ステーキハウス松木に行ってきました。
自分には、「ステーキならここ」という、『定宿』ならぬ「定ステーキ店」がありません。
記念日に利用するようなスエヒロや瀬里奈のような老舗・高級店ではなく、もう少しカジュアルに利用できて、それでいて肉質や美味しさにも納得できるお店を探し続けているのですが、なかなか「これ」という店に出会えずにいます。
過去には人気の「ブロンコビリー」や「ステーキ宮」も利用しましたが、店内の雰囲気や肉質などの面で、個人的にはあまり好みに合いませんでした。「フォルクス」は好きなリブロースがないことと、サーロインメインのためか、カジュアルに使うには価格が割高感があって「定ステーキ店」にはなりませんでした。
そんな中、今回、はじめて「ステーキハウス松木」を訪れてみました。
最初なので、ホールスタッフおすすめのベーシックなメニュー「松木ステーキとハンバーグのセット」と、異なる部位も食べたいということで「ジューシーステーキ(肩ロース)」を実食。肉の美味しさやボリューム感はもちろん、店内の雰囲気やサービスについてもチェックしてきました。
果たしてステーキハウス松木は、普段使いできる価格帯でありながら満足感のあるステーキ店だったのでしょうか。実際の体験をもとにレビューします。
ステーキハウス松木とは
ステーキハウス松木は、厳選された牛肉を使用したステーキやハンバーグなどを提供するロードサイド型のレストランで、厚切りステーキや、ボリューム感のあるメニューが特徴で、家族連れやグループでも利用しやすい落ち着いた雰囲気のお店とのこと。
ステーキハウス松木は、単なるステーキレストランではなく、「日常の中で少し贅沢な肉料理を楽しめる」ことを大切にしているとのことです。
以下、公式サイトや公式SNSの記載をまとめました。
肉と料理へのこだわり・アピールポイント
- 厳選されたお肉
専門店として品質を追求しており、ステーキやハンバーグといった肉料理の素材選びに注力しています。 - 調理へのこだわり
注文を受けてから焼き上げるステーキは、強火でジューシーに仕上げることで、お肉の旨味を閉じ込めています。 - 空間
木の温もりを感じさせる落ち着いた店内で、ご家族やご友人など幅広いお客様がゆったりと食事を楽しめる環境を提供しています。
(以上公式情報より)
人気メニューとおすすめポイント
- 松木ステーキ
店の名前を冠した、品質と満足感を両立させた定番のステーキです。 - ハンバーグ
肉の旨味を楽しめるよう、丁寧に作られたハンバーグを提供しています。 - セットメニュー
ステーキやハンバーグに加え、ライスやサラダ、スープなどとのセットを充実させることで、満足感のある食事を提供しています。
(以上公式情報より)
どんな基準でステーキ店探してるの?

ステーキ店探しって難しいと思うんです。
「この店は最高」という人もいれば、「自分には合わなかった」という人もいます。肉の好みや求めるものが人によって大きく違うため、評価が分かれやすいジャンルだと思います。
そこで、まずは筆者がどんな基準でステーキ店を選んでいるのか、簡単に紹介しておきます。
【肉質や肉の部位の好み】
- 基本「リブロース」好きです
- 「カイノミ」が好きです
- 以前はイチボが好きでした
基本的に注文のほとんどが「リブロース」です。
また、カイノミも好きな部位の一つ。カイノミはトモバラ(カルビ)とヒレの間にある部位で、赤身の旨味と脂のバランスが良いのが魅力です。
以前はイチボが大好きでしたが、最近は少し脂が重く感じるようになりました。
そのため現在は、霜降りが多い肉よりも、赤身に程よくサシが入った肉を好む傾向があります。
【店舗の好み】
- カジュアルに利用できる(雰囲気・価格)
- 店内が騒がしすぎない
- 食べ放題ではない
- サラダバーはなくてもOK
価格や肉質だけでなく、店の雰囲気も気になります。
冒頭にも書きましたが、記念日やお祝い事で利用するような老舗高級店ではなくて、「肉食べたいな」と思った時に、カジュアルに利用できるお店を探しています。予算でいうと3,000円前後/150~200gぐらい。
落ち着いてゆっくり食べられる店が希望です。食べ放題やサラダバーのある店は、どちらかと言うと混雑しているし、予約取りにくいし、店内もどこか雑然としているイメージなので。
本稿は、そんな筆者の「ステーキハウス松木(川崎明津店)」評(感想)としてお読みください。
ステーキハウス松木でステーキを食べてみた結果
ここからは、筆者(と妻)が「ステーキハウス松木(川崎安明津店)」で注文して、実際に食べたメニューの紹介と評価になります。あくまで筆者と妻の個人的な感想なので、誰にでも当てはまるわけではありませんので念のため。
松木ステーキ(120g)&ハンバーグ(120g)

まず1つめは『松木ステーキ(120g)&ハンバーグ(120g)』(税込3,069円)に、『ライスorパン&スープセット』(税込473円)をセット、合計3,542円です。
初めてなので何にするか迷ったのでホールスタッフの男性におすすめをきいたところ、「はやり松木ステーキ」とのことだったので、こちらを注文しました。
松木ステーキは、ニュージーランド産カンタベリービーフのリブロースだそうです。
後で調べたところによると、ニュージーランド産牛肉は脂少なめの赤身肉で、さっぱりしていてオージーより若干きめ細かさがあるようです。
実際に食べたステーキは、程よく脂が乗っていて柔らかくジューシーで食べやすい肉質でした。
ハンバーグは「プレミアム」ではなかったですが、美味しいと思いました。肉感もほどほどあって柔らかくジューシーな点でステーキと方向性が似ていました。

合わせるソースは「松木和風ソース」をチョイス。こちらも初めてなので定番ソースを選びました。
醤油ベースの癖のないソースで、さっぱり食べることができました。
付け合わせは、じゃがいも、ニンジン、いんげん、コーン、玉ねぎとオーソドックスな野菜ですが、意外に量がしっかりあって好感を持ちました。
セットにしたライスは、「ジャー臭さ」もなくふっくら炊けていました(飲食店の白飯は保温ジャーの匂いが移ってしまっている場合があって、筆者はこれも店の判断基準にしています)。ライスは大盛り無料とのことでしたが普通盛りにしました。スープはシンプルなコンソメ(?)スープで特にコメントはありません。

松木の名を冠している看板メニューだけあって破綻なく美味しいと感じつつ食べられました。何か特別なこともない代わりに、ネガな要素も感じることなくパクパクと食べられました。この内容で、ライス&スープをセットして3,500円ほどであれば十分にカジュアル利用が可能と思いました。
ジューシーステーキ(120g)&北海道産帆立グリル

2つめは『ジューシーステーキ(120g)&北海道産帆立グリル』(税込2,629円)に『ライスorパン&スープセット』(税込473円)をセット、合計3,102円です。
1つ目はスタッフのおすすめで松木の看板メニューだったので、異なる種類の肉を食べてみたくて「ジューシーステーキ」をチョイスしました(ちなみに筆者は肩ロース好きです)。帆立も食べたかったので、肩ロースステーキと帆立グリルのセットにしました。ソースはわさび醤油です。

こちらの肉質は、松木ステーキとは打って変わって、かなりワイルド系です。肉の味はいい(肩ロースは肉の味がよい)のですが、かなりスジが多く、噛み切れないところがいくつかありました(丸飲み~笑)。
鉄板の隅に熱々の「ホットストーン(焼き石)」が添えてあって、自分の好みに焼き増しできるようになっていました。もしかするとスジ(筋は脂)も若干溶けるかと思って試しましたが、なかなか強敵で焼き石程度には屈しない強靭なスジでした^^;
付け合わせの野菜は、お飾りではなくしっかり量もあって満足感ありました。ただ、ソースを「ワサビ醤油」にしたので、野菜になにをつければいいか…困りました。帆立はまあまあでした。

とんかつ店であれば必ず注文する肩ロース好きですが、豚と牛とではスジの強靭さがちょっと違いますね(笑)。筆者は生まれてこのかた虫歯になった事がない歯丈夫ですが、本気で噛み切れない部分が幾つかあって丸飲みしました。この肉は自分的にはリピは難しそうです。
7つのこだわり新鮮デリサラダ(2人前)

3つめはサラダを注文しました。
サラダメニューは1種類で「7つのこだわり新鮮デリサラダ」(税込660円)といって、6種類の野菜とボイル小エビが盛り付けられています。
- レタス&サニーレタス
- ミニトマト(生)
- ブロッコリー(ボイル)
- かぼちゃのサラダ
- 大根とゆずのマリネ
- 紫キャベツのピクルス
- 小エビ

「大根とゆずのマリネ」や「紫キャベツのピクルス」が添えられていて手をかけている感はありますし、全体として美味しいと感じましたが、この日はレタスの一部が赤くなっていて、少し時間が空いたのかな…という印象でした。
ただ、このサラダ「おかわり自由」なんですよね。競合にはあるサラダバーがないのでおかわり自由になっていると思われますが、筆者的にはサラダバーではなく「おかわり自由」の方が好感を持っています。
サラダバーは客が自由に取れるのがメリットですが、その分、トングを使い分けない人がいたり、食材が散らばって見た目にも乱雑で不潔感を感じることがあります。また、過去にいったん自分の皿に取った野菜を戻しているのを目撃して以来、サラダバー否定派です^^;
ドレッシングは松木特製ドレッシング一択です。「ワインビネガーと玉ねぎをたっぷり」使って「コクと旨味」のあるオリジンなるドレッシングだそうです。美味しかったです。
この内容とおかわり自由で600円はお値打ちかな…と思いました。1回、おかわりさせて頂きました。
店舗や店内の雰囲気
今回の訪問は、金曜日の夕方17時頃に予約してうかがいましたが、店内は空いていました。
食べ放題店にあるような雑然として常にがやがやしていることはなく、BGMが流れていて、他席の会話が内容はわからない程度にうっすら聞こえる静かさでした。スタッフ(若い男性)も落ち着いた感じで、(空いているためか)バタバタすることもありませんでした。
ちなみに、BGMはずっとビートルズでした。普通インストゥルメンタルが多いのでちょっと珍しいかなと感じました。スタッフが好きなのかな?
肉料理店で筆者が一番嫌なのが、「床のぬるぬる」です。肉の脂が飛んでしまうのは致し方ないですが、歩くとぬるぬるするのは非常に不快です。特に車で訪問した時は帰り道を考えるともう堪りません^^;
その点、このお店の床はぬるぬるせず有難かったです。
使われている食器も汚れや傷・欠けなどなくきれいでしたし、もちろん、食事に髪の毛など異物の混入もありませんでした。
店舗内を特に入念にチェックしたわけではありませんが、全体として清潔感も問題ないと感じました。
総合的に、他に気を取られずに食事に集中して、気持ちよく食べることができたと思います。その点では、筆者の求める「落ち着いて食事ができる」店だったと言えると思います。
今回の訪問で感じた不満点2つ
特に大きな不満はなく、概ね満足して帰りましたが、強いて挙げるなら2点ほど。
(1)レタスの変色
サラダのレタスの一部が赤く変色しているものが入っていましたので、盛り付けの際に注意して頂ければ…と思います。
ただし、レタスが赤く変色するのは特に問題はない事も知っています。レタスが折る・ちぎるなどでダメージを受けうるとポリフェノール類が反応して赤くなるので、食べても特に問題はありません。とはいえ、お店で出すものですから見た目も大事…という意味で、盛り付けの際にいっそう注意して頂ければと思いました。
(2)肉質の説明が欲しかった
特にジューシーステーキについては一言あっても良かったのかな…と思います。「肉の味は良いですが場合によってはスジが歯に当たることもあります」程度。まあそんなことを言ったら誰も注文しなくなるかもしれませんが、せめて「ワイルド系です」ぐらいは…笑。
まあ今回は初めてだったので、底辺から攻めていこうという意識があったので注文したところもあったので、これで一つ「松木使いこなし術」が増えたってことで^^;
ブロンコビリーと比べてどう?
同じステーキを食べさせる店ですが、スタイルが全く違うので比較にならない感じもありますが、あえて比べると…。
ブロンコビリーは、ステーキやハンバーグに加え、サラダバーも楽しめるファミリーレストランに近いスタイルで、家族や友人とわいわい食事を楽しむことを重視したお店と言えるでしょう。
一方で筆者は、落ち着いた雰囲気の中で肉を味わいたいタイプです。そのため、店内の賑やかさや混雑した雰囲気は少し苦手でしたし、また、実際に食べたステーキもワイルド系で筆者の好みとは異っていました。
対して、松木は食べ放題でもなければ、サラダバーもない普通のステーキ店でした。その分、店内は静かで落ち着いて食事したい向きにはおすすめできる店でした。ステーキもニュージーランド産のリブロースは思ったより柔らかく、(グラスフェッドかどうかわかりませんが)肉質は脂過多にならず美味しかったです。ハンバーグも、次はプレミアムを食べてみたいと思わせる美味しさがありました。
どっちが優れている…ということではなく、目的や好みで使い分ける2店なのかな…と思います。
筆者は、松木の方が好みでした。
ステーキハウス松木 川崎明津店 店舗情報
| 店名 | ステーキハウス松木 川崎明津店 |
| 住所 | 神奈川県川崎市高津区明津195 |
| 電話番号 | 044-863-6867 |
| 営業時間 | 平日 11:00~15:00(L.O.14:30) 17:00~22:00(L.O.21:00) 土日祝 11:00~22:00(L.O.21:00) |
| 定休日 | 年中無休 |
| 席数 | 45席 |
| 駐車場 | 無料駐車場12台 |
| アクセス | 川崎市交通局バス「明津」バス停から徒歩約1分 |
| 支払い方法 | クレジットカード 電子マネー スマホ決済等 (→詳細) |
| サービス料、チャージ料 | なし |
- 筆者のおすすめメニュー
松木ステーキ
7つのこだわり新鮮デリサラダ
一部メディアで「予約不可」となっていましたが、今回は予約してから来店しました。
ステーキハウス松木 川崎明津店 まとめ
今回は、妻と二人で「ステーキハウス松木 川崎明津店」でスタッフおすすめのステーキをいただきました。
筆者の店舗の好み
- カジュアルに利用できる(雰囲気・価格)
- 店内が騒がしすぎない
- 食べ放題ではない
- サラダバーはなくてもOK
これらはどれもクリアしてくれていて、これだけでも十分再訪の動機になりますが、いただいたお肉も価格を考え合わせると「妥当」と感じました。
二人で7,304円の会計は、特別に割安感はないですが、カジュアルに立ち寄る店としてはまあまあ許容範囲内と感じました。
よく行く「すし銚子丸」ではもう少し多め(8~9,000円ほど)の会計になるので、割高と言うこともなく、ちょうどいい価格帯なのかもしれません。
一部を除いてお肉もサラダも美味しかったですし、店の雰囲気も充分納得でき、価格的にも許容範囲ということで『充分再訪あり』と言えそうです。次はもう少し上のランクのお肉を食べたいな…と思いました。



