今回は奈良県の天然酵母パンのお店「樸木」を紹介します。
筆者は年に2回、嫁実家(奈良県)に遊びに行きますが、そのたびに楽しみにしているのが、今回紹介する天然酵母パンの「樸木」です。
普段はあまり天然酵母パンは口にすることはないのですが、なぜか奈良に行ったときは必ずといってよいほどリピートし続けています。かれこれ7~8年になるでしょうか。
古民家風のカフェでのコーヒーブレイクがほっこりするんです^^
天然酵母パン・樸木とは

奈良に行く際に、どこか1か所か、2カ所、特徴的なお店を探しておいて訪問します。
パン店が多いですが、蕎麦やうどんの店だったり、柿の葉寿司の食べ比べなんかも楽しみの1つです。
「樸木」もネットで探しておいて帰省時に訪問したお店の1つですが、多くのお店が1回こっきりなのに対して、樸木だけは何年も通い続けています。
HPによれば、樸木で使っているのは『オーガニックレーズンでつくった自家製の天然酵母』で、国産小麦粉、オーガニックライ麦粉と自然塩だけで作っていて、卵・乳製品・油不使用を使っていません。
先ほど来、樸木は天然酵母パンのお店だ…と言っていますが、実は、天然酵母パン以外にもクッキーが美味しくて、国産小麦と季節の野菜や果物をつかった甘さひかえめの素朴な焼き菓子を購入することができます。

また、カフェが併設されていて、樸木自慢のパンを少しずつ味わえるプレートとコーヒーのセットを味わうことができます。
ずっしりとした重量感は天然酵母パンならではで、小麦の美味しさが噛むほどにじんわりと口中に広がります。
自然な素材を選んでくれているので、何より安心して食べられるのがいいんです。

器にも凝っていて、素朴な感じが癒されるんですよねえ^^

素朴なばかりかといえば、そんなことはなくて、こんな揚げもののサンドイッチもメニューにあります。
これは「くるまふのフライのサンドイッチ」(たぶん^^;)

こちらは、日替わりスープセットのセットになっていた「カマンベールチーズサンド」。
パンは、3種類から選べます。この時は
・パン盛り合わせ
・自家製じゃがいものコロッケサンド
・カマンベールチーズサンド
でした。

ボリュームたっぷりのクロックムッシュなんかもメニューに載っています。
くるみパンに自家製ホワイトソースとチーズをのせて焼いているそうですが、これがまた旨いんです。
ぜひお試しを。

こちらは焼き菓子のセット。単品でも買えますが、お土産にはこうしたセットがおすすめ。
食器がやたらかわいい

コーヒーのセット。カップもスプーンも、シュガーポット、スプーン置きまでかわいい^^
しかもコーヒーがまた旨いんだなあ。

こちらはケーキ皿。奥の水のグラスもマグカップも佳き。

こちらはスープ皿。

もう一つスープ皿。
こんな食器を見ているだけでほっこりしてしまいます。
でも残念ながら、これらの可愛い食器は買うことはできないようです。
店舗の2階でも販売していませんし、オンラインショップにもありません。
樸木の外観をチェック~春は緑がとてもきれい

門。草木は自然に生えているようで手入れされています。奥に見える古民家がお店兼カフェ。

門の脇には「OPEN」サインと営業日の告知。手書き。

不揃いの敷石の奥が入り口。

敷石の左手にはラベンダー。4~5月に行くと敷石を歩く際に良い香りに包まれます。

敷石の右手は店舗のテラス。何かの窯。石窯でパンを焼いてる?焼いてた?

ふと見上げれば、屋根の煙突にはヤモリ(?)こんなところに遊び心が。

そして店舗&カフェの入り口。民家の勝手口のような佇まい。ここも手書き。
樸木の店内をチェック~手作り感満載 いい香りが漂う

入り口を入るとパンやクッキーの売り場。
店内も木と土壁で落ち着いた雰囲気。

入り口入ってすぐのスペースはクッキーやお菓子類の売り場。後ろのカーテンの奥がキッチン。

お菓子の販売台の奥にはパンの販売台。

入り口を入って右手は客席。奥に4席のテーブル、手前には2席のテーブルが2つ。
2席テーブルの間に煙突のようなものが見えるのは実は「薪ストーブ」で、冬場には火が入ります。
薪ストーブに日が入った日は、この席が特等席になります。

奥へ進むと窓際に2席。外はテラス席。

板張りの座敷にも4席のテーブルが2つ。手前に見える階段は…

2回は、雑貨の展示&販売スペースになっています。
樸木へのアクセス

近所にお住まいでない限り、徒歩でお店にゆくのは無理かと思います。
また、最寄り駅は「JR法隆寺駅」ですが、かなり距離があります。駅前からタクシーを調達した方がよいと思われます。
必然的にクルマでの訪問になりますが、決して分かりやすい場所ではありません。
上記のマップはお店の公式サイトに掲載されているものですが、まず、目印のはずの「青い壁」はほとんど目立ちません。
というのも、「青い壁」というのは、↓の入り口の部分

を指しているのですが、門から見た正面は

こんな感じなので「青い壁」なんてまず目に入りません。この写真でいうと、青い壁は建物の左側にあって、樹木でほとんど隠れています。
「小さい看板」があると書かれていますが、本当に小さいのでまず見落とすこと確実です(笑)。
でもそういう感じが『隠れ家』感になっていて、逆にお気に入りポイントです。
初めて訪問した際に、義父・義母はほぼ地元のはずですが、何度も迷ってやっと着いた経緯がありますので、初訪問の際には頑張って見つけてみてください^^
お店の情報
◆所在地
〒639-1064
奈良県生駒郡安堵町窪田的場190-1
TEL&FAX. 0743-57-9300
◆営業時間
水・木・金・土・第1日曜
10:30〜18:00
Take out/10:30~18:00
Eat in/10:30~16:00
※ラストオーダー15:30
◆駐車場
あり(4台駐車可)
◆公式WEB
https://arakipan.stores.jp
◆オンラインショップ
https://arakipan.stores.jp/
◆食べログ
https://tabelog.com/nara/A2902/A290203/29001329/
◆Retty
https://retty.me/area/PRE29/ARE281/SUB38505/100000021272/
夏場はほぼ1か月間のお休み
天然酵母を使っているから?かもしれませんが、夏季には長いお休みがあります。
2025年今年は、8月11日(月)~9月2日(火)の間がお休みでした。毎年同程度の期間、お休みになりますので、夏休みを利用して…という場合は、夏季休業を確認してからお出かけください。
◆「樸木」は筆者Instagramでも紹介しています。
天然酵母パン樸木 まとめ
今回は、奈良への帰省のたびに楽しみにしている天然酵母パン&隠れ家的カフェの「樸木」を紹介しました。
近隣の方でないとあまり出向くことはないかもしれませんが、こだわりを持ちつつも、可愛く控えめな「樸木パン」、機会があればぜひ訪問してみてほしいお店です。
それでは今日はこの辺で。