寿司、お好きですか?
今回はすし銚子丸のおすすめメニューとおすすめポイントを紹介します。
関東のみで展開する「すし銚子丸」ですが、上手に利用するためのポイントや、これだけは絶対食べるべきおすすめ鉄板ネタなどを、元従業員の筆者が教えちゃいます。
「すし〇」や「○ら寿司」「は〇寿司」などの回転寿司よりもう少し美味しい寿司を食べたいと思っている方に、ぜひおすすめしたいのが『すし銚子丸』です。
- 2025年11月01日~
新イベント『すし銚子丸創業祭』
すし銚子丸のお勧めポイントとは?
「すし銚子丸」は、千葉県を本拠に、東京都・神奈川県・埼玉県などで約90店舗を展開する『職人握り』のすしチェーンです。
筆者は約1年ほど神奈川県の某店舗に勤務していた元従業員(パート)です。やめたのは体調不良でドクターストップかかっちゃったためで、本当はもっと続けたかったんですけど…。店をやめた後も1ファンとして銚子丸を愛してやみません。最低でも月1~2回のペースで通っています。
そんな元従業員が教える「銚子丸のおすすめポイント」や「これだけは絶対食すべき鉄板ネタ」、さらには、落ち着いて美味しい寿司をゆっくり味わえるねらい目の時間帯なども紹介します。
※本稿に書かれている内容はあくまで筆者個人の見解です。銚子丸の公式見解ではありませんので、その点はご理解のうえお読みください。店舗で「ブログに○○と書いてあった」と言っても、銚子丸的には「はて何の事やら…」ですのでご了承ください。
銚子丸のお勧めポイント① ネタが新鮮で魚種が豊富&店舗仕込み

すし銚子丸の特徴の1つ目は「ネタの新鮮さ」です。
店名に掲げる通り、千葉県銚子港をはじめ全国各地や海外から新鮮な魚介を直接仕入れています。また、仕入れた魚をセントラルキッチンで処理するのではなく、各店舗へ直送し、店舗に届いた魚を店内で職人の手でさばいている点も、ネタの新鮮さに繋がっています。
また、ネタは職人の手でさばかれるため、単に切り身をにぎりにするだけでなく、さかなの状態にあわせた最適な提供方法を採用できることで、メニューのバリエーションの豊富さに繋がっていると思います。
また、仕入れた魚は基本的に店舗で職人が仕込んでいるので、様々な食べ方を提案してくれるのも特徴の一つです。貝類や、蛸・烏賊もメニュー豊富です。
銚子丸のお勧めポイント②「にぎり」はすべて職人が握っている
銚子丸がおすすめのポイントの2つめは、「にぎりはすべて職人が握っている」です。
回転寿司なんかだと、シャリマシンが作った「シャリ玉」にネタを乗せるだけ…なんて感じですが、銚子丸は職人がちょうど良い加減で握るので、いい感じに口の中でほどける感じになるんです(シャリ玉自体はロボットが作りますが、そのシャリにネタを合わせて職人が握ります)。
銚子丸にはカウンター席があって(全店そうなのかは知りません・自分がいた店とその周辺店舗はそうでした)板前さんいますし、厨房内にも「にぎり場」があって、カウンターのお客さんの注文はもちろん、ボックス席からの注文であってもすべて職人が握って提供します。
そして重要なことは、ネタにする魚のほとんどは店内で職人が魚丸一匹からおろしているという点です。それは、自らの手で魚をさばいているので、魚の良し悪しや特徴、どういう食べ方が美味しいか…とすべてを把握しているということです。
また、一つの魚種を幾とおりもの食べ方を提案してくれるのも職人仕事ならでは。例えば「炙り」「ヅケ」「酢締め」「西京味噌」など、魚にあった食べ方で食すことができます。
単に「職人が握っている」と言うだけではなく、「職人のしごとを味わえる」というところが銚子丸の最大の特徴ではないかと思います。
では、にぎり以外のメニューはどうか…というと、銚子丸はにぎり以外でもレベルが高いです。
というのも、キッチン担当のパート・アルバイトさんたちも勤務歴が長めで、軍艦やのり巻き、揚げもの、麺類やデザートなども、ベテランスタッフが手際よく、見た目にも気を配りつつ作っています。
さらに、ホールスタッフも常により良い接客を心がけ、フレンドリーに接してくれるのがいい感じなのです。元気がよく威勢の良い挨拶も銚子丸の良さの1つです。
銚子丸のお勧めポイント③ 銚子丸の寿司はMade For You
以前は銚子丸でも寿司がレーンを流れていたそうですが、現在は、できあいの寿司が回っていることはありません。筆者がバイトに行った時には、すでに店内を流れるようなレーンの仕組みになっていなかったので、かなり前に廃止されたようです。
レーンは、注文品をボックス席に届けるためだけに使われます。
ということはつまり、銚子丸の寿司は注文を受けてから、職人やキッチンスタッフの手によってその場で作られている…ということです。茶碗蒸しなど、その場で作っていては間に合わないものを除いてほとんどをオーダーが入ってから作ります。
今風に言えば『Made for You』です。
なので、グルグル回って作ってから時間のたった鮮度の悪い寿司(寿司以外の注文もすべて)を口にする可能性は「0」ということです。これって旨い寿司を食べるための重要な要素だと思います。

ここで元従業員だからこその情報を1つ。自分のいた銚子丸店舗では、作り間違えの寿司は他の注文に充当しません↓
お客さんからの注文が入ると、にぎりは職人が、それ以外はキッチンスタッフが作るのですが、例えば、ネギトロ軍艦「ねぎなし」のオーダーに対して「ねぎアリ」を作って注文卓に流してしまったりすることがあります。
そうしたミスは無くすべく店長から厳しいお達しが出ていますし、本人も気を付けていますが、人間のやることなので皆無というのは難しい部分があります。そんな時に回収されたオーダーはどうするのか…というと、別卓で「ねぎアリ」の注文が入っていても、そちらへ回すことはありません。
店長から、かならず注文に対して『Made for You』で作ったものを提供せよ、と言われていました。
そんな裏側を知ると、さらに銚子丸を安心して利用できますね。
銚子丸のお勧めポイント④ 寿司へのこだわりと敷居の低さがバランス
にぎりはすべて職人がにぎる…というとちょっと敷居が高いのかな?なんて思うかもしれませんが、銚子丸では、席ごとに設置されているタッチパネルで注文します。
急かされることなくじっくり写真を見て選んで注文できる…という部分は、回転ずしのよい部分を取り入れていて、寿司へのこだわりと、気軽に利用できるチェーン店の良さを取り入れています。
タッチパネルでは、にぎりは「シャリ少な目」とか「ワサビ抜き」なども注文できるので、子供連れでも安心ですし、値段も明瞭、注文履歴や現在の支払額なども参照できるなど、高級店にありがちな「わからないゆえの不安」を感じることがありません。
また、値段の面ではどうか…というと、「スシ〇」や「く〇寿司」「〇ま寿司」等の回転寿司と比べるとお高めの設定ですが、かといって、個人店のカウンターで頂く寿司店よりはかなりリーズナブルです。ちょうど回転寿司と寿司店の中間的な価格設定になっており、旨い寿司を手頃な価格で食べたいといったニーズに応えている寿司チェーンという感じです。
銚子丸を利用する際に覚えておきたいポイント
銚子丸の特徴をわかっていただいた上で、実際に銚子丸を利用する際に、より美味しく、よりお得に利用する方法をご紹介します。
銚子丸のポイント① スタッフのおすすめを聞き逃すな

銚子丸では、席に案内された後、スタッフが来店のお礼や注文方法(タッチパネルの使い方等)を説明にきます。その際に、「本日のおすすめ」や「開催中のイベント商品」などを伝えてくれます。
タッチパネルの操作方法が分からない場合は使い方を聞いておくことはとても重要ですが、実はこの時スタッフが伝えてくれる「おすすめ」や「イベント」はかなり重要な情報が含まれているケースが多いです。
前述のとおり、ネタの多くを店内でさばいていて、店長や職人さんがその日のおすすめを決めています。魚をさばいてネタにおろしている本人がお勧めするネタなので、これは重要な情報なのです。

また、全店で実施しているイベントに関連する商品は、例えば、セットやイベント限定ネタなどがありますが、多くの場合、かなりお得なプライスが付けられているので、こちらも重要情報と言えます。
写真のような、あり得ない系のメニューも登場するので、イベントやおすすめ商品には要注目です。
※ま、聞き逃しても何度でも教えてくれますけど^^
銚子丸のポイント② 平日午後(ランチ)がねらい目、アラ汁無料も

銚子丸は人気店なので、土日祝日は終日混雑していますし、平日でも昼時は満席も珍しくありません。
ゆっくりと寿司を選んで、じっくり味わいたい…という方は、ぜひ、平日の午後を狙ってみることをおすすめします。
まず店内が比較的空いていることが多く、その分、スタッフの接客もよりフレンドリーですし、「今日のおすすめ」や「絶対食べるべきネタ」なんかを尋ねやすいので、よりおいしい寿司に出会える可能性が高くなると思います。
また、平日14時までは銚子丸の隠れた名物「アラ汁」が無料で提供されることも、この時間帯を狙うべき大きな理由です。空いているという意味では16時ごろまで、アラ汁無料は平日限定14時までです。
アラ汁といっても、捨てる部分で作っているわけではなく、写真のように大振りな魚の身がぼんぼん入っていて、キャベツやニンジンなどの野菜もたっぷりです。味つけは味噌味ですが、魚の旨みが溶けだしていてめちゃくちゃ旨いです。
大きな鍋でキッチンで作って、ホールの鍋が空になるとすぐに次の鍋と交換してくれるます。これが時間限定ながら無料提供されるのですから、見逃す手はありません。アラ汁も平日午後を狙うべき理由の1つです。

「アラ汁」は、無料サービスばかりに注目が集まりますが、通常料金を払っても充分に満足感が得られる銚子丸のおすすめメニューです。「もう14時過ぎて無料じゃないから…」と敬遠せずに、ぜひ有料でも味わっていただきたい逸品です。
銚子丸のポイント③ アプリが何かと便利~クーポンも

銚子丸はオリジナルアプリ(縁アプリ)を配布しています。iOS/Android各々のアプリストアで入手可能です。
アプリでは、通常メニューの確認や店舗所在地などが分かりますが、便利なのが、その日の「おすすめメニュー」が確認できること。おすすめメニューは各店舗ごとに異なるので、食べたいネタがおすすめになっている店舗へ出かける…なんて利用方法もありです。
また、会員登録すると利用時の支払額に応じてポイントが付与され、ポイントを貯めるとクーポンに引き換えることができます。大きな額ではないので「チリツモ」ですがやらないよりやった方が少しお得です。


5%OFFのシニアクーポンも貰えます。

また支払いには、現金やクレジットカードはもちろん、スマホ決済や電子マネーなど非常に多種多様な決済方法に対応しています。我が家ではポンタ(auPay)や楽天ポイント(楽天ペイ)などが貯まると、それを利用して「実質無料」で銚子丸を楽しむことがあります。
銚子丸で「これだけは食べたい」おすすめ人気メニューと鉄板ネタ
銚子丸にはいくつか名物的な大人気商品があって、来店した際には忘れずに食べておくべき鉄板メニューです。
すでに紹介済みの「アラ汁」もそうですが、まだほかにも「外せない逸品」があります。いかに個人的おすすめメニューを紹介します。
おすすめメニュー:銚子丸名物焼き立てアツアツ「玉子焼き」

銚子丸に勤めていて感心したのは、玉子焼きの人気ぶりです。でも人気の理由が分かると「なるほど、そりゃ人気になるわ」と思えるのです。
というのも、実は銚子丸の玉子焼きは「焼きたて」なんです。
お客さんの誰かが注文を入れると、ホールさんがお客さんに「お時間ください」と断りを入れに行き、OKが出るとキッチンにその旨が伝えられ、そこから、卵を割るところから始めて専用のフライパンで焼くので、注文したお客さんには、ガチで焼きたてアツアツの玉子焼きが提供されるんです。
で、1枚焼いた玉子焼きを何等分かして注文のお客さんに1人前出した後は、「駅弁」(えきべん)と呼ばれる方法で、ホールで食べたいお客さんを募るんです。「焼きたて玉子焼きいかがですか~」みたいな感じで。あるいは、タッチパネルにチリンチリンの音色と共に「おすすめ」として流れるんです。
駅弁やチリンチリンで購入したお客さんにも、残りの焼きたて玉子焼きが提供される…というわけです。
ずっしり重く、ほんのり甘い寿司屋の焼き立て玉子焼きは絶対に食すべき銚子丸の逸品です。
おすすめネタ:マグロ&オーロラサーモン大トロ、にぎり炙り


個人的に強プッシュなのが「大トロ」です。魚の脂好きには堪らん一品です。
口いっぱいに頬張れば、もう口の中が旨い魚の脂祭りです^^ このマグロ大トロが2貫で1,000円しないんです。
そして、オーロラサーモンは絶対に外してはいけない銚子丸の神髄というべき存在です。

すし銚子丸のオーロラサーモンは、北極圏近くのノルウェーの冷たい海で育てられた高品質なサーモンで、一般的なノルウェーサーモンよりも脂がのって旨味が増していますが、脂がたっぷりのりながらもさらりとしてクセがありません。濃厚な旨みと引き締まった身が特徴です。一般的なサーモンは冷凍ものが大多数ですが、オーロラサーモンは水揚げから36~48時間以内に冷凍せず生のまま空輸されています。


炙りメニューも旨いです。炙りに向くネタの「炙り」がメニューに載っているので、炙り好きな方はぜひ試してみてください。
画像の大トロ炙りは、生の大トロの脂肪(すじ)部分が熱で溶けて、香ばしい香りと溶けた脂の旨みを味わえます。また、タレで提供されることの多いアナゴも「塩炙り」というカタチで提供されることがあります。甘く濃厚なタレ穴子も旨いですが、さっぱりワサビ風味が効いている塩炙りも旨旨です。
おすすめネタ:デカネタ&盛りすぎ軍艦


銚子丸の寿司は基本ネタがどれもデカい。にぎりを上から見てシャリが見えるような小さいネタを使った寿司は見たことがありません。
このあたりも回転寿司とは一線を画す部分ではないかと思います。

画像のホタテは、通常メニューのホタテとは別の肉厚おおぶりのおすすめ品でした。銚子丸には定番メニューの他に、同じ魚種でもおすすめが存在する場合があるので、アプリで確認したり、職人さんに聞いてみることをおすすめします。
おすすめネタ:光物は板さんに教えてもらおう!

光物が好きな方も多いと思いますが、銚子丸のアジ・イワシ・小肌・サンマなどの光物もなかなか旨いです。

我が家は夫婦で光物大好きなので、その日食べられるひかり物はすべて制覇するのですが、どれか1~2種類を…ということであれば、板前さんに聞いちゃうのが一番です。

なので、その辺りを考えると二人で来店の場合は、板さんと直接会話できるカウンター席がおすすめです。家族連れなどでボックス席の場合は、ホールスタッフに聞いてもらうことも可能だと思います。
生きのよい身の締まった光物をたべるなら回転寿司より銚子丸かな…と思います。
おすすめメニュー:シャリと海苔が旨いから手巻きが旨い

あまり注目されていないかもしれませんが、実は、銚子丸のシャリと海苔はかなり旨いです。
以下は公式の受け売りですが…
赤酢と最高級米酢をブレンドしたオリジナルの酢を使用しているため、ほんのり甘く、深みのある味わいがネタの旨みを引き立てます。お米は厳選されたものを使用し人肌の温度で提供されることで、口当たりが柔らかくネタとの一体感が生まれます。
とのことです。
寿司って「ネタあっての」って感じですが、実はシャリのおいしさがとても重要です。銚子丸のシャリは粒立ちも良く米自体に旨さがあって、甘みのある寿司酢とあいまってとてもおいしいんです。
また海苔は、向こうが透けて見えるような薄っぺらのものではなく、しっかり風味があって海苔を味を堪能できるものです。

シャリと海苔を最大限味わえるメニューとしては「手巻き」がお勧めです。中でも、店内でさばいたまぐろから手作業でかき取ったマグロ中落ちがたっぷりの「中落ち手巻き」はかなりの旨さです。
ただし自然のものなの(チューブを絞るのではないので均一ではありません)で、時には脂ノリノリのこともありますし、赤身多めで味わい深いこともあるので、そこは「その日の中落ち」として楽しんでほしいと思います。

「ブツ」を使った軍艦もおすすめ。「ブツ」とは、にぎり用のネタを切り出す際に出た端材のことで、店舗でネタを切り出している銚子丸ならではのメニューで、各店でオリジナルのブツ軍艦があります。

※「中落ち」「ぶつ軍艦」がおすすめ
ちなみに「まぐろ中落ち」は店内でかき取って作っていると言いましたが、他にも魚なを柵取りしてゆく過程で出る端材をあつめた軍艦があります。「上ブツ軍艦(赤身)」「とろブツ軍艦」「鮮魚ぶつ軍艦」「穴子ブツ」「イカブツ」「サーモン中落ち」などです。にぎり用に成型する際のいわゆる「切り落とし」なので品質はにぎりのネタと同等なのでお得なんです。鮮魚物は様々な魚の端材のミックスなので、独特の旨さ・風味があります。日によって混じる魚が変わるのも楽しみなところです。
おすすめメニュー:揚げたてサクサク食感の揚げもの

寿司屋の揚げものが旨いのは周知の事実ですが、ご多聞に漏れず銚子丸の揚げものもバカ旨です。
大振りの蛸の吸盤を味わえる「たこから」(蛸のから揚げ)や、イワシフライ、エビフライ、げそ揚げ、骨せんべい等々、海のものの揚げものが豊富です。いずれも揚げたてアツアツで提供されるので文句なしの旨さです。

写真のイワシフライは臭みもなく、カラッと揚がっていてウマウマです。他にも、から揚げやエビフライ、ほねせんべいなど揚げ物メニューも豊富。先日行ったときは「たちうお」のフライがありました。旨かった^^
もちろん、揚げものと言えど鮮度にこだわる銚子丸の良さが生きているのは言うまでもありません。
おすすめメニュー:茶碗蒸し~寒い時期には欠かせない

茶碗蒸しもおすすめです。茶碗蒸しも店内で作っている自家製で、アツアツ&とろんとした食感で身も心も温まります。
メニューとしては常時用意されていますが、やはり、秋~春にかけて寒くなる季節に嬉しいメニューです。
おすすめメニュー:アラ汁~有料でもぜひ食べてほしい

「平日午後がねらい目」でも登場した『アラ汁』は、個人的なおすすめメニューでもあります。
アラというと、不要な部分や捨てる部分で出汁をとって…と思うかもしれませんが、銚子丸のアラ汁は写真でも分かるように、魚の美味しい部分の塊がどーんと入っています。キャベツやニンジン、玉ねぎ等の野菜もそれ用に仕入れているので、「オマケ」ではなくレッキとした一品なんです。
魚から出た旨い出汁と味噌味がマッチしていてバカ旨ですよ。
さらに薬味も用意してあるので自分好みにアレンジも可能です。もし嫌いでなければ「しょうが」のトッピングがおすすめです。青ネギもわすれずに。
※無料サービス以外の時間帯はスタッフがお椀に持ってテーブルに持ってきてくれます。
おすすめメニュー:デザート~中でもプリンが鉄板

デザートには濃厚なプリンがおすすめ。
少しレトロな硬めのプリンで、ミルク感が強く濃厚なコクと味わいが病みつきで、銚子丸の締めはこのプリンにきめています。
ちょっと小耳に挟んだだけなので必ずしも正しい情報ではないかもしれませんが、このプリンは銚子丸専用に作って貰っているんだとか…。
筆者的には上に乗せてくれる生クリームはない方が好みです。
銚子丸イベント情報:創業祭2025

銚子丸では積極的に随時イベントを開催しています。
日ごろのメニューにはない寿司がお得に食べられるので、イベント商品はねらい目です。
現在のイベント情報としては、毎年恒例の「創業祭」が11月1日より開催されています。
◆週替わり「人気にぎり半額」

第1週目は銚子丸の名物、当ブログでも絶賛おすすめの「オーロラサーモン」、第2週目は銚子丸で大人気の「活〆みやび鯛」、第3週目は「つぶ貝」、第4週目は「本まぐろ中とろ」が、なんと半額!
◆創業祭特別セット

平日は中トロ・生海老・いくら軍艦を含む5貫セットの「劇団セット喜び」、土日祝日は、本マグロ大トロ・みやび鯛・活蝦夷あわび・ぼたん海老・ウニ軍艦の5貫セット「劇団セット感謝」を提供。
◆同曜日限定「びんちょうまぐろ」、日曜限定「海老」が一貫110円

「びんちょうまぐろ」(土曜)と「海老」(日曜)を回転寿司並みの一貫110円で提供。
◆マグロ解体ショー
なんと、毎週土曜日・日曜日に全店で「マグロ解体」を1日2回開催!1回目は11:30~、2回目は17:30~です。
11月月末まで1か月連続で開催される「創業祭」は、年間でもぜひ狙ってほしい一大イベントです。土日各2回、開催されるマグロ解体も楽しみです♪
銚子丸で満腹まで寿司食べたらいくらかかる?

我が家(夫婦二人)は、銚子丸に限らず回転寿司も含めて、二人で一皿を注文して一貫ずつ分けます。一皿二貫の寿司でも一人一貫ずつになるので、たくさんの種類が食べられます。
「これは旨い!」とリピートの場合は、それぞれで一皿注文する(この場合は一人で二貫とも食べる)か、もう一度、一皿を二人でシェアする…といった注文方法です。
このやり方で、少ないと6,000円前後、多い時で9,000円ぐらいになります。過去に1回も夫婦二人で食べて1万円を超えたことはありません。平均して二人で7,000~8,000円、一人4,000円前後と見ると、割安な回らない寿司屋の一人分の料金で二人が満腹になる感じです。
もちろん、食べる量は人それぞれ違いますし、何を注文するかによっても金額は大きく変わってきますが、あまりに高額でコスパに見合わないと思うものは注文せず、あとは好きなネタを注文するとだいたい4,000円/一人程度に収まっています。
店舗スタッフに教わって「おすすめ」や「期間限定」から4~5品、定番を3~4品、サイドオーダーを1~2品、デザート1品ぐらいの構成で、一人3,000~5,000円と見ておけば大丈夫じゃないかと思います。

「いくら食べたんだろう?」と思ったら、タブレット端末から注文履歴を参照してください。下から注文した順に寿司の種類や金額が表示され、税別・税込の金額が一目でわかります。この辺の「明朗会計」は回転寿司の良さを取り入れています。
銚子丸は予約できない?公式「縁アプリ」で順番待ち予約可能

実は、銚子丸は今年(2025年)はじめぐらいまで予約ができませんでした。「来店順に案内」が原則で、多い時には店外にまで順番待ちの行列が…。
現在は、銚子丸の公式アプリ「縁アプリ」から順番待ち予約が可能になりました。
銚子丸の営業時間は11:00-21:00ですが、このうち11:30-18:30の間のみ、縁アプリからWEB予約が可能です。これ以外の時間帯は旧来通り「来店順」の受付(発券)になります。

混雑具合によってはWEB予約を停止する場合があります。また一部店舗ではWEB予約に対応していません。
ちなみに、「持ち帰り」寿司の受け取り時間も予約可能です。
銚子丸はテイクアウト(持ち帰り)可能、お好み注文も可


銚子丸ではテイクアウト(持ち帰り)も人気です。銚子丸の店舗以外で銚子丸の寿司を楽しむことができます。持ち帰り用の盛り合わせメニューが各種用意されています。公式「縁アプリ」からも注文可能です(受け取り時間予約可能)。

店内で販売されている「どんぶり」もテイクアウト可能です。


さらに、にぎりや軍艦、のり巻き、デザートまで「お好み」で持ち帰り注文が可能です。夏場の光ものなどテイクアウト不可のものもあるので要注意です。
銚子丸のおすすめ店舗はどこ?(神奈川県)
自分の居住地域周辺の数店舗しか実際に利用したことがないので、あくまで限られたエリアでの話しになりますが、自分なりにおすすめ店があります。というより「好きな店舗」ですが。
ちなみに筆者は川崎市在住(横浜市に近い方)で比較的「銚子丸」が集中して出店している地域です。
車でそう遠くない場所に、武蔵小杉店・川崎中原店・横浜都筑店・日吉店があって、どの店舗も利用したことがありますが、筆者が利用した中で言えばイチオシは「日吉店」です。
ちなみに日吉店は銚子丸の中でも屈指の人気店で、活気があってスタッフはフレンドリーです。
東急東横線日吉駅から徒歩10~15分ぐらいです。ただ、人気店だけに休日は終日混雑していますし、平日でも昼時は満席になることが多いので、おすすめの平日午後など空いている時間帯を狙って利用してみてください。
板さんとホールスタッフが元気よく迎えてくれますよ^^
都民が選ぶ回らない寿司くらいウマいと思う…でNo.1(ねとらぼ)

おりしも、様々なランキングを行う「ねとらぼ」において、『都民が選ぶ回らない寿司くらいウマいと思う回転寿司ランキング』が公開されており、このランキングにおいて、すし銚子丸は、同率2位の「スシロー」と「くら寿司」を抑えて第1位に選ばれています。
銚子丸ファンの筆者としては納得の結果ですが、実はねとらぼのランキングでは過去にも1位に選ばれていました。
- 【関東在住者が選ぶ】マグロが最高にうまい「回転寿司チェーン」ランキングTOP20
- 【関東在住者が選ぶ】回らない寿司くらいうまいと思う「回転寿司チェーン」ランキング
- 【50代に聞いた】回らない寿司くらいウマいと思う「回転寿司チェーン」ランキング
ちなみに前述のとおり、銚子丸は現在、寿司はレーンを回っていません。
最近の銚子丸訪問~旨かったおすすめネタをレポート
最近の銚子丸訪問の様子をレポートします。美味しかったネタを中心にリアルタイムな銚子丸「旨いネタ」情報です。
2025/11/01 日吉店(2025創業祭初日)
2025年11月1日、2025年の創業祭初日に日吉店を訪問しました。
この日は創業祭初日とあって、普段なら比較的余裕のある土曜日午後でしたが、客席はほぼ満席でカウンターも2組4席しか空きがありませんでした。午前中にマグロ解体があったので、それ目当てのお客さんが多かったのかもしれません。
イベント向けメニューや、マグロ解体からのマグロネタが多かったですが、この日、筆者が「旨い!」と思ったのは以下の6品でした。


まずは定番中の定番、「オーロラサーモン大トロ」と「あじ」。
オーロラサーモンは銚子丸の代名詞のようなネタですが、特に大トロが大好きです。また光もの好きの筆者は毎回数種類の光ものを注文しますが、今回は特に「あじ」が美味でした。


こちらは「はまち」と「特大酒蒸し黄金帆立」です。
筆者はブリも大好きなんですが、なぜか銚子丸はブリ系のメニューが少ないんですがこの日は「はまち」があったので迷わず注文。見た目以上に脂がのっていて美味でした。
「特大酒蒸し黄金帆立」は、男の自分が一貫の寿司を頬張って口いっぱいになってしまうほどの大きなネタで、程よい酒蒸し加減でこちらも美味でした。生の帆立とは違う旨さを味わえました。


こちらはトロ対決で「カマトロ(一貫)」と「大トロ炙り」です。
どちらも甘い脂がウマウマの大トロですが、カマトロにはカマトロの旨さがあり、普通の大トロとは違った趣がありました。また、普通の「大トロ」と「炙り」も食べ比べたのですが、旨みの洪水と言うか、「大トロ炙り」の旨さの攻撃力が強力すぎて完全にやられてしまいました。「大トロ炙り」絶品です。

こちらは土日限定の創業祭イベントセット「劇団セット感謝」です。手前から、大トロ・雅鯛・あわび・生ぼたん海老・ウニ軍艦の五貫盛りです。創業祭の期間だけの特別なセットメニューです。

この日の注文は、にぎり13皿、手巻き4皿、セット1皿、揚げもの(たこから)1品、椀1品(アラ汁)で満腹、お会計は9,988円(税込)でした。イベント乗りで普段より値の張るネタの注文が多かったので会計も若干多めとなりましたが、その分、満足感も高めでした。
2025/09/27 日吉店
2025年9月27日(土)の午後、お気に入りの日吉店を訪問しました。
カウンターの板前さんをはじめ元気良いあいさつで迎えて貰って、カウンター席で「おすすめ」を中心に銚子丸の寿司を堪能しました。
相変わらずどのネタも美味しくて甲乙つけがたいですが、強いて、BEST6を選ぶならこちら。


好きな青魚の中では特に「イワシ」が美味しかったです。適度に脂がのっていて全然臭みもなくウマウマでした。
そして「オーロラサーモン大トロ」。これは定番中の定番ですし、銚子丸の看板ネタでもあるので間違いなしです。この日のネタは脂も充分のっていながらも身の味もしっかり味わえるバランスの良い部位でした。


こちらは、「活けつぶ貝」と「赤貝ヒモの手巻き」です。
板さんに聞いたら「今日は活けの貝がいいのが入っている」とのことで、貝類をいくつか注文。つぶ貝のほかにも、アワビや平貝、ホタテなどを頂きました。どれも美味しかったですが「活けのつぶ貝」がこの品の貝類ベストワンでした(もともと好きなこともありますが)。
アワビはコリコリで噛めばかむほど旨味が出てくる感じでした。ただし歯が強くない方は要注意のネタかもしれません。


赤貝ヒモの手巻きは前回に引き続いての注文でした。前回も旨旨ですっかり気に入ってしまいました。赤貝の香りもしっかりあって、シャリと海苔の旨さも味わうことができました。この日は貝づくしのような注文になりました。
他では、揚げものの「エビカツ」は自分がバイト時代にはなかったメニューで注文してみました。某ファストフード店のエビカツよりエビが多いかも?という感じでした。タルタルソース付でしたが、もう少し量が欲しかったかも^^;
この日は、にぎり×14皿、手巻き×3皿、揚げもの×2皿、アラ汁(大)×1杯で満腹になりました^^
ごちそうさまでした。
おすすめ寿司チェーン「すし銚子丸」まとめ
今回は、元従業員であり、やめた後も銚子丸の一ファンとしてすし銚子丸を愛する筆者のおすすめポイントや、鉄板ネタを紹介しました。読者さんの『銚子丸活』に役立てれば…と思います。
冒頭でも書きましたが、あくまでも筆者の個人的見解と好みに基づく記事であり、銚子丸の公式見解は一切含まれていませんので、その辺りはご理解の上お読みください。
それでは今日はこの辺で。










