家電・グッズ・アイテム

車中泊に便利な1台3役の電気鍋8選~おひとり様用電気鍋が煮る/焼く/蒸すに大活躍!1台あると超便利!

家電・グッズ・アイテム
この記事は約11分で読めます。

Sponsered Link

Sponsered Link

今回は、車内利用向けの電気鍋についてです。ポータブル電源やサブバッテリーから給電して使える一人用の電気鍋を探しました。煮る・焼く・蒸すの1台3役のお役立ち家電です。

昨秋にドライブへ出かけた際に、各地の道の駅やJA売店などで旬のきのこがたくさん売られていました。その時に、車内で使える小さな鍋があれば買ったその場でキノコ鍋を作れるのに…と思ったので、今年はキノコが美味しくなる季節に「電気鍋」を探そうと決めていました。

自分、もしくは自分と奥さんの二人で旬のきのこを味わう程度の小ぶりな鍋を見つけたいと思います。

車内で『鍋』をしようと思うといくつか選択肢がありますが、我が家のアルトピアーノは車内火気厳禁でオール電化を目指していますので、大前提として熱源は「電気」ですが、調べてゆくうちにその他にも色々条件が出てきたので、諸条件にマッチする鍋を探します。

※本稿は広告リンクを掲載しています
Sponsered Link

Sponsered Link

 

車内で使う1~2人用の「鍋」の条件とは

前述の通り、我が家のアルトピアーノ車内はオール電化なので、炎を燃やす系の熱源は使用しません。

あくまでも、ポータブル電源またはサブバッテリーからの給電を前提にした場合、電気鍋で鍋を作り、小型炊飯器でご飯を炊き、電気ポットのお湯でお茶やコーヒーを淹れる…と考えると、『EFDELTA(1260Wh)』『サブバッテリー(1260Wh)』から供給できる電力量は限りがあります。

その上で車内用電気鍋を探す条件を定めてみました。

熱源と鍋本体が一体であること

例えば、IHヒーターと鍋(できれば土鍋)も候補の1つでしたが、『熱源と鍋が一体』であることを条件にしたので却下されました。

収納性の点でも、使用時の大きさの点でもできるだけコンパクトであることが望ましい…という点は、車内での飲食を考える際の鉄則です。熱源と調理器が別体のものは収納に場所を取るので車内利用には向かないと考えました(電気ケトルで勉強済み)。

また、自宅で使っているような大柄なグリルパンを車内に持ち込んでは、小さなダイネット・テーブルはそれだけでいっぱいになってしまいますのでこちらも却下です。

できるだけ省エネ~消費電力は600W前後以内を想定

新しく購入しなくても自宅で使っている電気グリルパンを持ち込めないか…も検討したのですが、消費電力が1400Wと大きく、1400W÷60分×20分=466.7Whも消費してしまいます。

466.7Whは、EFDELTAやサブバッテリーの充電量の37~40%に相当しますが、AC100Vへの変換ロス(80%)を考えると使える電力量の46.3%も消費してしまうことになり、他の事に使う電気がかなり制限されてしまいます。

また、家庭用のグリルパンは鍋自体も大きいため、内容量(特に水分)が多くなりがちなので加熱時間が長くなり電気の使用量も増えてしまうので、小型の消費電力の小さな電気鍋を購入せざるを得ません。

今回想定している600W前後の消費電力の場合、20分間の使用で消費する電力量は600W÷60分×20分=200Wに抑えることができます。製品を見ていると、この600Wが1つの区切りになっているようで、600W未満ということになると300W程度と一気に小さくなってしまうようです。

火力調節ができること

せめて「強」「弱」程度の火力調節ができるとありがたいですし、「保温」機能があるとベターです。

大火力で煮込まないと食材は栄養もうま味も抜けてしまうので、煮込む際は強い火力で一気に煮込み、その後「保温」で冷めない程度に温度を保ってくれれば最高です。

鍋がテフロンorフッ素加工されていて深さがあること

これは実際に調理してみると分かることですが、深さのある鍋で肉や野菜を「焼く」「炒める」ができた方が、周囲への汁や脂の「跳ね」を少なくできます。

美味しく鍋を作って食べたけど、後片付けが大変…というのは嫌なので、できれば「焼く」「炒める」も深さのある鍋を使いたいのです。

浅めの「焼く」用のプレートがセットされている製品がありますが、車内の汚れや後片付けの面からはあまり使いたくありません。

鍋が取り外せて丸洗いできる

これも後片付け関連ですが、鍋が別体で取り外すことができて丸洗いできること。電源部分と切り離せない製品は丸洗いできないので、必ずどこかに汚れが残ってしまい不衛生です。



というわけで、今回の電気鍋探しの条件は以下のようになりました。

  • 省スペースであること(目安は鍋直径20cm)
  • 省エネであること(目安は消費電力600W前後)
  • 火力調節ができること(強・弱・保温を希望)
  • 鍋に深さがあってテフロン加工されていること(目安深さ5cm程度)
  • 鍋が取り外せて丸洗いできること

おひとり様用電気鍋~複数の鍋やプレートが付属するタイプ

調べてみると一口に電気鍋と言っても3タイプがあるようですので、ここでは3タイプを別項目に分けて紹介します。最初は、鍋やプレートなどが複数付属するタイプで、「煮る」「焼く」以外にも調理方法が豊富な製品群です。

モノクローム グリル鍋 MGP-0650 Amazon限定ブランド

サイズ22.5×20.5×17.5cm重量1.3kg
直径/深さ温度調節3段階
容量1.2L消費電力650W

最初に紹介するのは「モノクローム」のグリル鍋で、鍋・プレート・なべ底用の網がセットされていて、「煮る」「焼く」「蒸す」調理が可能です。

大柄に見えますが、容量は1.2Lなのでさほど大きくはないようです。評価でも「カレーを二人前作れる」とありますので、1~2人用と考えてよいでしょう。

鍋やプレートは取り外して丸洗い可能です。

Amazonでもかなり評価は良い方で、安心して購入できそうです。オートオフの機能はないようです。

※YOUTUBEに動画がありました。大きさのチェックなどの参考に(音が出ます)。

ハゴオギ (HAGOOGI) 電気鍋 1L 600W HX-3715

サイズ25.3x22x19.4cm重量1.69kg
鍋直径/深さ17cm/8cm温度調節無段階
容量1.0L消費電力600W

寸胴型の黒い電気鍋です。直径17cmx深さ8cmの鍋と、浅いプレートが付属していて「煮る」「焼く」が可能です。付属品や機能として「蒸す」はできると書いていませんが、市販のアイテムを使えば「蒸す」ことも可能だと思います。

温度調節は65〜250℃で連続的な無段階調節が可能です。

鍋もプレートも着脱式で丸洗いが可能なのは〇ですね。

※こちらもYOUTUBE動画がありました。「鍋で餃子が焼ける」のは嬉しい情報です^^

鍋の時にあまり水量が多いと熱するのに時間がかかるので、水は極力少なめで野菜から出る水分で煮込むような作り方なら野菜のうま味も濃く、時間も短縮できそうです。

created by Rinker
公式サイトのメール会員登録(無料)で10%OFFクーポン貰える!

レコルト ポットデュオ フェット RPD-3

サイズ20.0×20.0x17.5cm重量1.65kg
鍋直径/深さ17cm/6cm温度調節無段階
容量1.3L消費電力650W

非常にセット点数の多い製品で、本体(加熱部)のほか、ボウル(鍋)、プレート、蓋、揚げものカバー、蒸し料理用網、レシピブックが付属します。鍋はセラミック製です。

加熱の強弱については記載がありませんが、動画で連続可変で操作しているので無段階かもしれません(確証はありません)。

この製品は「揚げもの」を想定していて、油跳ね対策用のカバーが付属します。

写真はありませんが、鍋もプレートも着脱式なので丸洗い可能と思われます。

レコルト ポットデュオ エスプリ RPD-2OR

サイズ20.5×21.5×17.0cm重量1.68kg
鍋直径/深さ16cm/5cm温度調節無段階
容量2.8l消費電力650W

可愛さが目を引く電気鍋です(小さく見えますが決してミニサイズではありません)。

コンパクトにまとまった鍋とプレート、さらに揚げもの蓋や蒸し網もセットされているのはレコルト製品の特徴です。鍋(ボウル)はステンレス製なので肉を焼くとこびりつくかもしれません(別添のプレートはフッ素樹脂加工)。

どんな調理をしても、元の大きさを逸脱しないのは車内で利用する際にメリットかな…と思います。

旬の地物のキノコを使って鍋…という自分の目的に合っている気がします。

※こちらはメーカー提供の動画です。

鍋1つですべてを賄ってしまうタイプ

鍋とプレート等に分けずに、1つの鍋ですべての調理をまかなうタイプもあります。というか、大きめの鍋で調理もしてまう…といった風情の製品もあります。

ハック ちょこっと家電 おひとり様グリル鍋 HAC2254

サイズ15.5×15.5x15cm重量-kg
鍋直径/深さ12cm/-cm温度調節なし最大190℃
容量350ml消費電力260W

この手の電気鍋で最も認知されているのがコレではないでしょうか。YOUTUBEなどでもレビュー動画がたくさんアップされています。

温度調節なしで、消費電力260Wで最大190℃までしか出せないため調理は非常に簡易的になるのではないかと思います。

直径12cmのあまり深さのない鍋(他社製品ではプレートと呼ぶような形状)で、容量は350ml程度(評価に記載)で思い切り一人用と割り切って使用する製品かと。

最後の雑炊を作る部分で火力の弱さがモロにでていますね^^; 電力的なことを言えば、いくら消費電力が少なくても時間が2倍かかれば消費電力2倍の製品と消費する電力量は同じです。味や食感のことも勘案すれば「消費電力小さい」は最強ではありません。

THANKO おひとりさま電気調理ケトル「やわらか鍋」 SFEPFOPW

サイズ165x165x165cm重量-kg
鍋直径/深さ12cm/-cm温度調節2段階
容量560g消費電力600W

面白ろ家電の「THANKO(サンコー)」の製品で、鍋の側面に柔らかい素材を使うことで収納時には折りたたんでコンパクトにでき、使用時には伸ばして鍋になります。

折りたたみ時のサイズは「165x90x165cm」です。

火力は600W/800Wを切り替えて使用できます。

レビューブログがありますので参考にしてみてください。

山善 クッキングケトル ラーメンメーカー 1.2L YRGA-S600

サイズ23.0×16.8×19.0cm重量-kg
鍋直径/深さcm/-cm温度調節無段階
容量1.2L消費電力600W

まさに「大きいケトルで調理もしちゃう」タイプの製品です。「ラーメンメーカー」となっていますが、ラーメンはもちろん他の調理にも利用可能です。

ただし、やはり元がケトルですので、温度はMAXで100℃なので、お湯を沸騰させる力しかないと思われます。100℃のお湯でできる調理ができるケトルと考えた方がよいでしょう。

※この製品の動画は見つかりませんでした。

Roommate 東京Deco 電気鍋 i001

サイズ19.0×21.0x31.0cm重量1.1kg
鍋直径/深さcm/-cm温度調節無段階
容量1.2L消費電力600W

こちらは、まんま「鍋」です。シンプルな仕組みで割り切りに好感を持ちますが、煮て食べるだけに特化した製品の実際の使い勝手はどうでしょうか。

本体に温度調節が固定されているので、丸洗いができないのは残念なところです。

Roommate 東京Deco 保温機能付 電気鍋 i001



こうして何種類かをピックアップして見比べてみると、鍋型にせよ、ケトル型にせよ、鍋やプレートを交換しないタイプは、「帯に短し襷に長し」になってしまう気がします。

それでも、一長一短というけれど、「長」も「短」も突き抜けていない、中途半端な感じがしてなりません。「鍋」タイプは鍋を出ていないし、「ケトル」タイプはケトルを出ていません。

やはり、さまざまな場面で応用が利くことを勘案すれば交換タイプの中から選ぶことになりそうですが、デザイン的には「レコルト ポットデュオ エスプリ RPD-2OR」か、「HAGOOGI 電気鍋 1L 600W HX-3715」に食指が動きます。

収納性を加味すると「レコルト ポットデュオ エスプリ RPD-2OR」→「レコルト ポットデュオ エスプリ RPD-2R」ですかねえ。




今日は1~2人で使える電気鍋を探しました。

よく電気鍋の紹介記事にあるような「ホットプレートが深くなった」ようなグリルパン的な製品は除きました。車中で使うならデザインも軽視せずに見栄えのよいものを…と思って選びました。

道の駅やJA売店の木のこ、楽しみです。

あと、神奈川県は「高座豚」「丹沢高原豚」「はまポーク」「やまゆりポーク」など美味しい豚肉が色々あるんですよね。豚肉も焼いたり煮込んだりして食べたいですね^^

それでは今日はこの辺で。

記事へのご意見・ご質問等はメールではなくコメント欄にお書きください。
※コメント欄は最下段にあります。
Sponsered Link

Sponsered Link

■ 著者紹介 この記事を書いたのは…
KAZ

「喜田宗彦」としてWEBライターをしています。ライター歴は10年超です。本ブログの記事は、自分自身の実際の体験や経験、ライターとして取材や調査で得た知見、懇意にしてくださるメーカーさんなどから得た知識・情報等を反映した記事を執筆・掲載しています。アウトドアについては1982年ごろからオートキャンプを開始しキャンプ歴は40年超になります。2020年にはバンコンタイプの小型キャンパーを購入し車中泊の楽しさに目覚めました。
また食べることが好きで食べ物関連の記事多めです。特に安くて美味しいものに目がありません。地元グルメやチェンめしも好物です。
ブログ運営者について