実車見学・試乗

【試乗記】8ナンバー+ラゲッジエアコン標準装備になったStage21ルクシオプロに真夏日に乗ってみた結果

Stage21ルクシオプロの実車見学と試乗レビュー 実車見学・試乗
この記事は約16分で読めます。

Sponsered Link

Sponsered Link

今回は『Stage21リゾートデュオ・ルクシオプロ』の実車レビューです。

KAZ
KAZ

2022年8月31日、Stage21にお邪魔して、8ナンバー登録&ラゲッジエアコン標準装備となった『リゾートデュオ・ルクシオプロ』を見学・試乗しましたので、アルトピアーノオーナーの目線で実車レビューしたいと思います。

前日にメールでお邪魔する旨を伝えてお邪魔しましたが、急な訪問にも関わらず実車を制限なく見せて頂き、約30分間の試乗タイムも頂けて、じっくり『リゾートデュオ・ルクシオプロ』を体験することができました。

丁寧親切なご対応に改めて感謝いたします。

当日は川崎を出発する次点では小雨がパラつく天気でしたが、徐々に回復して、実際にルクシオプロに試乗する頃にはカンカン照りで気温もぐんぐん上昇…で、ラゲッジエアコンの実力を測るには絶好の「暑さ」になりました。

※本稿は広告リンクを掲載しています
Sponsered Link

Sponsered Link

 

なんでいまルクシオプロの見学&試乗?

なんでいま「ルクシオプロ」なの?

と思うかもしれませんが、ある1つの「変更」が見学&試乗に出向いた理由です。

アルトピアーノに乗っていて一番辛いのは夏の暑さです。

もちろん時期的な要因もありますし、断熱材が皆無のアルトピアーノは冬の寒さも堪えますが、それでも人間は着込めば暖かくなります。

でも、暑さの方は裸以上には脱ぐことができないので、車内の暑さはなかなか厳しいものがあります。

大型のキャブコンなどではラゲッジルームのエアコンなんて当たり前ですが、ハイエースを含めバンコンにエアコンを装着するのは難しいですし、タウンエースクラスのコンパクトキャンパーではほぼ無理です。

そんな中、今回、ルクシオが「プロ」に進化してラゲッジエアコンが標準装備になりました。

…という訳で、このラゲッジエアコンこそ今回の見学・試乗の眼目でした。

その他にもルクシオプロの特徴・変更点は色々あって、例えば8ナンバー登録が可能になったり、乗車定員が4人になるなど、コンパクトキャンパーとしては「これでもか」な内容になっています。

ただ、4人乗車可能になったことはユーザーとしては有用ですが、アルトピアーノは5人乗車なので「4人乗車になったから見に行こう」とはなりません。

8ナンバー登録自体も、車検が2年ごとになるといっても自動車税をはじめ税額的に優遇されている4ナンバーと比べてコスト的に有利になるかどうかは微妙なところ…という見方をしているので「8ナンバーになったから見に行こう」にはなりません。

というわけで、今回のルクシオプロの見学・試乗の目的は以下でした。

  • ラゲッジ用のエアコン(これが目的の8割)
  • シートとベッド展開(靴を脱ぐ場所が欲しい)
  • 走行性能(我が家は旧型タウンエースベースなので)

外観は商用バンのタウンエースバンそのもの

Stage21ルクシオプロのフロントビュー
Stage21ルクシオプロのフロント・スリークオータービュー

お馴染みのタウンエースバンのフロントフェイス。

ステッカーがなければ、キャンパーとは分かりません。

我が家のアルトピアーノもそうですが、この商用車然とした外観がいいんです。駐車していても「配達中なのかな」的に街に溶け込んでしまうのが気に入っています。

買い物も家族の送迎も、なんなら葬儀にも乗って行けるという意味ではオールマイティな外観と言えます。

ルクシオプロのリア・スリークオーター・ビュー
ルクシオプロのサイドビュー

リアビューとサイドビューです。

ホイールキャップだけが商用車じゃない雰囲気を漂わせていますが、ほかはただの商用バンです。

ちなみに、タイヤが14インチになったのでバランスは良くなりましたね。

ルクシオぷろのルーフトプにはベンチレータ
ルクシオプロのベンチレーター(車内)

外観で通常のタウンエースと異なるのは、ルーフのベンチレーターだけです。

ただタウンエースの車高は190cmあるので、余程の高身長でなければ写真のような角度からルーフを見ることはないので、ほぼ気づかれないでしょう。

車内への出っ張りは大きくなく、頭上空間を狭めている…という感じはありませんでした。

逆回転可能で排気・吸気が可能、ベンチレータ自体の蓋が内部から開閉できます。

右側のスライドドアは機能しないが、FFヒーター装着の場合はここに設置される
ルクシオプロのリアハッチを開けた状態

右側のスライドドアとリアハッチを開けるとこんな感じです。

右サイドはシートが設置されているので出入りには原則使えません。

右側からの出入りが便利な状況もありますが、その辺は割り切るしかなさそうです。

リアには荷物を積み込むスペースはありません。

ルクシオプロのラゲッジルーム

車中泊専用なら大きな問題にはならなさそうですが、車中泊キャンプ…ということになると積載場所は左スライドドアのスペースになりそうです。

アルトピアーノの不満の1つに『靴を脱ぐスペースがない』というのがあります。

アルトピアーノは、REVOシートが車内幅いっぱいのサイズなので、ステップ部分ぐらいしかスペースがなく、靴の脱ぎ履きが非常にしにくいです。

ダイネットモードの際にはさほど感じませんが、ベッド展開してトイレなどでラゲッジを出入りする際にはせめて50cn四方のスペースがあれば…と感じます。

その点、ルクシオは左スライドドア部分に大きなスペースを設けていますので、この不満は解消されそうです。

ちなみに、助手席後ろのシートはただ置いてあるだけなので、もっと広いスペースを使用することができます。

8ナンバー化のメリットとは

8ナンバー登録可能…という点もルクシオプロの特徴です。

ただ、8ナンバー登録といっても、税金や維持費などのコストについては5/3ナンバーの自家用車と比べれば割安ですが、アルトピアーノのような4ナンバー車とは大きな差はありません。


では、ルクシオプロの8ナンバー化の恩恵はどこにあるのか…ですが、1つには乗車定員の問題、もう1つは車検期間の問題です。

ルクシオは乗車定員2名だったので、筆者も4人乗車にはならないものか…と考えたものですが、ルクシオプロでは横向き乗車シートにシートベルトを装着して後席に2名の乗車が可能になり、運転席・助手席と合わせて4人乗車しての走行が可能になりました。

アルトピアーノの場合は4ナンバー登録なので5人乗車走行が可能ですので、特に8ナンバーが有利とは感じません。

また、車検期間については8ナンバーは2年車検なので、車検間隔が長いことをメリットと捉える向きがあるようですが、やり方によっては毎年車検でも2年車検より低コストで継続車検できるケースもありますので、車検の面でも一概に8ナンバーが有利とは言い切れません。

まして、シンクも不要という自分にとっては、8ナンバーのメリットはあまり響かないということになります。

これから最初の1台目の購入を検討している方も、盲目的に「8ナンバーの方が上なんだ、有利なんだ」とは思わない方がよいです。

8ナンバーでしか得られない装備や機能がどうしても欲しいのであれば、8ナンバーであることが活きますが、同じ装備・機能が4ナンバーでも得られるなら、8ナンバー・4ナンバーの持つイメージに左右されずに実質的に選ぶことをおすすめします。

走行フィールはどう?新エンジンと14インチタイヤ

ルクシオプロの運転席~シートカバーは選べる
ルクシオプロの運転席~インパネやダッシュボードはタウンエースバンのまま

運転席から見える風景も、通常のタウンエースのまんまで特に変更されている部分はありません。

シートにはシートカバーが標準装備されます。

生地やカラーは豊富に用意されていて自由に選べますし、フロントシートとラゲッジクッションを統一しても別々にしても、どれを選んでも追金はありません。

シートに関しては、旧型タウンエースのものよりランバーが張り出していて背筋の自然なカーブに近い形でホールドされていました。

ホールドと言ってもサイドをがっちりサポートしてくれるわけではないので念のため。ただ、最後尾に様々な機能・家電を装備しているので、コーナー走行時はアルトピアーノよりさらに減速せざるを得ないので、シートのサイドサポートが必要なほどの速度が出せない…といった感じでした。

Stage21で最初に説明を受けた通り、エンジンは旧型より明らかにパワーもありますし、吹け上がりも軽快でしたが、逆に軽く吹け過ぎるキライがあって、4ATのロー~セカンドは、アクセルを少し緩めることで早めのシフトアップを促した方がスマートに走れる印象でした。

負け惜しみではないですが、旧型のどっしりした加速感・吹け上がり感の方が自然に感じられました(悪く言えば愚鈍なんですけど)が、これはルクシオが…というより、新型タウンエースのキャラクターでしょう。

「登坂」は我が家のアルトピアーノが最も苦手とする分野ですが、新エンジンはトルクも出ているようで、エアコンを点けた状態でも緩やかな登りなら3速で加速しながら登れますし、少し急な坂でもキックダウンが俊敏で、ドライバーがストレスを感じる前にシフトダウンして2速で加速~3速にシフトアップと、登坂でもスムーズに走行することができました。

積んでいる装備の重さも勘案すると、新旧のエンジンの性能差はかなりのもの…と感じました(ただし新エンジンは原稿アルトピアーノでも採用されているので、ルクシオの走行性能というわけではありません)。

走行中はずっと背後から「ぎしぎし」「かたかた」と軋み音が聞こえていました。筆者は実はこの荷室からの「音」が大嫌いで、アルトピアーノでは内装、家具・装備品のデッドニングを徹底的に行いました。販売される車両も同様に「音」がするのか、しても自分で抑えることができるか…聞き漏らしました(漏れが多い^^;)。

炎天下の相模川河川敷でラゲッジエアコンの実力をチェック

ルクシオプロを試乗し相模川河川敷に連れ出した

30分ぐらいなら全然大丈夫…とのことで、相模川河川敷までドライブ~走行フィーリングのチェックを行い、河川敷で駐車してこの日の眼目~ラゲッジエアコンの実力チェックです。

時間帯はちょうどお昼どきでしたが、この日はかなり暑く湿度高めで不快指数高めの日でした。

ルクシオプロのラゲッジルーム内の装備

こちらは、左スライドドアからラゲッジ車内を見た様子ですが、ちょっと気になる部分に数字を振ってあります。

お断りしておきますが、ルクシオプロがコンパクトキャンパーとして性能・機能を含めた総合力で非常に実力が高くコスパも優秀であることは認めた上で、気になる点をピックアップしています。

以下の「気になる点」がルクシオプロの評価のすべてではないので念のため。

①断熱材

タウンエースのラゲッジは鉄板むき出しなので、Stage21でオリジナルのトリムを制作し、内部に断熱材を入れています。

反対側にも同様の断熱材入りのトリムが装着されています。

この辺は、トヨタディーラーが作った簡易キャンパーとは違って、専業のキャンピングカービルダーの仕事だな…という感じです。

②カーテン

ここもビルダーならではの作り込みで、うまくカーテンを取り付けています。

ただ、せっかく車内がルーミーなタウンエースの明るさを活かせる透け感のあるタイプのカーテンが似合うと思いました。

遮光や目隠し効果を狙ってのことかもしれませんが。

カーテンの素材や色を変更できるかは聞き漏らしました^^;

③⑦標準装備の家電

ルクシオプロはほとんどの装備が「標準装備」です。

写真にある「電子レンジ」「冷蔵庫」「TVモニター」も標準装備ですが、自分は車内で映像・動画を観ることはないので「TVモニター」のレスオプションが可能か聞いてみたところ、可能だが大した金額はマイナスにならない反面、下取り・売却時に「標準装備品が欠けている」と判断され、査定額が減額になる…という話しを聞きました。

なるほど「標準装備」にはそういう側面もあるんですね。

1点「これはダメ」と思ったのは電子レンジです。

最小サイズを選んだと言っていたので、庫内も小さい上にターンテーブル式でした。

コンビニ弁当でも丼物のような容器なら温められますが、横広の長方形のお弁当は温められなさそうです。

※車載電子レンジについては別記事をご覧ください。

④シートクッションの大きさ

写真の④の部分は、ベッド展開した際にクッションを乗せる部分で、ダイネット状態でも露出したままです。

4~5cmとそこそこ大きなスペースが露出していますので、ダイネット時の「くつろぎ感」を若干スポイルしているように感じました。

テーブルを外した際に置くクッションと、ダイネット時にソファになるクッションのサイズを変えて、ダイネット時にはベッド時の支えになる部分を隠せればいいのに…と思いました。

もちろんそんなことぐらい検討済だと思いますが、ダイネット時のシートサイズが小さくて落ち着かないな…と感じました。

ルクシオプロのラゲッジルームをベッド展開

シートクッションは大きさの違いはあれど、みな長方形でした。

断熱材のトリムとの形状合わせをしていないので、ベッド展開した際に上手くハマらない部分がありますし、何とかハメ込んだとしても写真のような隙間ができてしまいました。

試乗後に伺ったところ、「試乗車なので」とのことで、正規販売車はクッション形状を合わせると仰っていました。

ルクシオプロをベッド展開すると最大180cmのベッドができる
クッションの方向をうまく合わせないと目地が合わない

ベッドの大きさは、横幅は車内寸法いっぱいまで有効に利用できるので、2名就寝でも十分パーソナルスペースが守られる広さを持っています。

長さの方は後端を装備ラックに充てているので最大で公称180cmですが、実際に寝る場合には、シンク側は調理台が数センチせり出していますし、冷蔵庫側は電源のスイッチ類なので干渉しないようにすると身長170cmの自分でギリギリで頭上に余裕はありません。

「運転席・助手席を倒して隙間にクッションを詰めれば…」と仰っていましたが、そうであれば、ベッドクッションと運転(助手)席との間を埋めるクッションを用意してほしいと感じました。

縦方向の大きさは200cmをフルに使うアルトピアーノの方が余裕がありました。

あと、ダイネット状態からのベッド展開もアルトピアーノの方が簡単で素早くできました。

『テーブル外す→ボードをはめ込む→REVOシートをスライド→座面を水平にする→背もたれを寝かす』の5アクションでフルフラットなベッドにできるのはアルトピアーノの大きなメリットと言えます。

ルクシオはクッションをいくつも移動してはめ込まなければならないので少々面倒と感じました(慣れの問題でしょうけれど)。

⑤テーブルのサイズ

アルトピアーノには積んでいながら、試乗の際に持って出るのを忘れてしまって正確なサイズは分からないのですが、テーブルはかなり小さいです。

例えば我が家で使うとすると、夫婦二人分の食事やお酒&ツマミは乗り切らないように感じました。

テーブルは小さすぎませんか?と試乗後に伺ったところ、「天板のブラケットは簡単に外れるので、各自で好きなサイズの天板に変えられます」とのことでした。

また「あまり大きくするとベッド時に収納する場所がなくなるので」とも仰っていました。

⑥シンク

旧ルクシオでは隅に申し訳程度に設置されていたシンク&給排水はこの位置になり、構造要件に合わせて作業スペースを確保し、シンク前の高さを確保したことで8ナンバー登録が可能になっています。

⑧エアコン

そして見学&試乗の眼目であるエアコンです。

非常に小型でコンパクトキャンパーにも何とか装備できるサイズです。

肝心の冷房能力は…。

車載エアコン(運転席のエアコン)ほどの大きなパワーを期待するとガッカリします。

送風口では冷たい風が出ているのですが、炎天下の車内を「あ~涼しい」というほど冷やすことはできませんでした。

Stage21から河川敷までは車載エアコンをかけていて、駐車してエンジンを切り、ラゲッジのエアコンを作動させたのですが、車内の温度は上がってしまいました。

もちろん、車外よりも涼しいのですが微妙な涼しさ…と言ったらいいのか、やはり車載エアコンと同等の冷え具合とはいきません。

炎天下でなく、夜間の就寝時に身体を冷やし過ぎずに快適に眠る…という使い方であれば十分かと思いました。

「ない」よりは「あった」方が良いのはもちろんですが、正直な気持ちを言えば、もう少しパワーがあれば…と思わざるを得ません。

このエアコン「ワンクール21」は、ルクシオプロを購入すれば漏れなく標準装備ですが、車両持ち込みでエアコンだけ取り付けることも可能です(本体価格:217,800円)。

アルトピアーノにエアコンだけ取り付ける…という選択肢もあるかなと思います(工事費用の見積もり例が掲載されています)。

実は今年も7月に勝沼に桃狩りにいった際に、朝の中央道手前の渋滞を嫌って前日夜から車中泊で「前のり」したのですが、もう暑くて暑くてほとんど寝られませんでした。

それを思うと、「ワンクール21、欲しい」と思うのですが、約38万円でアルトピアーノのラゲッジは涼しくなりますかね、38万円かける意味ありますかね?

バッテリーの増強もしないと就寝時ずっと運転し続けられないでしょうから、それなりのコストがかかりそうですし、エアコンを装着するなら断熱材を施した方がよいかもしれませんね。

その辺りも面倒見てくれるんでしょうか。トリムも販売してくれるでしょうか…^^;

※ちなみにラゲッジルームの冷房についてはこうした解決策も模索されています。


ルクシオプロ見学&試乗 まとめ

ルクシオプロの見積書・装備注文書

こちらは、2WDでバッテリーを標準バッテリーを交換+1台追加の場合の見積もりで、バッテリー2台でエアコンを8時間(だったか10時間だったか忘れてしまった)稼働できるそうです。

これだけの装備が標準装備に、バッテリー換装&追加以外にはETCを追加するだけ…といった内容で、諸費用税込みで4,362,140円はかなりリーズナブルだと思います。

タウンエースクラスのコンパクトキャンパーが希望で、オールインワンで搭載可能な装備は全て欲しい…というのであれば、これほどお買い得な車両も珍しいと思います(特に2駆であれば税込で400万円を切るのはすごい)。

ただ、筆者のように少しキャンパーに慣れてきて、自分が使う装備・不要な装備が明確になってきた者にとっては、例えば、TVモニターも冷蔵庫も、シンクも不要という場合には、レスオプションにしても大して価格が下がらないのはもどかしいところかもしれません。

また、ベッドの長さやクッションの形状、テーブルの大きさなど、購入後の「ユーザーの工夫に期待」的な要素が少なからず残っていて、この辺りはもう少し練り込んで仕上げて欲しいと感じました。



用途や成り立ちが全く異なるアルトピアーノと比較するのはあまり意味のないことですが、強いて比べて2台ならべて「さあどっち?」と尋ねられれば圧倒的にルクシオプロ(※)でしょう。

アルトピアーノのあのポップな2トーン塗装は見る者の心を「ぐっ」と惹きつけるものがありますが、ほとんど装備らしい装備はないくせに、楽々400万円を超えるアルトピアーノのコスパは悪いですから。

最初のキャンピングカーを買うのであれば、迷わずルクシオプロだと思います。

ただ今回は、すでにアルトピアーノを持つ身として見学&試乗させて頂きました。

自分も最初は知識がなくアルトピアーノに飛びついてしまった感がありますが、アルトピアーノを持っている身として、「では乗換えますか?」と問われると、ちょっとどうかな…と逡巡してしまうというのが本音です。

  • 一番の眼目だったラゲッジ用エアコンが、車載エアコンほどのパワーがなく車内をビンビンに冷やすことができなかったこと
  • 8ナンバー化が、コスト面でも乗車定員や2年車検等で、自分にとっての+メリットがあまり大きくないこと

というのが正直なところです。

2017年式の中古車として2020年に購入した我が家のアルトピアーノは、車齢13年(税額アップ)になる2030年までには買換えるつもりですが、その際にはおそらくStage21のキャンピングカーも有力な候補になってくれるように思います。

それでは今日はこの辺で。

【余談】先日こんなことがありました。我が家のアルトピアーノは2017年式の中古車を2020年に購入したのでサブバッテリーはもう5年経ち、そろそろ容量が減って寿命が近いと感じる今日この頃です。
そこでDIYでリン酸鉄リチウム電池に交換しようと考えて、バッテリーサイズをディーラーの担当者にメールで問い合わせたところ、アルトピアーノの部門から「それは教えられない規則になっていると言われた」との回答。笑っちゃいました。別に自分で測ればいいことなんだけど、今、事情(大規模修繕)があって車が機械駐車場の一番上にいるので問い合わせただけなんです。
バッテリーの寸法を教えないことで何を守りたいのか、何を意図しているのかわかりませんし、何かご不満をお持ちなのかわかりませんが、正直『このディーラー終わってる』と感じました。アルトピアーノよりルクシオ…というより、販売者の問題ですかねえ…。


記事へのご意見・ご質問等はメールではなくコメント欄にお書きください。
※コメント欄は最下段にあります。
Sponsered Link

Sponsered Link

■ 著者紹介 この記事を書いたのは…
KAZ

「喜田宗彦」としてWEBライターをしています。ライター歴は10年超です。本ブログの記事は、自分自身の実際の体験や経験、ライターとして取材や調査で得た知見、懇意にしてくださるメーカーさんなどから得た知識・情報等を反映した記事を執筆・掲載しています。アウトドアについては1982年ごろからオートキャンプを開始しキャンプ歴は40年超になります。2020年にはバンコンタイプの小型キャンパーを購入し車中泊の楽しさに目覚めました。
また食べることが好きで食べ物関連の記事多めです。特に安くて美味しいものに目がありません。地元グルメやチェンめしも好物です。
ブログ運営者について