阪・御在所SA~伊勢湾岸~東名・浜名湖SA

日付が変わった午前0時過ぎに浜名湖SAに到着しました。

こちらもクルマの数は少なくガラガラ状態。いつもこんなだと使いやすいんですけど…。

気になる車載燃費計の数値は25.0km/L。
最高値ではないものの、郊外モード的に燃費を伸ばした名阪国道を除けば、高速走行ではトップの燃費です。プロパイロットにお任せでカタログでも燃費の良い郊外モードに0.2km/Lと迫る高燃費を稼ぎました。

この時点での「航続可能距離」は298kmでした。
往路で同じ自宅⇔浜名湖SA間は約250kmと分かっていますので、復路も無給油でも余裕で到着できそうです。
東名・浜名湖SA~東名・富士川SA

往路で燃料消費に余裕があることが分かったので、復路では休憩を1回増やしました。午前2時過ぎに富士川SAに到着。
当初は、日本平で休憩するはずが、うっかり入り口を見落としてしまい「富士川」に変更しました。

黒を多用したグリルと、ヌメヌメのオレンジがマッチしています^^

車載燃費計では、この区間の燃費は24.4km/L。
御在所~浜名湖間より0.6km/L悪いですが、まあ道路の起伏やブレーキングなどを勘案すれば誤差範囲でしょう。
気になるのは、プロパイロットにお任せ運転なのに「☆3つ」って…笑。プロパイロットはエコ運転が苦手なんでしょうか。

富士川SAでの「航続可能距離」は203kmでした。
自宅までの距離は約130kmほど(後から確認)なので、浜名湖SAの時よりもさらに燃料に余裕ができています。
東名・富士川SA~東名・横浜青葉IC~一般道~GS~自宅

午前4時すぎ、地元の(出発時と同じ)ガソリンスタンドまで戻ってきました。車載燃費計は、今回の検証の最高値『27.8km/L』を表示しています。

往路では90kmほどだった「航続可能距離」が、復路では113kmに伸びており、まだまだ燃料には余裕がありそうです。

復路で走行した距離は、478.4kmでした。

実際の給油量は20.38Lでした。

復路全区間通しての、満タン法による実燃費は23.47km/Lということになります。復路では最高燃費を叩き出しましたが、結果は往路と同等の燃費となりました。
ルークス高速実燃費 まとめ
- 往路燃費:23.43km/L(高速・バイパスのみ)
- 復路燃費:23.47km/L
往路・復路ともほぼ同等の燃費となりました。
足によるアクセルワークでも、プロパイロットにお任せ運転でも燃費には大きな差はないようです。
トータルでの実燃費は23.45km/Lとなります。
また、本文では『燃費』のことばかり書いていますが、今回の長距離運転で特筆すべきは「身体の疲労が少なったこと」でした。
タウンエースではレカロシートを装着したり、ダンパーオイルのチューニングなどで乗り心地の改善や、運転姿勢による身体的な疲労軽減を図っていましたが、ルークスでにはレカロは装着できず、オリジナルのシートのままです。
にも拘わらず、疲労度合いは非常に軽微で、肩こり・背中の痛み・腰痛などが驚くほど軽微でした。
ルークス購入前は「軽自動車での高速移動は疲れる」という記事をよく見かけましたが、おそらく、自分の場合はタウンエースバンとの比較のためか、「非力」という部分でもあまり感じることはありませんでした。
もちろん、登坂で速度が落ちてしまって「登坂車線」を走行することもありましたし、トラックに追い越されたことも何度もありますが、「タウンエースバンよりはマシ」なので特に苦になりませんでした。
それよりは、タウンエースバンよりはるかに静かな車内や、柔軟性のあるサスなどの方に感心してしまいました。
- 燃費がいい(燃料費が安い)
- 高速料金が安い
- 疲労が少ない
- 軽自動車の非力さがあまり気にならない
- 充分静かな車内と柔軟な足回り
そんなわけで、ルークスでの高速走行や遠出も苦にならない…という認識ができたロングドライブでした。
それでは今日はこの辺で。




