最小コストでキャンパー車内に電子レンジを設置するには

車載電子レンジとポータブル電源無分類・雑記・その他
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今回は電子レンジについて考えます。

と言っても自宅のキッチンで使用するのではなく、車内スペースにあまり余裕のない小型キャンピングカーやバンコンに、いかに低コストで電子レンジと電源を装備するか…の考察です。

シェル架装した大型のキャンピングカーの多くは最初から電子レンジが装備されていたり、設置する場所が確保されていることが多いですが、我が家のアルトピアーノをはじめとする小型キャンパーやバンコンは電子レンジに限らず何を装備するにもスペースとの闘いになります。

我が家のアルトピアーノは電子レンジを設置してからすでに1年以上になるのですが、小型キャンパーで使う電子レンジはどんなタイプの製品が向いているのか、また、実際に使ってみたから分かることなどを記してみようと思います。

アルトピアーノはこうしたタイプのキャンパーの中でも特にモノが置けない部類ですが、小型キャンパーを買う予定・すでに買った方で、電子レンジを積みたい方の参考になればと思います。

そもそも小型キャンパーに電子レンジって必要なのか

もちろん、人によってキャンパーを購入する理由や目的が違うので一概には言えないと思いますが、キャンパーやバンコンの使われ方を勘案すると、電子レンジはあった方が何かと便利…という装備ではないかと思います。

筆者の場合、アルトピアーノを購入する目的がダイネットでした。

実は、キャンピングカー購入を考え始めた当初、車中泊キャンプはあまり大きな割合を占めていませんでした(今は車中泊キャンプも使途の大きな割合を占めています)。

それより、どちらかと言えばお弁当やテイクアウト品、お茶やコーヒーなどの飲食や、ドライブ途中の休憩時間を対面で夫婦でのんびり過ごしたい…という辺りが、キャンパー購入の検討を始めたきっかけでした。


余談ですが、伊豆をはじめ各地へドライブした際に、あまり人混みが好きではない自分は飲食店に入るのが気が進まない人…ということが前提にありました。

コロナ前からずっとそうだったのですが、「混雑した店内で飲食するのが苦手」ということがコロナによってより助長された感じです。

キャンパーについても、そこをスタートラインに購入を考え始めたので、ハナからキャブコンやトラコンなどの大型キャンパーより、小型のバンコンのより普通の車に近い感覚でドライブに出かけられるクルマであることが選択基準でした。

当時はCX-5に乗っていたのですが、どうにも車内で食事や休憩しにくい…^^;

だけど、もしキャンパーに買い替えたとしても、「気軽にドライブに出かけらる」部分は失いたくない、普段の買い物や駅前の送迎などでもフットワーク軽くクルマを利用する雰囲気や意識は残しつつ、その上で、車内で食事や休憩ができたらいいな…と思っていました。

そういう意味では、狭くスペースに余裕のない車内サイズが前提でありながらも食事や休憩がしたい…という点を前提に考える以上、「食品を温めることができる」「お湯を沸かすことができる」ことは必須条件ではないかと考えたんです。

それを実現する装備が「電子レンジ」であり、「湯沸かしポット」であったわけですが、それらの家電を利用するための「電源」については、キャンパー選びの段階から意識がありました。

1200~1400Wほどの消費電力を持つ電子レンジや湯沸かし器などの家電を使用するには、最低でも1500W程度の定格出力と、外部電源の利用が不可欠と考えていたので、アルトピアーノを購入する際にも「1500Wインバーター」は必須条件でしたし、中古車でありながら、「外部電源」を後付けで注文しました(ディーラーの中古車センターで購入したので後付け注文が可能だったと思います)。


そんな前提でキャンパーを選んでいるので、フットワークの軽さという点で「アルトピアーノ=小型のバンコン」を選択したわけですが、購入の目的である「車内飲食」のためには何を載せておくか…という点については、今でも悩ましい問題ですし、様々に試行錯誤を繰り返しています。

そんな中で選んだ電子レンジを紹介しつつ、車載電子レンジの「条件」みたいなものを考えてみたいと思います。

車内のどこに電子レンジを置くのか…を決めないうちに買ってはダメ

前述のように大型のキャブコン、トラコンであれば電子レンジの置き場所の候補は2~3か所余裕で見つかる(持ったことがないのでイメージでしかないですが)のかもしれませんが、アルトピアーノクラスになると、1カ所見つかるかどうか…です。

上記の写真は、我が家のアルトピアーノのベッド下のスペースの「高さ」を実寸したものです。

アルトピアーノはフレームが組んであり、普段はダイネット仕様でテーブルが設置されている場所に、就寝時にはボードをはめ込んでベッド展開する仕組みです。

最終的には、このテーブルの下(テーブルの足が1本なので十分置けるスペースがある)に電子レンジを置くことにしたので、就寝時にベッドボードが浮かずにフラットなベッドであるためには、電子レンジを「高さ」は最大290mm程度まで…ということになります。

もちろん、他の場所に設置することも検討しました。

コーナーテーブルの上に載せておけないか、リアシートの上に置いておくだけではダメか…等々。

しかし、場合によっては急ブレーキもやむを得ない状況もあり得ますので、走行時にも安定して設置場所から容易に動かないことが重要…と考えると、床に直置きが一番安定すると考え、この場所に設置することに決めました。

さらに、車内では素足になれるように足元に「ラグ」を敷いていますが、この上に載せてしまうことでより安定して動きにくくなるのは偶然でした。

結果…

  1. 走行中でも動かず安定している
  2. 就寝時にも電子レンジを移動させることなくベッド展開できる
  3. サブバッテリーの直下なので電源が取りやすい
  4. テーブルの下なので飲食時に使いやすい
  5. テーブル設置時には電子レンジ上にスペースがあるので、飲料水やコーヒー等をストックできる
  6. 横開きの扉のヒンジ側に若干のスペースができた(写真の左端の白い袋を置いている部分)

というメリットが生じました。

(6)は、縦開きのタイプだと消滅してしまうスペースです。狭い小型バンコンではこんな小さなスペースでも重要です。

一方…、

  • 手前側に扉を開くスペースがあるが若干狭く扉を「全開」できない(途中まで開く)
  • 上から見下ろして使うので、操作系が見にくい(最近は慣れてブラインドタッチで操作)

といったデメリットもありますが、それをクリアしてなおかつ現状と同等か、より快適に安全に設置できる場所は他にはない…ということで、電子レンジの置き場所はここに固定的になっています。

内心は車内を改造(大工仕事)して、電子レンジを置ける棚など作れないかな…などと思う部分もありますが、元来の面倒くさがりなので余程の事がない限りこの場所に置いておくんじゃないか思います。

サイズ以外にも購入機種を選ぶ基準がある

置く場所を決めて、そこに収まる製品を見つけるのが先決ですが、実はサイズ以外にも、数ある電子レンジの中から1機種を決めるのは、いくつか条件があります。

ターンテーブル式かフラットテーブル式か

最近はフラットテーブル式の電子レンジも機種が増えてきました。

ターンテーブル式はテーブルが回転することで食品全体を万遍なく温める仕組みですが、例えばコンビニ弁当で考えるとわかりやすいですが、横方向の大きさがギリギリ入るようなお弁当は、対角線の長さの方が長いので、回転することができません。

つまりターンテーブル式は、万遍なく全体を温めるためには、横方向の長さに対角線の長さが必要になるわけです。

回転しないフラットテーブル式は食品が庫内に入ってしまえば全体を万遍なく温めることができます(中でプロペラが回っているらしい)。

言い換えれば、フラット式は回転式よりも小さなサイズでも、大きな食品を温めることができる、つまり、スペース効率に優れているということになるわけで、車内スペースが限られているバンコン車内ではフラットテーブル式がお勧め…ということになります。

電子レンジの定格消費電力と電源の定格出力のバランス

車内で電子レンジを動かすためには、電子レンジの定格消費電力を賄える電源が必要で、それを表す数値が定格出力です。

電源側は、変換ロスが生じるため公称の出力の2割減と見るのが一般的ですので、定格消費電力1000Wの電子レンジを動かすには、理屈では定格出力1250W(8割で1000W)が必要ということになります。

さらに、家電製品の消費電力は常に一定に安定しているわけではなく一時的に大きな電力を使うことがあるので、電源側の定格出力に余裕を持たせておかなければ…と考えると、1000W消費電力の電子レンジを使う際には最低でも1300W程度の出力の電源が必要…ということになります。

しかし、電源側の出力を大きく取るためにはコストがかかります。

アルトピアーノの「500W疑似正弦波」の標準サブバッテリーを、「1500W正弦波インバーター」に換装するコストは17万円ほどしますし、1500W出力クラスのポータブル電源も、やはり15万円ほどの価格となります。

なので、電子レンジ側で消費電力を落とすことができれば、その分、小さな(つまり安い)電源で駆動できる…ということで、自分は定格消費電力の小さい電子レンジを探したというわけです。

【定格高周波出力と定格消費電力は違う】

よく勘違いされやすいので一応「注釈」をつけておくと、電子レンジの温め能力で「500W」とか「800W」とかを切り替えて使用できますが、この「500W」「や「800W」は消費電力ではありませんので、電子レンジ選びの際に要注意です。

これらの温め時の「500W」「600W」「800W」「1000W」といった出力は、「定格高周波出力」といって、電子レンジが庫内の食品を温めるために使用するエネルギーの大きさです。

しかし電子レンジで食品を温める際には、マイクロウエーブを照射するだけではなく、他の機能も一緒に動作しています。

例えばターンテーブルやプロペラ(フラット式の場合)が回っていたり、庫内照明が点灯し、残り時間や出力を表示する液晶が点灯していたり、中には水蒸気を噴霧する機種もあり、様々な機能が電気を使っていますので、それらをトータルした消費電力は、電子レンジの出力の「W数」とは一致しないのです。

さらに電気の変換ロスまで考えると、消費電力は温め出力のW数よりかなり大きな数値になると考えられるため、電子レンジ購入時に出力のワット数の大きい方の数値が、電源側の定格出力より小さいから大丈夫…と考えて製品を購入した場合、実際には動作させられないケースもあり得るわけです。

例えば、800Wと1000Wで温められる電子レンジがあったとして、大きい方の出力が1000Wで、サブバッテリーが1200Wだから大丈夫と考えてその製品を購入して使ってみたが動かない、取説をよく見たら、定格消費電力は1300Wだった…という感じです。

電子レンジを選ぶ際には、必ず「定格消費電力」を確認し、その数値が使用する電源の「定格出力」内であることが必須です。さらに、定格出力の方が大きさに余裕があれば安定して動作させることができます。

ちなみに筆者のアルトピアーノの場合、電子レンジの定格消費電力は1050W(60Hz)で、車載サブバッテリーの定格出力が1500W、ポータブル電源「EFDELTA」の定格出力は1600Wなので、余裕で電子レンジを使用できます。

50Hz/60Hzを選ばないヘルツフリー

家庭用ACコンセントから供給される電気は、関東と関西では周波数が異なることは皆さんご存じだと思います。

最近では、50Hz/60Hzいずれでも正常に動作する「ヘルツフリー」の製品が増えていますし、バッテリー側でもいずれの周波数の製品でも使用できるようになってきていますが、中には、50Hz専用、60Hz専用という家電もあるので、購入時には必ずチェックしておけば安心して利用できます。

また、ポータブル電源側で「50Hz/60Hz」を切り替えられる製品があるので、それを使用すれば、温めに要する時間は少し長めになりますが、小さい方の消費電力で駆動することができ、これもまた電源側の定格出力を小さくできる要因になります。

扉は縦開きが便利?横開きが使いやすい?

電子レンジの扉は上から手前下へ開く「縦開き」と、左右方向へ開く「横開き」があります。

感覚的には廉価製品は横開き、高級機種は縦開きのイメージですが、それは高級機がオーブン機能を持っているから…ということも影響しているのかもしれません。

また、電子レンジを置く場所によっても、縦開き・横開きが使いやすい、使いにくいがあるかもしれません。高い場所に置いてあるレンジが縦開きで手前に開いたら、庫内が全く見えない…なんてこともあり得そうです。

車載電子レンジの場合は、使用する人の好みや、車内での置き場所でいずれでも選べばよいと思います。

ちなみに我が家のアルトピアーノに積んでいるレンジは右から左に開く横開きです。スペース的に全開にはならないのですが、横開きの方が使いやすいと思います。たぶん。

単機能?オーブン機能付き?

ただマイクロウエーブで温める機能しかない「単機能レンジ」と、オーブン機能などが付いた「多機能レンジ」があります。また、水蒸気を噴霧できる機能があるモデルもあります。

筆者的には単機能でよいのでは?と思っています。

自分的には車内でオーブンは怖いです。スペースが足りませんので、レンジ上にもストックを置いていますし、シートやクロスなど可燃物が周囲にいろいろあるので、車内での火気の使用は厳密に自主規制していることもあり、オーブン機能は「なし」をチョイスです。

また、スチームについても、水のタンクが密閉容器ではないので走行中にこぼれる心配がありますし、1回ごとに水を捨てられないと、カビや腐敗の原因にもなりそうで不潔なので、温め単機能で十分と考えています。

価格~低価格機種を買い替え or 高級機種を使い続ける?

様々な価格の電子レンジがありますが、どの辺りの製品を選べばいいんでしょう。

フラットテーブル式を選んでいるので(筆者の想像でしかありませんが)、走行の振動等による故障の可能性は、ターンテーブル式より低いと踏んでいます。どんな製品も可動部分が多ければ多いほど故障の可能性は高くなりますから。

とはいえ、フラット式であることや、ヘルツフリー、扉の開閉などはあまり価格には影響しないようです。

ただ、サブバッテリーやポータブル電源の定格出力よりある程度低めの定格消費電力の機種にすることはコスト面で割安な製品になりがちです。

オーブンやスチームや、何やかんやの多機能搭載となればどんどん価格は上がるでしょうけれど、筆者は、前述の通り「単機能」でよいと考えていますので、それだけコスト面では割安に済ませられることになります。

実は筆者が購入した電子レンジは、激安品で購入当時の価格は9,281円でした(現在の価格は7,473円とさらに値下がりしています)。

もう安い製品を壊れたら買い替える…て割り切って、フラット式で、定格消費電力が1000W程度の製品の中から当時の最安値クラスのものを選びました。

車内は夏場になれば40度以上は当たり前ですし、走行中は常に揺すられますが、それらは電子レンジの使われ方では想定されていないと思うので、それらへの対策は格安機でも高級機でも大差ないと思ったためです。

お勧めの車載向け電子レンジ(2万円未満)

ここでは、Amazonをはじめとするオンラインショップで、実売価格2万円未満クラスの電子レンジを紹介します。

価格以外の条件は、

  • フラットテーブルである
  • 定格消費電力ができるだけ小さい方がベター
  • 横開き・縦開きは問わない
  • マイクロウエーブによる温めの「単一機能」である

としました。

山善 YRL-F180

我が家で購入したのは、激安家電で有名(?)な「山善」の「YRL-F180」という製品でボディカラーは「白」です。

  • 本体サイズ:幅457×奥行347×高さ272mm
  • 電源:AC100V (50Hz/60Hz)
  • 消費電力:800W(50Hz)/1050W(60Hz)
  • 高周波出力:500W(50Hz)/600W(60Hz)、200W
  • 庫内寸法:幅320×奥行330×高さ185mm
  • 庫内容量:18L
  • 本体重量(kg):13.5kg
  • 電源コードの長さ:1.4m
  • ヘルツフリー、フラットテーブル、横開き、単一機能

アルトピアーノで使用する場合、ベッド下のスペース高:280mmにまさにピッタリなサイズなんです。この高さのおかげでテーブル下に設置したまま、ベッド展開ができるのが、この製品にした最大のメリットです。

また、庫内寸法で、横幅が320mm、奥行きが330mmと大抵のコンビニ弁当は入るので特に容量不足で困ったことはありません。

加熱時間の設定にちょっと特徴があって、ボタン式で選ぶ方法ではなく、ダイアル式のつまみを右に回すことで加熱時間を設定し、設定つまみが止まって少しすると自動的に加熱が始まります。

始めはちょっと使いにくいと感じたのですが、慣れてくると、時間設定と加熱スタートがワンアクションなので、逆に使いやすいと感じるようになりました。

出ボタンは「HIGH・LOW・DEFROST」が切り替えられますが、LOW時の高周波出力がどこにも記載されておらずいまだに不明のままです^^; とはいえ、そんな繊細な温めをしませんのでHIGH一本やりで全然問題ありません。

定格消費電力は、800W(50Hz)/1050W(60Hz)ですので、車載サブバッテリー、ポータブル電源いずれの電源で利用可能です。

自分が購入した当時よりも2000円近くも安くなっています。

コイズミ KRD-1860

こちらも激安家電メーカー「コイズミ」のヘルツフリー、フラットテーブル式の電子レンジです。

  • 本体サイズ:幅457×奥行347×高さ272mm
  • 電源:AC100V (50Hz/60Hz)
  • 消費電力:800W(50Hz)/1050W(60Hz)
  • 高周波出力:500W(50Hz)/600W(60Hz)、200W相当
  • 庫内寸法:幅320×奥行330×高さ185mm
  • 庫内容量:18L
  • 本体重量(kg):13.5kg
  • 電源コードの長さ:-
  • ヘルツフリー、フラットテーブル、横開き、単一機能

こちらもサイズ的にコンパクトで、消費電力が山善と同等、つまり電源側にあまり大きな定格出力を求めない…ということがメリットになります。

アイリスオーヤ IMB-FV1801

こちらも激安家電で有名なアイリスオーヤマ製の、ヘルツフリー、フラットテーブル式の単機能電子レンジです。

  • 本体サイズ:幅458×奥行354×高さ286mm
  • 電源:AC100V (50Hz/60Hz)
  • 消費電力:950W(50Hz)/1300W(60Hz)
  • 高周波出力:600W、500W、120W
  • 庫内寸法:幅295×奥行318×高さ180mm
  • 庫内容量:18L
  • 本体重量(kg):12.3kg
  • 電源コードの長さ:1.5m
  • ヘルツフリー、フラットテーブル、縦開き、単一機能

消費電力は上記2機種より少し大きくなりますが、550Hz専用モデルが「IMB-F184WPG-5」、60Hz専用モデルが「IMB-F184WPG-6」の型番となっていて、「IMB-F184WPG-5」であれば、1000W未満の消費電力で駆動させることが可能です。

庫内の間口が300mmを切っているのが少し気になります。山善・コイズミは320mmあります。約25mm、高さ5mmの小ささが使い勝手に影響しないといいのですが…。

東芝 ER-SS17B

こちら「東芝」製の単身者向け電子レンジで、ヘルツフリー、フラットテーブル式の製品です。

  • 本体サイズ:幅349×奥行458×高さ281mm
  • 電源:AC100V (50Hz/60Hz)
  • 消費電力:1300W 
  • 高周波出力:900W(※)、500W(50Hz)/600W(60Hz)、200W
  • 庫内寸法:幅273×奥行323×高さ181mm
  • 庫内容量:17L
  • 本体重量(kg):10.0kg
  • 電源コードの長さ:1.5m
  • ヘルツフリー、フラットテーブル、横開き、単一機能

※ 900W出力での加熱は「短時間高出力機能」で、1分30秒後には自動的に600Wに切り替わります。

日立 HMR-FS182HMR-TR221Z5

総合家電メーカー日立の、ヘルツフリー、フラットテーブル式の17L電子レンジです。

  • 本体サイズ:幅281×奥行458×高さ386mm
  • 電源:AC100V (50Hz/60Hz)
  • 消費電力:1,350W
  • 高周波出力:600W、500W、200W、100W
  • 庫内寸法:幅295×奥行324×高さ181mm
  • 庫内容量:17L
  • 本体重量(kg):8.8kg
  • 電源コードの長さ:1.5m
  • ヘルツフリー、フラットテーブル、横開き、単一機能

パナソニック NE-FL100

パナソニック製のヘルツフリー、フラットテーブル式の電子レンジで、容量22Lと大きめの製品です。

  • 本体サイズ:幅488×奥行380×高さ298mm
  • 電源:AC100V (50Hz/60Hz)
  • 消費電力:1,360W
  • 高周波出力:900W、600W、500W、150W
  • 庫内寸法:幅321×奥行365×高さ206
  • 庫内容量:17L
  • 本体重量(kg):8.8kg
  • 電源コードの長さ:1.5m
  • ヘルツフリー、フラットテーブル、横開き、単一機能

15万円はきつい…という方にお勧めの電源

お気づきかもしれませんが、定格消費電力が1000W前後という製品はあまり多くありません。

ここでは、山善、コイズミ、アイリスオーヤマの製品が1200Wクラスの電源で駆動可能です。

もっとしらみ潰しに探せば見つかるのかもしれませんが、一応、名の通ったメーカーだと上記のようにほとんどが1300W(60Hz)程度になってしまいます。

1300W+α消費電力の電子レンジを駆動するためには、1500~1600W程度の電源が必要となるので、これをポータブル電源で駆動しようとすると、定格出力1500W以上のクラスは15万円以上の高額になってしまいます。


7~8万円クラスまでのポータブル電源では、定格出力が足りずに電子レンジを使うことができませんが、筆者が知っている中で、唯一、10万円を切る価格で、1000W消費電力クラスの電子レンジを使用できる製品がありますのでご紹介しておきます。

EcoFlow社の「RIVER」シリーズです。

「RIVER」には、家電製品の消費電力を抑える機能(「X-Boost」機能)が装備されているので、小さいながら技術的に、大きな消費電力の家電を駆動することができるのです。

「RIVER」シリーズの本来の定格出力は「600W」ですが、「X-Boost」によって1200Wまでの家電の消費電力を600Wまで小さくして駆動することができます(「X-Boost」の詳細については下記記事を参照してください)。

➡参考記事:「EcoFlow【RIVER MAX】X-Boost機能が有能!実機最終レビュー

実際に試したところ、定格出力600W(X-Boost時で最大1200W)のポータブル電源「RIVER MAX」で、「800W(50Hz)/1050W(60Hz)」の山善の電子レンジは駆動できました。

ただし出力は600Wのままなので、温めに要する時間は長くなりますが、まったく駆動できないより、多少時間がかかっても温めができるのは、大きな違いです。

「RIVER」シリーズには、充電容量の違いによって4種類の機種が発売されています。

  • RIVER … シリーズ最小モデルで、容量は288Wh(ワットアワー)です
  • RIVER MAX … RIVERにエクストラバッテリーを合体したモデルで、容量は288×2=576Whです
  • RIVER PRO … サイズ的には「MAX」とほぼ同等ですが、容量を720Whに拡大したモデルです
  • RIVER PRO+エクストラバッテリー … エクストラバッテリーと合わせて1440Whとなります

エクストラバッテリーは別売なので、RIVERを先に買っておいて、容量が足りないようならエクストラバッテリーだけを購入して、合体させてRIVER MAXにすることが可能です。

ちなみに、電子レンジの利用時間は長くても数分間なので、最小288WhのRIVERであっても問題なく駆動することができます。

例えば、1時間の使用で1050Wを消費する(消費電力)電子レンジでも、2分間の駆動では1050÷60分×2分=約35Whの電力消費となりますので、288WhのRIVERでも、288÷35=8回の使用が可能になります(単純計算)。

さらに時間がかかりますが、「RIVER」の周波数を50Hzに設定すれば、50Hzの消費電力で利用することができます(その分、さらに温めに時間がかかるのであまり意味はないと思いますが)。

ただ、上記で紹介している「定格消費電力1300Wクラス」の製品は、「RIVER」の最大1200Wまで…と超えているので駆動できないと思います。

この価格で、最大1200Wまでの家電を駆動できるのはRIVER最大のメリットであり魅力だと思います。

ポータブル電源+電子レンジで5万円以内って結構インパクトありますよね。駆動時間は短いですがちゃんと動きます(山善の電子レンジは実際に使用可能を確認済み)。




今回は、小型キャンパーやバンコン車内で使用できる電子レンジについて考えてみました。

結果、1000W消費電力クラスの電子レンジは、山善、コイズミ、アイリスオーヤマの3モデルをご紹介できました。この3機種であれば、4万円弱で購入可能な最小「RIVER」でも駆動可能です。

一方、大手家電メーカーの1300W消費電力クラスの電子レンジは、電源側にも1500W超の定格出力を求めますので、電源を用意するコストは嵩張ってしまうのは致し方のないところです。


定格出力1500W超のポータブル電源はコスト負担が大きいので、簡単には購入しにくい部bンはありますが、とはいえ、他の家電も使用する、災害時の数日間の電源…と考えると、これを機会に奮発する…というのも1つの選択肢かとも思います。

実際、筆者は1600W定格出力1260W容量の「EFDELTA」(購入当時159000円)を購入してよかったと思っています。


また、アルトピアーノのサブバッテリーで電力を賄うには、「500W疑似正弦波」に加えて「1500W正弦波インバーター」をオプション注文する必要があり、その両方のコストは、税込448350円もかかります。

もしまだ検討段階であれば、いっそ、サブバッテリーを注文しない+ポータブル電源で賄う…という選択肢も十分にありだと思います。

サブバは重く大きなディープサイクルバッテリーですが、ポータブル電源であればリチウムイオン電池で小さく軽くパワーがある、繰り返し充電に強いなどのメリットも付いてきますので、思い切った決断ですが、検討する価値はあるかと思います。

約45万円のコストを削減し、15万円のポータブルバッテリーで賄えば、他にキャンプ用品、たくさん買えますしね。

アルトピアーノをもう1度買うなら~今選ぶ、本当に必要な仕様や装備とは

できるだけ低コストで車載電子レンジを設置する方法を考えてみました。

それで、今日はこのへんで。

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