メスティン弁当を温める方法[2]~電子レンジ&湯煎!?

メスティン弁当を温める方法キャンプめし・車中泊ごはん
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「メスティン弁当を温める」の第2回となります。

前回は、直火で加熱し湯気をお弁当に行き渡らせる~つまり「蒸す」かたちでメスティンに詰めたお弁当を温めましたが、今回は、前回とは別の方法で温める方法を考えてみました。

タイトルを見て「ついに電子レンジか」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、その辺りはあまり期待せずにご覧いただければ…と思います。

また、もう1つ、ちょっと視点を変えて「湯煎」という方法で温めてみました。

果たしてうまく温めることができたのか、興味があればご覧ください。

なんでメスティン弁当を温めようと思ったんだっけ?

そもそも、メスティン弁当を温める記事を書いたのは、実際のキャンプの2日目朝に作った帰途途中の昼食用の弁当が冷めてガチガチだったので温められたらいいのに…と思ったのがきっかけでした。

帰り道のどこか景色の良い場所でのランチの際に、メスティン弁当を温めたいと思ったわけです。

我が家のアルトピアーノには電子レンジが常時乗っていますので、普通のお弁当箱であれば何も問題がなく温められたのですが、メスティンを弁当箱に代用したのは、以下のような理由でした。

  • 炊飯したご飯を他の容器に移すと、メスティンが「洗い物」になってしまう
  • 昔懐かしいアルマイトの弁当箱を彷彿とさせる外観が弁当箱への流用を思いつかせた
  • 実際、弁当箱なんて持参していなかった

しかし、ご存じの通りメスティンを始め金属製品の多くは電子レンジでは使えないため、苦肉の策として、「初稿」のような弁当の中に「下駄」を履かせて生じた空間に水を入れ、直火で加熱することで蒸気で弁当を温めようという方法でした。

5月6日の追記分も、「直火で加熱して蒸す」という方法には変わりなく、単にその方法や使用する道具が変わっただけでした。

そこで今回は、「直火で加熱して蒸す」という要素から離脱除して、別の方法で温められないかを検討・検証した結果で、2つの方法を提案してみたいと思います。

【メスティン弁当】簡単にほかほかに温める方法[1](初稿)

メスティンを電子レンジで温める方法を探してみた

やはり王道というか、この記事を見に来てくださる方の多くは、メスティン弁当を電子レンジで温める方法が知りたいのではないか…と思い、ありったけの知恵と経験から電子レンジで温める方法を絞りだしてみました。

「ついに来たか」と思われた方には申し訳ないですが、そんなに大した内容ではありません^^;

電子レンジ調理器を使ってメスティン弁当を電子レンジで温める

自分自身もそうですし、多くの方が、メスティンを電子レンジで直接温められないことは知っています。

では、どうしたらメスティン弁当を電子レンジで温められるのか。

それは、電子レンジのマイクロ波がメスティンに直接当たらなければよいわけです。

つまり、何かマイクロ波を遮断する容器の中であれば、メスティンを電子レンジに入れて「チン」しても大丈夫なわけか…と考えた時、我が家にある1つの電子レンジ調理器具に思い当たりました。

これは、我が家でもう10年も使っている電子レンジ調理器で、貝印「レンジでマルチパン」という製品です。

このマルチパンで、チキンソテーを作らせたらかなりのもので、お気に入りの調理器具です(下記は自分の食べ物ブログの方で10年前に書いた記事です)。

【レンジで簡単!】チキンソテー~レンジでマルチパン
(筆者の別のブログに飛びます)

このマルチパン、チキンを焼かせたらかなりの腕前なんです(今でも現役で使っています)^^



このマルチパンは、電子レンジのマイクロ波を直接食品に当てて調理するのではなく、底部に貼り付けたシリコンゴムを発熱させて、食品を「焼く」事を目的にした調理器具です。

本体と蓋はアルミ合金でできており電子レンジで直接加熱しても火花が散ることはなく、マルチパン内部にマイクロ波が侵入するのを防ぎ、底部の発熱だけで「焼く」調理ができる…という仕組みです。

底部のシリコンゴムの発熱はかなり高温で、肉や魚に焼き目が付けられるほどですし、やろうと思えばお湯も沸騰させられます。

ただ、この容器の中にメスティンを中に入れて、底部の発熱で直接温めるのでは直火で加熱しているのと同じなので、この道具をもってしても、やはり最終的な弁当の温め方法は「蒸し」ということになってしまいました^^;

「直火で加熱して蒸す」を離脱…と言いつつ、やはり蒸す以外の方法が見つかりませんでした。

焼売で試しました。

少量の水を入れたマルチパンに、メスティンの蓋を外した状態で入れて、網を敷き焼売を置いて電子レンジで加熱してみました。2分+α程度の加熱でホカホカに温めることができました。

焼売は冷凍だったので、冷たさや、弁当の場合はご飯やおかずの詰め込み具合によって蒸気の浸透が異なるので温め時間は一概には言えないですが。




これを読んで早速「電子レンジ調理器」を使って温め…はちょっと待ってください。

よくあるシリコンや陶器のマイクロ波を透過する素材でできた調理器具では、メスティンにマイクロ波を直接当てているのと同じなので試さないでください。この点は要注意です。

「レンジでマルチパン」は、本体の天面も側面も、蓋もすべてアルミ合金でできておりマイクロ波を通さないため、中に置いたメスティンが火花を出さずに周囲に入れた水だけを温めることができます。

通常の電子レンジ調理器とは違いますので、使おうとする道具の素材をよく確認してください。

この「レンジでマルチパン」はすでに販売を終了しており、Amazonや楽天でも販売されていません(参考まで)。

まあ一応、電子レンジを使ってメスティン弁当を温めていますが、ちょっと無理やり感が強いですし、温め方法が「蒸し」であることは変わりません^^;;

↑ 「レンジでマルチパン」と同様の構造の電子レンジ調理器を見つけましたので一応紹介しておきます。各サイトの説明を見るとわかりますが、マイクロ波を透過しない構造だと書かれています。

シンプルにメスティンをお湯に放り込む?「湯煎」を使って温める方法

もう1つ思いついた方法があります。

温め方法としては、始めて「蒸し」から離れて、「湯煎」という手法を利用した方法です(まあ「お湯」という点では同じですが)。

レトルトカレーを温めるあの手法ですね。

方法は簡単!メスティンをお湯の中に放り込みます。

とはいっても、そのまま放り込んだら、メスティンの蓋はそこまで気密性は高くないので、弁当は確実に「湯漬け」になります。

戦国武将みたいで格好いいですが、弁当はお湯びたしにならずに温めるには「耐熱ポリ袋」を使います。

湯漬けが「なんのこっちゃ」な方は、こちらをご覧になってみてください

沸騰しているお湯で加熱するので、必ず「耐熱」でなくてはダメですが、我が家には「110℃」まで耐えられる食品保存袋があったので、これにメスティンを入れて空気を吸いだして口を閉じ、鍋のお湯で「湯煎」してみました。

これがなんと大成功!

メスティンが入る程度のサイズの鍋にお湯を沸かし耐熱ポリ袋に入れたメスティンを入れる、この方法なら直火を使ったり特殊な電子レンジ調理器を使わなくても済むので、温められる場所も範囲が広がりそうです。

耐熱ポリ袋を使った湯煎での温めで注意すべき点は以下です。

  • 必ず「耐熱」ポリ袋を使うこと(100℃超の温度に耐えられること)
  • ポリ袋はピンホールが開きやすいので注意(穴から浸水して湯漬けになります)
  • 一旦沸騰した後は弱火でOK(ガラガラ煮立てると鍋と当たって穴があきやすい)

また、ポリ袋は空気を抜く(吸い出す)事をお勧めします。

ポリ袋とメスティンの間に空気層があると熱伝導が悪くなることと、密着している方がお湯が浸水した際に分かりやすいので、手遅れになる前に対処しやすくするためです。

実験では、最初15分間湯煎した時点で、上の画像のように楊枝を刺し、唇に当てて温まっているかを確認したところ、予想に反して、中心部より上部が温まっていませんでした(ちなみに実験用のお弁当はそぼろ弁当にしました。好きなんですよね~^^)。

さらに10分間湯煎して全体が温まりましたが、トータル25分の温め時間は現実的ではありません。

自分としては、温まっていないとすれば、ご飯の中心部だろう…。

そう思っていたのですが、案に反して、どちらかというと上部の表層に近い部分に少し温まっていない部分が残っていました。

たぶん、弁当の上部がメスティンの蓋との間に隙間(空間)があったことが原因かと思います。

メスティンは、無垢のアルミ製で熱伝導に優れるため、ご飯やおかずが直接触れている底部と周囲は、メスティンの熱が伝わりやすく温まった一方、隙間のあった上部は熱伝導が直接ではなく、空気が温まってそれが伝わって…だったからだと思います。

断言できませんが、湯煎での温め前提でメスティン弁当を作る際には、メスティンの上部までぎっちり詰めて、蓋の部分に隙間を作らないことがコツなんじゃないかと思います。

これ、たぶん合ってると思うんですけど、お弁当も食べちゃったので今回の実験はここまでです。



メスティ弁当は熱くて食べられないほどには熱くなりませんでしたが、程よい熱さに温まっていて(たぶん70~80度ほど)、側面はご飯がカビカビになったり、おかずも引っ付くようになっていたので、湯煎による加熱は充分な熱を伝えていたと考えられそうです。

という訳で、2回の記事を重ねてメスティン弁当の温め方法について考えてきました。

くれぐれも、メスティンにマイクロ波が直接当たるような温め方をしないようご注意ください。

また、耐熱じゃないポリ袋は一瞬で溶けてしまい、メスティン弁当はあっという間に「湯漬け」になること間違いなしですし、メスティンを入れた袋をぶつけて「ピンホール」ができてもお湯が侵入しますので十分にご注意を。



メスティンって、手軽だしまあまあ旨いコメが炊けるし、焦げ付きにくいし、見た目レトロで可愛いし…で、いいとこだらけなんですが、弁当箱として使おうと思うと「温め」が難しい道具です。

今回は新たに「湯煎」という方法を考えてみましたが、これまでで一番「現実的」ではないかと思うんですが如何でしょう。

それでは、今日はこの辺で。

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