ポータブル電源・バッテリー

バンコンのサブバッテリーをリン酸鉄リチウムにDIY交換したら長寿命・安全性・大電力等8つのメリットが

サブバッテリー交換でリン酸鉄リチウム化を実施 ポータブル電源・バッテリー
この記事は約20分で読めます。

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今回は、先日DIYでリン酸鉄リチウムイオンバッテリーに交換したサブバッテリーの結果報告です。

年明けすぐに、アルトピアーノのサブバッテリーをそれまでのディープサイクルバッテリーからリン酸鉄リチウムイオンに換装しましたが、それから約1か月経過したので現在の様子をチェックします。

KAZ
KAZ

新車から5年経過したアルトピアーノのサブバッテリーのディープサイクルバッテリーはそろそろヘタってきていました。LiTime製リン酸鉄リチウムイオンバッテリーに換装しましたが、思っていた以上のメリットがたくさんで驚いています。

新車から5年が経過した我が家のアルトピアーノに搭載のサブバッテリーは、電子レンジを使おうとすると、「ピーピー」と警告音が鳴って『電力不足』を訴えるようになっていました。これはインバーターからの「電圧低下」に対する警告音で、原因は劣化=容量減少による電圧低下と考えられます。

「サブバッテリー、新しくしなきゃな」
「リチウムイオンバッテリーはどうなんだろう」

等と考えていて、LiTime(旧AmpereTime)製「12V 100Ah」バッテリーへの換装が実現しました。

いざ換装してみると想定していたメリット以上の数々のメリットがあり、正直、驚きました。その辺りを含め、換装約2週間が経過した時点での、リン酸鉄リチウム化によるメリット・デメリットについてレポートしたいと思います。

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サブバッテリーの交換時期と費用

我が家のタウンエース・アルトピアーノは2017年式(中古購入)なのですでに5年以上が経過しています。

必ずしも年月の経過で寿命が決まっているわけでもないですが、未使用時の電圧は13.5Vぐらいあるのに、使い始めると一気に下降してすぐに容量不足の「ピーピー音」が鳴るので、「これはどこかおかしいのでは?」と思いつつも購入から2年ほどはポータブルバッテリー頼みで誤魔化してきました。

たぶん、前オーナーがかなり深く放電したことがあったのかもしれません。もしかすると10.5Vを割り込んだこともあったのでは?とも思えます。

しかし、ポタ電の方も三元系なのでさほど長寿命というわけではないので、新車装着から5年目にしてサブバッテリー交換を思い立った次第です。

一般的に5年目という期間が長いのか短いのかはわかりませんが、深放電(容量を一度にたくさん使う)の場合だと、早ければ30回~150充電サイクルで寿命になってしまうとも聞いたことがあります。

最初はディープサイクルバッテリーへの換装を想定していたのですが、ちょうどタイミングよくLiTimeからリン酸鉄リチウムバッテリー提供の申し出をいただいたので、検討した結果、リン酸鉄リチウム化に踏み切った次第です。

また交換作業も簡単で現状の配線を新しいバッテリーに繋ぎ直すだけだと教えてもらったのでDIYでの交換を行うことにしました。

新車装着のディープサイクルバッテリー

ちなみにコストは、搭載と同じディープサイクルバッテリーで4~5万円程度、提供バッテリーの通常価格もだいたい同価格帯5万円前後です。

同価格なら安全性が高く(後述)長寿命で、パワーが大きく取り扱いが簡単なリン酸鉄リチウムの方がぜんぜんいいや…と考えました(実際には提供を受けたので自腹を切ってませんが)。

もう1つコスト的に大きかったのは、最初はDIYでの交換を想定していなかったので、市中の店舗や業者さんに依頼するか、ディーラーでの交換と思っていたので「工賃」が大きくてなかなか踏み切れないでいました。

昇圧機能付きの走行充電器も交換というオマケがありましたが、メーカーに色々教わりながらDIYで交換できたので「工賃」の分だけコストが浮いたのは有難かったです。電気やクルマのカスタムなんてほとんどしたことのない自分でも半日で完了したので誰でもできるのではないかと思います。

また、ラッキーだったのは、新車装着のバッテリーとLiTime製バッテリーが数ミリの差でほとんどサイズが同じだったことです。取り付け位置はそのままでストッパーの位置をずらす程度で済んだのは素人には大きかったです。

サブバッテリーのリン酸鉄リチウム化の8つのメリット

交換装着したLiTime製12V100Ahリン酸鉄リチウム電池

交換作業等については1つ前の記事を参照して頂けばありがたいですが、いきなり交換後の話しをすれば、「LiTime 12V100Ah」によってリン酸鉄リチウム(LiFePO4)化したことで以下のようなメリットが得られました。

  1. 実際に使用できる電力量が増加する
  2. 安定性・安全性が高い
  3. 長寿命
  4. 充電管理が容易
  5. 大電力放電に強い
  6. 低コスト
  7. DIYで換装できる
  8. 軽量化

昨今、ポータブル電源界隈ではすっかり「リン酸鉄リチウム」が主流になっていて、その安全性や長寿命性が高く評価されています。

サブバッテリーに関してもリン酸鉄リチウム化するメリットは大きく、もしサブバッテリーが交換時期になっているならぜひリン酸鉄リチウム化を検討すべきではないか…と思います。

サブバッテリーにリチウムイオン電池を採用する場合、ディープサイクルバッテリーと異なる幾つかの大きなポイントがあり、この1つ1つがリチウムイオン電池採用のメリットとなります。

交換メリット①~実際に使用できる電力量が増加する

ディープサイクルバッテリーは、電池内に貯めた電気を使えば使うほど『電圧が下がる』という性格を持っています。

例えば12V100Ahのバッテリーは12V×100Ah=1200Whの電力を蓄えていますが、使用してゆくうちに電圧が下がる特性を持っています。

例えば車中泊などで車内の電気を使っていると徐々に電圧が下がり、電圧11Vを下回るとインバーターの稼働可能電圧を下まわってしまいインバーターが自動停止してしまうため、実際には容量の60%程度しか利用できません

一方の三元系も含めたリチウムイオン電池は、容量の90%まで放電しても11Vの電圧を維持することができるため容量のほとんどを使い切ることができます。ただし0%まで使ってしまうとバッテリーとしての劣化が進んでしまうので、残量10%程度で留めた方がベターです。

この使用可能量の違いは、リン酸鉄リチウムイオンにも同じことが言えます。

実際、LiTime12V100Ahバッテリーの取説には「推奨定電圧切断電圧」として10.8Vと記載されており、その時の充電容量は『1%』に相当します。つまり、LiTimeとしては容量99%まで使用可能としていることになります。

車内やキャンプ等アウトドアでの使用を考えた場合、できるだけ多くの電力を効率よく使用できることはリン酸鉄リチウムイオン電池への換装の大きなメリットと言えます。

KAZ
KAZ

100Ahのディープサイクル電池は「新品」でも容量の60%(≒720Wh)しか使えませんが、購入から数年経過して劣化による容量減少が起きていれば実際に使用できる電力量はさらに少なくなります。半分以下になっているかもしれません。それに比べ、90%程度まで使えるリン酸鉄リチウムイオン電池は、同じ100Ahでも90%≒1080Wh程度まで使用できることになります。

交換メリット②~安定性・安全性

ディープサイクル電池を充電する際には微量な水素ガスが発生します。これが車内に充満すると危険です。

しかし、通常はサブバッテリーは走行充電で充電される、言い換えると空気が流れ換気される走行中に充電するので問題にはなりません。しかし停車中にソーラーパネルから充電する…ということになると「充電中は走行中で換気される」の前提は崩れます。

アルトピアーノに採用されたいたディープサイクルバッテリー「PowerSonic PS-121000」は密閉タイプなので、水素ガスを吸着する触媒を使用して外部に漏れない仕組みを採用していますが、電流が大きい場合には吸着し切れずバッテリー内の圧力が高まり爆発の危険があるため、「防爆弁」を設けてガスを逃がす仕組みになっています。

つまり、停車中にソーラー充電を行うと場合によっては車内に水素ガスが放出される可能性がある…ということです。

これに対してリチウムイオン電池は水素ガスが発生しないのでその点では安心ですが、また別の面での心配があります。リチウムイオン電池は、エネルギー密度が高く急速な充放電が可能という点が特徴ですが、その分、熱暴走しやすく発火・爆発の危険性を伴います。

しかしその点はリン酸鉄リチウム電池が解決してくれます。

同じリチウムイオン電池の中でも、最も電池として安定していて熱暴走を起こしにくいのがリン酸鉄リチウムイオン電池です。約220℃で熱分解を起こす三元素系リチウムに対して、約600℃まで熱分解を起こさないリン酸て売リチウムはより安全性が高いと言えます。

『LiTime 12V100Ah』も横倒し設置が可能な密閉型なので水素ガスの発生は抑えられますし、そもそも電池としての安定性・安全性に優れるリン酸鉄リチウムイオン電池であるメリットも大きいと言えます。

車内に安全性の高いサブバッテリーを積んでいることは走行中・車中泊中の大きな安心となります。

交換メリット③~10年超の長寿命

画像出典:jp.litime.com

ディープサイクル電池が400~500回のサイクルで劣化が現れるのに対して、三元素系では500~1000回程度、リン酸鉄リチウムイオンでは3000~4000回と圧倒的な長寿命を誇ります。

4000サイクルのバッテリーに毎日100%ずつ放電・充電を繰り返したとしても、約11年間の寿命を持っている計算になりますが、実際には11年間毎日100%の充放電は行わないため、実際にはさらに長期間の寿命を持っています。

※車自体やサブバッテリーシステムの他の機器や配線が先に劣化してしまう可能性が高いです。

従来のディープサイクル電池は3~5年で寿命となり交換をよぎなくされるます。実際我が家のアルトピアーノの初年度登録は2017年で新車装着のサブバッテリーは5年目にして寿命を迎えていたことになります。

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーに交換することで、非常に長期間にわたって安定した電力供給が期待できるはずです。おそらくクルマの買換えが先にきますね、確実に^^

交換メリット④~充電管理が容易

ディープサイクルバッテリーは、満充電での保管がベストです。満充電以外の状態で放置すると劣化が進んで容量を大きく減じる原因となりますが、初心者さんはこの点で電池を痛めている可能性があります。

なぜなら、思っているほど「走行充電」による充電量は多くないためです。

例えば、車中泊でサブバッテリーを使ってあまり距離を走らないまま車を駐車して数日間エンジンをかけない…などという状況では、走行充電によってディープサイクルバッテリーを満タンまで充電できていない可能性が高いのです。

使った分の電気の補充が不充分で、満充電にならないまま放置されてしまいった場合、ディープサイクルバッテリーへのダメージは小さくなく、充電量が少ない場合には大きく劣化する可能性もあります。

これに対して、リチウムイオンバッテリーはそうした心配がほとんどなく、30%でも70%でも満充電でない状態での保管も問題ありません。

※逆に長期保存する際には「半分程度」での保管が推奨です。スマホの取説にもそう書いてあるのをお読みになった方もいると思います。

車中泊の帰りの道中で完全に充電補充し切れなかった場合でも、次の走行時まで満タンでない状態で停車していても問題ない…というわけです(次の走行も長距離でない場合は、できれば外部電源(AC)から充電しておくことをおすすめします)。

交換メリット⑤~大電力放電に強い

バッテリーは使用中(放電中)に電圧が下がります。

ディープサイクルバッテリーでは電圧低下が大きいため、電子レンジや電気ケトル、コーヒーメーカー、ホットプレートなど消費電力の大きな家電をした際の電圧の下降が大きく、インバーターが自動停止してしまって使えない場合があります。

※車内で電気を使って「ピーピー」という警告音が聞こえたら「電力(充電)不足」です。

リチウムイオンバッテリーは家電使用中でも比較的電圧が安定しているため、安心して消費電力の大きな家電を使用することができます。

KAZ
KAZ

ただし、ポータブル電源などでも容量残量が少ない時に消費電力の大きな家電を動かすと『overload』となって電力供給をストップする場合があります。バッテリー自身やインバーターの最大出力の範囲内で使用するのは当然です。

交換メリット⑥~装備コスト・ランニングコスト

「コスト」に関しては、実際のバッテリーの価格としては従来のディープサイクルバッテリーの方が割安な場合もありますが、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは長寿命による買い替え頻度の少なさがコスト削減に繋がると言えます。

実際のバッテリーの価格を比較してみます。

ディープサイクル:約7万円(PowerSonic PS-121000)
リン酸鉄リチウム:約5万円(LiTime 12V 100Ah)

しかし、ディープサイクルバッテリーが3~4年で交換なのに対し、10年超の寿命を持つリン酸鉄リチウムは、ランニングコストが半分~1/3で済みます。上記例で言えば、ディープサイクルを5年使った場合の1年間のコストは14,000円、リン酸鉄リチウムを10年使った場合のコストは5,000円/1年です。

もっと簡単に言えば、ディープサイクルは10年で2台購入(約14万円)する必要がありますが、リン酸鉄リチウムは1個(5万円)で済む計算になります。

車中泊向けの車内電源をポータブル電源で賄おうとお考えの方はリン酸鉄リチウムのサブバッテリーの検討をおすすめします。

今回筆者が設置したLiTime 12C100Ahバッテリーは約5万円ですが、『容量1280Wh・定格出力1280W』は13~15万円クラスのポータブル電源に匹敵します。

サブバッテリー交換で使用するのであれば、充電器(今回は『NewEra SBC-004』\17600を使用)の交換も必要ですが、合わせても7~8万円で交換できるため、ポータブル電源の購入よりはコスト安と言えます。

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交換メリット⑦~DIYで交換できる

元々サブバッテリーシステムが組まれている場合…という注釈付きですが、電気素人の自分でもものの15~20分程度で交換することができたのも大きなメリットと感じます。

送料だとか、工賃だとか、事務手数料だとか、あまり支払いたくないコストですが、こうした交換作業だって馬鹿にならず、数万円は請求されてしまうんじゃないかと思います。

幸い、バッテリーのLiTimeも充電器のNewEraも、相談や問い合わせに親身に回答してくれる良心的なメーカーだったこともあって、当初心配していたより「あっけなく」と感じるほどイージーな交換作業でした。

KAZ
KAZ

交換の際に、新しいバッテリーと配線を接続する際に1回だけどうしても火花が飛ぶのは避けられないんだとか。実際、自分が作業した際にもさほど大きくはないですが火花が1回だけ飛びました。それ以外は素手で触っても特に何も起きなかったので、1回の火花だけ(しかも来るタイミングも分かった上で)我慢できれば、サブバッテリー交換はDIYできます^^

交換メリット⑧~軽量化~走行フィール改善+燃費改善

「軽量化」これは交換前には想定していなかったメリットで、しかも、最も大きなメリットと言えるかもしれません。

交換後、普段使いの中でも『身が軽くなった』ことは実感していましたが、箱根神社・九頭竜神社に初詣に出かけた際に、これまで3rdでは登り切れずに2ndを多用していた箱根新道を、3rdだけで登り切れて「軽量化」の恩恵の大きさに驚かされました。

元々搭載されていたディープサイクルバッテリーの重量は30.5kgでした。換装後のLiTimeバッテリーは11.5kgで、19kgの減量となっています。

約20kgの減量というと、高性能車などではかなり大きなアピールポイントとなります。例えば…

この記事の「BMW M3 CS」は、3.0リッター直列6気筒Mツインパワーターボ・エンジンを搭載し、最高出力557PS(405kW)を絞り出すそうですが、1馬力あたり0.036kgの軽量化となります。

対するS412アルトピアーノは、直列4気筒「3SZ-VE」エンジンで97PS(71kW)を発生しますので、1馬力あたり0.21kgも軽量化されていることになるので、正直、普段使いの中でもはっきりとパワー感が増し、加速が軽快になったことが感じられます。

1kgの軽量で燃費0.01km/1L向上

ある記事によると『クルマは1kgの軽量で燃費は1L当たり0.01km伸び、15kg減らすと燃費が約0.15km上昇します。』とのこと。これが正しいとすれば、サブバッテリー交換で19kg軽量化したので、アルトピアーノの燃費は0.19km/1L(≒0.2km/L)の燃費向上が期待できることになります。42Lタンクなので、満タンあたり7.98km≒8km多く走行できることになります。これはデカいです^^

走行充電器はNewEra SBC-004で大丈夫なのか

アルトピアーノのサブバッテリーの走行充電器はNewEra「SBC001B」が採用されていましたが、電池をLiTime製リン酸鉄リチウムに交換した場合、昇圧機能がないため電圧不足で必要量の充電ができないとのことで、走行充電器をセットで交換する必要がありました。

候補としてピックアップしたのは、現状と同じメーカーの「SBC-004」と、LiTimeから推奨された別メーカーの走行充電器でした。しかし推奨品はAmzonなどでの評価が悪く、特に耐久性の面でトラブルが起きているように書かれていたので、できれば「SBC-004」を使いたいと思いました。

使用可能かどうかの判断のためAmazonのカスタマーQ&Aなどと見ると、SBC-004をリチウムイオン電池に使用することについては、OKとする回答もあれば、「SBC-004は鉛電池以外はNG」との回答もあり、自分としても判断がつきかねました。

そこで、NewEra公式サイトから、使用する電池のメーカーや型番を付記して問い合わせメールを投げてみたところ、わざわざ電話で折り返してくれて、話を伺うことができました。

曰く『メーカーとして正式にテストしたバッテリーではないので公式にはOKとは言えないが…』としたうえで、『満充電できない可能性が高いが使えないことはないと思う。70~80%程度の充電量になってしまう可能性があるがそれで良ければ…』との言葉を聞けました。

もし、SBC-004を使用することにメーカーとして不安があれば、上記のような発言はしなしでしょうし、もし危険性などがあればそう言葉にするはずです。何も言わなければ電話口のユーザー(自分)はLiTime製のリン酸鉄リチウムイオン電池に「SBC-00」を使うのは目に見えているのですから、メーカーとして見過ごしにすることはできないはず。

『満充電にならないと使える電力は少なくなるが、満充電を嫌う(劣化する)リチウムイオン電池の性格からすれば、満充電に至らないことはバッテリーを保護することにもなるので…』という判断で、走行充電器はNewEra「SBC-004」に決めました。

実際にSBC-004を使用

では、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーにSBC-004を組み合わせて使った結果どうだったのか。

交換後、すでに3週間以上が経過していますが、まったく問題ありません。

懸念された「フル充電できないだろう」という点については、走行後には13.5Vを表示することはありますが、少し間を置くと13.4Vに落ち着きます。

容 量電 圧
100%13.5V
99%13.4V
90%13.3V
70%13.2V
40%13.1V
30%13.0V
20%12.9V
10%12.8V
1%10.8V(※)
0%9.5V
※10.8V=推奨定電圧切断電圧

こちらは、LiTimeバッテリーの取説に記載されている電圧表示と充電残量ですが、13.4Vは充電量99%に相当するとのことですので、ほぼフル充電できていることになります。70~80%程度の可能性を指摘されていましたが、実際には99%まで充電できており、実用上で問題はありません。

逆に1%残して充電するなら、それはバッテリーにとって優しいことにもなりそうです。

LiTime製走行充電器が発売済み!(追記)

自分がアルトピアーノのサブバッテリーを交換した当時(2023年1月)には、まだLiTime製の走行充電器は未発売でしたので、社外品の「NewEra」製をチョイスしましたが、現在は、LiTime内製で走行充電器がラインナップされています。

当然ながら、内製の方が相性はよいはずですので、あえて社外品を選ぶより現在は『 12V 40A DC-DCバッテリーチャージャー』がおすすめとなります。

公式サイトでは

  • 12Vのリチウム、ゲル、AGM、カルシウムバッテリーに対応でき、バッテリーを100%まで充電可能
  • 最大600Wソーラーパネル電力入力、40A電流出力
  • ACC線,ソーラー入力端子、DC入力端子、出力端子を装備しているため、ソーラー、オルタネーター、スタートバッテリーから充電可能
  • リバースチャージ(逆充電)機能付きで、サブバッテリーが逆にメインバッテリーに電力を供給

と謳っています。

KAZ
KAZ

「リバースチャージ(逆充電)機能付き」ということは、外部電源機能付きの車両であれば、AC100Vからサブバッテリーを充電し、その電力でメインバッテリーにも電気を供給できるということ~つまりメインバッテリーのバッテリー上がりをサブバッテリーから充電できる…ということなんでしょうか。だったらいいですよね。

※知識が乏しくてよく分からないので、必ずご自身でメーカーに問い合わせてください(かなりフレンドリーな会社ですので安心して問い合わせてください^^)

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当ブログ特別クーポン「LT6」(公式サイト専用)

Li Time製リン酸鉄リチウムイオンバッテリー特別クーポン

今回の換装に使用した「LiTime」社製のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーは、公式サイトでの購入がお得です。

常に何かしらのセールを開催しているので、お目当てのバッテリーを割安に購入できます。

画像にもあるように、当ブログから公式サイトを訪問した方限定で、メーカーが実施するセール割引のほかに、当ブログの限定クーポンが配布されていますので、ぜひご利用ください。

通常セールにさらに「6%OFF」が上乗せになるので、かなりお得な購入が可能になります。

サブバッテリーをリン酸鉄リチウム化すべき理由 まとめ

ここまで見てきたように、サブバッテリーのリン酸鉄リチウム化には多くのメリットがありました。

(1)鉛電池→リチウムイオン電池化によるメリット

使用電力量の増加充電管理の容易さ、大消費電力家電が使える

(2)リン酸鉄リチウムイオン電池化によるメリット

安定性安全性の向上長寿命

(3)その他のメリット

低コスト、交換が容易(DIY可)軽量化、適用温度の広さ



これまで、アルトピアーノには大なり小なり様々に改造してきましたし、その効果がしっかり体感できたことも少なくありませんでしたが、今回のサブバッテリー交換は、これまでで最も効果が体感しやすく使い勝手の向上ぶりは半端でないです。

また、車内温度は非常に高温になりますが、LiTimeバッテリーの充電温度は0℃~50℃、放電温度は-20℃~60℃と適用温度が広いので、バンコン、キャンピングカー向きかな…と感じます(ただ低温には弱く氷点下での使用はまず無理です)。

サブバッテリー購入から4~5年経過している場合には、バッテリー交換の際にリン酸鉄リチウム化を検討されてみてはいかがでしょう。

それでは今日はこの辺で。

「Li Time」公式サイトにて本記事を紹介していただきました。
https://jp.litime.com/pages/youtube-blog

記事へのご意見・ご質問等はメールではなくコメント欄にお書きください。
※コメント欄は最下段にあります。
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■ 著者紹介 この記事を書いたのは…
KAZ

「喜田宗彦」としてWEBライターをしています。ライター歴は10年超です。本ブログの記事は、自分自身の実際の体験や経験、ライターとして取材や調査で得た知見、懇意にしてくださるメーカーさんなどから得た知識・情報等を反映した記事を執筆・掲載しています。アウトドアについては1982年ごろからオートキャンプを開始しキャンプ歴は40年超になります。2020年にはバンコンタイプの小型キャンパーを購入し車中泊の楽しさに目覚めました。
また食べることが好きで食べ物関連の記事多めです。特に安くて美味しいものに目がありません。地元グルメやチェンめしも好物です。
ブログ運営者について

  1. KAZ KAZ より:

    おはようございます。公平さん。

    >外部電源の充電器は何を使用していますか?

    アルトピアーノのディーラーオプションを注文しただけなので、「何」かはわからないです。
    いまグローブボックスもみてきたのですが、関連書類や取説などは入っていませんでした。

    >何回もすいません

    いえいえい、全然問題ありません。
    コメントいただけるだけでうれしいです^^
    逆に、またしてもお役に立てず申し訳ないです。
    m(_ _)m

  2. 公平 より:

    早々にお返事ありがとうございます。
    動画参考にさせていただきます。
    もう一点質問してもよろしいでしょうか?
    外部電源の充電器は何を使用していますか?
    何回もすいません。

  3. KAZ KAZ より:

    こんばんわ>公平さん
    ご訪問&コメントありがとうございます。

    サブバッテリーの交換時、確かに最後のマイナス端子を繋ぐ際に火花が出ました。
    自分は電気にはからきし弱く、メーカーの方にいろいろ相談しながら手探りで交換したのですが、
    最期のマイナス端子の接続時には火花が飛ぶことは教わっていて、火花にひるまずそのまま固定しないとダメと教わった覚えがあります。
    実際にバチっと火花が飛びましたが、革手袋で握った端子は離さずに済み、そのまま固定してしまいました。
    その後に何らかの不具合は起こっていませんし、故障もありませんでした。
    自分のクルマにも外部電源は付いていますが問題は発生しませんでした。

    ただ、誰にどういう状況で教わったのかを失念してしまいましたし、
    もともと電気にはからきし…なので、公平さんの状況と自分の状況の違いも分からないので、
    「自分は大丈夫でした」としかお答えできないです。

    YOUTUBEで同じようなシチュエーションの動画がありました。
    https://youtu.be/kSMEznfBTVw?si=m3i49E2BlzjuFT6e
    この方は火花出てませんね。

    こちらの方は並列ではないサブバ交換です。
    https://youtu.be/BeyUekq3iow?si=r4kuYP78mG_fDptT
    https://youtu.be/sIuB2ZJHMKA?si=if2oa5m-BAJcGmPR
    いずれもマイナス繋ぐ際に火花出ていますが、特に問題ないようです。

    これらはあくまで個別の事例に過ぎませんので、やはりメーカーやビルダーに教えてもらうのが一番ではないかと思います。
    あまりお役に立てず申し訳ありません。
    うまく交換できることをおいのりしております^^

  4. 公平 より:

    初めまして。
    リン酸リチウムイオンバッテリーで検索していましたらこちらにたどり着き参考にさせてもらっております。
    質問してもよろしいでしょうか?
    以前に当方バンコンキャンピングカーに乗っておるのですが、並列のディープサイクルバッテリーの交換時、最後のマイナス端子を接続しようとした際に火花飛び、外部入力電源の装置から煙が上がって壊れたことがありまして今回も不安になっております。
    こちらで交換の際に火花は1回は出るとのことでしたが他の機器が壊れることはなかったのでしょうか?
    ご教示していただければありがたいです。

  5. KAZ Enjoy Camper より:

    nobさん
    ご指導だなんてやめてください^^;自分が勝手にしたことをお話ししただけですので。

    >とりあえず設置完了しました。
    それはおめでとうございます。お疲れさまでした。
    なにかのお役に立てたのなら嬉しいです^^

    走行充電、成功をお祈りします!

  6. nob より:

    nobです。
    ご指導ありがとうございます!
    とりあえず設置完了しました。こちらの記事のおかげですんなり安心してできました、感謝いたします。
    明日は雪らしいので、また後日走行充電を確認してみます。

  7. KAZ Enjoy Camper より:

    こんにちわ>nobさん
    ご訪問&コメントありがとうございます。
    日ごろからご覧いただいているとのこと、ありがとうございます。

    『tempと書かれて黒いケーブル』ですね。ありますね。
    バッテリーの温度を測るセンサーだと思うんですが、わたしはヘラをテコにして引っぺがしてしまいました。
    両面テープで貼り付けてあるだけのようでしたので特に問題なく、そのまま新しいバッテリーの同じ位置にはりつけてあります。

    あくまで素人なのでその辺りはご理解の上、自己責任でお願いいたします。
    以上よろしくお願いいたします。

  8. のぶ より:

    KAZ様
    いつも参考にさせていただいたます。
    nobと申します。
    私もひとつ前世代のアルトピアーノを、中古で購入したのですが、サブバッテリーと1500インバーターの使い悪さに悩んでいたところ、こちらの記事に辿り着きました。
    私も同じようにバッテリーと充電器の入れ替えにチャレンジしてるのですが、旧バッテリーの側面にtempと書かれて黒いケーブルがひとつ貼り付けてあります。
    これは無理矢理剥がしてしまっても問題ないのでしょうか?