アルトピアーノ2か月~ライトキャンパーという選択の成否は?

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アルトピアーノは、商用バンをベースにしたキャンピングカーという意味では「バンコン」ですが、バンコンといってイメージされるハイエースではなく、1クラス小さいタウンエース・ライトエースをベース車にしている、いわゆるライトキャンパー、コンパクトキャンパーです。

アルトピアーノのベース車は、1500ccの小型商用バンであるトヨタ・タウンエース(またはライトエース:以下「タウンエース」は「ライトエース」を含みます)のため、一般的なハイエースベースのキャンパーと比べると、車体寸法が小さく自ずと室内もコンパクト、エンジンも小型軽量です。

ライトキャンパーを選んだ理由

長年、キャンピングカーと言えば大きなシェルを架装したキャブコンのイメージでしたが、最近はもう1つの流れとして、車中泊仕様のバンコンや、軽自動車ベースの軽キャンにも人気が高まっていますよね。

今は、第〇次キャンプブーム、キャンピングカーブームなんだそうですが、バンコンや軽キャンが牽引しているブームとも言えそうです。

私がキャブコンではなく、バンコンを選んだ理由は、キャブコンに比べて装備面、特に居住空間の広さ・余裕・豪華さ等で制約の多いバンコンですが、キャンピングカー然としていない外観が普段使いにも使いやすいですし、駐車場などの制約も受けにくいので、使い勝手の良さでは上かな~と思ったからなんです。

具体的に言うと、我が家はマンションで駐車場に入る際に、高さ2.2m程度のゲートがあるため、キャブコンのような車高の高いクルマは購入対象外だったんです。

マンション外部(つまり自宅から離れた場所)ではなく、マンション敷地内に駐車場を持ちたかったので、どうしてもこの条件内で探す必要があったんです。



それだけの理由でバンコンを対象に探した訳ですが、今度は「予算」の問題で車種や仕様に制限が生まれました。

上を見るとキリがないんですよね^^;

あれもこれも…と装備を追加してゆくと、すぐに400万円、500万円、600万円と価格が膨らんでしまって際限がないのですが、予算はそんなには……。

その時点では、あくまでメインはCX-5であり、キャンピングカーはキャンプなり車中泊の予定がある時にだけ使う想定でした。

故に、キャンピングカーの購入に際してそれまで乗っていたCX-5を手放す気はなく、使途に応じて2台を使い分けるつもりの「2台持ち」前提だったので、将来のCX-5の買換えも考えると1台に400~500万円も割きたくないというのが本音でした。

そこで、キャンピングカーに割ける予算を300万円を目途にして、超えても最大400万円まで…と決めて車種選びをした結果、ライトキャンパー、コンパクトキャンパーという選択肢に落ち着いた次第です。

小型軽量である事のメリット

キャンピングカー&SUVの2台持ち

結果論ですが、ライトクラスのアルトピアーノにして良かったかな…と思っています。

実は、アルトピアーノ(つまりタウンエース)の車体は、アクアやMAZDA2等のコンパクトカーよりも、全長・全幅とも小さいんですよね。

CX-5の全幅は1,840mmもあり、路地でのすれ違いや狭い駐車場での取り回しには気を使いますが、1,660mmしかないアルトピアーノは抜群の取り回しです。

前方の見切りもアルトピアーノに軍配です。CX-5も慣れてしまえば特に前方の見切りが悪い訳ではありませんが、目の前で見切れるアルトピアーノには敵いません。

乗降時も、運転席・助手席がウオークスルーなので、運転席側が狭い場合には助手席側から乗り込む事ができるのもメリットの1つです。
狭い駐車場などでは、右側にピッタリ寄せて止めれば、隣のクルマの乗降性も確保しつつ、自分自身も苦も無く助手席側から乗り込む事ができます。

この乗り込みやすさ、取り回しの容易さで、当初想定していたより遥かに多くアルトピアーノに乗る事が多いのは予想外です。



維持費の安さもアルトピアーノのメリットの1つです。

1500ccの商用車(4ナンバー)登録なので、年間の自動車税は16,000円ですし、車検時の重量税は1,460kgのアルトピアーノは9,900円で、合計25,900円になります。

乗用3ナンバーのCX-5は、1年で61,400円程となり、年間で35,500円ほどCX-5よりも割安です。1500ccの普通車(46,800円ほど)との比較でもアルトピアーノが20,900円ほど割安になります。

しかし、アルトピアーノは商用バンなので車検は毎年になるため、車検費用が毎年かかる上、商用車の自賠責保険料(15,050円)は割高です。

車検費用は最低限と見て3~4万円、自賠責保険料は1年ごと加入だと15,050円もかかります。

これらを合算したアルトピアーノの年間維持費(燃料や駐車場代を含まず)は、自動車税16,000円+車検費用24,900円、さらに車検時の印紙代1,200円で、42,100円≒多めに見積もっても43,000円円程度とみて大丈夫そうです。

9月に車検時期を迎え、じぶんにとって初めての車検を受けました。

【車検】アルトピアーノで4ナンバー車検~当日車検1時間20分


2年ごとの車検や自賠責保険料を加えた普通車(3/5ナンバー)よりも、若干ですがコストは割安と言えそうです。

アルトピアーノのデメリット

前項のような具合でまずまず気に入っているアルトピアーノですが、デメリットがないわけではありません。

どうしてももう1台のCX-5との比較になってしまうのですが、何より「車格」が低い。

そりゃ当たり前です。

プレミアムSUVと商用バンを比較したところで勝負にはなりません。動力性能やドライバビリティ、静粛性、長時間運転の疲労度など、ありとあらゆる項目でCX-5の方が勝っています。

燃費も1500ccのアルトピアーノより、2200ccのCX-5の方が高燃費ですし、燃料代(CX-5は軽油)の違いもあって、長距離になればなるほど差が大きくなります。



ところが、このデメリットがCX-5を多用する理由にはならないんですよね。

まず大きいのが、クリーンディーゼルは「ちょっとそこまで」といった短距離の使用に向いていないと言う事が1つあります。

クリーンディーゼルはある程度の時間・距離を回してやらずにチョイ乗りばかり繰り返しているとだんだん不調になる傾向があるんです。

なので、チョイ乗りにはアルトピアーノを使う事が多くなります。

加えて、旅行やキャンプなどには後席で寛げるアルトピアーノをチョイスする場面なので、長距離走行を得意とするCX-5を選ぶ機会も減ってきています。

これは、CX-5メインと考えていた当初想定と逆で、チョイ乗り的な単距離、旅行・キャンプなどの行楽にアルトピアーノを使って、それ以外でCX-5を使う…という、メインがアルトピアーノな使い方になってしまっているんですよねえ。

CX-5が、と言うより「2.2D」が好きでCX-5を3台乗り継いできて、今でもCX-5はお気に入りのクルマですが、実際にはCX-5に乗る機会がほとんどないというのが現実です。

先日も、自宅から少し離れたスーパーに最低限の買い出しに行く際に、CX-5のエンジンを少し回してやらないと…と、あえてCX-5を選ぶ場面があり、これではCX-5が可哀そうです。

最近、こんなことならCX-5を買換えでもっと上位車格のバンコンを買うという選択肢もあったかもしれませんし、もし2台持ちするにしても、ガソリンエンジンの軽自動車で良かったのかもしれないな~なんて最近思う事があります。

【追記】

この後、あまり使わなくなってしまったCX-5は、結局手放してしまいます。

CX-5売却!アルトピアーノ1台になった!普段遣いもラクラク

ライトキャンパーという選択の成否は如何に?

「車格」という話しがありましたが、CX-5とタウンエースでは車格に決定的な差がありますが、実は、この事もあまり気にならなくなってきているんです。

確かにアルトピアーノの走行中は、エンジン音だの、ロードノイズだの、荷室の軋み音だの、ぶーぶー、ゴーゴー、がちゃがちゃ煩いことこの上なくて、遠くでエンジン音が軽やかに聞こえ、室内からはミシリとも音がしないCX-5とは雲泥の差です。

しかも、非力なので加速は鈍いし、100km/Hなんてうるさくて出せないんですが、それも受け入れてしまって、焦ったりイライラする事がないのが自分でも不思議です。

いくらアクセルを踏み込んでも出ないものは出ないし、遅いものは遅い…と達観してしまって、特に抜かれても気にならなくなりました。

高速でも80~90kmが巡航速度で、後に迷惑をかけない限りはアルトピアーノの快適速度80kmで走って、滅多に100kmなんて出さなくなりました。



こんな、「遅い」「煩い」「狭い」の三十苦のようなアルトピアーノですが案外(いや、かなり)気に入っていますし使用頻度も高めです。

何を良いと感じ、何を良くないと感じるのかは千差万別ですので、誰にでも当てはまる事ではないとは思いますが、アルトピアーノと一緒にスローライフの切符を購入したような感覚があります(車についてだけですけどね^^;)。

ガチャガチャ、ギシギシと煩いバンですが、とことこ走るのも楽しいんじゃないかな…、なんて最近思うようになりました。

直接的にライトクラスだから、コンパクトだから…という事ではないのかもしれませんが、選択肢として車格の高いベース車のライトキャンパー、コンパクトキャンパーは見当たらない、という意味でライトキャンパーという選択は「あり」だったように思います。

そういう意味では、成否は「成」なんでしょうかねえ…。

少なくとも、気に入って使っているし、キャンプやテイクアウトをすぐ食べる「テイクアウト食堂」なんて使い方を続けているので、買って良かったのは間違いないと思います。

では、今日はこの辺で。

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