ポータブル電源・バッテリー

ソーラー充電設備のないキャンピングカーのサブバッテリーをポータブル電源でソーラー充電する方法

キャンピングカーのサブバッテリーをポータブル電源で簡単にソーラー充電 ポータブル電源・バッテリー
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今回は、ソーラー充電設備のないサブバッテリーにソーラー充電する方法についてです。

KAZ
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我が家のアルトピアーノもそうですが、ソーラーパネルや準電コントローラーなどのソーラー充電の設備がないキャンパーで、手持ちのポータブルソーラーパネルで充電できればいいのに…って思ったことありませんか?

キャンパーのサブバッテリーには「走行充電」機能がありますし、ポータブル電源でもシガーソケットから給電して「走行充電」をするって話しはよく聞きますし、自分もキャンプや車中泊の往復の際に、使った分の電力を走行充電で回復することはよくあります。

また、キャンパーのルーフに取り付けたソーラーパネルからサブバッテリーやポータブル電源に充電する話しもよく耳にしますが、逆はできないんでしょうか。

つまり、キャンパーにソーラー充電の設備がない場合には、停車中にはサブバッテリーやポータブル電源には充電することができないの?ってお話しです。

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停車中には走行充電ではサブバッテリーに充電できない

キャンピングカーは停止している時にサブバッテリーの電力を消費する

キャンパーも含めて自動車は、走行中はオルタネーター(発電機)で発電した電気を使って電装品に電気を供給します。

走行することで発電された電気は、ヘッドライトやストップランプが点灯したり、ウインカーが点滅したり、ナビやETC、オーディオが動作して、シートヒーターやエアコンも動かしています。

勘違いしやすいのは、発電した電気はメインバッテリーに蓄えられて、蓄電した電気で電装品が動作しているのではないということです。

メインバッテリーの主たる仕事はエンジンの始動で、電装品へは基本的にはオルタネーターが作り出した電気が供給されています。(エンジンが停止している場合限って電装品へも給電を行いますが使い過ぎるとバッテリー上がりを起こしエンジンを始動できなくなります)。

通常のクルマは停車してエンジンを切っている状態でバッテリーに蓄電した電気をばんばん使う…というシチュエーションはあり得ませんが、キャンパーはそうではありません。

キャンパーは止まっている時にこそサブバッテリーの電気を消費する

キャンピングカーは室内灯をはじめ、停車している時ほど様々な用途に電気を使うクルマです。

そのため、大なり小なり運転席後方に居住=ラゲッジ部分を持つ車は、居住部分専用の電源をして『サブバッテリー』を積んでいて、車内照明や換気扇、冷蔵庫、吸水ポンプなどに給電しています。

前出のクルマの発電機(オルタネーター)は、電装品への給電→メインバッテリーの充電→サブバッテリーの優先順位で、サブバッテリーにも充電を行いますが、それは走行中に限った話しで、停車中には発電機自体が止まっているので、ラゲッジルームで使用した分のサブバッテリーの電力は回復できません。

サブバッテリーの蓄電量が空っぽになる前に帰途につけば、帰り道の走行でサブバッテリーにも充電され、減少した分が回復されますが、停車中にサブバッテリーの容量を使い切った場合には走行充電での回復は望めません。

そこで、多くのキャンピングカーはルーフにソーラーパネルを設置、充電コントローラーを介してサブバッテリーに太陽光発電で得た電力を貯める仕組みを持っていますが、我が家のアルトピアーノを含め、そうしたソーラー充電設備を持たないキャンパーも存在します。

そういう場合、少しでもサブバッテリーの電気をキープさせるためにはソーラー充電が欲しい…と考えるようになるわけですが、アルトピアーノの場合はメーカーにソーラー充電設備のオプションはありませんし、新たにソーラー充電設備は整えるのはコスト的にも作業的にもハードル高くてなかなか手が出ません。

キャンパーは、止まっている時に電気を消費するクルマであり、走行充電は走行中に発電~充電する仕組みなので、実はキャンパーのサブバッテリーって走行充電の仕組みとうまく噛み合っていない部分があるのです。

キャンパーに「外部電源」接続が装備されていれば…

キャンピングカーの外部電源

ソーラー充電設備のないキャンパーであっても、もし「外部電源」の設備があるなら、ポータブル電源とポータブル・ソーラーパネルを使って、サブバッテリーにソーラー充電が可能です。

「外部電源」は、キャンパーのリアやサイドに設置されているAC100Vの入力端子で、専用のコードで車外のAC100Vコンセントに接続することで、車内で100Vが使えたり、サブバッテリーの充電が可能になる装備です。

例えば、自宅駐車場や、AC100Vコンセントを借りられるキャンプ場やRVパークなどでAC100Vコンセントと接続することで、サブバッテリーの充電容量を気にせずにAC100Vを利用することが可能になります。

言い換えると、ソーラー充電設備のないキャンピングカーで、停車中にサブバッテリーの容量を回復されられる唯一の方法が「外部電源」ともいえるわけです。

『外部電源(接続)』はキャンパーにとって非常に有用です。標準装備でもおかしくない装備じゃないかと自分的には考えているほどです。少しお高いですが『停車中に電気を使う』という特殊な車両であるキャンパーには必須装備と言ってよいと思いますので、キャンパー購入を検討されている方はチョイスしておくべき装備ではないかと思います。

ポータブル電源は充電コントローラー内臓のオールインワン

ポータブル電源は、入力(充電)は、AC100V・シガーソケット(走行充電)・ソーラーパネルなど複数の充電方法で容量を確保することができ、AC100V・USB・シガーソケット・DCなど様々なスタイルで出力することが可能です。

ポータブル電源は、様々な機能や装備を盛り込んだ、言ってみれば「オールインワン」な存在です。

そんなポータブル電源を使って、停車中のサブバッテリーにソーラー発電で充電することも可能です(ただしポータブル電源に接続・入力可能なソーラーパネルを購入している場合に限ります)。

ポータブルソーラパネルをルーフに設置
分かりにくいですがキャンパーの屋根にポータブルソーラーパネルを乗せています

太陽光が当たる場所にポータブル・ソーラーパネルを設置し、入力プラグをポータブル電源に接続します。

この状態で、ポータブル電源はソーラーパネルが発電した電気を充電し始めます(発電量は太陽光の当たり具合や雲の状態で異なります)。

ポータブル電源には充電コントローラーも内蔵されているので、途中に機器を別途取り付ける必要はありません。同じメーカーの製品なら直結で接続できるはずです。

ポータブル電源のAC100V出力を外部電源に繋ぎキャンピングカーのサブバッテリーを充電
キャンパーの外部電源とポータブル電源のAC100V出力を繋ぎます

次に、キャンパーの外部電源接続端子に繋いだコードを、ポータブル電源のAC100V出力端子に差し込みます。

これで、ソーラーパネルで発電された電力は、ポータブル電源へ流れ、パススルー機能(※)によってそのままAC100V出力~外部電源を経由してサブバッテリーを充電します。

(※)パススルーとは、充電と放電を同時に行う機能です。

こうした方法を使えば、ソーラー充電設備のないキャンパーのサブバッテリーでも太陽光発電による容量回復が可能になるわけです。

パススルー機能がないポータブル電源の場合
使用するポータブル電源にパススルー機能がない場合でには、ポータブル電源に蓄電された電力でサブバッテリーを充電し、ポータブル電源の減った容量をそーら充電で回復する…という二段階でサブバッテリー、ポータブル電源いずれの容量も回復可能です。

ただしパススルーは「奥の手」頻繁に使うのは電源を傷める原因

今回は、キャンプや車中泊でキャンピングカーが停車中にサブバッテリーの蓄電が底をついてしまった場合の応急的な容量回復方法としてポーやブル電源のパススルー利用をご紹介しましたが、実は、ポータブル電源はパススルーが苦手です。

よくスマホで充電しながらゲームをしたりネットをしないで…と言われますが、『ソーラーパネルから充電しながらサブバッテリーに放電する』方法は、同じリチウムイオン電池を採用するポータブル電源も苦手(ダメージを受ける)なのです。

パススルーはポータブル電源の寿命を縮めることになりますので、この方法は「奥の手」と考えるようにしてください。

可能であれば、ポータブル電源から外部電源経由でサブバッテリーを充電し、ポータブル電源に繋いだAC100プラグを抜いてから、ポータブル電源をソーラー充電することをお勧めします。

クルマのルーフにソーラーパネルを設置すればいいのでは?

外部電源経由でサブバッテリーを充電中のEFDELTA
コードが長くて分かりにくいですが、EFDELTAのAC100V出力からバンパーの外部電源に繋がっています。

キャンプ時や車中泊時にクルマのルーフにソーラーパネルを設置しておけば、いちいち設置する手間がなく常にパネルをスタンバイしている状態なので、それは大きなメリットだと思います。筆者も設置を真剣に悩んだこともありましたが、ふとある事に気づいて現在は保留にしています。

気づいたことというのが、キャンパーの停車位置です。

キャンパーを止める際に「日陰」を選びませんか?

広大な「ふもとっぱら」のような平原キャンプ場は別として、通常は木洩れ陽の中など日陰に止めることが車中泊ってとっても好ましいシチュエーションだと思うんです(冬は日向かも?)。

なので、車両の駐車位置とは違う場所に設置できるポータブルのソーラーパネルがいいんじゃないか…と思うようになりました。

もちろん、ルーフ固定式は走行中や道の駅で休憩中にも発電してくれるメリットも小さくないですが、走行中は走行充電できますしね。

何ごとも一長一短はあり得るわけですが、キャンプや車中泊で駐車中の…ということで考えれば、駐車場所に関係なく(とは言えコードが届く範囲ではありますが)設置でき、ソーラーパネルを広げて発電効率のよい向きに向けられるのはポータブルパネルのメリットだと思うんです。

サブバッテリーの調子がおかしいと感じたら

サブバッテリーの寿命は、正常な使い方をしていた場合でおよそ4~5年と言われます。

常に充電不足の状態が続いたり、10.5Vを下回るような過放電してしまった場合には、もっと短い期間でも寿命となる場合があります。

  • 家電を使うとピーピーという警告音が鳴る(インバーター)
  • 家電の動作が途中で止まってしまう

といった症状がみられる場合は、そろそろ寿命かな?と疑ってもよいかもしれません。

また、外部電源を備えておらず常に走行充電だけで充電している場合には満充電されていないことが多く、その状態で家電をばんばん使ってしまうと、知らない間に過放電になっている場合もあるので要注意です。

サブバッテリー交換はDIYがおすすめ

自分がやったから言うわけではありませんが、サブバッテリーの交換って意外に簡単です。特に新たな機器を追加装備するのでなければ、今繋がっているケーブルを繋ぎ直すだけなので、電気の知識がなくても自力で交換することができます。

DIY交換するメリットは、やはりコストです。バッテリーの価格もそうですが自分でやる場合には工賃がかからないのが最大の節約ポイントです。作業は簡単、費用も低コストであれば自分でやらない手はないと思うのですけれど。

そして今からサブバッテリーを交換するなら、ぜひ「リン酸鉄リチウム化」を検討されてはいかがでしょ。

長寿命だし取扱いは楽だし、残量や充電量の把握が分かりやすいのもメリットです。さらに大幅に軽量化されるはずなので、走行性能や燃費などにけっこうしっかり影響出ます。

停車中にサブバッテリーにポータブル電源経由でソーラー充電まとめ

サブバッテリーの多くはディープサイクルバッテリーを使用していて、数値データほど多くの電力を取り出して使うことができず、必然的にサブバッテリーはいつも容量が減っている状態が多くなりがちです。

1泊のキャンプや車中泊でも、サブバッテリーだけでは電力を賄えないことって少なくないので、ポータブル電源からの給電がどうしても必要になりますが、車載冷蔵庫や給水ポンプ、車内灯などサブバッテリーからの給電を完全に止める事もできないのも事実です。

どうしてもサブバッテリーの容量が足りない、緊急的に補充する必要がある…、そんな場合に上記の方法を思い出してみてください。

そんなわけで、今日は停車中にサブバッテリーにソーラー充電する初心者さん向けのお話しでした。

それでは今日はこの辺で。

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KAZ

当ブログの管理人KAZです。

「喜田宗彦」の筆名でWEBライターをしています。ライター歴は10年超で専業ライターになって7年になります。執筆ジャンルはモバイル通信・格安SIM、iPhone等のガジェット関連、アウトドア・車中泊・車載家電・ポータブル電源や節電関連、アウトドア料理・キャンプめし等です。

本ブログの記事は、実際の体験を中心にライターとしての経験や取材で得た知見、懇意にしてくださるメーカーさんなどから得た知識・情報等を反映した記事を執筆・掲載しています。

また食べることが好きで食べ物関連の記事多めです。特に安くて美味しいものに目がありません。地元グルメやチェンめしも好物です。

2020年3月に購入した小型バンコン「アルトピアーノ」でバンライフに目覚めました。現在は乗り心地改善や車内電化、ポータブル電源による節電に興味があります。

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