カップ焼きそば好きに贈る「カップ焼きそばアレンジ」です。今回はペヤングソースやきそばを使って「ねぎ塩焼きそば」を作ってみましたので紹介します。香ばしい胡麻油が香るコクと旨味のねぎ塩焼きそばです。
時々、無性に塩焼きそばが食べたくなるんですよね。でも手元にはソース焼きそばしかないとか、市販の塩焼きそばは「油多すぎ」と感じる場合などは、いっそ自分でアレンジしてオリジナル味の焼きそばを作ってみてはいかがでしょう。
今回は、比較的簡単で手間のかからない「胡麻油香るねぎ塩焼きそば」にしました。
ネギと数種類の調味料と胡麻油があれば数分でできる簡単レシピです。塩焼きそばが食べたくなったら試してみてください。
ペヤングでコク旨ねぎ塩焼きそば
焼きそば定番のキャベツでもいいんですが、今回は様々な効能が期待できる「ネギ」を使いました。ネギは昔から「風邪にはネギ」と言われるように、栄養や効能の多い野菜です。
ビタミンA・C | 免疫機能の維持に |
鉄 | 貧血予防 |
カルシウム | 骨の健康維持 |
カリウム | 高血圧予防 |
アリシン | 殺菌作用や血行促進効果 |
食物繊維 | 整腸 |
特に「アリシン」の殺菌作用や血行促進効果は風邪には良さそうですよね。身体も温まる野菜なので冬場は積極的に摂りたい野菜ということで、今回は「ねぎ焼きそば」にしました。
身近にある調味料と胡麻油を使う
特に何か特別な調味料を買う必要はありません。身近にある「旨くなりそうなもの」を色々組み合わせてオリジナルの『塩味』を作ってゆきます。
- 昆布だしの素
我が家の味の基本は「昆布だし」です。あまりカツオ節は使わない家です。ちょっと和風ぽく、海鮮系とも合うので多用しています。 - コンソメ
野菜の出汁なので洋風でなくても何にでも合います。野菜の旨みが詰まっているので確実に旨さアップです。顆粒タイプを少量使います。 - 香味ペースト
中華ぽいイメージですが鶏ガラベースなので和風でも洋風でも合います。旨味が増します。 - オイスターソース
隠し味的に少し入れると味が引き立ち、コクが加わります。入れすぎると色が悪くなるので要注意です。 - ガーリック
チューブのにんにくでも、パウダー状のガーリックでもいいですが、にんにく系は必ず入れた方が旨いです(今回はガーリックパウダーを使用=写真撮り忘れ)。ちょっと多めでパンチを出します。 - 胡麻油
カップ焼きそばは麺がごわごわ団子になりやすいので少量の油が必要です。お好みですが、ネギとの相性が抜群なので今回は胡麻油をチョイスしました。香ばしい香りが堪りません。 - 塩、コショウ
アウトドアをやる人なら「ほりにし」などのスパイスも旨いと思います。
麺を戻す際に刻んだネギにも熱を通す
ペヤングの麺を戻す際に刻んだネギも入れて熱を通します。
ネギがすべて湯に浸らないように湯量を調節して、熱湯の蒸気で熱が入るような部分を残すと、ネギのシャキシャキ感や若干の辛味が残って旨いです。
レンチンしたくなりますが、レンチンしてしまうとネギが甘くなってしまって、自分的にはあまり旨いと思えませんでした(別日に実権済)。
ちなみに今回はネギを2/3本使っています。好みの大きさ・厚さに刻んでください。シャキシャキ感と辛味を残すなら少し厚め・大きめで、ネギの甘みを出すなら薄くスライスがおすすめです。
このまま通常通りの戻し時間後に湯切りをします。
どうでしょう。お湯に浸った部分のネギはほどよくしんなりしている感じで、お湯には浸らずに湯気だけで熱が入った部分はシャキシャキな食感も残っています。
調味料を加えてコクと旨味をプラス!麺とネギとあえる
最初に麺を団子にしないために胡麻油を回しかけて麺にからめておきます。その際に昆布だしやコンソメなど顆粒の調味料も入れます。最初にまだ湯が少し残った状態でないと顆粒が溶けない場合があるためです。
麺とよく混ぜて、顆粒の調味料と胡麻油が麺と絡んでいる状態にしてから、その他の調味料や塩・胡椒などを加えます。
「胡麻油香るコク旨ねぎ塩焼きそば」の完成です。
胡麻油とネギの相性の良さは言うまでもありませんし、昆布だしの素やコンソメ、香味ペーストなどで味に深み(コクや旨味)が加わり、さらににんにく(ガーリックパウダー)と黒コショウでパンチも効いていて旨いです。
唯一「難」があるとすれば、麺がもう少し固めでしっかりしていた方が良かったかな…と感じました。記事用に撮影しながらだったので少し伸びたかもしれません。
「塩焼きそば」には、固めの細麺が合うと思うんですよね。味の濃いソース焼きそばは太麺が好きですが、パンチはあっても味の厚みのない塩焼きそばは細麺がいいと思います。
もやし塩焼きそばも旨い
こちらは別日に作った「もやし塩焼きそば」です。豆もやしを使っています。
モヤシは湯通しだけでは熱が入らないので、先にレンチンしてから自分流の塩だれを絡めています。
- 鶏ガラだしの素
- 塩
- 甘味料(ラカントを使用)少々
- 胡麻油
甘みを少し入れることで「塩ナムル」的な感じになっています。ペヤングの麺が戻ったら、モヤシに絡めた塩だれを麺にもからめています。
自分的には「もやし」も塩焼きそばに合うと思います。
ペヤング塩焼きそばをさらに旨くする!
なかなか旨い塩焼きそばができて、まあまあ満足なんですが、実はさらにペヤング塩焼きそばを美味しくする方法があります。それは「焼く」ことです。
もちろん、フライパンなどで焼いてもいいのですが、手軽なのは電子レンジ調理器でのレンチンです。
湯戻しした麺を、「焼き調理」ができる電子レンジ調理器で焼いてから塩焼きそばにすると、余分な水分が飛んで、カリっとした食感も加わってさらに美味しくなります。
もちろん、上記のやり方で塩焼きそばに仕上げてから焼いても充分旨いですし、塩味に香ばしさが加わって、面だけを先に焼いた場合と一味違う塩焼きそばになります。
ぜひお試しあれ!
筆者おすすめの「焼き調理」可能な電子レンジ調理器は↓です。
【おすすめレシピ】
カップ焼きそばアレンジのおすすめレシピは「広島風お好み焼き」です。こちらもぜひ作ってみてください!
カップ焼きそばアレンジ~ペヤングねぎ塩焼きそばまとめ
今回は、久々のカップ焼きそばアレンジで、ペヤングソースやきそばを使って「胡麻油香るねぎ塩焼きそば」を作ってみました。
塩焼きそばは、ソースと違って味の濃さがないので、味のベース(旨味)の部分をしっかり味つけすることがコツだと思います。今回は、昆布だしの素・コンソメ・香味ペーストと3種類の「うま味調味料」を使って深いとコクを出しているので物足りなさは感じません。
「胡麻油香るコク旨ねぎ塩焼きそば」、美味しかったです。食べ応えのある焼きそばでした。
それでは今日はこの辺で。