【改訂版】キャンパーアルトピアーノ購入は正解だったか~バンライフという新しいスタイルがお気に入り

アルトピアーノアルトピアーノ
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本記事は、2021年1月の記事ですが、2021年10月に改訂・加筆を行っています。

アルトピアーノ購入は正解だったのでしょうか。

2020年最大の買い物だったアルトピアーノですが、このクルマにしたからこそ得られたこともある代わりに失ったものもあって、果たして買って良かったのか、我が家に「バンライフ」という新たなスタイルをもたらしたアルトピアーノ購入を振り返ってみました。

昨年2020年は、キャンパーアルトピアーノ購入を契機に30年ぶりにキャンプを再開、コロナ禍の影響を受けつつも、久々のキャンプ業界では見た事もない目新しい道具やスタイルに巡り合いながら基本的に楽しい1年を送る事ができたと言えそうです。

特に、30年前にはその言葉さえ聞いた事のなかった「車中泊」「バンライフ」いう新しいスタイルの楽しみ方も覚え、アウトドア=キャンプというだけではない未知の楽しみ方に出会えた年でもありました。

そんな2020~2021年、自分にとってのキャンピングカーライフを総括します。

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全てのはじまりはキャンパーアルトピアーノ購入だった~よくぞ決心した自分^^v

今となっては、なぜキャンピングカーを購入しようと思ったのか、そのきっかけも定かではありませんが、たしか、前年2019年の夏ごろから「またキャンプしたいな」「外メシ食いたいな」と思うようになっていたと思います。

なぜ、30年ぶりにキャンプやアウトドアを再開しようと思うようになったのか、今となってはあまりハッキリしませんが、おそらく、何度目かのアウトドアブームだと言われ、キャンプ人口が増えている…的な報道を耳にして何となくそんな気持ちになった…というのと、姪・甥が成長して小学生となり家族でキャンプに出掛けているのを見聞きして、昔の血が騒いだのかもしれません。


でも反面、抵抗もありました。

このブログでは何度も触れていますが、自分はテントの設営や撤収が苦手というか好きではなく、まして降雨時の撤収ほど嫌なものはないと思っている人で、それは今でも変わりません。

また、テント泊には「心もとなさ」「不安さ」も感じます。

30年前の家族を伴ってのテント泊は、家族の身の安全を考えるとテント泊の間じゅう、不安にかられて緊張を強いられていて、正直、その部分では全然楽しいと思えなかった記憶だけが苦く残っています。

もちろん、それは人それぞれなので「テント泊はそういうもの」等と言う断定をする気はさらさらありませんが、自分はそういう不安や緊張を強いられるのが嫌でしたし、さらに荒天時には、風や雨の影響を受けやすい点も「楽しい」と思えない大きな要素でした。

アウトドアやキャンプって、突き詰めるところ「楽しいかどうか」じゃないかと思うのです。

どんなに苦労したって手間がかかったって、それを楽しいと思えれば趣味でありレジャーになり得ますが、楽しいと思えず「義務感」でそれをするのは違うかな…って思うので、そういう意味では、アウトドアやキャンプを再開するにあたっては、その嫌な部分をどうクリアするかが問題でした。

一時はグランピングにも興味を持って、実際にグランピング施設を利用してみましたが、確かにテントの設営や撤収はないものの、なにか自分が求めている者とは違う気がしました。

テントの設営や撤収は好きではないですが、野山の自然とは近しい距離で接したい…というか。

そんなことを考えながら、キャンプを再開する方法を探っていたその先に、車中泊ができるキャンピングカーがあったという訳です。


もう1つあったのは、車内での休憩や飲食です。

CX-5を駆っていろいろなところへ夫婦で出かけましたが、行く先々で地元グルメや名産品、人気店に出会いましたが、人気店ゆえに順番待ちで入れない、あるいは販売だけでその場での飲食は提供していない…といったことが多々ありました。

その時に思ったのは、車内で寛いで休憩できたり、飲食できて、さらにお茶やコーヒーを淹れられたらいいのに…ということでした。

しかし、タイトなCX-のシートでは寛げないので、夫婦で対面で食事してお茶して会話する…ダイニング(当時はダイネットという言葉を知らなかった)みたいな対面シートがあるといいなとおぼろげながら考えていました。


さらに、災害発生時の自主的な避難場所です。

テレビ番組などで避難場所が狭くプライバシーが保ちにくいので車の中で避難生活を送る人が相当数いる、しかし、エコノミークラス症候群の危険性もある…そんなニュースを見て「四肢を伸ばして天候や外敵の心配・不安を軽減して、テント泊では得られない安眠できる場所(車内)」を確保できたら、万が一の時に役立ちそうだ…でした。

実際、現時点でも災害発生時には可能であればアルトピアーノで逃げよう…と考えていますし、四肢を伸ばして眠れるのはもちろん、狭い車内ですが夫婦で最低3日間は生き延びられるだけの水と食料を常時備蓄しています。

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「キャンプを再開したい」から始まったキャンピングカーの検討は、ダイネットの日常的な利用や、防災の観点からの役割まで使途や価値が見えてきて、ついにキャンピングカーの購入を決心したわけです。

とはいえ、CX-5のローンも終わってないくせに、よくぞ決心して新たに300万円のローンを組む気になったね(笑)…という点で、物事にかなり慎重な自分としては、思い切った年だったなと思います。

購入したアルトピアーノは300万円の中古車ですが、これが新車だったり、400~500万もする車種であった場合には、果たして購入を思いきれたかどうかはなはだ疑問ですので、自分にとってちょうど良いあの車との出会ったのも何かしらの意味があったと思えるのです。

当初はコロナ禍でタイミング最悪と思ったが、実は最適のタイミングだった

自分にとってキャンピングカーが必要なんだ…と気づいて以降、少しずつ具体的に仕様や価格、新車と中古車の比較、税金や維持コストなどについて調べはじめていましたが、家内にも相談の上、具体的に「購入しよう」と動き出したのは2020年2月になってからでした。

2月末にはmy Carとなっている中古アルトピアーノに出会い契約、オプション注文の取り付けなどもあって納車予定日は3月21日と言う事になりました。

納車直後の「初キャンプ」をしたいと考え、納車前に箱根のキャンプ場を予約していました。

1~2月の時点では、コロナが今のような状態になるとは誰も想像していませんでしたが、急速に事態は悪化して、3月21日の納車直後に箱根での車中泊キャンプを1回体験しただけで、すぐに「緊急事態宣言」となり、外出の自粛を余儀なくされました。

当時、「キャンプ1回しか行けてないのにローンが始まり自動車税も来るっていう」という記事を書いていますが、なんてタイミング悪いんだろう…と嘆いていました。

その心は、せっかくキャンピングカーを購入したのに、キャンプに出掛けられないなんてツイてないという気持ちだったのですが、その後、事態が悪化するにつれ考えが変化しました。

例えば「外食」は、店内飲食よりもデリバリーやテイクアウト推奨となりましたが、アルトピアーノなら車内での飲食が可能であり、「密」を避けられるレジャーとしてキャンプが注目される等で、「実はタイミングは絶妙に良かったんだ」と思えるようになりました。

➡ キャンプ1回しか行けてないのにローン始まり自動車税も来るっていう


アルトピアーノは後席のシートアレンジによっては5人乗りになりますが、我が家のアルトピアーノは普段からダイネットモード(対面対座)にしたままになっていて、常に2人乗りのクルマです。

夫婦二人家族なので、子供を後席に乗せることもありませんし、両親を含む親族と離れているため、後席に人を乗せるより、ダイネットモードで使用する機会の方が圧倒的に多いためです。

そのダイネットはどう使うのか…ですが、我が家では勝手に「テイクアウト食堂」と呼んでいます。

ある夫婦揃っての休日の会話。
「今日のお昼どうする?」
「ちょっと行ってみたいところがあるんだよね」
「じゃあお出かけして、現地で何か買って食べようか」
「だね、またテイクアウト食堂だね」
なんて感じです。

アルトピアーノには、「ドルチェグスト」の本体・カプセル(コーヒー豆)・ミネラルウオーター、お茶Tバッグ、皿、カップ、箸・スプーン・フォーク等が常時積んでありますので、地元グルメを購入して、最悪地元スーパーのお弁当でも、夫婦で見晴らしのよい場所にクルマを止めて、談笑しながらランチするだけで十分に楽しいんです。

あえて、お弁当を持ってドライブして、ローケーションの良い所でピクニック気分…なんて事をする場合もあって、キャンプや車中泊より、ダイネットでのランチやコーヒーブレイクといった使い方の方が多いほどです。

今までとは違うクルマの楽しみ方に出会う~速く走れるより車内で食事できる方が偉いのだ

「速く走れるより車内で食事できる方が偉いのだ」

「そんなことあるか」とお叱りを受けそうですが、正直、今の自分はそう思っています(繰り返しますがあくまで私個人の考えです)。

CX-5はよいクルマでした。

車として真面目にしっかり作られていましたし、その上で、マツダのポリシーをしっかり注ぎ込まれており、SUVでありながら走るのが楽しいクルマで大好きでした。国産車としては、あれだけデザインに拘った車も他にありませんし、クリーンディーゼルの鬼トルクは絶品でした。

初代の発売直後に購入、その後2年おきに当時の最新のCX-5を乗り継ぎ、その車を所有し、走らせる事に充分満足感を得ていました。

アルトピアーノを購入した理由は、決して、CX-5に何か不満を感じたわけではなく、自分のクルマに求めるものが変わったと言えると思います。

ドライブ先で見晴らしのよいパーキングや、地元グルメのお店を見つけた際などに、車内で寛いで飲食できればいいのに…そういう事を考え始めた時点で、車の趣味に変化が生じたのかもしれません。

WEBで眺める車種が違ってきて、カングーやベルランゴ、マツダMPV、シボレーアストロなどに目が向くようになりました(脳内情報が古くアップデートしていなかったのでMPVだのアストロだのが出てきます^^;)

次に目が向いたのは、デリカD5の運転席と助手席が回転して、後席との間にテーブルを置いてリビングのような空間を作れるようなクルマでした。

ベッドキットを買えば車内での間的な宿泊も可能…。

そこまで来ると、もうその先にあるのはキャンピングカーしかない訳で、そんな車の好みの変遷を経て、キャンピングカーに至ったわけですが、アップデートされていない私の脳内情報では、キャンピングカーの代表はキャブコンの姿でした。

でも、色々と見てゆくうちにバンコンというカテゴリーがあり、そこには、バンライフという車種ではなく、ライフスタイルの形態がある事も知るようになり、徐々に、目指すのはキャブコンではなく普段遣いにも使えそうなもっと簡易的な車中泊仕様車なのかも…と絞り込まれてゆきました。

実は、昨日も年末の買い物に出かけていて「お腹が空いた」と言う事になったのですが、今の我が家に、どこかのお店での店内飲食という選択肢は皆無であり、テイクアウト品を自宅に持ち帰るか、車中食するかしかありません。

結局、スーパーや飲食店が入っている商業施設で、自分はスーパーのお弁当に惣菜をプラス、家内はテイクアウト可能な飲食店のランチセットを購入、車内でお茶を入れ、レンチンしたホカホカの弁当&ランチを食べたんですが、夫婦で、「このクルマにしたからこそのランチだね、CX-5だと持ち帰るしかできないもんね」と話し、つくづくこのクルマにしてよかったという話しになりました。

土曜日だったので、普段は閉鎖されている屋上駐車場が開放されていましたが、皆さん出入りに便利な下層階を選ぶようで屋上には数える程度の車しかおらず、だだ広い駐車場で駐車位置選び放題で、景色の良い場所でリアハッチを開放して景色を眺め、柔らかな冬の日差しでぬくぬくしつつランチを頂けました。

冒頭、「車内で食事できる方が偉い」と言いましたが、車としてどっちが偉いという事はないんですが、今の我が家がクルマに求めるものを数多く持ち合わせているのはCX-5よりアルトピアーノの方かな…と思のです。

移動の快適さや速さ、燃費、航続距離など失われたものもある

ここまで、アルトピアーノの購入は正解だった、良かったという事ばかりを書いていますが、実は、CX-5→アルトピアーノで、失われてしまった事もあります。

その最たるものが、「移動時の安楽さ」「疲労の少なさ」、そして「速さ(早さ)」です。

静かで快適に長距離を安心して移動する能力はCX-5の独壇場でしたが、商用車ベースのアルトピアーノに乗り心地を求める方が無茶です^^;

アルトピアーノで長距離を走ると、高速ならまだいいのですが、一般道中心だと硬い足回りから伝わる衝撃と、ゆさゆさ揺さぶられる揺れや振動でかなり疲労感が募ります。

中に「全然平気」とおっしゃるタウンエースキャンパーのオーナーさんもいらっしゃいますが、自分的には、足回りからくる振動、衝撃、揺れは何とかしたいところです。

しかもCX-は燃費も抜群ですし、ディーゼルだったので燃料代も割安でした。

ちなみにCX-5の燃費系の画像です。

満タンから352.5km走って、平均燃費が22.0km/Lって2200ccにしてはかなり好燃費で、58Lタンクで計算上で1000km以上を航続可能です。

その上燃料代がレギュラーより20~30円割安ですので燃料費はかなり割安になります。

これに対してアルトピアーノは、

長距離で10~11km/Lで、レギュラーガソリンなので燃料代も割高です。

また、燃料タンクが42Lしかないため、航続距離も短く、高速運転主体で頑張って12km/L走ったとしても、航続距離は500km程度という事になります。

この燃費や燃料コスト、構造距離は失われたものの筆頭と言えると思います。

まして、キャンプ道具満載で出かけ、山間部のキャンプ場が好きって事になると、ますます燃費は悪化するわけで、リッター20km超なんて夢のまた夢です。


もう1つ失われたものがあるとすれば、それは「速さ」です。

時間的な「早さ」もありますが、単純に速度の「速さ」も失いました。

まあ簡単に言うと「遅い」ってことです(笑)。

信号からの出足は、軽ワンボックスにも置いてゆかれますし、高速の上り坂は登坂車線が定位置です。さらに、普段の街中でもちょっとした坂道でもローマでキックダウンしないと登れなかったり…と、速さや馬力と言う意味ではかなり劣等生です。

我が家は高台にあるので、周辺には坂道が多く帰宅するにはどこかの坂道を上ることになるのですが、そのたびにエンジンがワンワン唸っていて、本当に非力なんだなあと実感します。



それは、そうした燃費の悪さ、航続距離の短さ、遅さ等が大きな不満になっているか…というと、実はそうでもないのが面白いところです。

まあ燃費の悪さは何とかして改善したいと思いますし、次にキャンパーを買い替える機会があればぜひ重視したい項目ではありますが、航続距離の短さは面倒ですが、途中給油すればいいことで、最近では高速SAのスタンドも24時間営業も珍しくないので何とかなりそうです。

ただ、「遅さ」や「うるささ」に関しては、実はあまり気になってはいないんです。

なんだか微笑ましくさえ感じています^^

「おっせ~」「うるせ~」と車内で叫んぶことが多々あるのですが、そんな時の顔は怒ってはおらず、微笑んでいます。

速さや静粛性を求めて購入していないので、元々気にしていない事もあるのですが、何より、うるささや遅さをさして気にせずにいられるのは、それらを補って余りある魅力を備えているからに他なりません。

うるさくて遅いので運転自体に疲れやすく、休憩で止まる事が増えました。

今まで見過ごして通り過ぎていた処に止まり、今まで見過ごしていたものやお店を見つける事ができ、それを楽しむ事ができることも、アルトピアーノの魅力と言えます。



  • 毎年車検
  • 暑さ寒さがそのまま伝わる

そんなネガ要素もありつつ、それでも概ね満足ですし、気に入って使っています。

途中、改訂を加えていますが大部分は2021年1月に書いたものです。

さらにそれから半年以上が経過した2021年10月の現時点でどうか…と言えば、今まではあまり興味もなく面倒くさいと思っていた車内の改造やカスタムに目覚めたかもしれません。

「ダサい」ダイネットのテーブル天板を交換したのを皮切りに、テーブルの取り付け位置を増設したり、テーブルの向きを縦向きにも横向きにも取り付けられるようにしたり、出っ張っていて邪魔な収納庫扉を埋め込みにしたり…等々、アルトピアーノが自分好みにオリジナルにしてゆくことを楽しんでいます。

改造やカスタムといっても、市販のドレスアップパーツを使うわけではなく、ほとんどがDIYなので、お金もかからないので、その点でもお小遣いの範囲でやりやすいという面があります。

アルトピアーノの次は何にしよう?

なんて考えることもありますが、それよりは、次はどこを改造しよう、どう使い勝手を良くしよう?と考える方が圧倒的に多くなっていて、アルトピアーノをまだまだ楽しめそうです。

1月に「アルトピアーノにして正解」と思っていたことは、今ではもっと正解率アップになっています。

少なくとも現時点で「不正解」と思う部分は皆無といえるかもしれません(欠点は満載ですけどね)。

それでは今日はこの辺で。