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アルトピアーノ車内のカーテン取付けてみた~スライドドア・リアクオーター・リアハッチに透け感カーテン

タウンエースバンのインテリアをカスタマイズ DIY・改造・快適化
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アルトピアーノ車内にカーテンを取り付けました。

左右のスライドドア部分と、運転席・助手席越しのフロントウインドウからの視線を遮るカーテンの設置を終え、これで、アルトピアーノ車内のカーテン設置は一応の完成となりましたが、設置場所ごとに取付方法が異なります。

前後左右の6か所の窓やドアへのカーテン設置は、場所によって取り付け方を工夫する必要があり、同じ取り付け方を採用したのは2か所だけで、最終的には5つの取り付け方を用いました。

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右スライドドアの換気扇下のカーテン

アルトピアーノは、進行方向右側のスライドドアにオプションの「4連排気ファン(換気扇)」が設置されており、磁石が付く鉄板部分にカーテンを設置すると換気ができないため木製の換気扇のベース下にどう設置するかを考えました。

木製のベースには磁石が付かない、パイプを通すブラケットを設置する場所もない上、ベースにネジ穴もあけたくないと言う事でかなり頭を捻りましたが、最終的に、強力粘着シートで100均の目玉クリップを固定し、軽量な木製丸棒を噛ませてカーテンを設置することとしました。

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、木製ベースの下側に粘着テープで目玉クリップを貼り付けています。

この粘着テープが強力すぎるほど強力で、たったこれだけのことで設置以来、何か月経っても外れることがありません。

この目玉クリップに噛ませた木製の丸棒にカーテンを通しています。

クリップなので、カーテンの上からでも噛みますのでズレ防止にもなりますし、目玉クリップの色を選べば取り付け部分が目立つこともありません。

木製の丸棒は軽量であることが一番の選択理由です。

この設置方法でかかった費用は、以下の通りです。

  • カーテン … 200円(ダイソー)※リアウインドウと同じもの
  • 目玉クリップ … 100円(6個入りの2個 ダイソー)
  • 粘着シート … 1,200円(3メートル巻き Amazon)
  • 木製丸棒 … 98円(90cm コーナン)

粘着シートが若干割高ですが、3メートルで1,200円ですが、実際に使用するのは1~2cm×2か所だけのためコストは数円に過ぎません(1cm当たり4円)し、得玉クリップも6個入りのうちの2つと言う事で、合計コストは400円未満といった感じです。

出っ張りもほとんどないので、スライドドアを開けても干渉する事はなく、付けたままでスライドドアの開閉が可能です。

また、木製丸棒はカーテンを吊るす程度では問題ない強度をもっていますが、非常に軽量で、100均の小さな目玉クリップ2個で支持しても落下の恐れはありません。

さらに、粘着シートは非常に強力で脱落の心配はまずありませんが、意図的に剥がそうとすれば剥がれるというのが最大のメリットです。

換気扇側のスライドドアのカーテン設置は「上出来」と言えそうです。

乗降側の左スライドドアのカーテン

換気扇と逆側の、進行方向左側の主に乗降をする側のスライドドアのカーテンは、2つの用途を考えなければなりません。

1つは、スライドドアを閉めている際の窓用のカーテン。
もう1つは、スライドドアを開放している際の、開口部を広く覆うカーテンです。

ドアを閉じている場合の窓用カーテンの設置は簡単です。スライドドアは上部から左右両側、下部にかけて鉄板むき出しの状態なので、磁石クリップで取り付ければ済みそうでした。

少し大きめの磁力の強いマグネットクリップで取り付けましたが、強度は充分ですし、脱着しやすいのはマグネットクリップのメリットだと思います。

カーテンの糸のほつれは、100均カーテンなので致し方ないかもしれません。

こちらも、カーテンは木製丸棒に通しています(切断面が雑ですが^^;)。

マグネットでの設置では、マグネットが付いたまま動かさないように注意が必要です。鉄板の塗装にかんたんに傷がついてしまいます。

この部分は運転の妨げになるので、普段は巻き上げて目玉クリップで留めています(上部の鉄板にマグネットクリップで留める事もあります)。

このカーテンの設置にかかったコストは以下です。

  • カーテン … 200円(ダイソー)※右側・リアウインドウと同じもの
  • マグネットクリップ … 100円(2個入り ダイソー)
  • 木製丸棒 … 98円(90cm コーナン)
  • 目玉クリップ … 100円(6個入りの1個 ダイソー)

という事で、合計コストは400円少々といったところでしょうか。




左スライドドアでは、開放時のカーテン設置も考えなければなりません。

上記で設置したカーテンは、スライドドアを開放すると一緒にスライドしてしまって目隠しの役には立ちませんので、開口部を広く覆うカーテンの設置が必要でした。

開口部上から、シート座面辺りまでを広く覆うようにカーテンを設置しました。

丈にして70~80cmなのですが、気に入ったデザインのカーテンがなく、窮余の策として、気に入っているダイソーのカーテン(右スライドドアやリアウインドウにも使っているもの)を、接客テープで2枚繋げて使用しています。

アイロンの熱で接着する製品で、これも100均で購入したのですが、接着面があまり強固ではないので、そのうち取れてしまうかもしれませんが、接着してから2週間ほど経ちますが、まだ剥がれてはいないので、意外に強いのかもしれません。

スライドドア開放時のカーテンは、外側から見るとこんな感じです。2枚つなげのカーテンが微妙です(笑)。

カーテンの取付けは車外から行っており、スライドドアを支えるレールの下の鉄板にマグネットクリップで設置しています。

多少の曲げにも柔軟に対応できるのも木製丸棒のメリットでしょう。

こちらでも木製丸棒にカーテンを通して、カーテンの上からマグネットクリップで噛んで留めています。

木製丸棒は軽量である程度の強度もありますし、突っ張り棒のように騒がしくないですし、ステンレスパイプほど重たくない上、カットも簡単ですし多少の曲げにも対応でき、さらに価格が安いと言う事で、車内のカーテン設置には適材と言えそうです。

こちらのカーテン設置のコストは以下です。

  • カーテン … 200円(ダイソー)×2 ※右側・リアウインドウと同じもの
  • マグネットクリップ … 100円(3個入り ダイソー)
  • 木製丸棒 … 198円(180cmのものをカット コーナン)
  • 布接着テープ … 100円(ダイソー)

以上で、600円ほどかかっています。

運転席側の視線を遮るカーテン

車内で休憩している際などに気になるのは、運転席前方からの視線です。

運転しやすさの観点からか、広く大きく取られたフロントウインドウは、それだけ車内を開け広げにしてしまうので、ぜひ、視線を妨げるカーテンを設置したいと考えていました。

当初、天井に2か所、サイドに2か所ある丸印の下には、ネジ穴があると考えており、これらを利用してパイプを支える方法を採るつもりだったのですが、この4か所の穴は全てネジ穴ではないことがわかり、前方のカーテン設置がかなり難しくなりました。

そこで、左右のアシストグリップに園芸用の支柱(長さがたまたまピッタリで軽量で安価)に暖簾を3枚通して渡す事にしました。

この部分のカーテンは常時設置ではないので、取り外しやすさも重要なので、あえて、ただ乗せてあるだけにしています。


ただ、設置位置が前方にズレたため、左右の窓の部分に隙間ができてしまったので、これに対応する必要がありました。

吊るしたのと同じ暖簾を縦半分にカットし、左右の暖簾のサイドウインドウの位置に「耳」のように取付け、端をマグネットクリップで留めることで、サイドからの視線を妨げています。

半分にかっとした暖簾は、ほつれないよう端を折り返し、布用接着剤+アイロンで固定してあります。暖簾への接着も同じ方法です。

こちらのカーテン(暖簾)の設置コストは以下の通りです。

  • のれん … 100円(セリア)×4、 3枚を設置、1枚は半カットで耳に
  • 目玉クリップ … 100円(5個入り ダイソー)
  • 園芸用支柱 … ?(たまたま自宅にあったもの)
  • 布接着剤 … 498円(Amazon)

接着剤は一部を使っただけですので、コスト的には数円に過ぎないはずですので、設置コストは500円少々といったところでしょうか。




これにて懸案だった、左右のスライドドア及び、運転席側のカーテン設置を完了しました。

カーテンを設置し終えた現在のアルトピアーノ室内はこんな様子です。




アルトピアーノを購入して、快適でくつろげる車内を作ろうと考え始めた当初に決めた「ルール」というか、「テーマ」がありました。

アルトピアーノは商用バンですので、収納もありませんし、内装もチープなイメージでしたが、その分、四方に窓があるため室内は「明るく」「開放的」なのが特徴で、私はそれをとても気に入っていたので、快適化をする際にも、明るさや解放感を損なわないように…と考えました。

自分としては、明るく開放感のあるタウンエースバンの長所を生かして、明るく居心地のよい車内にすることができたと、まあまあ満足しています。

また、就寝時の完全な目隠しは、別途「遮光パネル」があるので、カーテン設置はあくまでも休憩時などの外部からの視線をすこし和らげる目的です。

キャンピングカー車内カーテン取付方法まとめ

アルトピアーノ車内のカーテン取付にあたっては、5種類の取り付け方を用いました。

  1. スペーシアパイプと専用ジョイントを利用した設置方法
    他にカーテンリングや、取付用のタッピングを購入しました。
    荷室後部の左右のハメ殺し窓に用いましたが、ブラケットの使い方が左右で逆向きになっています。
    カーテンはAmazonで購入したカフェカーテンで1500円と割高。
    詳細:アルトピアーノ快適化計画第3弾
  2. マグネットテープと粘着シートを利用した設置方法
    100均で購入したマグネットテープ(テープ状の磁石)に、粘着シートでカーテンを直接貼り付けています。カーテンとマグネットテープは一体ですが、マグネットは容易にハッチの鉄板から外す事が可能です。
    粘着テープからカーテンを外す事も可能で、洗えば粘着が戻ります。
    カーテンはダイソーのナチュラル系のカーテン2枚。
    詳細:アルトピアーノ快適化計画第4弾
  3. 粘着シートと目玉クリップを利用した設置方法
    目玉クリップを粘着シートで固定し、カーテンは木製丸棒に通して目玉クリップでカーテンごと噛ませて設置
    詳細:本記事
  4. マグネットクリップと木製丸棒を利用した設置方法
    カーテンを丸棒に通し、カーテンごとマグネットクリップで車体鉄板に設置。
    詳細:本記事
  5. 園芸用支柱と目玉クリップ、歯切れによる耳の設置
    100均(セリア)の暖簾を3枚使用。サイド窓からの視線防止に歯切れで耳を取付て対応。詳細:本記事

場所によって取り付け方を1つ1つ考えてきたので、かなりの時間を要しましたが、まずまず、自分のおもったような感じには仕上げられたように思います。

突っ張り棒や、カーテンレールを使うと、走行中のガチャガチャ音が増えると考え、当初から、突っ張り棒とカーテンレールは採用しないと決めていましたが、それも予定通りになり、納得のカーテン設置です。




全体的にチープな仕上がりで、決して格好いいとかセンスあるってもんじゃないですが、自分のクルマで自分が寛ぐためのカーテンなので、これでけっこう満足度高めです。

元々美的センスが欠落している自分ですので、どうにおチープで実用オンリーになりがちです^^;

それでは今日はこの辺で。


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■ 著者紹介 この記事を書いたのは…
KAZ

「喜田宗彦」としてWEBライターをしています。ライター歴は10年超です。本ブログの記事は、自分自身の実際の体験や経験、ライターとして取材や調査で得た知見、懇意にしてくださるメーカーさんなどから得た知識・情報等を反映した記事を執筆・掲載しています。アウトドアについては1982年ごろからオートキャンプを開始しキャンプ歴は40年超になります。2020年にはバンコンタイプの小型キャンパーを購入し車中泊の楽しさに目覚めました。
また食べることが好きで食べ物関連の記事多めです。特に安くて美味しいものに目がありません。地元グルメやチェンめしも好物です。
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