【アルピ快適化-10】出っ張って邪魔な収納扉を改造~ツライチにしたら使い勝手爆上がり

アルトピアーノカスタム(収納扉)快適化・改造・カスタム
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今回のアルトピアーノ快適化は後部収納庫の扉です。

アルトピアーノの後部収納庫の扉は出っ張っていて非常に邪魔です。

この出っ張りがあるおかげで後部座席の座面ボードを持ち上げることができず使い勝手を非常に悪くしています。

これって、アルトピアーノ・オーナーなら「ああ、あれな」とすぐわかる「アルピあるある」だと思うんですが、今回は、その収納扉をツライチになるように改造して使い勝手の向上を図ろう…というわけです。

なんでこんな所に出っ張りがあるんだよ!な扉

まあ、見てください。この出っ張り。

購入する時には気づかなかったんですが、実際に使い始めると「なんだこれ、邪魔くさ」と思うようになりました。

アルトピアーノのオーナーさんには「あるある」で今更説明の必要はないと思いますが、アルトピアーノに乗っていない方や購入検討中の方向けに少し説明すると…。

縦じまの部分は、ダイネット時には後部座席になるのですが、薄いクッション材を入れてシート表皮を貼ったボードなんです。

このボードは固定されておらず、アルミフレームの骨組みの上に置かれた状態です。

で、ボードの下は空間になっていて、収納の少ないアルトピアーノの重要な収納場所・積載場所になるのですが、このボードが収納扉の出っ張りのせいで、上に開けないんです。

写真でもわかるように、床とアルミフレームの間の隙間を通る荷物しか乗せられません。

ボードが上に開くようになれば、アルミフレームの厚みの分だけ背の高い荷物もフレームの上から入れることができるので、積載量にも大きく影響します。

左:こんな感じで扉が出っ張っているので…
右:ボードを上げると扉の出っ張りに当たってしまう

というわけなんです。

「なんでこんなところに出っ張りを作るんだよ!」と突っ込みたくなる、あり得ない仕様なんです^^;

この点は、アルトピアーノを企画・製造・販売しているトヨタモビリティ神奈川には早急に改善してもらいたい点です。さして大きな変更ではないのですぐに対応できるはずですが、利用者の利便性・使い勝手は大きく改善するので、ぜひ改善をお願いしたいです。

とはいえ既に購入済みの車両は自分で改造するしかない

ということで、「収納扉のツライチ計画」を開始したというわけです。

  1. 収納扉と閉じた状態で、収納庫内側から開口部分をマジックでなぞってしるしをつける
  2. マジックで書かれた開口部の大きさを測り、ネジ穴を避けてちょうどよい大きさにカットする
  3. 切り落とした部分に塗装する(カットした部分は木材の本来の色が出る)
  4. 扉の取っ手をつける
  5. 扉を閉じた際の「受け」を取り付ける
  6. 扉を蝶番で取り付ける

意外と簡単そうでしょ。

問題は、(1)と(4)と(5)なんですが、詳細は個別に以下で説明します。

扉を閉じた状態で開口部をマジックでなぞって線を引く

作業の難易度としては、手を入れられさえすれば特に難しいものではありませんが、実はオプションの選択によってはできる場合と、できない場合があるかもしれません。

自分のアルピは「冷凍冷蔵庫」を洗濯したので、収納庫に収まっている冷蔵庫の上部が開くようにできているので「手を突っ込んで開口部をマジックでなぞる」ことは簡単なんです。

シンクを選択している場合も可能ではないかと思います。

ただ、いずれも選択していないと、上部から手を入れることができないかもしれませんし、側面の扉が大きく構造がそもそも違う可能性があるので、この改造がより大掛かりになってしまうかもしれません(「かも」なのは、すべての仕様を把握しているわけではないためです。ご容赦を)。

マジックで書かれた線から開口部の大きさを測りちょうどよい大きさにカットする

要は、線に沿って扉板をカットするんですが、線通りにカットすると不都合が生じます。

というのも、扉(の板)には蝶番を留めていたビスの穴があるので、マジックでなぞった線のままカットしてしまうと扉にビス穴が残ってしまうため、描かれた線から開口部の大きさを計算してビス穴が残らないように寄せてカットする必要があります。

画像の緑〇の部分が蝶番のビス穴です。3点留めなんですが、1点の部分がちょうどカットする位置になっていたので、扉板の側にはビス穴を残さずに済みました。

板自体はあまり固くない木材なので、カットは容易ですが、小さすぎると取り返しがつかないので、大きめ大きめでカットしたため、大きすぎて再カットが必要でした^^;

切り落とした部分に塗装する

カットした部分は元の木材の色になってしまうので塗装が必要でした。

ただ、車内後部の目立たない場所にある扉なので、手間もお金もかけずに、昔ラジコン(※)をやっていた際に購入した「タミヤカラー」を納戸から引っ張り出してきて使いました。10年以上ぶりでしたが、固まっておらず普通に使えて助かりました。

※友人に誘われてラジコンにハマっていた時期がありました。1/10スケールの電動をサーキットに持ち込んで遊んでいました。へたくそでしたけど(笑)。静岡の田宮サーキットにも行ったことがあります^^

扉の取っ手をつける

単に、元々付いていた取っ手を戻す…のでは、取っ手の出っ張りにボードが引っかかりますので、でっぱりのない取っ手を考える必要がありました。

で、元の取っ手が取り付けられていた穴をドリルで拡大し、「組みひも」を差し込ん取っ手にすることにしました。

これであれば、ボードを引っかからずに上げることができ、扉を開くのも容易です。

裏面は紐を結んであるだけです。

裏側から引っ張れば抜けてしまう可能性がありますが、裏から引っ張るような動きはまずしないと思うので、結び目で前側からの引っ張りに対応するだけで大丈夫ではないかと思います。

扉を閉じた際の「受け」を取り付ける

扉を埋め込みにしたために、元の取り付け方では不要だった「受け」が必要になりました。

いろいろ考えたのですが、最も手軽に簡単に安価に作れる「受け」は写真のようなものになりました。

磁石がくっつくスチール製のプレートを収納庫内側からビス止めして、扉側にはマグネットテープを貼り付けておけば、しまった際に磁石がくっついて軽く固定状態になる…という構造です(実際にやってみたら磁力が弱いので要改善であることが判明~今後の課題です)。

マグネットテープの厚みがあるので、プレートの取り付け時にワッシャーをかませて、厚みを吸収させています。

扉を蝶番で取り付けて完成!ぴったりツライチ!

いよいよ最後の工程ということで、蝶番で扉を取り付けました。

これで出っ張りがなくなりツライチになりました。

ただ、座面ボードを上げられることが優先なので、蝶番はできるだけ奥へ取り付けるようにして出っ張りを極少にしているため、扉自体は90度程度までしか開きません。

扉板のカットはのこぎりでフリーハンドだったので、精密なサイズ調整はできていませんが、まずまず実用範囲で完成させることができたと思います。

如何でしょうか。

使い勝手が飛躍的にアップ!実は次の改造のための布石

これで、扉の出っ張りに邪魔されずに座面ボードを持ち上げることができるようになり、荷物の積み下ろしなどの際の使い勝手が大幅に向上しました。

写真で分かるように、今まで扉の出っ張りで上げられなかった座面ボードが、上のアルミフレームのところまで「がばっ」と開くようになりました。

今回の改造のコストについて

今回の改造は、あまりコストを掛けないように…と意識しました。

購入した部品などは以下の通りです。

  • 「受け」のプレート … 75円×2
  • プレート取付のタッピング(ねじ) … 4個入り100円
  • マグネットテープ … 110円(100均)
  • 蝶番 … 約400円(ブロンズのものを選んだので普通の銀色のものに+100円)

鋸やドライバーなどは家にあったもので間に合いましたし、取っ手の「組みひも」は手提げ袋の持ち手を利用しました。

文中にも書いたように塗装もラジコン用で済ませてしまいましたし、プレートに挟んだワッシャーも自宅にあったものを使ったので出費はありませんでした。

このコストで、あの使い勝手の向上はかなりの高コスパと言えると思います。



小さな扉の出っ張りを失くす。

たったそれだけのことで、こんなにも違うか…というぐらい劇的な使い勝手の変化があり大満足です。

実は、この先に計画している改造を実現するための布石となる重要な改造でもありました。

布石とはいったい何をどうするのか…は少し前から実現したいと思い続けてきたことですが、具体的にはまた実施してから記事化したいと思います。




今まで「面倒くさい」とか言って、一切、カスタムや改造をしなかった人が、なぜか急に「改造熱」に侵されていて自分でも不思議です(笑)。

どんどん使い勝手が向上してゆく我が家のアルピが楽しみです。

今回の改造以外にも、テーブルの脚はまだ部品が見つけられていないので保留中ですし、ソロキャンプ仕様についても部品の到着待ちの保留中で、まだまだ次の計画に取り掛かる前にすべきことがたくさんあります。

これからもしばらくは改造ネタが多くなるかもしれません。

それでは今日はこの辺で。