税金・維持費・燃費

タウンエース・アルトピアーノの燃費は良い?悪い?実際に走行して得た燃費データを公開!

税金・維持費・燃費
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今回は、アルトピアーノの「燃費」のお話しです。

アルトピアーノ購入したいんだけど燃費ってどのぐらいなの?

ということで、先日行った箱根キャンプの際の走行を元に、燃費を計算してみました。

ちなみに、我が家のアルトピアーノは、4WD/4ATなので、同じアルトピアーノの中でもおそらく燃費が一番悪い組み合わせ…という点を加味してお読みください。

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走行時のアルトピアーノの重さは?

まず「燃費」にとって重要な要素【車重】についてチェックしておきます。

アルトピアーノの車検証上の車両総重量は「2,135kg」です。

何も積んでいない状態で2トン超えているんですね。

これに、2名乗車で+125kg。

仮に一人が男性、一人が女性として推定すると合計約2,250kgとなります。

さらにキャンプ道具、タープやポール、BBQコンロや炭やトング、テーブル椅子等の道具のほか、飲料や食品、さらに電子レンジや電気ケトル、コーヒードリッパーなど、外部電源を使用する前提ですのでかなりの重量になっていたはずです。

これに対してアルトピアーノの動力性能は、あまり頼りになりません。

排気量1,495cc、最高出力71kW(97PS)/6,000回転、最大トルク134N-m(13.7kgf-m)/4,400回転です(2021年より前の旧型車のスペック)。

税金の安さには貢献してくれる1500ccエンジンですが、動力性能に関してはかなり非力なので、箱根キャンプ場への道中は「天下の険」のアップダウンですので、かなりの負担になるはずで昇り勾配では「べた踏み」ですので燃費に関してはまったく期待できません。

全走行距離は213.2kmした。

アルトピアーノの走行ルートは?

そんな状態のアルトピアーノで走行したルートは以下の通りです。

川崎(自宅)→東名高速青葉IC→厚木→小田原厚木道路(終点)→一夜城下通り(早川方面)→135号線→138号線(箱根方面)

自宅から135号線まではほぼ平坦ですし、大部分が高速道路なのでここで燃費は稼ぎたいところ。巡航速度70~80km/hにキープしアクセルを一定開度に保つ運転を意識しました。

138号線→箱根新道(1号線)→箱根峠→芦ノ湖スカイライン

箱根新道~箱根峠は燃費悪いパートです。

案の定、べた踏みでも速度がずるずる下降し、2ndギア多用で必死に上ってゆきます。

余談ですが、芦ノ湖スカイラインの料金は少々お高めですが、富士山を望める展望台が各所にちりばめられていて各所とも絶好の撮影ポイントなので、CX-5の頃からのお気に入りルートです。

芦ノ湖スカイラインを箱根峠側から走行する場合は、てっぺんから徐々におりてゆくルートになるので、アルトピアーノでも意外に快適に走れました。

我々もアルトピアーノを 展望台に止めて富士山をバックに記念撮影しました。

芦ノ湖スカイライン十国峠展望台にて


その後、芦ノ湖スカイラインを進「→Fun Space芦ノ湖キャンプ村 レイクサイドヴィラ」に到着、1泊2日のキャンプをしましたが、キャンプ場内では外部電源を繋いでいた事もあり、まったく移動はしませんでした(キャンプの様子は別記事で)。

翌日、 芦ノ湖キャンプ村を出発、75号線→138号線(御殿場方面)へ進み、246号線を通り、一般道のまま自宅まで戻りました。

気になるアルトピアーノの燃費は?

帰途の最後に家から最も近いGSで給油したところ、全走行距離は 213.2km、給油量は18.84リットルでした。

燃費計算は「満タン法」で、給油ノズルを奥まで差し込み、自動で給油が止まったところで給油を止めて計算しています。たまたま、行き帰りとも同じGSの同じ給油ノズルでした。

今回の燃費は11.32km/Lでした

アルトピアーノの燃料タンクは42リットルですので、今回の燃費で燃料全て使い切って走ったとすると、走行可能距離は
42L×11.32km/L=475.44km

となります(あくまで旧型タウンエースバンS400系)。

高速道路長距離走行時の実測燃費

アルトピアーノの燃費の感想

車体はトヨタ・アクアやMAZDA 2よりも小さいので、正直、もう少し走ってくれるのかな…と思っていました。

12km/L以上、12.5~12.8km/L程度と予想していましたので、結果には少々ガッカリですが、実際に走ってみて感じたのは思っていたより普通に走る事でした(ただし登坂でなければ)。

商用車というか、キャブオーバー車に全く乗った事がなかったので、パワー感、騒音など全てが未知の状態での初キャンプだったわけですが、意外に普通に走るのにまず驚きました。

もちろん、パワーがあって余裕しゃくしゃくという訳にはゆきませんが、街中や流れの良いバイパスなどでは本当にごくごく普通に走ってくれるので安心しました。

ただ、乗り心地に関しては正直きつかったです。

身体の芯を揺すられるような、脳に響くような突き上げや細かな振動でかなり疲れましたし、ハンドリングも若干落ち着きがなく路面によっては振られる場面もありました。

騒音も大きめで、高速でも100km/hまではとても出す気にはなれませんでした。

このクルマには、70~80km/hぐらいが快適に走れる速度域かなと感じました。

乗り心地については、様々なトライアルを実施しています。

  • COXボディダンパー装着(ディーラーOP)
  • タイヤ交換(乗り心地と騒音に配慮した商用タイヤ)
  • ネオチューン(純正ダンパーのチューニングオイル交換)
  • レカロシート装着

それぞれの施工状況や効果については以下のまとめ記事をご覧ください↓

その程度の速度で走っていると、追い抜かされる事はあってもアルトピアーノが他車を追い抜く事はまずないので、中間加速もあまり強力とは言えませんが、特に問題は感じませんでした。

ただ箱根新道では、大型トラックに迫られているのに加速できない…という事が何度かあり、そのたびに「遅い車線」で道を譲りました。自分が遅い車として道を譲る事になるなんて、CX-5ではまずあり得ないことですので、ある意味新鮮でしたが、そういうクルマなんだと思って乗っているので特にイライラする事もなく「スロードライブ」を楽しめました。




今回は、初キャンプの際の燃費についてレポートしました。

思ったより燃費は良くなかったですが、燃費の悪さを差し引いても楽しさが勝る車であることを再確認できました。

それでは今日はこの辺で。


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■ 著者紹介 この記事を書いたのは…
KAZ

「喜田宗彦」としてWEBライターをしています。ライター歴は10年超です。本ブログの記事は、自分自身の実際の体験や経験、ライターとして取材や調査で得た知見、懇意にしてくださるメーカーさんなどから得た知識・情報等を反映した記事を執筆・掲載しています。アウトドアについては1982年ごろからオートキャンプを開始しキャンプ歴は40年超になります。2020年にはバンコンタイプの小型キャンパーを購入し車中泊の楽しさに目覚めました。
また食べることが好きで食べ物関連の記事多めです。特に安くて美味しいものに目がありません。地元グルメやチェンめしも好物です。
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