「メスティンで5分で炊けるお米」は美味しいのか~実際に炊いてみた

キャンプめし・外ごはん
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楽天市場をうろついていて、ちょっと面白そうなものを見つけ購入してみました。

その名も「メスティンで5分で炊けるお米」。

メスティンを使って僅か5分で炊けるご飯とのことで、興味津々で早速ぽちっと購入、実際に炊いてみました。

本当に5分間で炊けるのか、吸水は不要なのか、蒸らしは不要なのか、実際に炊いて食べてみたからわかるリアルなレポートです。

今回はアルコールバーナーで炊いてみましたが、本当に5分で炊けるならキャンプや車中泊にぴったりですよね。

果たしてその結果はいかに?

2021.03.04 追記

2021.03.13 追記

なぜ5分でご飯が炊けるのだろう?もし本当ならキャンプや車中泊で超お役立ち!

楽天市場をウロウロしていて見つけたので、速攻で注文したのですが、届くまでにずいぶん時間がかかりました。

いの一番にレポートを掲載したかったのですが、到着を待っている間に、ユーチューバーさんたちが先に動画を上げておられるので、すでにご存じの方も少なくないと思いますが、せっかく購入・実際に炊いてみたので遅ればせながら記事化いたします。

Fukuさんの動画
winpy-jijiiさんの動画



見た目は少し普通のお米とは違う感じです。

写真でわかりますかね、どう違うのかうまく言えないんですが明らかに生米ではありません。

書かれている事を読むと、どうやらこれは「生米」ではなく「乾燥ご飯」のようです。つまり、生のお米が5分で炊けるわけではなく、一旦炊いたお米を乾燥させた状態から「戻す」作業を「5分間の炊飯」で行う仕組みのようです(筆者の想像まじりの独解です)。


特徴として書かれているのは以下の3点です。

  • 洗米不要

生米でも「無洗米」は洗米不要ですが、炊飯には通常の米と同程度の時間がかかりますが、この「メスティンで~」ではわずかに5分で炊きあがると書かれています。

  • 吸水不要

通常、メスティンで生米を炊く際には、1時間以上の「吸水」をさせることが美味しいご飯を炊くコツ…とされていますが、この「5分で~」では、「吸水」は不要と明記されています。

  • 蒸らし不要

通常の炊飯では、加熱後に15分間程度の「蒸らし」時間を設ける事で、ご飯をふっくらさせることができるとされていますが、この製品では「蒸らし」は不要となっています。



内容量は1パック150gですので約1合になりますが、水は150mlしか必要ではありません(通常、米1合に水200~220ml)。

乾燥白米なので水分量が少なくて済むのでしょうか…。

説明では、「水150mlを注ぎ、メスティンの蓋をしめて、アウトドア用バーナーにのせる」「中火で5分加熱して、香ばしい香りがしてきたら出来上がり」とのこと。

それでは、書かれている事に沿って、実際に炊飯してみます。

アルコールバーナーでの炊飯では7~8分の炊飯時間が必要

ガスバーナーも手持ちがありますので使おうかとも思ったのですが、バーナーでの炊飯はユーチューバーさんが実践しておられるので、そちらを参照して頂くとして、ここでは、普段からメスティン炊飯に使用しているアルコールバーナーを使う事にしました。

火力については、「アウトドア用バーナーの中火」とかなりアバウトなのであまり参考にはせずに、炊き上がりについてはいつも通りに音と香りで判断することにします。

アルコールの量は、普段は27ml~30ml程度なのですが、5分でいい…とのことなので、グッと減らして18mlにしてみました。ちなみに使用したメスティンもアルコールバーナーもいずれもトランギア製の(※)ものです。

※他社製のアルコールバーナーを使用する場合は、製品によって火力が異なる場合がありますので、炊き上がり時間も違ってくる可能性がありますのでご注意を。


加熱しても途中であまり湯気も出ませんし、吹きこぼれがまったくなかったのは特筆ものです。

メスティン炊飯の際の吹きこぼれは、視覚効果で美味しそうに見える反面、五徳やBBQコンロにこぼれた米汁の掃除が少々厄介ですので、「吹きこぼれなし」は高評価です。

あとは、パリパリという音がして、少し「おこげ」の香りがしてきたら炊き上がりなのですが…。

初回炊飯時

最初のチャレンジでは、自分が「炊き上がり」の判断をする前に、18mlのアルコール燃料が燃え尽きてしまいました。

パリパリと言う音は少ししたのですが「おこげ香」はしておらず、本来5分のところ、アルコールバーナーで約7分弱加熱していたのでそのまま炊飯完了にしました。

蒸らしなし…ということですが、並行して作っていたご飯のおかずが間に合わず、数分間、蒸らしたような形になってしまいましたが、出来上がったご飯がこちらです。

見た目はまあまあ、悪くないですが、写真でも少しわかりますが、まだ水分が残っているような、「べちゃ」な感じがしています。

実際に食べてみると、とても数分で炊けたご飯とは思えないようなちゃんとしたご飯でしたが、シビアに見れば、若干、生米から炊いたご飯のような食感のしっかり感が少なく、味も甘味やコクのようなものが弱いような印象でした(やはりもう数分は加熱したかった感じもしていました)。

ただ、それが「5分で炊ける」加工のためなのか、普段自分が食べている米との銘柄の違いなどによるものなのかは判断できませんでした。

それでも、緊急時や面倒くさい時にこのレベルのご飯が数分で炊けるのであれば、充分に「あり」だと思いました。


その後、あり合わせのおかずを乗せて弁当に仕立てましたが、普通にお弁当のご飯でした。

おかずがある分、白飯の素の味や食感が分からなくなるので、より普通に感じられた気がします。全然「あり」ですよ、手間と時間と味・食感を見比べれば、いい感じだと思います。

【メスティン弁当】簡単にほかほかアツアツに温める方法

炊飯2回目~吸水・蒸らしさせてみた

翌日、2回目のチャレンジをしましたが、今回はアルコールの量を30mlに増やしまし、不要と書かれていますが10分ほど吸水時間を取りました。

吸水のための時間を取ったというより、他の作業をしている間に勝手に5分経過していた…と言う感じです^^;


出来上がりは、初回同様、パリパリ音とおこげ香で判断しようと思っていましたが、そろそろかな…と思って時計を見たら10分直前で、この数数秒後にアルコールバーナーの炎が自然に鎮火(アルコールが燃え切った)しましたので、炊飯時間は約10分間ということになります。

鎮火直前、パリパリ音に加え、気持ちおこげ香が漂った感じでした。

初回は「吹きこぼれ」はほとんどありませんでしたが、2回目は、生米を炊くよりも少ないものの、普通に吹きこぼれていました(冒頭のアイキャッチの画像がそれです)。

初回と2回目の違いがちょっと判らないのですけれど…^^;

この後、5分ほどの蒸らしタイムを取りました。


炊き上がり、如何でしょう。

水分もきれいに飛んで、最後の水分が少し変色して「おこげ」になる直前な感じで、まさにドンピシャのタイミングと言えるんじゃないでしょうか。

今回は自宅内での炊飯なので、屋外では寒さや風の影響もあるでしょうし、使用するメスティンやアルコールバーナーによっても違いが出て、いつも同じようにはゆかないにせよ、「アルコール30mlで10分間」が一つの目安になりそうです。


2日目はカレーにしました。

初回よりも水分を飛ばす事ができたので、「べちゃ」感のない、しっかりした食感のご飯が炊けました。粒だちよく硬めに炊けたご飯がカレーがピッタリでした。

今回は、初回にあった違和感はほとんどありませんでした。風味というか、甘味というかが少ないかな…という感じは同じですが、食感は歴然と変わりました(硬く粒立ちの良いご飯が好きな自分的な好みですが)。

5分で炊けるお米は「あり」か「なし」かを問われれば迷うことなく「あり」です

通常価格は、5個入りで1,400円なので1個当たり280円と少々値が張ります(今はキャンペーン中で5個1,000円=1個200円+送料無料)。1食分のご飯としては割高かなという気がしますが、この手軽さはかなり魅力的です。

ただ、気になったのは、「吸水不要」ですぐ炊き始められて、「蒸らし不要」で炊けたらすぐに食べられる…という特徴は、結構「アダ」になる可能性もあるかもしれません。

食事ってご飯が炊ければいいって訳じゃないじゃないですか。

通常時って、吸水している間に他の食材の準備や調理をしますし、蒸らし中にも作業をするのですが、この「5分で…」はそういう時間がないんですね^^;

2回目の炊飯の際に、しようと思って吸水させたわけじゃない…と書きましたが、その辺のことなんですよね。ご飯を食べるにはご飯以外のものを作る時間も必要なので、炊飯の前後共に時間がないのはなかなか忙しないです(笑)。

「吸水不要」「蒸らし不要」なのですが、まあ必要な準備をして、結果的に「吸水」「蒸らし」になっても問題はないわけですし、吸水・蒸らしを行った2回目の方が明らかに食感が良かったので、自分的には短めに「吸水」「蒸らし」をした方がよい…と思いました。

2020年2月の到着で、賞味期限が同7月だったので、保存期間は5カ月と、防災備蓄としてはちょっと短いかなと言う感じです。

我が家では、防災備蓄の食料品を半年に1回のペースで見直しているので、完全に備蓄品と考えるのではなく、備蓄もしつつチャンスがあればキャンプなどでも消費して回してゆく感じがいいのかな…と思いました。

防災用車内備蓄、半年ごとの総チェック~賞味期限等を確認してみた


【2021.03.04 追記】

この記事で紹介した「メスティンで5分で炊けるお米」は電子レンジ調理でも炊く事ができます。

手順1:
耐熱容器に本品1パック(150g)とお水150mlを入れる。
吹きこぼれやすいので大きめの容器がおすすめ。

手順2:
空気弁(穴)のついたふたをしっかり閉めて600Wの電子レンジで5分間加熱。

手順3:
出来上がり!

電子レンジでOKとなると、かなり応用が利くかもしれませんね。

自分はアルトピアーノ車内で「炎」を使いたくない人なので、「5分で炊ける~」もキャンプ限定で考えていたのですが、レンジOKなら防災用として車内備蓄に加えてもいいかなと思います。

ただ、空気弁のついた容器って、どこの家庭にもあるものなの?と思いました。自宅を捜索したところ、2つほど空気穴があって開放したり閉じたりできる容器が見つかりました。

ちょっと追記してみました。

メスティンで5分で炊けるお米~会津米倶楽部
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「メスティンで5分で炊けるお米」は、8月いっぱいで終売となっています。

5分で炊けるお米で「ひじきと鶏肉の炊き込みご飯」を作ってみた。

≪以下 2021/03/13 追記≫

白いご飯は5分で炊ける割に充分に美味しいことが分かりましたが、炊き込みご飯などへの応用は効くのかを試したくて、後日、「ひじきと鶏肉の炊き込みご飯」を作ってみました。

アルコールバーナーの火力と普段の加熱時間で鶏肉に火が入るか分からなかったので、鶏肉はあまり厚みを持たせず削ぎ切りにしました。ひじきは事前に乾燥ひじきを水でもどしておきました。

水+昆布だしの素+味醂+醤油のだし汁で炊きました。量は米の量に対する普段の水量です。

「5分で炊けるお米」は、具材の用意をする間、5~10分ほど真水に浸しておきました。

あり合わせのおかず、唐揚げと焼売をのせて弁当仕立てにしました。

加熱時間は、通常の「5分で~」の時間にしましたが、特に問題なく炊きあがりました。

米に芯が残ったり、逆に柔らかすぎる事もなく、美味しく炊くことができました。

醤油や味醂を使っているので、通常よりも少し焦げやすい事は意識しておいた方が良いかもしれません。とはいえ、香りやパリパリ音で充分判断できると思います。

味的には、もう少しだし汁の味を濃くした方がよかったかな…と言う感じですが、まあまあ成功と言えると思います。

(追記ここまで)




今回は、「メスティンで5分で炊けるお米」を実際に炊いてみました。

炊き方、加熱時間などを変えて炊いてみましたが、不要と書いてある「吸水」と「蒸らし」はあった方が良さそうです。

炊き込みご飯にも簡単に応用できました。

わずか5~10分で炊けるお米は、若干コスト高めですが「あり」だと思いました。

それでは、今日はこの辺で。

【車内炊飯】5分で炊けるお米は電子レンジ炊飯が最適だった

【販売終了】

残念ながら、「メスティンで5分で炊けるお米」は2021年8月いっぱいで販売を終了してしまいました。残念です。


メスティンで5分で炊けるお米~会津米倶楽部
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「メスティンで5分で炊けるお米」は、8月いっぱいで終売となっています。