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Amazon Prime Try before you buyを試してみた!ネット通販なのに送料0円で好きな時に試着できる

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今回は、AmazonがPrime会員向けに提供している試着サービス『Try before you buy』を実際に利用してみた感想です。

KAZ
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ネットショッピングもついにここまできたか…というのが正直な感想です。しかも「試着」に関わるすべての手続きがシステム化されており、実際に購入する商品代金以外の料金・手数料発生が一切ないうえ、深夜でも好きな時間に試着でき、実店舗へ出かける手間や時間、交通費などがかからず「非常に快適」な試着でした。休日の実店舗の混雑の中に出かけなくて済むのは大きなメリットと感じました。すっかりこの仕組みのファンになってしまいました。

ネットショッピングのデメリットは実際の商品を見ることができないため、実際の色合いや細部のデザイン、質感、手触り、着心地(履き心地)などが分からず、説明文と限られた写真や動画だけで商品を選ばなくてはならない点です。

そのネットショッピングの常識を覆して、実際の商品が手元に届き、見て・触って・試着して、気に入ったものだけを購入し、気に入らなかったものは返送(「返品」ではない)する。

きっとネット初心者でも間違わずに欲しいものだけを手に入れられるだろう…と確信できるほど「試着」の仕組みがシステムとして確立していて、分かりにくさや間違えやすさが極力抑え込まれていると実感しました。

今回は、ちょっと気になっていて、もし色合いや履き心地が良ければ本当に買うつもりでいた『メレル Jungle Evo』を、いい機会なのでリアル店舗ではなく「Try before you buy」を利用してみました。

※本稿は広告リンクを掲載しています
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Try before you buyの利用方法

「Try before you buy」なんて横文字の名称なので腰が引けてしまう方もいるかもしれませんが、特に難しいことは全くなく、WEB上の記載、逐一送られてくるメールや商品に同梱されてくるパンフレットなどの指示通りに進めることで、間違えることの方が難しいほどシンプルに「試着」を進められます。

試着したい商品を4点選ぶ

まず最初にすることは、Try before you buyを使って試着したい商品を4点選びます。

どの商品でも選べるわけではなく、Amazonが「これはTry before you buyしてもいいよ」としている商品のみです。↑のTry before you buyのトルグスィッチが表示されている商品のみです。

服・カバン・靴など様々なジャンルの商品がTry before you buyの対象になっています。

ただ1点注意すべき点は「Amazon Prime」会員向けのサービスのため、Prime会員以外は利用できないので要注意です(無料お試しでも利用できるんですけどね)。

Try before you buyのトルグスィッチをONにして商品を「カートに追加して無料試着」へ入れれば自動的に「試着」可能な4点の1つになります。「いますぐ注文して無料試着」の方を選ぶと、その1点のみでの試着になります。

注文を確定する

試着したい4点を選んだら、カートへ進みます。

今回は、メレルの「Jungle Evo」を3足と、同じくメレルの「Chameleon 8 Storm」を1足選びました。普段使いに良さげなJungle Evoと、Chameleon3を持っているのでいまのChameleonがどんなシューズなのかが気になっていたんです。

こちらがTry before you buyのカートです。

このまま試着をするには「Prime Try before you buyの注文を行う」へ進みます。試着する商品をカードから削除したい場合には「カートの編集」へ進みます。

こちらが編集画面です。試着する商品を変更する場合などに使用します。一旦不要な商品を削除して、商品ページから試着したい商品を「カートに追加して無料試着」へ入れます。3点のみで試着する場合は商品の追加は不要です。

「Prime Try before you buyの注文を行う」へ進むと支払方法の選択画面になります。

Amazonに登録済みの支払方法が表示されるので、希望する支払方法を選択して「続行」へ進みます。この時、『Amazonポイント』や『ギフト券』などを適用して利用することも可能です。

支払い方法を選択して「注文を確定」しても、その時点では商品代金の決済は行われませんのでご安心を。不要な商品を返送して購入品が確定した時点で購入品だけの代金が決済されます。

※返送時点ではまだ購入していないので「返品」ではなく「返送」です。

最終的に、試着に選んだ商品を一覧で確認しつつ「注文を確定」へ進みます。

この画面が出て注文完了となります。

注文内容は「購入履歴」で確認可能です。

商品が到着する

上記画像に表示されている「配送予定」日に商品が届き、到着日の翌日から試着可能な7日間が開始になります(期限は明記されているので自分で7日間を計算する必要はありません)。

こんな状態で、4商品が1個口で届きます。

今回は、メレル「Jungle Evo」を3カラーすべてと、同じくメレルの「Chameleon8 Storm Gore-Tex」を選びました。メレルは普段から使っているので、27cmでOKというのが分かっているので大きさは27cmのみにしました。

非常に大事な同梱品「パンフレット」「返信伝票」「伝票(バーコード付きの細長い紙)」が入っていることを確認します(足りない場合はすぐにAmazonへ連絡を)。

特に「伝票」は不要な商品を返送する際に同梱しなければならないので、紛失・破損・汚損などないように充分に注意してください。

試着して購入品を決め不用な商品を返送する

Try before you buyを利用した試着にはいくつかのルールがあります。

  • 試着は室内だけで行い、外へ着て(履いて)出ないようにしましょう
  • 試着時に汚れたり、強い匂いがつかないよう注意しましょう
  • 商品に付けられているタグを切ってはいけません
  • 服のそでを折ったり、靴のかかとを踏むなどはNG行為と考えましょう

自分が購入しなかった商品は、また誰かが購入して使用することを考えれば当然の事ですし、「まだ自分のものではない」ことを考えればこれ以外にも注意すべき点はあるかもしれません。

泥土の汚れ、飲食物の汚れなどもっての外ですが、タバコや化粧品・香水などの匂い、メイクが付いてしまう等も返品NG対象です。

ちなみにAmzonが「これは試着でできる汚れではない」等で、返品不可と判断した場合には、返品不可商品すべてが買取になりますので要注意です。

十分に注意して試着マナーを守りつつ、色、カタチ・デザイン、サイズ、着心地(履き心地)、自前の服とのコーディネイトなどを確認して、購入する商品と、購入しない商品を決めます。

不要な商品を返送する

購入する商品、返送する商品が決まったら「購入履歴」から「購入」または「返送」を選択します。

選択肢の中から「返送」を選ぶと代金決済が発生せず商品をAmazonへ返すことができます。その際に「遠保ピンする理由」も選択肢から選びます。購入する商品は「購入」を選びますが、試着した4点すべてを「返送」することも可能です(1点も購入しない)。

4点すべて返送しても、特に何もペナルティのようなものはありませんし、代金の一部を請求されるということもありません。試着なのですから堂々と全品返送して大丈夫です。

もう1つ「交換」という選択肢があります。これを選択すると交換する候補が表示されるので「色」と「サイズ」を変更して購入することができます。

KAZ
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最初「交換」可能ということを知らなくて、サイズは分かっているので色のバリエーションで4点選びましたが、交換可能なのであれば4色それぞれ異なるサイズを指定してサイズも試してみればよかったと思いました。実際1種類はいつものサイズでは少しきつかったので。色やデザインなどを実際に見て、複数サイズを試せればかなり自分にフィットした商品を探し出せるのではないか…と思いました。

返送方法は、デフォルトでは「同封の返送伝票を使い、ファミリーマートまたはセブンイレブンから配送してください」ということになっていますが、『近くで利用できるオプションを選択する』を選ぶと、他の方法で返送することができます。

その他の返送方法の選択肢は3つで、

  1. ヤマト運輸の営業所に持込
  2. ヤマト運輸の集荷で返品
  3. 任意の方法で返送する

(3)は例えば佐川運輸を使うとかかもしれませんがちょっと特殊なので除外します。

(1)の営業所持ち込みは利用者が持ち込んでいるので当然ですが、(2)の集荷を選んでも実は集荷手数料は発生しません(無料で引き取りに来てくれるという意味=通常は集荷には手数料が上乗せされる)。

トライ期間の7日間以内であればいつ返送してもいいので、もし自宅にいる日があるのであれば「集荷」がいちばん楽ちんではないかな…と思いました。実際に「ヤマト運輸の集荷で返品」を選びましたが、最短手続きの翌日午前中に引き取りにきてくれました。

なお、(1)(2)のいずれも、返送用伝票を自分で準備する必要はありません。ただ返送用の箱に商品と「バーコード付きの細長い紙」を入れて封をして待っているだけでOKです。

箱には返送時用の粘着テープまであらかじめ準備してくれていて、至れり尽くせりです。

こちらが返送手続きの最終画面です。これで利用者側が行う手続きは終了です。

あとは商品を返送するのみです。

返送完了と決済

選んだ返送方法で試着品を送り返し、Amazonで商品を確認すると、返却が完了した旨のメールが届き、「購入履歴」の記載が『返品完了』に変わり、これですべての取引が完了となります。

本来であれば、試着品の中から購入した商品代金が所定の支払方法で決済されるのですが、今回は4品すべて返送としたため、支払いは発生しませんでした。

7日間で返送しなかったらどうなる?

試着期間(7日間)以内に返送しなかった場合、試着期間終了日の翌日に、試着用として送られてきた商品すべての代金が決済されます。

でも安心してください。Amazonには「返品」に関するルールがあって『Amazon Fashionが提供する最長30日間の返品の条件』に基づいて「返品」することが可能です。配送時の箱に入れて商品タグをつけた状態で、Amazonの返信ポリシーに基づいて返品します。

ただし、この場合はすでに試着ではなく、一旦買い取った商品の返品になるので、決済した方法(例えばクレジットカードなど)への返金というカタチとなり、一旦は全額を支払わなければなりません。

Prime Try before you buy 体験まとめ

今回は、気になっていたメレルの「Jungle Evo」を実際に見てみたくて「Prime Try before you buy」を利用してみました。

  1. ネットショッピングなのに試着ができ、実物を手に取ってチェックできる
  2. 商品は4点選ぶことができる
  3. 試着品の配送~試着~返送~決済までが簡単でスムーズに進められる
  4. 購入品の代金以外の余計なコストが一切かからない
  5. 深夜でも好きな時間に試着できる(荷物の受け取りは配送時間内に)
  6. 実店舗へ出かける手間や時間、交通費などが一切かからない
  7. 手持ちの服やアイテムとコーディネイトを試すことができる
  8. 気に入らなければ全品返送することができる
  9. 同じ商品のサイズ違い、色違いに交換もできる
  10. 返送時の箱の梱包用の粘着テープまで予め準備されている
  11. 返送は「持込み」「集荷」など自分の都合で選ぶことができる(返送料無料)
  12. 営業所持込み、集荷の場合は返品伝票の準備は不要(集荷でも手数料無料)

以上のような点をメリットと感じました。

  1. 4点の試着は少し少ないと感じた(5~6点だとかなり細かく試せる)
  2. 宅配ボックス等がない場合は平日日中は受け取りにくい場合がありそう
  3. 箱がかなり大柄なので通勤途中に徒歩でコンビニに持ち込むのはちょっと厳しいかも
  4. 集荷は自宅にいる時間帯とうまくマッチしない場合がある

デメリットを挙げればこんな感じですが、かなり無理やり挙げています。

(1)は率直な感想ですが、(2)(3)(4)は、試着期間は1週間あるので大抵の人は1日は休日があるので、受け取りも返送もそう難しいことではないはずです。大したデメリットではないとも言えます。

KAZ
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実は「Prime Try before you buy」を利用するのははじめてではありません。自分の靴を試着する少し前に、義父の誕生日がありプレゼントにスニーカーを要望されていたので利用しました。こちらで注文し、試着品は実家へ送り、欲しいものを残して返送して貰いました。義父が選んだ1足分の請求が自分のカードで決済されました。

80歳近く、ネットにもさして強くない義父でも不要な商品を返送して貰うことができたので、仕組みとしては分かりやすいものだと言えると思います。ただ1点怖かったのは外へ履いてでてしまわないか…だけでしたが無事でした^^;

義父の分と、自分の分で2回「Prime Try before you buy」を使ってみた感想は「使いやすい」でした。

実店舗なら試着は当たり前ですが、すべてのカラーとサイズを在庫しているとは限らず、欲しい商品ほど欠品(みんなが欲しいということ)しているケースもあるので、自宅に送って貰えれば、服とのコーディネイトも確認できる等、ゆっくり試着できるのはいいと思いました。

さしたるデメリットもなく、余計なコストもかからず、ほとんど「いいところ」だらけのサービスだと感じました。このサービスは今後利用機会が増えるのではないかな…と思います。特に靴は同じメーカーの製品でも合う合わないもありますし、サイズも微妙なので、実店舗に在庫がない場合などには利用するんじゃないかと思います。

今回は「Prime Try before you buy」を使ってみました。十分おすすめできるクオリティのサービスと感じました。

夏のキャンプシューズ、試着してみてはいかがですか?

それでは今日はこの辺で。

記事へのご意見・ご質問等はメールではなくコメント欄にお書きください。
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■ 著者紹介 この記事を書いたのは…
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「喜田宗彦」としてWEBライターをしています。ライター歴は10年超です。本ブログの記事は、自分自身の実際の体験や経験、ライターとして取材や調査で得た知見、懇意にしてくださるメーカーさんなどから得た知識・情報等を反映した記事を執筆・掲載しています。アウトドアについては1982年ごろからオートキャンプを開始しキャンプ歴は40年超になります。2020年にはバンコンタイプの小型キャンパーを購入し車中泊の楽しさに目覚めました。
また食べることが好きで食べ物関連の記事多めです。特に安くて美味しいものに目がありません。地元グルメやチェンめしも好物です。
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