「焼き茄子」、旨くて大好きですが、作るのがちょっと面倒なのが玉にキズ。
夏の定番メニュー「焼き茄子」ってどうやって作っています?
魚焼きグリルやガスコンロが一般的だと思います。我が家でも長年、魚焼きグリルを使ってきました。
でも最近、魚焼きグリルより簡単で手早く、しかも美味しい焼きナスの調理方法を発見したんです。それは、ノンフライヤーに放り込んでスイッチ入れるだけの簡単調理なんです。
簡単なのに、中は驚くほどトロトロ。焦げ臭さも苦味もなく、茄子本来の甘みがしっかり感じられる極上の焼き茄子に仕上がりで、個人的には今まで作った焼き茄子の中でもトップクラスの出来です。
今回はノンフライヤーを使った焼きナスの作り方やメリット、デメリットについてレポートしようと思います。
ノンフライヤーで焼き茄子を作ってみた|魚焼きグリルより良き

焼き茄子といえば魚焼きグリルで作るものだと思い、長年その方法で調理してきました。
ただ、魚焼きグリルで作る焼き茄子は皮が真っ黒になるまで焼くのが一般的です。料理本などでは「真っ黒になるまで焼くと皮が剥きやすくなる」とされていることが多いですが、自分はそう感じたことが一度もありません。
私には炭化してボロボロになった皮を1つひとつ落としていく作業が面倒に感じていました。さらに焦げ臭さ(それが風味だという人もいる)や取り損ねた焦げた皮の苦みも気になり、焼き茄子作りはやたら手間のかかる料理に位置付けられていたんです。
その後、底面プレートをマイクロ波で加熱する電子レンジ調理器(レンジクック)を使うようになりました。こちらは焦げにくく、苦みも出にくいため味は好みだったのですが、加熱に時間がかかるうえ、途中でひっくり返す手間が必要でした。
そんな中、動脈硬化対策として余分な脂を落とせる調理家電として購入したのがノンフライヤーです。
使っているうちに、予熱が早くすぐに高温になること、熱風が食材全体を包み込むように加熱できること、さらに食材の水分をうまく活かした調理ができることなど、多くのメリットを実感し、ほぼ毎日使用するぐらいにお気に入り調理器になりました。
その流れから「試しに茄子も焼いてみるか、どんなのができるかな?」と、試してみることにしたのです。
ノンフライヤー焼き茄子の作り方は超簡単|丸ごと入れて焼くだけ

作り方は驚くほど簡単。
茄子を洗ったら水気をふきとって、ヘタを付けたまま丸ごとノンフライヤーへ投入。あとは加熱するだけです。
今回は200℃で10~12分ほど加熱しましたが、途中でひっくり返す必要はありません。勝手に熱風が食材の下側まで回り込んでしっかり焼いてくれます。
加熱後はボールにためた水にドボン。早く冷めるように流水にして皮をむきます。
この「皮むき」がまた衝撃的、炭化していないので、ヘタの部分から一気にスルリと剥けます。しかもちゃんと実離れするので、皮に実がついて剥けてしまうこともありません。
茄子はちゃんと焼けているのに、きれいに形を保っているのも印象的でした。
適当にカットしてお皿に持って、鰹節や薬味を乗せれば、あっという間に極上焼きナスの出来上がりです。
設定温度と時間さえ掴んでしまえば、調理中はほぼ放置できるため、食事の支度自体が時短になるのもメリットの1つだと思います。
作ってびっくり、食べてびっくり!ノンフライヤー焼き茄子のメリット6つ

正直なところ、「焼き茄子なんて、どんな方法で作っても大差ないだろう」と思っていたのですが、実際にノンフライヤーで作ってみると予想外の連続でした。
作る段階では「えっ、こんなに簡単?」と驚き、食べてみると「(あんなに簡単に作ったのに)焼き茄子ってこんなに甘かったっけ?」と二度驚かされました。
もちろん好みもあると思いますが、個人的には今まで作ってきた焼き茄子の中でもトップクラスの満足度だと言えます。ここからは、実際に作って感じたノンフライヤー焼き茄子のメリットを5つ紹介します。
ノンフライヤー焼き茄子のメリット① 茄子を入れてスイッチ押すだけ
まず、その作り方の簡単さに驚きます。
ノンフライヤーのバスケットに茄子を入れて、スィッチを押すだけ(温度と時間の設定は慣れが必要かも)。途中で茄子をひっくり返す必要もありません。熱風が勝手に回り込んで全体を焼いてくれます。
ちなみに、魚焼き器だとトレイに水を入れたり、茄子をひっくり返して満遍なく焼けるようにする必要があります。
そうでなくても忙しい食事の支度中に、こうした手間がないことだけでもメリットと言えると思います。

温度と時間は茄子の大きさ等によっても違うと思いますが、参考までに、筆者は200℃で12分、185℃で15分などをためしました。中まで焼けるには少し温度を控えて長めに加熱するとよいようです。甘みも増す感じがしました。
ノンフライヤー焼き茄子のメリット② 皮が焦げにくい=苦みが出にくい
例えば、200℃で10分、185℃で12~13分加熱しても、皮が焦げることはありませんでした。
もちろん、肉を調理する際には焦げ目も付けられるので、長く焼けば茄子の皮も焦がすことは可能だと思いますが、中まで火が入っていればあえて焦がす必要なないのでは?と思います。
さらに焦げていないので、苦みが出にくく、茄子の甘みが前面にぶわっと出てきます。これは、魚焼き器の焼き茄子とは異なる、ノンフライヤー焼きナスの特徴かな…と思います。
中には、その苦みが風味であり良さだ…という方もいるかもしれませんが、筆者的には茄子の甘みがこんなにしっかり感じられる焼きナスは、魚焼き調理では出会えませんでした。
ノンフライヤー焼き茄子のメリット③ 旨味を逃がさない
魚焼きグリルや網上で直火で茄子を焼くと、皮が焼けて炭化しボロボロになるので、茄子の水分が滴って落ちてしまうことが多々あります。これではせっかくの茄子の旨味や風味を捨ててしまっています。
ノンフライヤー焼き茄子は、皮が炭化してボロボロにならないので、水分が落ちることがありません。旨味や風味を皮の内側にギュッと保ったまま焼きあがります。
後述の「甘み」は茄子の水分が抜けないことで維持されるのかもしれません。
ノンフライヤー焼き茄子のメリット④ 皮がスルッと剥ける・型崩れしない
もう1つ調理上での驚きは、皮の剥きやすさです。
焦げていないのに、ヘタの下から先端まで一気にスルリと剥けます。実が皮について一緒に剥がれてしまうこともないので、仕上がりが綺麗です。
皮をむい終えてシンクに残るのは、茄子の長さの皮が数本だけで、焦げて細かくなった皮がそこらじゅうに散らばっていることもないし、あたりに焦げた匂いが漂うなんてこともありません。
ノンフライヤー焼き茄子のメリット⑤ 中までトロトロで抜群の甘み
皮の焼け具合からすると、少し固さが残ったかも…と思いましたが、中までしっかり火が通っていて、トロトロ食感でした。しかも、甘い!
茄子ってこんなに甘かったっけ?
と思うほどの甘さで、添えた鰹節や薬味と相まって、極上の焼き茄子に仕上がりました。
ノンフライヤー焼き茄子のメリット⑥ 時短:15分以内に食卓へ
魚焼きグリルを使用する場合、はじめにトレーに水を入れたり、途中で茄子をひっくり返す必要がある、炭化してボロボロになった皮が剥きにくいなど、何かと時間がかかります。
その点、ノンフライヤー焼き茄子は、バスケットに放り込んでスイッチをいれるだけで、10~12分後には焼きがります。その間、茄子をひっくり返す必要はありませんし、皮もヘタから先端までスルッと剥けるので余計な時間がかかりません。
筆者の感覚では、ノンフライヤーに茄子を入れてから15分以内には、皿に盛りつけて食卓に並べられます。この時短な感じもいいんですよね。
さらに、加熱中はノンフライヤーに任せきりで手が離れるので、その他の食事の支度を進められるので、食事の支度全体として時短になる効果もあります。
もう一品って時に手を出しやすいメニューです。
ノンフライヤー焼き茄子のメリット⑦ 後片付けが圧倒的に楽
調理開始も「茄子を入れてスイッチ押すだけ」と簡単手間なしですが、後片付けも楽ちんです。
油を使っていないので、バスケットはほとんど汚れておらず、何なら水で流すだけでOKなぐらいです。
魚焼きグリルの場合、トレーよりも「網」の洗浄が面倒じゃないですか?しかもトレーをシンクへ持ってくる間に水をこぼしたりして、床の掃除も増やしてしまう…なんて、魚焼きグリルのあるあるですよね。
焦げつかない加工(テフロン?)されたバスケットとトレーをささっと洗うだけのノンフライヤーの方が圧倒的に後片付けが楽ちんです。
ノンフライヤー焼きナスで気になった点はある?
実は、それがないんです。
ただ茄子を入れてスイッチ入れて、勝手に調理終わったら取り出すだけ…なので、気になることや目メリット何て生じるほど大したことをしていないんです。
強いて挙げるとすれば、やはり、温度と時間の設定は慣れが必要だという点でしょうか。
たまたま自分は初回からうまくいって(逆に2回目の方が焼き過ぎた感じ)しまったので、そこも悩まなかったんですが、でも直火で焼いていないので、余程でないと焦げないので、多少長く加熱しても大きな問題にはならないと思います。
逆に焼き時間が短いと、生焼けになる場合がありますが、その場合は、追加で加熱すれば済む事なので、これも大した問題ではないかと思います。
ノンフライヤー炊き茄子の作り方
| 使用したノンフライヤー | COSORIノンフライヤーCAF-LI211 |
| 茄子の種類 | 長茄子(推奨) |
| 事前準備 | 洗って水気を拭き取る、ヘタの下側に包丁で切り込みを入れておくと剥きやすい |
| 温度・時間設定 | 200℃/10~12分 |
| 焼きあがったら… | 流水で冷ましつつ皮をむく |
| 食べ方 | 醤油・鰹節・薬味でさっぱりと |
| 後片付け | バスケットを洗う |
表にするとちょっと面倒くさそうですが、実際にはノンフライヤーに放り込んでスイッチポンでできる感覚です。とにかく手間なし楽ちんです。そのくせ旨いんだから、焼き茄子はノンフライヤー以外で作る理由が見当たらないほどです。
【長茄子】長茄子は他の茄子に比べて火が通りやすく短時間で焼きあがります。
【温度・時間】短時間だとしっかりした食感で茄子感が楽しめ、長めだとトロトロ系に。今回は10分と12分、2パターンで焼いてみました。次項で調理時間の違いによる出来上がりをお見せしています。
【流水】茄子の味わいが流れてしまう…と言う場合は、水には漬けずに自然に冷まして(うちわであおぐとか)皮をむくのもアリです(筆者はせっかちなので)。
【後片付け】バスケットを洗うだけ。超簡単。
使用したノンフライヤーは、COSORIノンフライヤーCAF-LI211という比較的小型のタイプで、夫婦二人暮らしの我が家には十分なサイズですが、長茄子2本が限界なので、家族の人数が多い家庭では少し大きめの多人数向けのノンフライヤーがおすすめかもです。
温度・時間設定によって仕上がりが違う
ノンフライヤー焼きナスは、温度や時間の設定によって出来上がりが異なります。
調理時間は、焼き色がついてトロトロ食感なら長めに、焼き目なくしっかり茄子の食感を残すなら短めに設定します。
温度設定は200℃でいいと思うのですが、180℃でも問題なく焼けました(ただし時間は長くなります)。


こちらは、同じ温度(200℃)で異なる焼き時間で設定しました。12分加熱の方は茄子の皮が光って見えますが、油をつかっているわけではありません。光の具合で見え方が違ったようです。


もちろん、茄子の大きさ等で具体的な調理時間は若干異なってくるので、必ずしも「12分」「10分」ということではなく、10~12分を目安にしつつ「焼き色アリ」なら長め、「焼き色なし」なら短めにします。

どうですか?うまそうでしょ?(これは10分の方です)
「なんで今までやらなかったんだろう」と思うほど簡単においしい焼き茄子がつくれました。
ノンフライヤー焼き茄子、おすすめですよ。
※我が家で使っているノンフライヤーはこちら(小さい2Lの方)。
ノンフライヤー焼き茄子 まとめ
これまで焼き茄子といえば魚焼きグリルで作るのが当たり前でしたが、今回ノンフライヤーで作ってみて、その考えは大きく変わりました。
茄子を丸ごと入れて加熱するだけ。途中でひっくり返す必要もなく、調理中はほぼ放置です。
それでいて、皮はスルリとむけ、中はトロトロ。焦げ臭さや苦みもなく、茄子本来の甘みをしっかり味わえる焼き茄子に仕上がりました。
個人的には、これまで作った焼き茄子の中でもトップクラスの出来だと思います。
もし
「焼き茄子は好きだけど作るのが面倒」
と感じているなら、一度ノンフライヤーで試してみてください。
「こんなに簡単ならもっと早くやればよかった」と思うかもしれませんよ。






