タウンエースキャンパーの乗り心地をシートクッションで快適化

快適化・カスタム
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キャンパーアルトピアーノは、トヨタの小型商用車タウンエースバン・ベースの簡易キャンパーです。

いちおう、キャンパー仕様、車中泊仕様を名乗っていますが、車両としては乗り心地改善のための手は全く加えられていないため、商用バンそのままの乗り心地は脳と身体が揺さぶられます。

固く跳ねるような乗り心地は、長距離ドライブで非常に疲れますし、腰痛の原因にもなってしまうので、今回は運転席シートに敷くマットをいくつか替える事で。果たして乗り心地改善が可能なのか試してみました。

乗り心地改善の方法は色々あるが、まずはシートマットで硬さを緩和できないか試してみた

伊豆・河津のバラ園「バガテル公園」を見て、下田あたりで車中泊…という計画で夫婦で出かけた1泊ドライブ旅行がありましたが、およそ1日半の日程で400km超を走りました。

走行距離が300kmを超えるあたりから、身体や脳の疲れを感じるようになり、アルトピアーノ(=タウンエースバン)に乗っているのが苦痛になるほどの重い疲労感を感じました。

ゆらゆらする訳ではないので「酔う」という感じではないのですが、過去にあまり感じた事のない気だるく重々しい疲労感が蓄積した感じで、脳が揺れる感じがしました。

それを契機に、少し乗り心地を改善できたらいいな…と思うようになり、少し調べてみたのですが、例えば、後ろの板バネを加工して、通常時に機能するバネの枚数を減らしたり、フロントのショックを交換したり、タイヤ交換や空気圧等でも乗り心地が改善することが分かりました(分かりましたと言ってもそうだろうとは思っていましたが)。

でも今は、大きな金額を支出するタイミングじゃなくて、奥さんに「そんな事にお金使うなら住宅ローンの繰り上げ返済に回さないと」と指摘されるのがオチです^^;;

そりゃあショック交換なんてすれば、根本的なところから改善できるのかもしれませんが、お財布事情によってはなかなかそうもいかない…って方、私以外にもいらっしゃるんじゃないでしょうか。

そこで、最もお金のかからない乗り心地改善方法として「運転席にマットを敷く」と言う方法から検討してみる事にした次第です。


そう言えば…です。

そう言えば、CX-5用に購入した、ジェルシートがあったはず、と思い出しました。

どこだっけ?と探して、納戸の中から見つけたので、近所の買い物や家族の送迎時などにつかってみたところ、これがなかなか良くて、荒れた路面からくる「ガツン」という入力を緩和してくれて、脳天に響くようなショックを軽減してくれたんです。

「おぉ、これいいじゃん」と言う訳で、記事には書いていなかったのですが、前回の「ネイチャーランド・オム」でのソロキャンプ時にジェルシートを敷いて運転していました。

➡ 【ソロキャンプ】ネイチャーランドオム~雨中の車中泊キャンプ


でも、自宅から246号線を走っているうちは良かったのですが、郊外に入り、道が細くクネクネとし始めると、このジェルシートが運転時に常時敷くシートとして、重大な欠陥がある事がわかりました。

それは「変形」です。

246号線はほぼ直進と緩いカーブだけですが、山間部になるにつれRのきついカーブが多くなり、加減速も頻繁になって車体の姿勢が崩れる場面が増えます。

そうすると、柔らかなジェルシートは「芯」がないのでぐにゃりと変形してしまうんです。

「潰れ」といってもいいんですが、2~3cmの厚みがあるジェルシートは、柔らかく身体を乗せていますが、コーナーなどで横方向の力が加わると、変形して身体を支えてくれません。

厚みのあるものが横(斜め)に潰れる感じです。

すると身体は自分を支えようとして、腰や背中に力が入って踏ん張ろうとするのですが、元々商用車でシートのホールド性なんてほとんど考慮されていないので、ぐにゃ~っと身体が流れます。

それを耐えようとして無理な力が入る結果、背中の凝りや腰痛になってしまうんです。自宅からキャンプ場までの大して長距離でもない道中で早くも「NG」を悟ってしまいました^^;;

衝撃吸収の能力は高いのですが、コーナーごとに変な風に捩れて腰痛に繋がってしまうのでは継続利用は無理と悟りました。

手持ちの激安ウレタン製座布団を試す~低反発ぽく潰れるが衝撃吸収の面で物足りない

横潰れも困るがシートに対してサイズが小さくこれでは太ももがはみ出してしまう。奥が激安ウレタン座布団

まあそんな訳で、一瞬良さげに思えたジェルシートはNGとなり、次に試したのがホームセンターで激安で購入した2cm厚のウレタン素材の座布団でした。

これも別用途で買って自宅にストックしていたもので、ジェルシートのようにヨコ潰れしないのでいいんじゃないか…と思ったのですが、こちらは衝撃吸収の面で物足りませんでした。

街中の路面を30~40km/hで走行しているうちは、あまり違いを意識する事はないのですが、工事で荒れた路面や、観光地などにあるスピードを落とさせるための路面の凹凸をやたら拾うんです。

タウンエースのシートに直に座るよりはマシですが、脳天にガツンとくるような入力の遮断が甘く、身体の芯まで伝わってきてしまい、身体全体に疲労を感じます。

それと激安品なのであまり明確ではないんですが、どちらかと言うと「低反発」気味で、力が加わった方へ凹んでしまうので運転姿勢をキープしてくれないんです。確か高反発で購入したはずですが激安品ではダメなんでしょうか^^;

もう少し、姿勢を保ち、衝撃を吸収して伝えないようにしてくれないと、長距離運転時の疲労軽減は難しいかな…と思い、これも却下です。

3cm厚・硬め・高反発ウレタンを条件にマットを探してみた

手持ちのジェルシート、ウレタン座布団はいずれも却下となった事で、新たなシートやクッションの購入が必要と考えました。

ネットを色々と調べたところ、「腰痛」緩和の記事は多数見つかり、お勧めしている製品も分かったのですが、自分的には問題は腰痛よりは、振動による身体の疲れや脳への衝撃です。

腰痛も困りますが、ジェルシートを使わなければ腰痛は発生しておらず、タウンエースのオリジナルシートでも特に腰痛対策は必要ないだろうと考えたんです。

ところが、衝撃吸収という面での記事やブログはあまりなく、揺れや振動による疲れの軽減にはどんな素材のどんなシートが向いているのか、そこがまず分かりません。

脳への衝撃…なんて感じているの、自分だけなんでしょうか^^;


Amazonを眺めると、シートという括りには大きく分けて「ジェル系」「低反発系」「高反発系」があるようでした(低反発と高反発を層にした製品もありました)。

そこでまた、過去の事例ですが、以前に宿泊した宿で低反発マットに寝た経験を思い出しました。

ちょっとお高い低反発マットを1つに売りにしている宿だったのですが、翌朝、自分の身体は、あちこちが痛くなって肩や背中がパンパンに張ってしまった経験がありました。

一方、自室のベッドマットは、その経験から高反発マットを使っていて、変な体の凝りや張りも少なく眠れている事から、自分に合うのは高反発では?という仮説を立ててみました。

寝るのではないので、シートも高反発で良いのかは不明でしたが。


そこで、Amazonなどで以下の3つを条件にマットを探してみました。

・3cm厚
 激安品が2cmだったので衝撃吸収に鑑み、より厚い3cm以上で探しました。
 でもあまりに高いと愛ポイントが上になり過ぎる可能性がありますが、
 それによるデメリットが想定できませんでした。
 頭上空間には余裕があるので大丈夫そうでした。

・硬め
 自室ベッドマットを探す際にも専門店にいって何種類もの中から選んだのは
 かなり固めのマットだったことや、カーブなどで外側に荷重がかかった際に
 太ももをホールドして欲しいので「硬め」を条件に探しました。

・高反発ウレタン
 身体が沈み込まず支えてくれることを期待して高反発マットを探しました。

最初から高額な製品を買わず、まずは低価格品で試してみて気に入ればお金を出す…というスタイルはいつも通りで、まずはお手頃価格のものをチョイスしました。



そこで選んだのがこれ。

Shinwaというメーカーの高反発クッションで、ゲーム用として販売されていました。

サイズや形状は、正方形ではなく縦長で、シート奥の方を少し小さくしてある台形です(45cm×41cm、短い辺35.5cm、厚さ5cm)。

厚さは5cmあって、運転席に敷くと少し目線が上がりますが、特に運転に支障はなさそうですし、頭上スペースにも問題はありませんでした。

中身のマットは、どこかの寝具みたいに「点で支える」的な構造です。

しっかり硬さがあって、重量級の自分が座ってもペチャンコに潰れてしまわず、身体の凹凸に合わせて支えているような感じです。

実際に走ってみると、凸凹道や大きめのショックなどを上手にいなしていると感じました。悪くないです、これ。

脳天へ響くような衝撃もうまく吸収してくれているようですし、柔らかすぎて横方向の揺れを支えきれなかったり…という事がないので、快適と感じます。


ただ、横方向のサイズが41cmしかないので、太ももの端がギリギリです。

これではコーナリングなどで支えて貰えなさそうなので、試しに、置く方向を90°回転して、長い辺をシートの横方向にするように置くと、これがなかなかGOOD!

欲を言えば、横幅は50cmほどあると太ももの部分もしっかり支えてくれそうですが、そのマット以上に大きい製品は見つからなかったので、45cmを横置きがBESTではないかと思います。

それにしても、なんでシートクッションって40cmそこそこのサイズしかないんですかね?ぜひ横幅50cmのマットが欲しいです。



【2020/03/14 追記】

その後、2か月間ほど「高反発シートクッション」を使用しています。

「これじゃあだめだ、買い換えなきゃ」と思っていないので、まあまあ満足して利用しているということなんでしょう。

2度目の緊急事態宣言などで、何処にも出掛けられず長距離を走っていませんし、買い物や駅までの送迎程度した利用していないので何とも言えませんが、身体の疲労や、脳への衝撃は日々の利用で感じる事はありません。

そういう意味では「買って良かった」商品だと思いますが、どうしても感じるのは、横幅の足りなさです。

カーブなどの際に、太ももがクッションの外に落ちてしまうので困ります。

これは想定通りでした。やはり50cm以上の横幅が欲しいところです。

また、継続利用して何かあれば追記したいと思います。

≪追記ここまで≫




サスやタイヤへの投資はまだ無理なようなので、しばらくは、この高反発マットが頼りです。

身体の芯の疲れが軽減されると良いのですけれど。

それでは今日はこの辺で。

コメント

  1. アトム より:

    タウンエースバンの運転席って心配事は多いですよね
    自分も乗る前は、エンジンの真上に座って熱くないのか、うるさくないのか?
    商用車の薄いシートで長距離走れるのか?正面事故の時は多分ダメだろうな・・・
    色々案じましたが、特に問題ありませんでした。片道400km下道もOKです。
    逆に普段乗っているバイクの視点と同じ高さは見晴らしが心地よく
    走らないので法定速度順守がストレスになりません。
    そもそも古いワーゲンバスが欲しかったので、比較すれば全てが満足です。
    ECさんが色々と試していただけるので興味深く、これからも楽しみにしています。

    • Enjoy Camper より:

      こんにちわ>アトムさん

      >特に問題ありませんでした。片道400km下道もOKです。

      そうですかあ。
      自分も購入して半年ぐらいは「少し硬いな」ぐらいしか思ってなかったんですが、
      先日の伊豆ドライブで、なんだか妙に疲れてしまって
      それ以降、硬さや突き上げが辛くて…。

      >普段乗っているバイクの視点と同じ高さは見晴らしが心地よく

      そうですか?
      自分も限定解除ライダー(今はバイクは降りた)ですが、
      あまりそんな風に感じた事、ありませんでした。

      >そもそも古いワーゲンバスが欲しかった

      それは一緒ですけど、買わなくてよかったと今は思います。

      船酔いとかする人なんで、三半、弱いんですかね。

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